映画:レアエクスポーツ 囚われのサンタクロース

「レアエクスポーツ 囚われのサンタクロース」のネタバレあらすじと結末

ファンタジー映画

レア・エクスポーツ~囚われのサンタクロース~の紹介:クリスマスのフィンランド。サンタが住むという伝説の山から掘り出された”本物のサンタ”が伝説とは真逆の存在だったという2010年製作のブラック・ファンタジー。原案/監督/脚本は「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」のヤルマリ・ヘランダー(ザ・ヘランダー・ブラザーズ)。基作は同監督の短編「Rare Exports Inc.」(”Rare Exports”とは”希少輸出品”の意)。2010年シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀作品賞他数々の賞を受賞した。

あらすじ動画

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースの主な出演者

ピエタリ(オンニ・トンミラ)、その父ラウノ(ヨルマ・トンミラ)、ユーソ(イルマリ・ヤルヴェンパー)、ユーソの父アイモ(トンミ・コルペラ)、ピーパリネン(ラウノ・ユヴォネン)、サンタの妖精(ペートル・ヤコビ)、セブゼロ社社長ライリー(ペール・クリスティアン・エレフセン)、その作業員グリーン(ジョナサン・ハッチング)など。

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのあらすじ1

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのシーン1 クリスマスを24日後に控えたフィンランド。
ロシア国境近くのコルヴァトゥントゥリ山の山頂では、セブゼロ社による大規模な掘削作業が行われていました。
山頂の作業小屋では、作業員のグリーンから地下400mからオガクズの層が出たと聞いた社長が、意を得たりと喜び「山全体が巨大な冷蔵庫なのだ!どんどん掘り進め!」と号令を掛け、作業員らに「禁酒、禁煙」「耳の後ろを洗う事」などの禁止事項を配り「クリスマスらしい言動に気を配れ!」と檄を飛ばします。
そして掘り出された氷のかけらを大事そうに抱え、「私が子供の頃から抱いていた夢が叶おうとしている!我々は聖なる墓、世界で最も大きな埋葬墓に立っている!ここはピラミッドよりも重要な、ラップランドのサミ人が数百年の歳月をかけて築いた埋葬墓だ!開ける期日まであと24日、全力で作業しろ!爆破準備にかかれ!そして墓の中身を盗むのだ!」と演説しています。

その麓の村の子供ピエタリとユーソは、国境線のフェンスに空けた抜け穴から作業現場に忍び込んで様子を見ていましたが、爆破と聞いて逃げ出し、頂上で爆煙が上がるのを目撃します。
コルヴァトゥントゥリ山は『サンタが住んでいる』という伝説の山です。
ピエタリは「埋められてるのはサンタだ!サンタは死んだの?」と聞きますが、ユーソは「ガキだな!まだサンタを信じてんのか?お前んちに行ったのはピーパリネンさんだよ。クリスマスなんて全部ウソっぱちさ!」と言われます。
家に戻ったピエタリは分厚い『サンタクロースの真実』と言う本を開きます。
それは「サンタは雪の上を裸足で歩き、不気味なヤギ顔でクリスマスパーティーに現れ、巨大な悪魔のような姿になって悪い子をさらい、鞭で血が出るほどお尻を叩き、窯で茹でたりする」という内容でした。
ビビったピエタリは、一晩中コルヴァトゥントゥリ山の頂上で炎を上げる工事の様子を見ていました。

クリスマス・イヴ。
ピエタリの父親ラウノは、庭に重機で掘った穴の底に尖らせた木を無数に仕込んだオオカミ除けの落とし穴を作り、豚の頭を吊るします。
窓辺で寝ていたピエタリは、ラウノに叩き起こされ、アドベントカレンダーの12月23日分を開け、一番大きな24日分の扉をテープでふさぎます。
しかし2階の彼の部屋の外=1階の屋根についていた裸足の足跡に驚き、相棒のぬいぐるみブッペを抱えてラウノの作業場へと走ります。
それは母屋とは別棟の、獲物の解体用の大きな作業場で、ピエタリは普段入りたがりませんが、背に腹は代えられずしぶしぶ入って行く事に。

