映画:ヴァンヘルシング

「ヴァンヘルシング」のネタバレあらすじと結末

ヴァン・ヘルシングの紹介:スティーヴン・ソマーズ監督・脚本、ヒュー・ジャックマン主演によるアクションホラー。ドラキュラ伯爵の野望を阻止するため、モンスターハンターのヴァン・ヘルシングが激闘を繰り広げる。第31回サターン賞では音楽賞を受賞した。2004年アメリカ製作。

あらすじ動画

ヴァンヘルシングの主な出演者

ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)、アナ(ケイト・ベッキンセイル)、ドラキュラ伯爵(リチャード・ロクスバーグ)

ヴァンヘルシングのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ヴァンヘルシングのあらすじ1

物語の舞台は1887年、ルーマニアのトランシルバニア。フランケンシュタイン博士は吸血鬼のドラキュラ伯爵の支援を受け、一体の怪物を作り上げることに成功しました。それは、何体もの死体を組み合わせて作られた人造人間でした。しかし、怪物の誕生を見届けると、ドラキュラ伯爵は怪物を我が物にしようとフランケンシュタイン博士を殺害しました。

そんな中、怒り狂う大衆がフランケンシュタイン博士の城に押しかけてきました。人々はフランケンシュタイン博士による墓荒しに激怒し、復讐しようとしていました。目覚めた怪物はフランケンシュタイン博士の死体とともに近くの風車に逃げ込みました。大衆がその風車に火を放つと、たちまち風車は炎上、崩れ去って行きました。ドラキュラ伯爵と三人の花嫁たちは燃え上がる風車を口惜しそうに眺めていました。

それから一年後、パリの街ではハイド氏という名の怪物が次々と残虐な殺人を繰り返していました。ハイド氏の正体は善良なジキル博士でしたが、夜になると怪物に変身、悪の内面を抑えることができなくなっていました。そんなある夜、ハイド氏はあるモンスターハンターに倒され、人間の姿を取り戻して息を引き取りました。そのハンターの名前はヴァン・ヘルシング、ヴァチカンの命に従い、怪物退治を行う男でした。

ヴァン・ヘルシングは様々な武器を操る屈強な男でしたが、その一方で記憶喪失に苦しんでいました。手がかりとなるのは竜の記章が刻まれた古い指輪と、ときおり夢に見る戦争の光景だけでした。ハイド氏退治から戻ると、ヴァン・ヘルシングは新たな任務をヴァチカンから命じられました。それは、トランシルバニアにいるドラキュラ伯爵を倒し、ヴァレリアス家の子孫を守る、というものでした。ヴァレリアス家は400年前のヴァレリアス長老の代からローマの東側を守って来た一族でした。ドラキュラ伯爵を倒さない限り、一族は天国に行かない…ヴァレリアス長老がそう語って以来、一族はドラキュラ伯爵を倒すことに命を捧げてきました。

【承】- ヴァンヘルシングのあらすじ2

トランシルバニア出発にあたり、ヴァン・ヘルシングはラテン語で「神の名においてこの扉を開けよ」と記された皮紙の切れ端を授けられました。それはヴァレリアス長老の遺品であり、そこにはヴァン・ヘルシングの指輪と同じ記章が描かれていました。ヴァン・ヘルシングはこの任務に奇妙な縁を感じつつ旅に出発、その旅には風変わりな発明家の僧侶カールも同行しました。

その頃、ヴァレリアス家の若き当主ヴェルカンと美しい妹アナは、ドラキュラ伯爵に操られたウルフマンに襲われ、苦戦を強いられていました。激闘の末、ヴェルカンは妹をかばい、ウルフマンとともに川に転落、アナは兄の死を確信し、ヴァレリアス家の最後の一人となってしまったことを悲しむのでした。

その後、ヴァン・ヘルシングはアナと合流しますが、その直後にドラキュラ伯爵の三人の花嫁、ヴェローナ、マリーシュカ、アリーラから襲撃を受けてしまいます。三人の花嫁たちは普段は華やかなドレスを着た美女でしたが、人に襲いかかるときは吸血鬼の本性を現し、大きな翼で縦横無尽に空を飛び、恐ろしい怪力と瞬間移動能力で次々と人々を殺めていきました。

