決定版!観ないと損するヒューマンドラマ映画おすすめ人気ランキング30選

決定版!観ないと損するヒューマンドラマ映画おすすめ人気ランキング30選

18位 こういう生き方もありかもしれないと思わせる作品なら「百万円と苦虫女」

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百万円と苦虫女

Prime Video > 映画
蒼井優(出演),森山未來(出演),ピエール瀧(出演),竹財輝之助(出演),齋藤隆成(出演),佐々木すみ江(出演),タナダユキ(監督),タナダユキ(Write…

レンタル価格¥330~
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価格・情報の取得:2020-07-05

蒼井優さん主演で贈る、青春ロードムービー。人と人との関わりが、簡単であり難しいということがよく描かれた作品。

一人行動が好きな方や、自由に生きたい方。つい、人に合わせてしまうという性格の方に、ぜひ観ていただきたい。特に若い方におすすめです。

就職浪人していた不器用な21歳の鈴子(蒼井優)は、実家を出て友達とルームシェアをすることになります。しかし、ルームメイトともめてしまい、思わぬ形で前科持ちになってしまったのでした。

家族から責められ、中学受験を控えた弟(齋藤隆成)にも強く当たられてしまいます。居づらくなった鈴子は、家を出て一人暮らしをすることにー。

しかし、鈴子はひとつの場所にはとどまることはしませんでした。しばらく働いて、100万円が貯まったら次の場所へ引っ越す、という根無し草のような生き方をしていきます。

果樹園や海の家、ホームセンターなど仕事を選ばず自由に生きる鈴子。時には恋もしました。

そして、新しい引越し先で出会った青年(森山未來)と親しくなっていきますー。

”苦虫”笑いをして生きる自分を、”苦虫女”と表現する鈴子。自分の意志とは裏腹に、人に対して愛想笑いをしてしまったり、つい合わせてしまったり。鈴子が抱える悩みは、男女を問わず若者すべてが共感できるものではないでしょうか。

鈴子が引っ越しを続ける中で、引っ越し続ける理由を“自分探し“か?と問われるシーンがあります。それに対して「むしろ探したくない。どうやったって、自分の行動で自分は生きていかなくちゃいけない。探さなくても、自分はここにいるから。」と。なんとも奥深いセリフですよね。

ゆっくりとしたペースで進む本作。ところどころ嫌な気分になる演出もありますが、蒼井優さんの演技のおかげで、すべてが必要なものとさえ思えます。

結末は賛否両論あるかと思いますが、筆者は好きなエンディング。切なさと優しさを感じることができました。

自由な鈴子の人生を描いている中で、しっかりと家族の絆も感じます。鈴子に厳しい言葉をかけた弟でしたが、本当は姉のことが大好き。弟への手紙を、読み上げるシーンが何回か登場しますが、その手紙が実は出されていなかったと知って、もどかしい気持ちになりました。

疲れたときに観て欲しい、また明日から頑張ろう。そんな風に思える作品です、ぜひ手にとってみてくださいね。

この映画のネタバレ記事はこちら!

17位「なぜ誘拐したの?」歪んだ愛の行く末なら「八日目の蝉」

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八日目の蝉

Prime Video > 映画
井上真央(出演),永作博美(出演),小池栄子(出演),森口瑤子(出演),成島出(監督),奥寺佐渡子(Writer)

レンタル価格¥2,000~
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価格・情報の取得:2020-07-05

「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」

第2回中央公論文芸賞受賞作である角田光代の小説を実写化した作品。不倫相手の子どもを誘拐し、自分の子どもとして育てた女性の母性と、成長した子どもの葛藤を描いています。

第35回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ、多くの賞を受賞した本作。井上真央さんは最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞には永作博美さんが輝きました。

物語は、希和子(永作博美)が逮捕され裁判を受けるところからはじまります。4年前に、不倫相手の子どもを誘拐した事件について語られていくのでした。

4年前―希和子は既婚者だった男性と不倫関係にあり、妊娠をしてしまいます。生みたいと望んだ希和子でしたが許されず、胎児治することに。その結果、子どもを生めない体になってしまうのでした。

