「シンデレラ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【承】– シンデレラのあらすじ2

シンデレラのシーン2

画像引用元:YouTube / シンデレラトレーラー映像

 しかし、エラの父親が旅先で病気に罹り死んでしまいます。毎日届いていた手紙の代わりにエラの手元には木の枝が届いたのでした。そんなエラの様子を見ても、継母は身の破滅だ、と金銭のことばかりを気にしていました。父親が他界したことにより、継母は倹約のために使用人を全員クビにし、代わりにエラにすべての家事を押し付けました。継母と姉妹はエラに強くあたり、使用人のように接し始めたのです。そんなエラには、小さな動物たちが仲間として接してくれていました。屋根裏部屋は夜になると寒くて眠れない日があったため、エラは厨房の暖炉前で眠りにつきます。

 翌日、朝食の準備をするエラの顔に灰がついており、姉妹たちはエラのことを“シンデレラ”と呼び始めました。朝食を一緒の席で取ろうとするエラに対し、継母はそれを拒否し使用人のように扱います。辛くなったエラはそのまま馬に跨り家を飛び出します。道中鹿を見つけたエラは、鹿が狩りから逃げてきていることに気づき逃がします。エラの乗っていた馬が途端に暴走しますが、それを王子が助けてくれました。自身のことを知らないエラに対し、王子はキットと名乗り、王宮で見習いの身分であると伝えます。つかの間の会話を楽しんだ後、キットは“また会おう”と言って去っていきました。

 宮殿で、キットは森で出会ったエラのことについて父に話します。死期が近い王のため、キットの花嫁を見つける舞踏会を開くことになります。エラのことが気にかかるキットでしたが、村娘のエラとの結婚に周囲は反対。折衷案として、舞踏会には王国の未婚女性全員を招待することになりました。キットは舞踏会にエラが来ることを期待していますが、王族と結婚すべき、という古くからのしきたりに悩んでいました。

 村で買い出しをしたエラは舞踏会のことを聞き、自分も舞踏会に行けばキットと再会できるかもしれない、と胸を弾ませます。

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