「バンデットQ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

バンデットQの紹介:「バロン」「未来世紀ブラジル」などを手掛けたテリー・ギリアム監督が1981年に撮った作品で、突如部屋の中に現れた小人たちと共に、過去の様々な時代を行き来することになる少年の冒険を描いた作品です。古代ギリシャ時代のシーンで、「007」シリーズで有名なショーン・コネリーが出演しています。

あらすじ動画

バンデットQの主な出演者

ケヴィン(クレイグ・ワーノック)、アガメムノン王(ショーン・コネリー)、創造主(ラルフ・リチャードソン)、魔王(デヴィッド・ワーナー)、ロビン・フッド(ジョン・クリーズ)、ナポレオン(イアン・ホルム)

バンデットQのネタバレあらすじ

【起】– バンデットQのあらすじ1

バンデットQのシーン1

画像引用元:YouTube / バンデットQトレーラー映像

平凡な家庭に生まれ育った11才の少年・ケヴィンは、古代や中世などの歴史を調べるのが好きでしたが、両親はそんなケヴィンをかまってくれません。ある夜、ケヴィンがベッドで寝ていると、押し入れで何か物音がしたと思ったら、突然馬に乗った中世の騎士が押入れから飛び出して来ます。そして寝室の壁の向こうは大草原となり、騎士は草原の彼方に走り去ってしまいます。

草原はあっという間に元通りの壁となり、ケヴィンは夢だったのかとも思いましたが、草原や騎士の姿は、壁に貼ってあった絵と同じでした。次の日の夜、ケヴィンはまた押入れから何かが出てくるかと思い、ポラロイドカメラを持って待ち構えますが、何も出てきません。いつの間にか寝入ってしまったケヴィンでしたが、今度は押入れから6人の小人がゾロゾロと這い出てきます。

何事かと思ったケヴィンでしたが、小人たちは「ボスが来る前に逃げろ!」と言って、寝室の壁をグイグイと押し始めます。そこに今度は押し入れから巨大な顔が出現し「余の地図を返せ」と迫ってきます。ケヴィンは慌てて小人たちと一緒に、「壁の向こう」へ逃げていきます。

壁の向こうは、ナポレオン遠征時代の18世紀でした。小人たちはナポレオンが制した城へと潜入、背か低いことをコンプレックスに感じているナポレオンに取り入り、財宝を持って逃げ出します。何をするのかと問うケヴィンに、小人のリーダー・ランドルは「俺達は国際盗賊団なんだ」と語ります。ケヴィンは小人たちに連れられ、時空に開いた穴「タイムホール」へと入って行きます。

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