ラウノは仕事中だから目を閉じて入って来いと言い、大きな豚の解体を続けています。
ピエタリは「電飾は消さないで」と「夜に屋根に登った?」聞き、「登ってない。そんな事より(トナカイの)駆り集めについて来い」と言われ、勇んで支度に戻ります。
山頂は静かでしたが、ピエタリはブッペに「やっぱり(足跡は)サンタの仕業だ」と呟きます。
2人はスノーモービルで駆り集めの場所に行き、皆と合流します。
そこには大きな駆り込み用の柵が作られ、山頂の爆破工事に驚いて降りてくる狼にトナカイが襲われないよう電気が流されます。
ピエタリはラウノからライフルを貰い「それでサンタを撃つのか?」と言うユーソに「夕べ、僕の部屋を見に来たからね」と話します。
そこに数頭のトナカイが現れ、現場は一気に活気づきますが、やってくるはずの群れは現れず、ラウノとピーパリネン、そしてピエタリとユーソがスノーモービルで様子を見に行きます。

トナカイの群れは国境近くの谷間で全て惨殺されていました。
現場にいたアイモは「フェンスの穴から侵入した、デカくて狂暴なロシアのオオカミの仕業だ」と怒っていましたが、離れた場所で聞いていたユーソは「僕らのせいだ」と怯えるピエタリに「お前のパパにしゃべったらぶっ叩く!」と脅し、口止めします。
また、ピエタリは死骸の下に裸足の足跡があるのを見つけて「サンタは腹ペコだったんだ」と呟きます。
大人たちは「殺されたのは433頭、被害額約8万5000ドルと22%の付加価値税で儲けはパァだ!全て爆破工事のせいだ!」と怒り、山頂の作業小屋に乗り込むことに。
無断越境は重罪ですが、ラウノは「どっちにしたって破産だろ!」と怒り心頭でした。

夜になり、皆が頂上の作業現場に着いた時には、作業小屋はもぬけの殻で、大人は「もう逃げやがった!」とムカついていましたが、ピエタリは掘削現場の巨大な穴の写真を見つけ「見つかったんだね」と呟きます。
一方外では、現場の巨大な穴を覗きこんだ大人たちが「地質調査だと?発掘作業じゃねぇか!一体何を掘ってたんだ?」と言い照明灯を投げ込みますが、穴はあまりに巨大で底は見えませんでした。

家に戻ったピエタリは、ライフルとアイスホッケーの防具を身に着け、アドベントカレンダーの24日をホッチキスで止めます。
そしてユーソに恐ろしいサンタのイラストと作業小屋で見つけた穴の写真を見せ、「これが本物のサンタで、写真が証拠だ。本物のサンタは悪い子を八つ裂きにするのさ」と話します。
また「本物のサンタは怒ったサミ人におびき出された氷原で、足元の氷が割れて湖に落ち、氷に閉じ込められた。夏になってサミ人はサンタを掘り出し、その上に堆く石を積んだ。それがコルヴァトゥントゥリ山だ」と言うのです。
ユーソは小バカにしますが、フェンスの穴の事を言うと睨んで脅し、帰って行きます。

その間、ラウノはクリスマスディナーの支度をしていましたが、チキンをオーブンに入れたところでピエタリが来て、手作りクッキーとミルクのディナーになります。
ピエタリは「ママのと同じ味だ、おいしいね」と褒め、「僕が消えたらどうする?」と聞きますが、ラウノは妻を思って泣き「そろそろベッドに消える時間だ」とはぐらかされます。
また彼は「僕はいい子にやってると思う?」とも聞きますが、「いい子ならもう寝てる」と言われて終わります。
その夜も彼は、窓辺で山頂を見張っていましたが眠ってしまいます。

その頃、セブゼロ社の巨大な格納庫の前では、グリーンが無線に向かって「作業は中止です!無理です!まだ生きてたんですよ!」と怒鳴っていましたが、社長は「貨物の準備はできたのか!」と繰り返すばかりで話にならずブチ切れます。
その瞬間、周囲にいた作業員たちが一瞬で消え、降りしきる雪の中に裸足の誰かが現れます。

