「ジャングルブック(2016年)」のネタバレあらすじと結末の感想

ファンタジー映画

ジャングル・ブック (2016年)の紹介:1894年に発表された小説家ラドヤード・キップリングの児童文学『ジャングル・ブック』を原作に、2016年に公開されたアメリカ映画。同原作による4回目の映画化でもある。製作・監督は『アイアンマン』『アベンジャーズ』のジョン・ファヴロー。主人公の少年モーグリ以外、舞台となったジャングルと、そこに棲む動物たちをすべてCGで製作した映像の素晴らしさで話題となり、全世界で9.4億ドルを越える興行収入を記録した。

予告動画

ジャングルブック(2016年)の主な出演者

モーグリ(ニール・セティ/北原十希明)、バルー(ビル・マーレイ/西田敏行)、バギーラ(ベン・キングズレー/松本幸四郎)、シア・カーン(イドリス・エルバ/伊勢谷友介)、ラクシャ(ルピタ・ニョンゴ/宮沢りえ)、アキーラ(ジャンカルロ・エスポジート/大川透)、キング・ルーイ(クリストファー・ウォーケン/石原慎一)

ジャングルブック(2016年)のネタバレあらすじ

【起】- ジャングルブック(2016年)のあらすじ1

幼い少年モーグリは仲間の狼たちとともに、ジャングルを走っていました。人間のモーグリは、狼たちほど早く走れません。彼が飛び乗った木の枝が折れて地面に落ち、後を追ってきた黒ヒョウのバギーラに捕まってしまいます。これは狼たちとともに早く走る練習だったのです。
狼らしく地上を走れというバギーラに、モーグリは枝が折れなければ捕まらなかったと負け惜しみを言います。バギーラは蔦に覆われた木は死んでいるから枝が折れやすいと注意しました。
一緒に成長した仲間の狼たちは早く走れるのに、どうして自分は遅いのだろうとモーグリは悩みます。そんな彼を、育ての親である雌狼のラクシャは優しく励ましてくれました。
モーグリは幼い頃にバギーラに拾われ、狼の群れに託されたのです。群れのリーダーである雄狼のアキーラは、人間のモーグリも群れの一員として分け隔てなくあつかってくれて来きました。そして今日もアキーラは狼たちとともに「ジャングルの掟」を詠唱し、モーグリに聞かせるのでした。
そんなある日、ジャングルに乾季が訪れます。川の水が干上がり、川底にあった「平和の岩」が姿を現しました。この岩が見えるようになったら、川は貴重な水飲み場となり、そこで動物たちが争うのは掟で禁じられているのです。さっそく小さな動物や草食動物たちが集まってきます。
狼の群れもやってきて、彼らとともに平和的に水を飲み始めます。そこに混じっていたモーグリは、亀の甲羅で作ったバケツで水をすくいますが、それは掟で禁じられた行為でした。アキーラに叱られたモーグリは、渋々バケツの水を捨てました。
その時、周囲の動物たちが警戒しはじめます。アキーラがモーグリに岩陰に隠れるよう指示した直後、巨大な虎のシア・カーンが現れました。彼は森の乱暴者で動物たちに怖れられているのです。さすがのシア・カーンも掟にそむくことはしませんでしたが、モーグリの匂いを嗅ぎつけ、人間がどんなひどいことをしたのか思い出せと言います。そして必ずモーグリを殺す、邪魔する者は許さないと宣言しました。モーグリは怖くて岩陰から出られませんでした。
住処にもどった狼たちは、シア・カーンへの対応を巡って協議します。モーグリは自分がいると狼たちに迷惑がかかると思い、群れから離れると告げました。そんな彼にバギーラは、人間の世界に帰るよう言いました。他に道はなく、モーグリは育ての親であるラクシャに別れを告げ、バギーラとともに旅立っていったのでした。

