映画:鴨川ホルモー

「鴨川ホルモー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(3件)

【転】– 鴨川ホルモーのあらすじ3

戦闘が始まると、オニたちは土中から棍棒などの武器を取り出し、戦い始めました。使い手の指示によって動きます。

芦屋の戦闘力は群を抜いていました。それに対して初の戦いにパニックになった高村は、オニ語の命令を間違えてしまいます。安倍が京子らの救援隊の援護を優先したため、高村のオニは全滅しました。

オニを全滅させた高村は失禁し、自分の意思とは無関係に息を吸い込んで、「ホルモオオオォォォーッゥ!」と叫びます。この時初めて安倍らは、競技名の由来を知りました。

優勢だった京大青竜会ですが、高村が降参したことで負けが決まります。安倍と芦屋が揉めて掴み合いの喧嘩になりました。高村は落胆して帰ります。

芦屋と喧嘩して以来、例会に参加しない安倍宅を、菅原と楠木が訪問しました。楠木は安倍宅の冷蔵庫を勝手に開き、大量のあんぱんが詰められているのを見ます。

降参した高村には何らかの懲罰が下される筈なので、様子を見に行って欲しいと安倍は菅原に頼まれて、高村の住む百万遍寮に行きました。

そこには長髪をちょんまげに結った高村がいました。高村は「織田信長とおソロだし」とまんざらでもない様子で、敗戦から立ち直っています。

次の週、京都産業大学の戦いがあると、高村が言いました。その際、京子と芦屋がずいぶん前から付き合っていて、周知の中だと知った安倍は、失恋にうちのめされました。数日間「物忌中」と称し、安倍は下宿に引きこもります。

失恋の痛手と、好きだった京子がよりにもよって天敵の芦屋と交際しているという事実を前に、安倍は打ちのめされます。昼の2時ごろひそかに楠木があんぱんを差し入れましたが、安倍は高村だと思っていました。

「9人で戦った京都産業大学との戦いは、芦屋の大活躍で圧勝だった」と報告する高村に、安倍は「京大青竜会をやめたい」と言います。京子に片思いしていたことを安倍は高村に告げ、高村はもっと早くに相談してくれたらと言いました。はたから見るとホモの痴話喧嘩に見えます。

安倍が京大青竜会を辞めたいと告げると、菅原は「途中で辞めるとオニがストーカーになる」と言いました。代替りの儀の前に辞めるというのはオニとの契約を破ることになるので、寝ても起きてもオニに付きまとわれるそうです。

京大青竜会を辞めたい、ホルモーを辞めたいわけではなく「芦屋と一緒のチームで戦いたくない」と言う安倍に、菅原は「総則17条(17条ホルモー)」という特別規約があると明かしました。基本的には1チーム10人で戦うホルモーを、各校のチームを5人×2チームと分ける特別ルールが存在するのです。

但しこれには5名の賛同者が必要でした。安倍は高村に三好兄弟の説得を頼み、意外にも楠木が賛同したため17条ホルモーが実現します。

しかしこれには大きな落とし穴がありました。安倍はじめ発動した人たち全員は、京都大学の上に黒い雲が立ち込めるのを見ます。さらに家の中で、黒いオニが何かを虐殺する怖い光景を見せられました。

17条ホルモーを発議した者は、「地獄の尻の栓」を抜いたも同然、信賞必罰(功績があれば賞を与え、罪があれば罰を与える)で黒いオニが見えるようになったのです。

回避する方法はたった1つ、「神々が納得するような極上のホルモーを披露すること」でした。安倍は、京大青竜会の2チームで紅白戦を開催し、そこで極上のホルモーをと考えます。

次のページで結末を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「鴨川ホルモー」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×