【承】- レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのあらすじ2

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのシーン2 クリスマス当日。
ローストチキンは丸コゲで、落ち込んで暖炉に薪を放り込んだラウノは、何かが爆ぜて驚きますが、暖炉の中に仕掛けてあった大きなトラバサミが原因と分り、ピエタリに外出禁止を言い渡します。
それはピエタリのサンタ除けの罠でしたが、彼は言い訳もせず外に小便に行き、落とし穴に仕掛けた豚の首が無くなっている事に気づき、ラウノを呼びます。
落とし穴には何かが落ちた形跡があり、穴の縁には鳥の羽根が落ちていて、中を見たラウノは「鳥が食ってった」と言い、ピエタリには見せてくれません。尖った木は血まみれで、その底には人間の手が見えていました。
2人は気まずいままクッキーの朝食を摂りますが、サンタの衣装のピーパリネンがやって来たため、ラウノはピエタリを「外に出るな!」と叱りつけ、2人で罠に落ちていた人間を作業場に運び込みます。
罠に落ちていたのは60絡みの長いアゴ髭の老人で、全裸で素足にコートの妙な格好をしていましたが、持っていたパスポートには”USA 1952年生まれ グリーン・ブライアン・ヨナタン”とあったため、山頂の工事現場の作業員だと思われます(グリーンは前夜襲われた作業員)。
2人は「他人の家の庭をうろつく方が悪い」とは言うものの、オオカミ除けの落とし穴は違法行為で、村人たちにどう言い訳するかで頭を抱え、結局解体する事に決め準備を始めますが、老人の腕が突然動いて驚きます。
老人はガリガリに痩せて、罠で重症を負ってもいましたが、鼻をひくつかせ何かを嗅いでいるようです。

一方、こっそり落とし穴を見に行ったピエタリは、穴の底にあった大きな麻袋に入っていたミイラのような人形を目撃し、窓から作業場の中を見てラウノたちの恐ろしい行為に気づいて逃げ出します。
それに気づいたラウノは、ピーパリネンを作業場に残し、ピエタリを追う事に。
ラウノは車で追い、ピエタリは通り掛かったパトカーに乗り込みますが、パトカーはなぜかユーソとアイモ親子の家に向かいます。
警官は車を降りるなり「奇妙な事が起きて村を廻ってる。お宅は変わりないか?」と聞き、ラウノはピエタリを気にしながらも「変わった事はない」と答えますが、逆に訝しがられます。
警官によれば、変事は彼以外の全ての家で起きていて、出て来たアイモは「ジャガイモ2、300袋の袋だけが盗まれた」と言い、ジャガイモで埋もれた納屋を見せます。
警官は「ほとんどの家から壁ごとラジエーターが盗まれた」とため息をつき、アイモは「ドライヤーも盗まれた」と話します。それらはどれも盗む理由の無い物ばかりですが、アイモはロシア人を疑っているようでした。
またユーソの部屋に行ったピエタリは、ベッドに寝ていたミイラのような人形に驚き、大人たちに「ユーソがさらわれた!」と訴えますが、警官には「わしらもよく身代わり人形を置いて夜遊びに行ったもんだ」と言われ、解放されます。
ラウノは英語が話せるアイモに内緒で通訳を頼み「山からの訪問客がいる。アメリカ人だ」と言い、一緒に自宅へと向かいます。
一方、作業小屋に正体不明の老人と残されたピーパリネンは、老人のひどい悪臭に呆れていましたが、老人は彼がかじっていたクッキーに気づいて薄目を開けて何かを呟き、彼が顔を寄せた瞬間、襲い掛かります。

彼らが家に着いた時、ピーパリネンは耳から血を流し庭で震えていて「奴に齧られた!普通じゃない!」とその傷を見せます。耳は大きくえぐられ大量に出血していました。
激怒した2人は扉を蹴り開け中に入りますが、壁の凹みにうずくまる老人の姿を見てたじろぎます。
3人は各々ライフルやT字の床ホウキを構えて老人に近づきますが、アイモが「オーロラは気に入ったかね?!」と英語で聞いても、ホウキで突ついても反応がありません。
そして「金が要るんだよ!」「仲間はどこだ!」と怒鳴ってホウキで叩くうち、「老人を人質にして掘削工事の連中から金を巻き上げよう」という話になっていきます。
一方家に追い返されたピエタリは、友だちの家に電話を掛け、子供たちが皆いなくなっている事を知ります。

