「飼い猫」のネタバレあらすじと結末の感想

ファンタジー映画

飼い猫の紹介:2016年製作の日本作品。孤独な中年男性のところへある日、仔猫のミーコが迷い込んできた。だが、体を洗ってやっているうちに、美しい少女に変身してしまう。その夜から、ミーコと仁科の奇妙な飼育生活が開始される…。

予告動画

飼い猫の主な出演者

ミーコ(倉持由香)、仁科明美(初美沙希)、サトル(木下桂一)、仁科大介(なかみつせいじ)

飼い猫のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①教師を辞め小説家を目指したものの、5年間芽が出ない大介は妻・明美と別居中。ある日庭に迷い込んだ仔猫を洗っていると、なんと少女になった! 少女にミーコと名付けた大介は、ミーコとの生活を始める。 ②離婚届をもらいにきた明美との性行為を見たミーコは嫉妬心から触発され、言葉を覚え、家事も覚える。交尾すると元の姿に戻ると兄に聞かされたが、ミーコは大介と身体を重ねて猫に戻った。

【起】- 飼い猫のあらすじ1

東京都渋谷区在住の中年男性・仁科大介は学校教師でしたが、小説家を目指して教師を辞め、5年間が過ぎました。書いては持ち込みを繰り返していましたが、毎回ボツを食らい、40歳を過ぎてから現実にうちのめされています。
元教え子の妻・明美からも愛想を尽かされ、明美は家を出ていきました。別居です。
そして42歳の現在、一軒家で孤独な生活をしていました。
ある日、いつものように大介が執筆をしていると、外から猫の鳴き声が聞こえました。見てみると、ベランダの机の上にキジトラの仔猫がいます。
大介は動物が苦手なのですが、仔猫があまりにも弱々しくまた愛らしいので、心を奪われました。一人暮らしが長引いて、寂しいというのも関係しているかもしれません。
室内に入れ、風呂場で仔猫を洗っている時に、ドアチャイムが鳴りました。宅急便の荷物を受け取る間、風呂場に仔猫を置いていた大介ですが、戻って来るとなんと全裸の少女がいて、大介はびっくりします。
「あの、どちら様ですか」と声をかけても、少女はにゃーと鳴くだけで日本語を話しません。大介は大いに戸惑いながら、家を出て行った妻・明美のブラジャーとショーツを出して着せます。
最初は「新手の商売」「強引なデリヘル」だと思った大介は、少女が皿からミルクを飲むのを見て「もう(演技は)いい」と言いましたが、少女はやめません。
茶番には付き合いきれないと思った大介は少女と揉み合いになり、手をひっかかれました。その後、その手の甲の傷を舐める少女を見て、もしやこの少女は本当に猫なのではないかと思い始めます。
とはいうものの、現実的ではないと思い直した大介は「家出少女」かなと見当をつけ、家の中には盗まれる価値のあるものもないし、どんな事情で家出したか分からないものの、通報せずに気が済むまで置いてやろうと考えました。

【承】- 飼い猫のあらすじ2

少女の寝場所はリビングと決めますが、少女は寝ていて白いカラスの悪夢を見て怯え、大介の布団に入りこみます。
「やっぱりそういうことかよ」と商売女かと思った大介ですが、少女は何をするわけでもなく、布団に潜り込むとすぐに寝入ってしまいました。大介は拍子抜けします。
翌朝、この何もしゃべらない少女に、大介は「ミーコ」という名をつけました。
数日が経過しても、ミーコはニャーしか言いません。また、どうやら金銭目的や家出ではなさそうだと判明した大介は、ここへきてようやくミーコが猫なのかもしれないと信じ始めました。
谷崎潤一郎の作品『痴人の愛』のナオミを連想した大介は、こういう関係も面白いと思い、また癒しにもなっています。
(注:『痴人の愛』について。カフェの女給=ウェイトレスから見出したナオミを育てて、ゆくゆくは自分の妻にしようと思った男・河合譲治が、次第に少女・ナオミの魅力のとりこになって、破滅するまでを描いた作品。耽美主義の名作)
ミーコは家に来てからずっと、大介がつけたブラジャーとショーツしか着ていません。
下着姿で屋上に出て洗濯物にじゃれつくミーコを見た大介は、ミーコに服を着せようと考えます。とりあえず見つけた妻の制服を着せようとしましたが、上半身はともかく、特にスカートをミーコは嫌いました。なので、上はブラジャーにタンクトップやTシャツ(ブラだけの時もある)、下半身はショーツ1枚で、ミーコは室内をうろつきます。
ある時集金に現れた男にもミーコがじゃれついたので、大介はミーコに言葉を教えようと思いました。ちゃんとミーコと会話がしたいと強く願います。
大介は文字が書かれたカードを出して根気よく教えますが、ミーコは全然お構いなしでした。それでも人語はだいぶ理解するようになり、カタコトながら喋れるようになります。

