映画:ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ファンタジー映画

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密の紹介:2022年4月8日公開のアメリカ映画。「ハリー・ポッター」の原作者J.K.ローリングが自ら脚本を手掛ける「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾。魔法動物学者のニュートが、ダンブルドアや魔法使いの仲間、さらには非魔法族をも結集し、黒い魔法使いグリンデルバルドに挑む姿が描かれる。『リリーのすべて』のエディ・レッドメインが主演を務めるほか、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、マッツ・ ミケルセンらが出演。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3の主な出演者

ニュート・スキャマンダー – エディ・レッドメイン(宮野真守) ティナ・ゴールドスタイン – キャサリン・ウォーターストン(伊藤静) ジェイコブ・コワルスキー – ダン・フォグラー(間宮康弘) クイニー・ゴールドスタイン – アリソン・スドル(遠藤綾) クリーデンス・ベアボーン – エズラ・ミラー(武藤正史) テセウス・スキャマンダー – カラム・ターナー(江口拓也) ユスフ・カーマ – ウィリアム・ナディラム(フランス語版)(田村真) ヴィンダ・ロジエール – ポピー・コービー=チューチ(英語版) ユーラリー・ヒックス – ジェシカ・ウィリアムズ(英語版)(きそひろこ) アバーフォース・ダンブルドア – リチャード・コイル(中井和哉) アルバス・ダンブルドア – ジュード・ロウ(森川智之) ゲラート・グリンデルバルド – マッツ・ミケルセン(井上和彦) バンティ – ヴィクトリア・イェイツ(英語版)(新谷真弓) アントン・ヴォーゲル – オリヴァー・マスッチ[2] アリアナ・ダンブルドア – ヒービー・ベアードサル

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3のネタバレあらすじ

【起】– ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3のあらすじ1

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3のシーン1

画像引用元:YouTube / ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密3トレーラー映像

人間たちは知りませんが、この世界には魔法使いも人間たちにまぎれて暮らしています。魔法使いたちは人間のことを「非魔法使い(マグル、あるいはノー・マジ)」と呼んでいました。人間たちに知られると警戒、危険視されるため、魔法使いの存在、魔法使いの世界があることを隠して、魔法使いたちはつつましやかに暮らしています。

1930年代。イギリス・ロンドン。

地下鉄に乗って待ち合わせの喫茶店へ行ったアルバス・ダンブルドアは、お茶を持ってきた女性店員に「人を待っているんだ」と答えます。スプーンでかきまぜて待っていると、待ち合わせの相手が現れました。ダンブルドアが顔を上げると、目の前にはゲラート・グリンデルバルドが微笑んでいました。「ここが君の行きつけか」と話しかけてきます。

グリンデルバルドはダンブルドアに「見せてくれ」と声をかけ、ダンブルドアは右手に握ったペンダントを見せました。それはパリでの戦いで、ニュートが(厳密にはニフラーが)グリンデルバルドから奪ってきたものでした。(映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』参照)グリンデルバルドとダンブルドアが若かりし頃に「血の誓い」を立てた証のものです。

グリンデルバルドはそれをずっと、首から提げていました。「今も首筋に感じる。長年つけていたからな」と話します。

ダンブルドアは血の誓いのペンダントを見ながら「もう自由になろう」と切り出しました。ダンブルドアはグリンデルバルドを愛していたと言い、グリンデルバルドもそれを認めます。ふたりは同性愛の関係でした。グリンデルバルドの席に、飲み物が届きます。

グリンデルバルドは、マグル(人間)の味方をするダンブルドアを非難しました。ふたりが会っている周囲の客や女性店員は、みんな人間です。魔法使いである同胞よりもこの人間たちを守るのかと言い、グリンデルバルドの怒りは炎となって喫茶店のフロアを焼き尽くしました。それを感じ取りながら、右手に持ったペンダントを握りつつダンブルドアが目を開くと、その場は喫茶店ではありませんでした…。

ブラジル・リオデジャネイロ。

月の夜、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーはジャングルの奥深くの川を、いかだで渡っていました。ニュートの胸元には常にニュートといっしょにいることを望むボウロラックルのピケットがいます。

ニュートはいかだを岸につけると、トランクを持って森へ入りました。森林の奥深くまで分け入ると、そこには鹿に似た大きな動物が身を横たえていました。苦しんでいるその鹿には、長いあごひげが生えています。それは鹿ではなく、神獣とされている伝説の魔法動物・キリンです。ニュートの目の前でキリンは1頭の子どもを生みました。生まれたキリンを前に、ニュートは思わず「美しい」と声を漏らします。

ニュートは生まれたばかりのキリンを保護しようとしました。トランクを置いて開くと、トランクの内側には恋人となったティナ・ゴールドスタインの笑顔の写真が貼られています。そこへ、グリンデルバルドの手下になったクリーデンス・ベアボーンたちでした。クリーデンスはキリンを狙って、ニュートに攻撃を仕掛けてきました。クリーデンスの魔法攻撃で親キリンは倒れました。ニュートは赤ちゃんキリンを連れて逃げようとしますが、多勢に無勢でニュートは攻撃に敗れて川岸で倒れました。クリーデンスは赤ちゃんのキリンを連れていきます。

親キリンのもとへ戻ったニュートは、瀕死の親キリンを見て「かわいそうに」と呟き、そばに寄り添います。すると隠れていた赤ちゃんキリンが出てきて、ニュートに甘えてきました。赤ちゃんキリンは双子だったのです。ニュートは親キリンが亡くなるまでそばに付き添いました。

ニュートが弱ってそのまま気絶すると、ニフラーが出てきてトランクに入ってワイバーンという動物を呼んできました。ボウロラックルのピケットはゴーグルをつけます。ワイバーンはニュートとトランクに尾をまきつけると風船のように膨らみ、宙に浮きました。そのまま宙でさらに膨らんで破裂すると、大きな羽が現れます。翼竜のように変化したワイバーンは、ニュートと赤ちゃんキリンを連れて飛んでいきます…。(映画タイトル)

ドイツ・ベルリン。

パリでの争いに負けたグリンデルバルドは、ドイツのベルリンにいました。クリーデンスはグリンデルバルドのところへ行き、赤ちゃんキリンを渡します。

グリンデルバルドはクリーデンスに優しくすることで、自分の手駒としてうまく利用していました。クリーデンスには前回、本名が「アウレリウス・ダンブルドア」と教えることで、ダンブルドア家に反目するよう仕向けています。クリーデンスはグリンデルバルドの思惑どおり、ダンブルドア家に恨みを持っていました。

赤ちゃんキリンを回収してきたクリーデンスを、グリンデルバルドは褒めました。

「キリンはすべてを見通す」とグリンデルバルドは言い、キリンが生まれるときには盟主が交代するのだと教えます。グリンデルバルドは赤ちゃんキリンを受け取った直後、庭でその首を裂いて殺害しました。血だまりにダンブルドアの顔が浮かぶのを、グリンデルバルドは眺めていました。

グリンデルバルドが赤ちゃんキリンの首を裂く様子を、パリでの戦いでグリンデルバルド側に就くと決めたクイニー・ゴールドスタインが目撃しました。クイニーはニュートの恋人・ティナの妹で人の心が読める魔法使いです。人間のジェイコブ・コワルスキーを愛してしまいましたが、当時魔法使いと人間との結婚は許されておらず、そのジレンマに悩んだところをグリンデルバルドに付け込まれていました。

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