アイモがいよいよマジギレし始めた頃、ピエタリが扉を叩き「パパ開けて!話があるんだ!」と叫びますが、その声に老人が微かに反応を示します。
ラウノは仕方なく応対に出ますが、ピエタリは彼に小枝を渡してお尻を向け「お仕置きして。国境のフェンスに穴を開けたのは僕なんだ」と白状し、「最後の一人になっちゃった…他の子は全員連れ去られた!子供が全員消えたんだよ!」と泣いていました。
その間、作業場では大きな物音とわめき声がしていましたが、ピーパリネンが出て来てラウノが呼ばれます。
ラウノは、ピエタリにそこにいるよう言い聞かせ、中に戻ります。
中ではアイモがホウキの柄を歯で噛み折られたと騒いでいて「そのジジイ、狂暴だぞ!」と怯えていました。
しかしそこにピエタリが入って来た瞬間、老人の眼がギラリと光り、ゆっくりと立ち上がり、大人たちはようやく老人がピエタリに反応している事に気づきます。

ラウノはピエタリを老人の前に引き出し「こいつを知ってるのか?!お前を知ってるようだぞ!」と問い詰めます。
ピエタリは「僕だけじゃなく子供全員だよ!僕らを見張ってたんだ!…こいつはサンタクロースだよ!」と白状し「こいつは山から掘り出されて、僕を捕まえに来た」と話します。
サンタはピエタリに狙いをつけるかのようにうろついていましたが、ライフルの音に驚いてしゃがみこんだところを、ビニールシートとロープでがんじがらめにして、鉄の鎖で吊るしあげます。
3人の大人とピエタリは、クッキーをつまみながら、サンタをどうしたものか思案に暮れますが、間もなくグリーンの上着のポケットにあった無線に、セブゼロ社の社長から連絡があります。
社長は未だグリーンの惨事に気づいておらず、空輸準備の進捗具合を聞いていましたが、誰もその意味が分からないまま、ラウノは「こちらフィンランドのラウノだ。サンタがいる」と答え、アイモに「『サンタを売る』と伝えろ!」と言います。

受け渡し場所はセブゼロ社の倉庫と決まり、彼らは、鉄の檻に入れた衣装を着せたサンタを鉄の檻に入れ、トラックで運びながら、身代金で借金を返し大金持ちになろうと話します。
サンタはその間、時おりしゃがんで後部座席にいるピエタリを見て、ニヤついていました。
社長はそこに自社ヘリでやってきますが、アイモは落ちていたヘアドライヤーを嗅いで女房のだと言い、懐にしまいます。

大人たちは社長に8万5000ドル要求し、”荷物”を見せろと言われ、サンタの檻を台車で引き出し会わせます。
その隙にピエタリは車を降り、一際巨大な格納庫の前に行き、「これが最後の扉だ」と呟き、入って行きます。
社長は、檻の中のサンタの顔を覗き込むなりビクッと飛び上がり、彼らに「銃口を下ろせ!それからできる限り、精一杯の笑顔を作れ!動きはゆっくりと、言うとおりにしろ」「これはサンタじゃない、サンタの小さな助手の1人だ」と言うのです。
ラウノは英語が全く分からず、アイモは「助手ってなんだ?」と聞き、ピーパリネンは「妖精だとよ」と言い、ついにラウノがキレて「金を寄こせ!」と叫んだ瞬間、ライトが消えます。
社長は「大変だ…サンタが仕分けを始めるぞ!悪人と善人を見極めるんだ」と呟いた瞬間、ヘリのパイロットのヘルメットが飛び、悲鳴と共にどこかに引きずられて行きます。
見ると木陰や森の中には大勢の裸の老人がいて、手に手に武器を持ち、じりじりと近寄って来ていました。
社長は「サンタを守りに来たのか!」と呟きますが、その瞬間飛んできた斧で頭を割られ死亡します。