ひどく落ち込む希和子に追い打ちをかけるよう、彼女は不倫相手の妻が妊娠したことを知ってしまいます。希和子は、ある夜不倫相手の家に忍び込み、幼い娘を誘拐してしまうのでした。

雨の中、幼子を抱えて逃げていく希和子。4年間に渡る、誘拐犯と娘の生活が描かれていきます。

そして、4年前の事件が描かれるのと同時に、誘拐された女児・恵理菜(井上真央)の現在が語られます。恵理菜は、一人暮らしでアルバイトをする21歳の大学生。彼女は、不倫しており、不倫相手の子どもを身ごもっていることに気づくのでした。

そんな恵理菜の前に、ルポライターと名乗る千草(小池栄子)が現れます。実は、恵理菜と自分は幼馴染だったと告げる千草。千草によって語られていく、幼少期、誘拐犯だった“母”と過ごした日々。

自分が母だと慕いながらも、誘拐犯だった希和子。しかし、たしかに愛情が存在していたことを恵理菜は感じ取っていくのですー。

保護された後、実の両親の元へ戻った恵理菜は、家庭でなじめずつらい思いをしていました。そんな過去と、誘拐されていた期間の記憶、そして現在。彼女はどう生きていくのでしょうかー。

涙なしでは見られない映画です。偽物の母の気持ち、誘拐された子どもの気持ち、どちらの面から見ても泣けてしまう。たしかに、誘拐は犯罪です。それでも、永作博美さん演じる希和子を、憎みきれないのはなぜでしょうか。物語の結末は、とても切ないものになっています。

この映画のネタバレ記事はこちら!

16位 名優・樹木希林の演技が光る茶道の話なら「日日是好日」

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日日是好日

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黒木華(出演),樹木希林(出演),多部未華子(出演),鶴田真由(出演),鶴見辰吾(出演),大森立嗣(監督),大森立嗣(Writer)

レンタル価格¥2,500~
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価格・情報の取得:2020-07-05

森下典子のエッセイ本、「日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-」を原作とした映画。タイトルの「日日是好日」(にちにちこれこうじつ)は、禅語であり、「毎日毎日が素晴らしい」という意味が込められています。

お茶の教室の先生役に樹木希林、教室の生徒役で黒木華と多部未華子が出演。24年と長きにわたる茶道教室での出来ごとが、ゆるやかに優しく描かれます。嫌な気分になることがなく、終始おだやかな雰囲気。茶道をまったく知らない人でも楽しめる作品です。

大学生の典子(黒木華)は、実家暮らし。ある日、突然母親から茶道を習ってみたら?と勧められます。戸惑いながらも、まんざらではなかった典子。従姉の美智子(多部未華子)とともに、茶道教室に通うことを決めるのでした。

茶道教室の先生は、タダモノではないという噂の武田のおばさん(樹木希林)。まったくの初心者だった典子と美智子は、基礎の基礎から武田のおばさんの指導を受けることになったのです。

大学卒業後、茶道をやめすぐに結婚した美智子。典子は、就職も結婚もせず30代に突入し、美智子と自分の違いに落ち込んでいました。

うまくいかない就職、大切な人の死、失恋など、つらいことのオンパレードだった典子。10年辞めずに続けた茶道で、さまざまな後輩ができます。後輩との出会いを通じ、大切なことを学んだ典子は、少しずつ前へ進んでいくのです。

茶道の映画、と聞いて退屈なのでは?と、はじめは思っていましたが、観終わってみるとなんていい映画を観たのだろうと充足感でいっぱいになりました。

樹木希林の演技の自然さ、本当に感動してしまいますね。こういう先生が存在していて、演技ではなくまるで本物のように感じることができる。改めて、素晴らしい女優さんだなと実感しました。

世の中には、「すぐわかるもの」と「すぐわからないもの」の二種類がある。すぐわからないものは、長い時間をかけて、少しずつ気づいてわかってくるー。

映画の予告編でこの言葉が流れていて、最初は理解できませんでした。しかし、観終わってから改めてこの言葉を見ると、あぁそういうことだったんだな、とすんなり受け入れられます。