【承】- ジャングルブック(2016年)のあらすじ2

森の中を進むバギーラとモーグリは、象の群れと遭遇します。バギーラは象たちがジャングルの創造主だと言い、敬意を払えと言いました。象たちはその牙で川をつくり、歩くと葉が落ちて森を豊かにするのです。通り過ぎる象の群れの中には、一頭の子供がいました。
森を出て草原に出たところで、いきなりシア・カーンが襲い掛かってきます。バギーラはモーグリを逃がすため、自分より巨大なシア・カーンに敢然と戦いを挑みました。しかし、あっという間に振り払われ、シア・カーンはモーグリを追っていきます。モーグリはヌーの大群に飛び込み、その場から離れていきました。ヌーたちの猛烈な暴走に、さしものシア・カーンも追うことはできません。
モーグリを見失ったシア・カーンは、狼の群れのところに行きました。リーダーのアキーラはモーグリが人間の世界に戻ったのだから、これ以上争う必要はないと言いました。シア・カーンはその言葉にうなずきましたが、アキーラが油断していたところにいきなり襲いかかり、崖から突き落としてしまいます。あくまでモーグリを殺すつもりのシア・カーンは、モーグリを連れてくるよう狼たちに命じたのでした。
その頃、モーグリは川沿いの崖道を歩くヌーの背中に乗っていました。しかし崖がいきなり崩れ、モーグリは川に落ちてしまいます。川岸に泳ぎ着いたモーグリは、森の中をさまよううちに、巨大なニシキヘビ・カーの縄張りに入り込んでしまいました。カーは甘い言葉で囁きかけ、モーグリの過去について語りはじめます。
まだ幼児だったモーグリを連れ、ジャングルを訪れた人間の父親は、「赤い花」を手にしていました。動物たちが火のことをそう呼ぶのです。しかし、モーグリの父親はシア・カーンに襲われ、幼いモーグリを庇って火のついた松明で戦いながらも命を落としました。シア・カーンはその時に負った火傷によって人間を憎むようになったのです。そして幼いモーグリは、たまたま通りがかった黒ヒョウのバギーラに拾われたのでした。
そんな話を聞かされながら、モーグリは文字通り蛇に睨まれたカエルのように動けなくなっていました。カーがモーグリの体を締め上げ、丸飲みにしようとした時、巨大なクマが襲いかかってきました。

【転】- ジャングルブック(2016年)のあらすじ3

モーグリが目覚めた時、そばにいたのはクマのバルーでした。バルーはモーグリを助けたことを恩に着せ、借りを返すためにと崖の上にある蜂の巣を取るよう言います。巣の中には美味しい蜂蜜がたっぷり入っていて、バルーは冬ごもりのために栄養が必要なのです。
仕方なく崖を登ったモーグリは、蜂の刺されながらもなんとか蜂の巣を一個落とすことに成功しました。これで借りは返した、とモーグリは人間の世界に向かおうとします。最初バルーは一緒に暮らしてもっと蜂の巣を取ってきて欲しいと懇願しましたが、モーグリの決意が固いとみて仕方なく彼を人間の村へと案内しました。
しかし、村を目の前にしたモーグリの足が止まります。いざとなると、人間の世界に戻る決意が鈍ったのです。バルーは冬まで自分と一緒にいてくれと再び頼み、モーグリは承知しました。
それからモーグリは、森の蔦や木の枝を使って道具を作り、効率よく次々と蜂の巣を収穫していきました。バルーともすっかり仲良しになり、一緒に川で水遊びをするようになりました。
そんな二人の前に、ジャングルの奥から何かが迫ってきます。二人は警戒しましたが、現れたのはザキーラでした。
再会を喜んだモーグリとザキーラでしたが、モーグリが人間として道具を使って蜂の巣を取っていたことを知り、ザキーラは怒りを露わにします。それは掟に反することなのです。
その夜、目を覚ましたモーグリは近くの草原に象が集まっていることに気づきました。子象が穴に落ちていたのです。モーグリは蜂の巣を取るのに使っていた蔦のロープを使い、子象を助けてやりました。その姿を見てバルーとザキーラは感心します。
しかしザキーラは、改めてモーグリが人間の世界に帰らなければならないと言いました。今の暮らしが気に入っているモーグリは、その言葉に従いたくありません。彼が拗ねて木に登った時、いきなり無数の猿たちが襲いかかってきます。猿たちはモーグリを抱え、連れ去っていきました。慌ててザキーラとバルーが後を追いますが、猿たちはモーグリを高い崖の上にと運んでいきます。ザキーラとバルーはモーグリを助けるため、懸命に崖を登っていきました。