【転】- レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのあらすじ3

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのシーン3 彼らはライフルで応戦しながら格納庫に逃げ込みますが、内部にはドクンドクンと大きな鼓動が響き、ピエタリが上を見上げていました。
ピエタリは、呆然と立ちすくむ大人たちに「妖精(初めに見つかった裸の老人)が作った、主人(サンタ)の要塞」と呟きます。
倉庫の中には巨大なヤギの角が突き出た巨大な氷塊があり、鼓動はそこから聞こえていました。
その氷塊の周囲には、盗まれたラジエーターやコンロが並べられ、氷塊は徐々に溶け出していて、その隙間に転がされた麻袋が暴れて、泣きながら助けを呼んでいます。
ピエタリは「これがサンタだ」「妖精が溶かしてたんだ」「集められた子供がもうすぐ叩かれる」と話します。

アイモは焦ってユーソを探し、ピーパリネンはラジエーターを蹴り倒しますが、格納庫の扉にはサンタの妖精たちが迫り、激しく叩かれています。
アイモはようやくユーソを見つけて抱きしめ、ラウノとピーパリネンはラジエーターでバリケードを作っていましたが、ピエタリは静かに何かを考え、天井から吹き込む雪に気づいて大人たちを呼びますが、誰も気づかず、ライフルを撃って振り向かせます。
彼は勇者のように「子供がこの格納庫にいる限り、妖精はここを狙ってくる!僕とサンタの勝負だ!思い知らせてやる!」と宣言し、山積みのダイナマイトの箱の覆いを取ります。

ほどなくしてピーパリネンが一人格納庫から出て来て、ビスケットでサンタの妖精たちの気を引き、その隙にヘリに乗り込み飛び立ちます。
一方、格納庫の中では、ピエタリが指揮を執り、大人たちがカーゴ運搬用の網の中に子供たちの入った麻袋を積み込んでいました。
アイモは「ユーソも入れるのか?」と抵抗しますが、ピエタリは「子供が全員揃わないと意味が無いんだ!」と言い、ピーパリネンに無線で「積み込み完了!」と連絡します。
そして最後にカーゴの網に捕まり、「パパ!心配ないよ!僕は大丈夫だから!」と言い「離陸準備完了!」と連絡、「こっちは任せて!みんな持ち場で頑張るんだ!」と叫んで、天井の窓からピーパリネンのヘリに引き上げられ飛び立ちます。
格納庫に残ったラウノとアイモは、巨大なサンタの氷塊の表面にドリルで穴をあけ、あるだけのダイナマイトを仕込んでいきます。

ピエタリは、無線でピーパリネンに指示をしながら山の麓に飛び、群れとなったサンタの妖精が追って来てる事を確認すると、「(駆り集め用の)柵までUターンして!」と指示します。
ピーパリネンはやってみよう!と笑って従い、ピエタリは、その見事なUターンにより空中で翻るカーゴの網につかまりながら「ヨーホー!」と嬉しそうに叫んでいました。
格納庫では、作業を終えた2人がダイナマイトだらけの氷塊を見上げ、「俺たちまるで悪党だ」「でも世界中にサンタが同時に現われる謎が解けてよかったじゃないか」「これぞ聖夜の奇跡だな」と微笑んで、巨大なサンタの角を2本とも切り取り、トラックに積み込みます。

一方、ヘリはトナカイの駆り集め用の電気柵に到着し、上空でホバリングを始めますが、ゲートにカギがかかっていて、このままではサンタの妖精を集められません。
するとピエタリが無線で「僕が降りる」と言い出し、ピーパリネンは「作戦を変えよう!一度下ろしたら拾えない!」と止めますが「時間が無い!僕は戻るつもりはないよ」と言い、手を離して落下します。
彼は、柵の中央に突き出た送電用の鉄塔にしがみつき、鉄塔を伝って地面に降りてゲートを開けますが、サンタの妖精の群れはすぐそこまで迫っていました。
彼は急いで鉄塔に登ろうとしますが、漏電していて登れず、無線機で「ピーパリネンさん!僕の働きをパパに伝えて!」と言い、固く目を閉じ、その瞬間サンタの妖精の群れは、柵の中へとなだれ込んで来ます。