お茶の世界について知ることができ、あたりまえに過ごす日々の大切さを知ることができる本作。少し疲れてしまったあなたに、おすすめしたい作品です。

15位 これぞ“リアル“夫婦のすれ違いに胸が締め付けられる「マリッジストーリー」

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マリッジ・ストーリー

CD > サウンドトラック
Rambling RECORDS
ランディ・ニューマン(アーティスト)

¥2,640
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価格・情報の取得:2020-06-20

Netflixで配信されている、同じ方向を見ていたはずの夫婦が、離婚に向かっていくストーリー。

夫婦を演じるのは、アベンジャーズシリーズで人気のスカーレット・ヨハンソンと、スター・ウォーズ出演が話題になったアダム・ドライヴァー。

夫婦間のリアルな言い争いや、不満がとてもリアルに描かれています。リアルだからこそ、見ていて胸が苦しくなるシーンも。結婚している方は、特に刺さる映画だと思います。

女優のニコール(スカーレット・ヨハンソン)は、劇団の監督を務めるチャーリー(アダム・ドライヴァー)と息子と飾らない幸せな生活を送ってきました。

しかし、ニコールは抑えてきた色々な感情が爆発し、離婚を決意します。円満に離婚したかった2人ですが、ニコールが敏腕弁護士のラ・ファーショウ(ローラ・ダーン)を紹介されたことで、事態は変わっていくのでした。

チャーリーも弁護士を雇い、2人の離婚協定は激化。こんなはずじゃなかった…という事態に発展してしまうのでしたー。

“離婚映画”といえば「クレイマー・クレイマー」が有名ですよね。しかし、本作は新たな「離婚映画」の代表として名を残すことができる作品だと思います。

弁護士を通すことで、“小さな”不満だったはずが相手を貶めるような大きな言い方をされてしまうシーン。敏腕弁護士ゆえ、なんでしょうが、そこまでは言ってないんだけど…と、敵同士の今は言いたくても伝えられないもどかしさがなんとも言えなかったです。

本作一番の見どころは、2人が激しい言い合う場面でしょう。感情をむき出しにして怒鳴るチャーリーと、ニコール。普段思っていないような言葉まで口に出してしまう感じ、痛いほどわかります。本当にリアルすぎて、苦しくなるシーンでした。

ラストシーンもとにかく切ない。すべてが終わってから読む手紙、そして新しいパートナー。仕方のないことではあるけれど、本当に夫婦の関係修復はできなかったんだろうか?と思ってしまいました。

すれ違うことのもどかしさと辛さ。自分が思っていることを、そっくりそのまま伝えることって難しい。でも、その溝を上手に埋めることが、夫婦がうまくいくことの秘訣なんだなと改めて思いました。

とてもリアルな“離婚”にまつわるストーリーでした。

この映画のネタバレ記事はこちら!

14位 鬼上司に認められていくサクセスストーリー!前向きになりたいなら「プラダを着た悪魔」

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プラダを着た悪魔 (字幕版)

Prime Video > 映画
Meryl Streep(出演),Anne Hathaway(出演),Emily Blunt(出演),Stanley Tucci(出演),Adrian Gr…

レンタル価格¥299~
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価格・情報の取得:2020-07-05

女子に大人気の「プラダを着た悪魔」、ファッション好きにはたまらない作品です。衣装を担当したのは、「セックス・アンド・ザ・シティ」のパトリシア・フィールド。俳優達の着ているブランド服も話題となりました。

本作の見どころはファッションだけではなく、仕事に打ち込む主人公の姿も注目すべきポイント。本当にやりたい仕事のために奮闘するアンドレア。

理不尽な社会で一生懸命働く人、夢を持つ人、仕事を頑張る誰もが共感できること間違いなしの作品です。

名門大学卒業し、ジャーナリストを目指すためにニューヨークに上京したアンドレア(アン・ハサウェイ)。

ファッションにまったく興味のなかったアンドレアですが、幸運なことにファッション誌「ランウェイ」の編集部へと就職が決まります。

「ランウェイ」での仕事は、何百万もの女性が憧れる仕事。しかもその編集長、ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントとして働くことになったのです。