【転】- 飼い猫のあらすじ3

ある日、大介のところへ妻・明美がやってきました。用件は、離婚届に判をついてもらうというものです。
妻・明美は現在28歳でした。高校卒業後すぐに大介と結婚し、一度は文学への道をあきらめた明美でしたが、大介が小説家を目指し始めた頃から、明美も筆を執ります。
そして、悲しいかな、明美の方が先に新人コンクールに入賞してしまったのです。短編集ではありますが、今月には早くもデビュー作品が店頭に並ぶそうです。
大介と明美は憎しみ合って別れるわけではありませんでした。
離婚届に印鑑を押した大介と明美は、最後の性行為をします。
明美が来ている間、ミーコはロフト部分に隠されていましたが、明美と大介の行為を見て初めて嫉妬の感情を覚えます。
行為を終えて寝入った2人を避けて、ミーコはリビングのソファで横になりました。
翌朝、大介が起きてくる前に身支度を整え、離婚届をバッグに入れて立ち去ろうとした明美は、ソファで寝ている下着姿のミーコを見て、年若い大介の恋人だと勘違いします。
「なんだ、そういうこと」と言った明美は「安心した。ひとりじゃないのね。これで綺麗さっぱり忘れられる」と告げ、立ち去りました。
ミーコが初めて覚えた嫉妬という感情が、ミーコを数段成長させます。その日からミーコは二足歩行を始め、見よう見まねながら朝食の支度をしました。
そしてそれを皮切りに、ミーコは一気に言葉と家事を覚えます。
家事を教える大介は「これこそ『痴人の愛』だ」と満足しました。この頃には、大介はミーコは猫だと信じています。
そしてミーコはある時、大介に「明美としていた遊び」を要求します。それまで大介とミーコの遊びはお馬さんごっこだったり、タオルケットのかくれんぼだったりでした。

【結】- 飼い猫のあらすじ4

「女のひと、あんあんって。ご主人さまと。しっと」とミーコは必死で大介に訴えますが、大介はミーコを抱くことに抵抗を覚えます。というのも、もしミーコを抱いてしまうと、どこかに行ってしまいそうな気がしたからです。
それからの大介は、「あんあん」の遊びを要求するミーコをなだめ、自制心を保つのに必死でした。
外に出るには服を着なくてはならない、でも、服を着れば外に出られると知ったミーコは、しぶしぶながらオレンジ色のワンピースを着て、初めて大介と外出します。
外出先でミーコは、初めて自分への買い物をしてもらいました。赤の首輪です。ミーコはそれを欲しがりました。
公園で遊んでいたミーコは、ふと若い男・サトルと見つめ合います。気が気でないものの、大介はそのままミーコを置いて家に返りました。
実はサトルはミーコの兄でした。人の形を取っていますが、ミーコ同様、本当は猫です。
サトシは「白いカラスの呪文で自分たちに魔法がかかっていること、人にやさしくされると擬人化するが、交尾をすると元の姿に戻ってしまうこと」をミーコに教えました。人間の姿のままでいるには、童貞か処女を保ち続けるしかないそうです。
ミーコはそれを聞いて動揺しました。大介と一歩踏み込んだ関係になりたいけれども、それをすると猫に戻ってしまいます。苦悩するミーコに、兄・サトルは「お前はお前で決めろ」と言いました。ミーコもそうすることにします。
帰宅したミーコは、大介に兄・サトルから聞いたこと全てを報告しました。そのうえで、「あんあんしたい」と言います。
大介も悩みますが、結局、大介はミーコの願いどおり、ミーコを抱きました。
翌朝、ミーコは本当に仔猫の姿に戻っていました。
…大介はこの奇妙な体験を自分なりの『痴人の愛』として書き綴っています。書けたらまた出版社に持ち込みするつもりです。
大介にとっては生まれて初めて、心の底から書きたいと思った内容でした。原稿用紙に向かう大介の膝には、仔猫のミーコが乗っています。

みんなの感想

ライターの感想

この女性“尻職人”という異名を持っていたのね! 納得! とにかく尻のラインが綺麗!
全く予備知識がなかったから、やたら尻ばっかり映すなあとは思っていた。
スレンダーだが、スタイルはいい。なので意味なく下着姿でうろうろされても、なんら不愉快ではなく、むしろ見ていて綺麗だなと思った。
話の中身は…はい、若干文学テイスト。「おじさんだったら、こういうシチュエーションに憧れるのかな」な感じ。
申し訳ないが、主人公・大介がとても42歳には見えないという…(もっと老けてるのかと思ってた)。
倉持由香さんは、乳首は見せません。その代わり、もうひとりの女優さん・初美沙希さんが派手に脱いでくれます(シリコン入ってるのバレバレだが)。

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