【結】- ジャングルブック(2016年)のあらすじ4

崖の上にあったのは、古代の遺跡でした。猿たちに促され、中に入っていったモーグリを待っていたのは、巨大なギガントピテクス(オラウータン)のキング・ルーイでした。彼は猿たちの王であり、ジャングルの中で手に入らないものはないと豪語します。さらに強力な力を求め、彼はモーグリに「赤い花」を寄越せと命じました。支配欲の強いキング・ルーイは動物たちが怖れる「赤い花」を羨望し、人間のモーグリならそれが手に入ると考えたのでした。しかしモーグリはどうやって「赤い花」を手に入れればいいのかわかりません。
ようやく崖を登ってきたバルーとザキーラは、モーグリが遺跡の中でキング・ルーイに追いつめられていることに気づくと、一計を案じました。バルーがキング・ルーイの注意を引きつけている間に、ザキーラがモーグリを助ける作戦です。
その計画は途中まで上手くいったものの、猿たちに見つかり失敗、バルーとザキーラは無数の猿に襲われ、モーグリはキング・ルーイに追われて遺跡の中を逃げまどいました。その途中、モーグリはキング・ルーイからアキーラがシア・カーンに殺された事を教えられます。
モーグリを追ったキング・ルーイが暴れ回ったせいで遺跡が崩れ、キング・ルーイは瓦礫に生き埋めになってしまいます。猿たちは慌ててキング・ルーイの救助に向かい、解放されたバルーとザキーラはモーグリのもとへ駆けつけました。しかしモーグリは、どうしてアキーラが殺されたことを教えてくれなかったんだとザキーラをなじります。そしてモーグリはその場から駆け去り、人間の村に向かいました。
村の入り口には松明の火が掲げられています。モーグリはその松明を掴むと、森へと向かいました。その途中、火の粉が草むらに落ちていきますが、モーグリは気づきません。
森に戻ったモーグリは、川の近くでシア・カーンと対決します。他の動物たちも集まってくる中、シア・カーンは、モーグリが火を手にしているのを見て、「やはりこいつは人間だ」とあざ笑いました。モーグリが振り向くと、ジャングルに火が広がっています。ここに来るまでに落とした火の粉が燃え広がっていたのです。
狼たちや他の動物も、モーグリの火を怖れています。するとモーグリは火を川に捨て、「ここは僕の家だ。僕はジャングルを守る」と宣言しました。
唯一の自分に対抗できる手段を捨てたモーグリに、シア・カーンはほくそ笑みます。しかし他の動物たちは結束してシア・カーンに立ち向かいました。最初は数に押されていたシア・カーンですが、その力は圧倒的で狼たちやバルーを蹴散らしてモーグリを追いかけました。ザキーラはシア・カーンを食い止めながらモーグリに「人間として戦え」と言いました。
モーグリは火の海となったジャングルに逃げ込みました。そして自らを囮として木の枝にシア・カーンを誘い出すと、素早く用意していた蔦のロープに飛び移りました。シア・カーンを誘い込んだ木は蔦に覆われた死んだ木でした。枝が体重を支えきれず折れて、シア・カーンは炎の中へと落ちていったのでした。
無事にシア・カーンを倒したモーグリのもとへ、象の群れがやってきます。彼らは川の流れを変え、ジャングルの火を消しました。モーグリは自分が助けた小僧の背に乗って、仲間の動物たちに手を振ったのでした。
それからしばらく後、再びモーグリは狼たちと一緒に走る練習をしていました。蔦を使って木から木へ渡る彼に、もうザキーラも追いつけません。一番早く狼の群れに戻った彼は、バルーやザキーラと一緒にのんびりと木の枝に腰をかけて幸せな時を過ごすのでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画最大の魅力はCGで作られた動物たちの演技です。とにかく動物の描写がものすごく自然で、言われなければとてもCGとは思えません。特に毛皮のモフモフっぷりは最高で、本来は猛獣のはずのクマや狼たちの可愛いこと可愛いこと。ストーリーもテンポよく、また見せ場も多いので、小さなお子さんでも退屈しないのではないでしょうか。家族そろって気楽に観られる作品だと思います。
  • BlueTrueさんの感想

    アイアンマンの監督と聞いて見てみました。
    ジョン・ファヴロー監督の作品はアイアンマン1・2、アベンジャーズ、シェフ、などを見ましたが、この監督のコメディ・リリーフはなかなか好みです。小気味の利いたジョーク、奇抜な展開、たまに滑る時もありましたが(アイアンマン2とか(^_^;))それ以外は見ている人を引き込みます。この作品もそれが発揮されており、お子さんでも飽きることなく見れるのではないかと思いました。家族愛、友人愛を育む一助ともなると思いますので、ご家族で見るのもお勧めできます。

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