同じ頃、巨大な角を2本載せたラウノとアイモのトラックは、格納庫から離れ、荷台に乗っていたラウノはダイナマイトの爆破スイッチを押します。
「メリークリスマス!」アイモがそう呟いた瞬間ダイナマイトが爆発、格納庫は巨大な炎を吹き上げ木っ端微塵に吹き飛びます。
アイモは「ハッピーニューイヤー!」と呟き、ラウノは帽子を吹き飛ばされ、眩しそうに目を細めます。

ピエタリが再び目を開けた時、サンタの妖精たちは、皆その場に立ちつくし、武器を落とし、呆然としていました。
ピーパリネンは、山頂から昇る朝日を見て「オーロラの国万歳!妖精め!ざまあみろ!」と笑い、「何があったの?」と聞くピエタリに「聖夜の奇跡だ!おめでとうピエタリ!よくやった!これで妖精たちは失業だ!」と爆笑していました。
ピエタリは無線で「子供たちを家に帰して!寝る時間だよ!」指示し、ピーパリネンは「了解!通信終了!」と言い飛び去って行きました。

【結】- レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのあらすじ4

レアエクスポーツ 囚われのサンタクロースのシーン2 夜が明け、柵の前にいたピエタリの元には、役目を終えた大人たちとユーソが集まり、閉じ込められたまま逃げも暴れもしないサンタの妖精の群れを眺めていました。
ピエタリは「198人のサンタだ。ユーソ、価値はどれくらい?」と聞きます。ラウノは1人8万5000ドルだと言い、ユーソは「大体1680万ドルだね」と言い、アイモは「プラス22%の付加価値税」と付け足します。
ピエタリ親子は「大した男だな」「パパもね」と微笑んでいました。

クリスマスまであと312日、サンタの妖精たちはシャワーとモップできれいに洗われ、76日となった頃には、下着姿で格納庫に並んで座らされ、人形を使った子供の可愛がり方とプレゼントの渡し方を仕込まれます。
ピーパリネンは、満面の笑顔で見本を演じるラウノとピエタリを台車に載せて彼らの前を歩き、アイモは憶えの悪い妖精を「ヒゲジジイ!」と叱りつけ、ユーソはよくできた妖精に赤いとんがり帽子をかぶせていきます。
そしてクリスマスまで24日となった頃。
サンタの衣装を着せられた妖精たちは、各々”希少輸出品”とプリントしたサンタマークの木箱に詰められ、ピーパリネンが操縦する大型輸送機で、世界各地へ輸出されて行きました。

みんなの感想

ライターの感想

じわじわと面白い、フィンランドのクリスマス・ファンタジーです。作品に登場するコルヴァトゥントゥリ山はサンタが住むという伝説がある実在の山だそうで。
初めに出てくる凶悪な老人のインパクトがなんとも強烈、薄汚れたガリガリの肢体で、真冬の豪雪のフィンランドなのに!素っ裸で素足、眼光鋭く最強感がハンパないw その上それはあくまでも”妖精=助手”でサンタ本体はさらに途方もない存在だったなんてw
妖精が”群れ”となった時、雪山を駆け回る空撮はさすがにCGだとしても、駆り集められた素っ裸の老人たちは多分実写?寒ッ!マジで?!と大ウケでした。
基作もチェックしたんですが、人道的に^^;アブナイ感は否めず、つまりは”野生のサンタ(の妖精)捕獲大作戦”て事かと、どうしても”コワすぎ”的ご紹介になっちゃうんですがw
アクションシーンが上手いことはぐらかされてるのと同じく、巨神兵サイズのサンタ本体は結局目覚める前に爆破されちゃうんですが^^;期待感はハンパなかったです。
ピエタリ役オンニ・トンミラとその父ラウノ役ヨルマ・トンミラは苗字も同じで多分親子なんですが、不器用だけど優しい父親とビビりだけど賢い息子というコンビも最強でした。
クリスマスのお茶の間にはぶっちゃけ不適切だと思いますが、ノルウェー初のPOV「トロール・ハンター」好きには間違いなくおススメです。

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