「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

画像引用元：YouTube / 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカートレーラー映像

ブラッドレイ大総統は地面に落ちたランファンの血を辿って追跡しますが、ランファンは腕を斬り落として犬の胴体に縛り付け、ブラッドレイ大総統の追跡を攪乱させました。

アルとスカーは戦いながら、列車の格納場所に移動していました。エドやグラトニーも追いつきます。グラトニーは胴体が縦ふたつに割けてスカーを食べようとしますが、リンが手榴弾を入れて爆発させました。グラトニーが復活する前にエドにワイヤーを作らせて、復活するほど身体を締め付けるようにがんじがらめに縛りつけました。そこへメイが来ると列車を爆発させ、スカーを連れて去ります。メイはその爆発でシャオメイとはぐれました。シャオメイはアルが保護します。

エドたちは隠れ家で治療を行ないます。ブラッドレイ大総統にホムンクルスの印があったことを告げると、マスタング大佐は国の上層部がホムンクルスと癒着しているおそれがあることを話しました。エドは、ホムンクルスには生殖機能がないことを挙げ、息子のセルンと会ったと言います。マスタングは、セルンが養子だと答えました。ブラッドレイ大総統を失脚させやすくなったとマスタングは考えます。

腕を斬り落としたランファンは、手術で命を取り留めました。祖父のフーが孫のランファンを叱咤しますが、腕をなくしたと知り声を失います。

エドはホークアイ中尉にイシュヴァールの歴史について質問します。

…（過去の回想）士官学校最後の年に、ホークアイ中尉は船上に駆り出されました。7年に及ぶ内乱が続いており、ブラッドレイ大総統はたくさんの国家錬金術師を派遣していました。その戦地でマスタングとヒューズが会いました。ヒューズは鷹の目と呼ぶ者がついていると話します。その鷹の目はホークアイのことでした。

イシュヴァール殲滅作戦は短期間で終わりを告げました。マスタングが戦いの無意味さを嘆くと、ヒューズはマスタングが出世して変えろと告げました…。

廃墟でメイに手当てを受けたスカーは、昔のことを思い出します。

…（過去の回想）スカーの兄は錬成術を学び、自らの腕にも錬成陣の刺青が彫られていました。研究書を手にした兄は、それをスカーに渡すと持ち帰れと言います。

ところがその場を襲われました。気づくとスカーは右腕を失って失血死しそうでした。兄は咄嗟に自分の右腕を移植してスカーの命を助けますが、兄は亡くなります。

スカーが意識を取り戻すと、ロックベル夫妻の仮設診療所にいました。右腕に兄の刺青を見たスカーは兄の死を知って逆上し、老女のシャンらに制止されたのですがナイフで負債を殺害しました…。

街を歩いていたアルは、メイを見つけました。保護していたシャオメイを行かせて合流させると、こっそり尾行します。そこへ夜に行ったエドは、スカーを説得してウィンリィに府土下座させようと考えていました。

スカーはエドに攻撃し、隙をみて逃げようとしました。しかし床を破壊して地下に逃げるのがスカーの手口と気づいており、エドはアルを地下にやっていました。アルはスカーを捕まえます。

マスタングがウィンリィを連れてきました。ウィンリィはスカーのケガを手当てします。驚くスカーにウィンリィは「理不尽を許してはいないのよ」と答えました。それを聞いたスカーは、かつて自分の師匠が「たえねばならんのよ。たえて、憎しみという名の連鎖を断ち切れ」ということばを思い出しました。「すまなかった。謝る」と言います。

グラトニーが縄から解かれるとマスタングを狙います。マスタングはホークアイに助けられますが、マスタングは足をケガします。

グラトニーに狙われたウィンリィをスカーがかばいました。そこへエンヴィーが馬の姿でやってくると、マスタングやエドは大事な人柱なので、殺すと「お父様に怒られるぞ」と言いました。「そうだ」と答えて、グラトニーも呑み込むのをやめます。

しかしひと足遅く、エド、エンヴィー、リンはグラトニーに呑み込まれてしまいました。アルが出せと言っても「人柱、のんじゃった」と言って無理だと答えると、グラトニーもショックを受けます。

エドは真っ暗ななか、目覚めました。グラトニーの腹のなかだと悟ります。リンもエンヴィーも困っており、エンヴィーは「ここはお父様が作った真理の扉の失敗作で、出口がない」と言います。エンヴィーは面白いものを見せると言い、トカゲの姿に変身します…。

画面中央に「TO BE CONTINUED」の文字。【予告】