映画:陰陽師:二つの世界

「陰陽師:二つの世界」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ファンタジー映画

2021年3月にNetflixで配信された中国映画。監督はリー・ウェイラン。主演にチェン・クン、共演にジョウ・シュン。夢枕漠の「陰陽師」を原作としたモバイルゲーム「陰陽師」を実写映画化。 大妖「相柳」との戦いの後、妖怪が住む妖域と人間が住む場内の二つの世界に別れている現在。陰陽寮を追われた晴明は居場所のない妖怪達を式神に下し自身の屋敷で自適に暮らしていたが、ある日、陰陽寮から相柳を封じ込めていたはずの鱗石が持ち出されてしまう。幼い頃から気にかけてくれていた百旎にあらぬ疑いをかけられてしまう晴明。一方、あるトラブルをきっかけに晴明と知り合った博雅は、一風変わった少女神楽と出会い、図らずも晴明をめぐる戦いに巻き込まれていく。

あらすじ動画

陰陽師:二つの世界の主な出演者

チェン・クン(安倍晴明)、ジョウ・シュン(百旎=八百比丘尼)、チュー・チューシャオ(袁柏雅=源博雅)、シェン・ユエ(神楽)、ウィリアム・チャン(慈沐=茨木童子)、ワン・リークン(桃花=桃花妖)、ワン・ジーシュエン(雪女)、ワン・ユエイ(八彩=蝴蝶精)他

陰陽師:二つの世界のネタバレあらすじ

【起】– 陰陽師:二つの世界のあらすじ1

陰陽師:二つの世界のシーン1

画像引用元:YouTube / 陰陽師:二つの世界トレーラー映像

人と妖怪を分つものを陰陽師と呼び、修練と妖怪封印の地を陰陽寮と呼ぶ。

鱗石を守っている建物で、たくさんの人が倒れている中、晴明が一人で立ち尽くしている。外からやってきた面々に慈朴師兄がお亡くなりにと報告する晴明。慈朴に何をしたと責められる晴明。封妖庫から逃げた妖怪が燐石を盗もうとしたと説明をしようとすると何故お前だけが生きているのだ、やはりお前は悪妖だと責められ捕らえられそうになり、逃げてしまう晴明。

百旎がやってきて皆から晴明が慈朴を殺したと聞かされる。ありえないと否定するも、将来のことを考えて情に流されるな!と一蹴される。

7年後。平京城。天地開闢の頃、人と妖怪は共存していた。だが9つの頭を持つ妖蛇 相柳が(妖皇)と称して妖怪を率い人間をおそった。陰陽師たちは対抗するために神器「涂山剣」を作り上げた。そして相柳を討ち妖怪どもを追放したのだ。こうして人と妖怪は城内と城外で隔てられて住むようになった。

城内に侵入する妖怪は敵とみなされて陰陽師により妖封庫へ封印される。

城外は命の保証がないという立札が立っている。山の中を進んでいく博雅一行。従者は皆、陰陽師を連れて行けばいいのにとぼやいている。山の中で何者かが現れ道を塞ぐ。向かっていった博雅は馬から投げ出されてしまう。何者かは三つの顔と3組の腕を持っている。一旦は退けたが、すぐに反撃される博雅。刀を2本に持ち替えて応戦すると、化け物の中から3匹の鼠妖が現れる。博雅が最後の1匹に向かおうとするとそこへ晴明が現れて弾き飛ばす。博雅を助けておいて運んでいた献上品を物色し始める。さてはグルだなと晴明を責める博雅。晴明が口笛を吹くのを合図にあちらこちらから妖怪が立ち上がり献上品をすべて持って行ってしまう。

博雅の手元に残ったのは晴明の霊符(お札)だけ。

陰陽寮。天狗の様なものが飛び回り見回りのものに何かを吹きかける。騒動の中、鱗石が天狗に持ち去られてしまう。追いかけていく百旎。弓矢で天狗を撃ち落とす。天狗が落ちた先にはいつかの3匹の妖怪。光る鱗石を持って逃げようとして飲み込んでしまい、様子がおかしくなる。

鱗石が晴明の鼠妖に奪われたことを雪女に報告する天狗。うまくいかなかったことを責められ凍らせれて殺されてしまう。

晴明の屋敷では小さな妖怪たちが武芸の訓練を受けている。晴明が飲んだくれているのを横目に鼠妖たちはすり抜けようとするが晴明に気づかれ止められる。石を飲んだことを説明され、鼠妖を抱き止めると鱗石の世界に取り込まれ鱗石が陰陽寮を出たことを知る。

陰陽寮では晴明が全てを企てたことになっていて、そんな晴明をのさばらせていると百旎が責められている。百旎は淡々と心を決めたと皆に言う。

幼い頃の回想。陰陽寮の説明を受けている。慈朴もいる。晴明には妖の声が聞こえている。皆にはついに妖の本性が出たかと揶揄われている。頭を抱える清明。慈朴は晴明のすざましいパワーに吹き飛ばされてしまうが、晴明を押さえ込み自制が必要だと話す。

一方博雅は献上品を奪われたことを責められ3日以内に取り返さないと投獄すると言われ,取り戻して見返してやると息巻いて外に出ていく。

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