乾くるみのおすすめ作品、人気ランキングTOP20はこれ!

乾くるみのおすすめ作品、人気ランキングTOP20はこれ!

2005年『イニシエーション・ラブ』で「本格ミステリベスト10」で第6位に選ばれた小説家の乾くるみさん。これまでに数多くの作品が出版されていますが、どの本を読もうか迷っている方も多いのではないでしょう。そこで、乾くるみさんのおすすめの作品を20作厳選しましたので、ランキング形式でご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ライター/tsunoka

tsunokaと申します。 「映画解説」と「おすすめの本」の記事を書いています。 映画は、邦画から洋画、テレビアニメまで、本は、小説や漫画、ビジネス本など様々なジャンルのものを鑑賞・読書しています。 「おもしろい」と思えるものに出会えるように、紹介していきます。

乾くるみの作品を選ぶポイント

それでは、乾くるみさんの作品を選ぶときのポイントを3つご紹介します。

選び方その1.受賞作品・ノミネート作品を選ぶ

乾くるみさんが出版された本の中には、「このミステリーがすごい」や「本格ミステリベスト10」などを受賞した作品や「日本推理作家協会賞」にノミネートされた作品があります。

『このミステリーがすごい!』は、1988年から別冊宝島で発行されているミステリー小説のブックランキングで、『本格ミステリ・ベスト10』は、探偵小説研究会編著の推理小説のランキングです。

乾くるみさんの作品で、どの本を読むか迷ったときには、受賞した作品やノミネートされた作品を選んでみるのもおすすめします。

選び方その2.話題の作品を選ぶ

乾くるみさんの作品には、映画化されたものやドラマ化されたものがあります。

イニシエーション・ラブ』は映画化され、『リピート』はドラマ化され、話題を呼びました。話題の映像作品は、本の人気にもつながります。

話題になっている乾くるみさんの作品を選ぶのもおすすめです。

選び方その3.カテゴリーで選ぶ

これまでに数多くの作品を世に出してきた乾くるみさんですが、長編小説だけでなく、短編集アンソロジーも数多く出版されています。 アンソロジーは、異なる作者による作品を集めたもの、作品集 のことです。

乾くるみさんの作品選びで迷っている方は、小説だけでなくエッセイを選んでみるのもおすすめします。

乾くるみのおすすめ本ランキングTOP20

乾くるみさんの作品の中から本を選ぶときのポイントを3つお伝えしました。

それではここからは、乾くるみさんの作品のランキングをトップ20からご紹介します。

20位 9人のミステリー作家によるアンソロジー!「平成ストライク」

さよなら平成、さよならニッポン。

祝31周年。9人の小説家が平成に捧げる小説集。平成の時代に起こった様々な事件・事象を作家たちが書き起こす――。

激動の昭和が終わり、バブル経済の熱冷め止まぬうちに始まった平成。

福知山線脱線事故、炎上、児童虐待、渋谷系、差別問題、新宗教、消費税、ネット冤罪、東日本大震災――平成の時代に起こった様々な事件・事象を、九人のミステリー作家が各々のテーマで紡ぐトリビュート小説集。

「加速してゆく」青崎有吾、「炎上屋尊徳」井上夢人、「半分オトナ」千澤のり子、「bye bye blackbird…」遊井かなめ、「白黒館の殺人」小森健太朗、「ラビットボールの切断」白井智之、「消費税狂騒曲」乾くるみ、「他人の不幸は密の味」貫井徳郎、「From The New World」天祢涼の9人のミステリー作家によるアンソロジーです。乾くるみさんの「消費税狂騒曲」は、消費税導入を物語に取り組んだ作品になっています。

19位 6人の作家によるアンソロジー!「自薦 THE どんでん返し2」 (双葉文庫)

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自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)

文庫 > 日本文学
双葉社
乾 くるみ(著),大崎 梢(著),加納 朋子(著),近藤 史恵(著),坂木 司(著),若竹 七海(著)

¥652
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価格・情報の取得:2020-09-14

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる!

物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。6人の作家が自作から「これは」というどんでん返し作品を自ら選んだ。大好評をもって迎えられた前作の続編は、前作からの流れを受けつつ、読み味に変化をつけた一気読み必至の快アンソロジー。

流行作家のマンションに集まった、同級生男女たちの思惑は?閉店してしまった地方書店。出版社の若手営業マンは割り切れなかった…。大学の同好会で熱心に絵画制作に打ち込む彼女。同学年の僕は彼女の情熱に…。学園祭で催された降霊会。何か企みがあるのではないか…。路線バスの降車ボタンをめぐる乗客同士の謎の競争。勝者は誰だ?逆行性健忘症で警察に保護された男には、二人の妻がいた!?

同級生(乾くるみ)/絵本の神さま(大崎梢)/掌の中の小鳥(加納朋子)/降霊会(近藤史恵)/勝負(坂木司)/忘れじの信州味噌ピッツァ事件(若竹七海)の6人の作家によるアンソロジーです。乾くるみさんの「同級生」は、ホラー要素が含まれた作品になっています。

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