そんな中、ヴァン・ヘルシングは聖水をつけた弓でマリーシュカを撃ち殺し、他の二人を退却に追い込みました。出会った直後はヴァン・ヘルシングの援護を拒否していたアナでしたが、その実力に驚きを隠すことができないのでした。

その夜、アナはウルフマンに変貌したヴェルカンと遭遇しました。ヴェルカンはウルフマンからかまれてしまったことで、自身もウルフマンの呪いにかけられてしまったのです。ヴェルカンはウルフマンの凶暴性を抑えながら、アナにドラキュラ伯爵の意図を伝えようと試みました。しかし、ヴェルカンはウルフマンに変身、ヴァン・ヘルシングの攻撃を受けてその場を去って行きました。

その後、ヴァン・ヘルシングとアナはヴェルカンの後を追い、フランケンシュタイン博士が住んでいた城にたどり着きました。そこで、二人は大きな繭が大量に吊るされている光景を目撃します。それらの中では、ドラキュラ伯爵の子どもが誕生の時を待っていました。ドラキュラ伯爵はこれまでに何度も子どもを作ってきましたが、いずれもわずかな命で亡くなっていました。そこで、ドラキュラ伯爵はフランケンシュタイン博士の実験を再現し、この子どもたちに強力な力を加え、不死の命を実現しようとしていたのです。

【転】- ヴァンヘルシングのあらすじ3

当初の予定では、この実験にはフランケンシュタインの怪物を使うはずでしたが、怪物が姿をくらましたため、ドラキュラ伯爵はヴェルカンの体を使って実験を実行しました。ドラキュラ伯爵はヴェルカンの体を雷雨にさらすと、やがてヴェルカンの体に雷が命中しました。そこで生じた強大なエネルギーは装置を通じて繭に伝わり、たちまち繭から大きなコウモリのような形態の子どもが次々と産まれていきました。

アナがヴェルカンを救い出そうと動き出す中、ヴァン・ヘルシングはドラキュラ伯爵と対峙していました。ドラキュラ伯爵はヴァン・ヘルシングの過去を知っており、彼を「ガブリエル」という名で親しげに呼んできました。ヴァン・ヘルシングはドラキュラ伯爵の言葉に動揺しながらも、アナとともに城を脱出しました。ヴェルカンを用いた実験は失敗に終わり、ドラキュラ伯爵の子どもたちは全員死んでいきました。

その後、ヴァン・ヘルシングとアナはフランケンシュタイン博士の城近くの風車を訪れ、その地下深くでフランケンシュタイン博士が生み出した怪物と出会いました。怪物は醜悪な見た目とは裏腹に、ただ生きたいと望む無邪気な存在でした。ヴァン・ヘルシングはドラキュラ伯爵の脅威から守るため、怪物をヴァチカンに移送することを決めました。

その道中、一行はヴェローナとヴェルカンから襲撃を受けましたが、ヴァン・ヘルシングはこの二人を撃退します。しかし、倒される直前にヴェルカンはヴァン・ヘルシングに噛みつき、傷を負わせていました。次の満月の夜にはヴァン・ヘルシングがウルフマンに変貌することは避けられない状況となってしまったのです。そんな中、アナがアリーラにさらわれる事態も発生。ヴァン・ヘルシングはアナと引き換えに怪物を引き渡すよう迫られてしまいます。

ヴァン・ヘルシングは素直に怪物を引き渡すつもりはなく、怪物を廃墟の聖堂に眠らせたまま、カールとともにドラキュラ伯爵が待つ屋敷に向かいました。吸血鬼たちによる豪華絢爛な仮面舞踏会が行われる中、ヴァン・ヘルシングとカールはアナを救出しますが、すでにドラキュラ伯爵は手下を使って怪物を拉致していました。恨みの言葉を叫ぶ怪物が運ばれていく様子を、ヴァン・ヘルシングはただ見ていることしかできませんでした。