ミランダは、ファッション界の重鎮。圧倒的な存在感を誇り、実際に編集長としての腕前も一流。みんなから恐れられ、まるで女帝のようでした。

憧れの仕事でありながら、ミランダの横暴さに何人もが音を上げてやめていくアシスタント職。アンドレアは、横暴な彼女に耐え必死に働きます。すべてはジャーナリストとして成功するためー。

ファッションには何の興味もなかったアンドレアですが、華々しいファッション誌で働いていくうちに、自身もファッションの魅力にハマっていきます。

気を使っていなかった体型維持や、おしゃれに目覚め、アシスタント職もしっかりとこなす。しかし、そんな中一緒に暮らしている恋人との仲は、雲行きが怪しくなっていくのでしたー。

仕事も、恋も、夢も。すべてを手に入れたいと願うのは、女として当然のことですよね。でも、それが本当に難しい。

本作は、ひとりの女性の完璧なサクセスストーリーかと思いましたが、少し違います。非現実的なようでいて、リアル。夢を叶えるためには、やはり何かを犠牲にするのは仕方のないことのように思えました。

本作は小説を原作にした作品。著者が実際ファッション誌で働いていたこともあるといい、実話なのでは?と噂されていましたが、著者本人は否定しています。

日本語訳版の小説も出版されているので、気になった方はそちらもチェックしてみてくださいね。

この映画のネタバレ記事はこちら!

13位 ネグレクトに目を逸らしたくなる問題作なら「子宮に沈める」

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子宮に沈める [DVD]

DVD > 日本のドラマ映画
アルバトロス
伊澤恵美子(出演),土屋希乃(出演),土屋瑛輝(出演),辰巳蒼生(出演),仁科百華(出演),田中稔彦(出演),緒方貴臣(監督),緒方貴臣…

¥3,766
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価格・情報の取得:2020-06-20

「孤独が、母を追いつめるー」

実際に日本で起きた、育児放棄事件を基に作られた作品。“育児放棄”の実態が、目を逸らしたくなるほどリアルに淡々と描かれています。問題作、というよりも衝撃作、という言葉がぴったり。部屋に放置された子どもをひたすら映すカメラワーク、そして息の詰まる展開の連続なので、お子さんがいる方は特に注意してください

由希子は、娘・幸と息子・蒼空と夫の4人家族でした。しかし、ある日を境に夫は帰らなくなり、捨てられたも同然の状況が続きます。

シングルマザーとなった由希子は、手に職もなく夜の仕事をはじめるのでした。2人を育てるため働き始めますが、忙しさや孤独で精神的にも追い詰められていきます。

徐々に変わっていく由希子。化粧も濃くなり、タバコを吸い、男を家に連れ込むように。そして、ついに恐れていた日がやってきます…。

子ども達が出られないよう、ドアにガムテープをびっしりと貼り付け、自分は男と家を出ていってしまうのでした。

その日から、家の中に閉じ込められた幼い2人の生活が始まったのですー。

夫に見捨てられ、社会から孤立した母・由希子。その絶望は、想像を絶するものだと思います。良き母であろうとしながらも、力尽きてしまったのでしょう。

自分たちの世話をしてくれなくなった母でも、そんな母しか頼る存在のいなかった2人の子供たち。最後の最後まで、母を信じて待ち続けた幼い子どもの姿に言葉をなくしてしまう作品でした。

そして、家に戻った母の驚くべき行動。もはや心理状態が、どうなっているのかわからないほどの狂気に満ちた行動に、胸が締め付けられました。

どのシーンも、時間をたっぷり使っているのが印象的。すべてを映しています。観ていてとにかく辛い、しんどい。重々しい空気に耐えきれず、目を逸らしたくなる描写も度々登場しましたね。

でも、現実に起きたこと、起きうることだと、受け止めなければいけないのだと思います。本作を通して、こういった現実があったのだと多くの人に知ってほしいと感じました。

子供たちが可哀想なのは当然だけど、母親だって被害者だった。そこに気づいてあげられなければ、きっとこの先も同じような母親、子供たちは出てくるでしょう。

子どもを産むのは簡単、でも育てることはまったくの別物。そう思わずにはいられない作品でした。

この映画のネタバレ記事はこちら!

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