読みたいのはこれ!経済小説おすすめ人気ランキングTOP20

ライター/ハチ
子どもの頃からの読書好きが高じて、本に囲まれたくて司書として働いた経験があります。趣味が読書なのはもちろん、仕事でも幅広いジャンルの本を取り扱ってきた筆者が、おすすめの本を紹介します。
- 経済小説の選び方は?
- 選び方その1. 映像化作品から選ぶ
- 選び方その2. 著者から選ぶ
- 選び方その3. 内容から選ぶ
- 経済小説おすすめ本ランキングTOP20
- 20位 ヘッドハンティングの世界「引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険」
- 19位 サラリーマンの物語「出世と左遷」
- 18位 投資銀行を知る!「巨大投資銀行」
- 17位 地方創生を描いた「プラチナタウン」
- 16位 企業の社会的責任とは「ある町の高い煙突」
- 15位 アパレル産業の栄枯盛衰「アパレル興亡」
- 14位 大手銀行を相手に ! 投資家の復讐劇「波のうえの魔術師」
- 13位 バブル崩壊後の日本経済は…「ハゲタカ」
- 12位 物流業界の熱い物語「ラストワンマイル」
- 11位 自動車業界の経済戦争「トヨトミの野望」
- 10位 メガバンクを舞台にした痛快ストーリー「不祥事」
- 9位 スリリングなマネーの世界「マネーロンダリング」
- 8位 リーダーとは「左遷社員池田 リーダーになる: 昨日の会社、今日の仕事、明日の自分」
- 7位 銀行に家族に…絡み合う人間模様「華麗なる一族」
- 6位 建設業界と談合とサラリーマン「鉄の骨」
- 5位 企業再建ストーリー「V字回復の経営 2年で会社を変えられますか」
- 4位 逆境にも負けず…ある石油会社の男の物語「海賊とよばれた男」
- 3位 倒産寸前!メガネ企業の再生物語「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」
- 2位 小説で学ぶお金と経済「おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ」
- 1位 バンカーの熱い想い「オレたちバブル入行組」
- 経済小説で有意義な時間を
この記事の目次
経済小説の選び方は?
企業や業界、人物、経済的な事象や事件などを題材に扱う経済小説。”経済”といっても扱う題材は様々なので、何を読めばいいか迷います。今回は、経済にあまり詳しくないという方も選びやすい選び方をまとめてみました。
選び方その1. 映像化作品から選ぶ
経済小説のなかには、映画やドラマなど、映像化された作品があります。
例えば、池井戸潤さんの作品では「オレたちバブル入行組」などの半沢直樹シリーズ、「不祥事」などの花咲舞シリーズ、「下町ロケット」などがテレビドラマ化、映画化されていますね。ほかに「海賊とよばれた男」や「不毛地帯」、「ハゲタカ」など、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
このように経済小説を映像化した作品はたくさんあります。経済小説と聞いて難しく感じる方は、映像化された作品から選んでみると、親しみやすいのではないでしょうか。
選び方その2. 著者から選ぶ
経済小説といっても、どれがそのジャンルの作品にあたるのか、パッと見ただけではわからないものも多いと思います。ですので、著者から選んでみるのも良いかもしれません。
例えば、池井戸潤さんはもちろん、経済小説の巨匠として知られる高杉良さんや、楡修平さん、黒木亮さん…など、経済小説の作品を多く書かれている方がいます。
そういった著者の中から選んだり、一度読んで気に入った作品の著者から選んでみるのも一つの方法です。
選び方その3. 内容から選ぶ
例えば、金融業界を舞台にした作品もあれば、一人のサラリーマンにスポットをあてた作品、経済史を取り上げた作品もあり、一口に経済小説といってもその内容は様々です。
またその経済小説が書かれた年代によって、物語の内容に反映されている状況も変わってくるといえます。
あらすじなどを見て、知りたい業界や産業、歴史、取り上げている題材など…作品の内容から、読んでみたい1冊を選んでみてはどうでしょうか。
経済小説おすすめ本ランキングTOP20
選び方を見たところで、それではランキングトップ20からご紹介します。映像化された作品を含め、著者や内容などもできるだけ様々になるよう、作品をランキングにまとめてみました。
20位 ヘッドハンティングの世界「引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険」

引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険 (PHP文芸文庫)
Kindle版 > 本
PHP研究所
雫井 脩介(著)
鹿子小穂は、父が創業した会社で若くして役員となった。ところが、父がヘッドハンターを介して招いた大槻に、会社から追い出されてしまう。そんな鹿子小穂を、あるヘッドハンティング会社が拾う。新米ヘッドハンターとして一流の経営者たちと接するなかで、鹿子小穂は仕事や経営について学んでいき…。
雫井脩介さんの引き抜き屋シリーズ1作目「引き抜き屋 1 鹿子小穂の冒険」。ミステリー小説で知られる雫井脩介さんの新境地の作品といわれるビジネス小説で、ドラマ化もされました。ヘッドハンティングという言葉は耳にしますが、どういった世界なのか知る人は少ないのではないでしょうか。ぜひ物語を楽しみながら、ヘッドハンティングという未知の世界を知ってみてください。
19位 サラリーマンの物語「出世と左遷」

出世と左遷 (新潮文庫)
文庫 > 経済・社会小説
新潮社
良, 高杉(著)
相沢靖夫は、中堅の損保会社 栄和火災海上の秘書室次長で会長付として勤務する四十六歳。あるとき会長の絵の個展を企画するが…絵を貰ったN証券社長から会長に一千万円の商品券が贈られたのを知り、口止めに二百万円を握らされた。その事実に苦悩する相沢、そこへ経済記者の取材が入り…。
高杉良さんの「出世と左遷」。著者の作品「人事権 !」を改題した作品です。悩める中堅管理職を描いたサラリーマンの物語。元は1995年の作品なので、物語にはそのあたりの日本の企業の様子が反映されているといえます。社会は変化し技術も進歩、倫理観も変わり、今とはやはり様子は少し違うかもしれませんが…果たしてサラリーマンの世界は今と変わっているでしょうか。ぜひ読んで、今のサラリーマンと比べてみてください。
他にも、映画化された「燃ゆるとき」、「不撓不屈」など、経済小説を多数書かれている作家さんなので、他の作品もぜひチェックしてみてください。
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