その後、一行がヴァレリアス家の屋敷に戻ると、カールは屋敷の中で読み漁った書物や絵画について考えを巡らせました。カールが気になったのは、ドラキュラ伯爵は元々ヴァレリアス長老の息子であり、長老の手によってドラキュラ伯爵は氷の要塞に追放された、という記述でした。その氷の要塞は後戻りできない扉から繋がっているとも書いてあり、一行は屋敷の中にあるトランシルバニアの地図を描いた壁画を観察しました。その壁画にヴァン・ヘルシングが持っていた皮紙をはめてみると、突然ドラキュラ伯爵の氷の要塞に繋がる魔法の鏡が現れました。

【結】- ヴァンヘルシングのあらすじ4

一行は鏡の中に入り、そこで捕らえられた怪物が搬送される場に出くわしました。このとき、怪物はヴァン・ヘルシングにウルフマンの呪いを治す薬をドラキュラ伯爵が持っていることを教えました。この話を聞いたカールは、ドラキュラ伯爵が薬を持っている理由を理解しました。元々、吸血鬼にとってウルフマンは天敵でした。それにもかかわらず、ドラキュラ伯爵がウルフマンを従えることができているのは、いつでも薬を使ってウルフマンを無力化できる状態にしてあるからだというのです。

ヴァン・ヘルシングがウルフマンの力を覚醒させてドラキュラ伯爵を倒した後、薬でヴァン・ヘルシングのウルフマンの呪いを解く…カールはこの作戦をとるよう提案、一行は二手に分かれて作戦を実行に移すことにしました。ヴァン・ヘルシングは怪物の解放とドラキュラ伯爵との戦いへ、アナとカールは治療薬探しに向かいました。別れる直前、ヴァン・ヘルシングとアナはキスをし、生き抜くことを約束しました。

このとき、すでに怪物を用いた実験は始まっていました。怪物は雷に打たれ、繭には大量のエネルギーが送られていました。そんな中、ヴァン・ヘルシングは実験場に潜入し、弱り切った怪物を解放すると、次にドラキュラ伯爵と対峙しました。そのとき、ちょうど満月が昇り、ヴァン・ヘルシングはウルフマンに変身を遂げました。ドラキュラ伯爵も戦闘態勢をとりますが、ヴァン・ヘルシングの力に圧倒されてしまいました。

満月に雲がかかると、ヴァン・ヘルシングは一瞬人間の姿に戻りました。そのタイミングを見計らって、ドラキュラ伯爵はヴァン・ヘルシングの真の正体を明かそうとしました。「私を殺したのは貴様だ」、「私の指輪を返してもらおう」…ドラキュラ伯爵はそう語ってヴァン・ヘルシングに揺さぶりをかけますが、再び満月が現れると、ヴァン・ヘルシングはウルフマンに変身、ドラキュラ伯爵の体を引き裂きました。ドラキュラ伯爵の死と同時に、繭から産まれた子どもたちは一斉に倒れ、死んでいきました。

その直後、その場にアナが現れました。アナはカールや怪物とともに花嫁のアリーラを激闘の末に倒し、ようやく手に入れた薬をヴァン・ヘルシングに渡そうとしました。ところが、理性を失ったウルフマンと化していたヴァン・ヘルシングは容赦なくアナに襲いかかりました。アナは襲われた瞬間にヴァン・ヘルシングの体に薬の注射を射しますが、その効果が表れる前に死んでしまいました。その後、人間の姿を取り戻したヴァン・ヘルシングはアナの死を深く悲しむのでした。

その後、怪物は船に乗って旅に出発、ヴァン・ヘルシングとカールは海を臨む丘にアナの墓を建てました。ヴァン・ヘルシングが空を眺めていると、雲間にアナの姿が浮かび、家族とともに微笑む様子が見えてきました。ヴァン・ヘルシングはアナが一族の宿命から解放され、天国に行ったことを理解し、微笑みを浮かべました。

みんなの感想

ライターの感想

続編を元々想定していたのか、いろいろと謎が残るすっきりしない作品でした。ただ、主人公や吸血鬼、フランケンシュタインなどの登場人物の作り込みはとても凝っており、また、仮面舞踏会のダンスシーンは豪華絢爛で美しく、劇中の世界観には見入ってしまいました。音楽も耳に残る印象的な曲が流れ、世界観にはまっていたと思います。

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