米澤穂信おすすめ作品 ! 様々な魅力を楽しめる ! ! 人気ランキングTOP15

ライター/ハチ
子どもの頃からの読書好きが高じて、本に囲まれたくて司書として働いた経験があります。趣味が読書なのはもちろん、仕事でも幅広いジャンルの本を取り扱ってきた筆者が、おすすめの本を紹介します。
- 米澤穂信作品の選び方は?
- 選び方その1. 受賞作・話題作から選ぶ
- 選び方その2. シリーズから選ぶ
- 選び方その3. 内容から選ぶ
- 米澤穂信作品おすすめ本ランキングTOP15
- 15位 米澤穂信さんが選んだ「世界堂書店」
- 14位 古典部シリーズファン必読 ! !「米澤穂信と古典部」
- 13位 ビターテイストミステリー「犬はどこだ」
- 12位 10代が直面する謎と現実「リカーシブル」
- 11位 限界集落を舞台に「Iの悲劇」
- 10位 大人のミステリー「追想五断章」
- 9位 ジャーナリストが事件を追う「王とサーカス」
- 8位 青春SFミステリー「ボトルネック」
- 7位 クローズドサークルミステリー「インシテミル」
- 6位 ミステリー+ファンタジー「折れた竜骨」
- 5位 放課後、図書室で謎解きを「本と鍵の季節」
- 4位 暗黒のミステリー「儚い羊たちの祝宴」
- 3位 日常+青春ミステリー「春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ」
- 2位 史上初ミステリー三冠を達成した短編集「満願」
- 1位 一度は読みたい傑作シリーズ「氷菓 「古典部」シリーズ」
- 米澤穂信さんの作品で、楽しい読書を !
この記事の目次
米澤穂信作品の選び方は?
作品によって、描かれる内容が様々で、受ける印象も異なる米澤穂信さんの作品。何から読んでみればいいか迷いますよね。米澤穂信さんの作品を読んでみるときに、参考になるような選び方をまとめてみました。
選び方その1. 受賞作・話題作から選ぶ
米澤穂信さんのデビュー作「氷菓」は、角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞作品です。他に、山本周五郎賞を受賞し、直木賞の候補作にもなった「満願」など、受賞作品・候補作品、ミステリーランキングの上位に入った作品が多数あります。
また「氷菓」は、映画化やアニメ化、漫画化もされて話題になりました。他に、「インシテミル」は映画化、「満願」はテレビドラマ化されています。
何を読んでいいかわからないという方は、まずは受賞作品や映像化などされて話題になった作品から選んでみてはどうでしょうか。
選び方その2. シリーズから選ぶ
デビュー作の「氷菓」は、高校の古典部が登場する「古典部」シリーズというシリーズ作品です。他に、「小市民」シリーズや「ベルーフ」シリーズといったシリーズ作品があります。米澤穂信さんの作品は読みやすく、シリーズ作品はどこか愛着が湧いて、次へと読み進めたくなる作品が多いです。
単巻作品ももちろんおすすめですが、このようなシリーズ作品から読み進めていくのも良いかもしれません。
選び方その3. 内容から選ぶ
米澤穂信さんの作品は、何を最初に読むかで印象がずいぶん変わるかもしれません。
例えば、日常の謎を楽しむ作品をコージー・ミステリーというそうですが、「古典部」シリーズや「小市民」シリーズの作品は、そんなコージー・ミステリーと青春ストーリーを楽しめます。その一方で、例えば「儚い羊たちの祝宴」は、もっと暗い雰囲気のある作品です。
他にも爽やかに描かれる結末もあれば、後味の悪いのが魅力の作品もあります。
またミステリーはミステリーでも、ファンタジーやSF、ホラーの要素が盛り込まれた作品があるなど、米澤穂信さんの作品で描かれる内容は、多岐に渡っているのが魅力的です。
あらすじなどを読んで、内容から自分好みの作品・読みたい作品を選ぶのも良いと思います。
米澤穂信作品おすすめ本ランキングTOP15
選び方を見たところで、それではランキングをトップ15からご紹介します。受賞作や話題作を含め、シリーズ作品なども入れて、ランキングにまとめてみました。
15位 米澤穂信さんが選んだ「世界堂書店」

世界堂書店 (文春文庫)
文庫 > 日本文学研究
文藝春秋
米澤 穂信(編集)
フランス作家が綴る光源氏の最後の恋、大二次世界大戦前夜に上海で起きた犯罪物語など…米澤穂信が世界の名作から愛してやまない短編小説を厳選した作品集。
稀代の小説好きであるという米澤穂信さんが厳選した世界短編傑作集「世界堂書店」。米澤穂信さんが書いた作品ではありませんが、様々なジャンルの作品を生み出す米澤さんが、これまでに読んできた作品の中のとっておきを知ることができる一冊です。おすすめしてもらわないと知ることができないような作品も多く、新たな本との出会いにもなります。新しい作品を読んでみたい方、米澤さんについて知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
14位 古典部シリーズファン必読 ! !「米澤穂信と古典部」

米澤穂信と古典部 「古典部」シリーズ (角川書店単行本)
Kindle版 > 本
KADOKAWA
米澤 穂信(著)
ある日、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」が 持ち込まれ、盛り上がる一同に、折木奉太郎は気が気ではなかった…。「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」より
「古典部」シリーズの七作目「米澤穂信と古典部」。「古典部」シリーズの作品ではありますが、こちらは特別のため、あえてランキングでご紹介します。書き下ろしの短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」に加え、著者による古典部シリーズの解説、米澤穂信さんへの質問集などなど…「古典部」シリーズファン、米澤穂信ファンならぜひ読みたい内容が満載、必読の一冊です。
収録されている短編はもちろん読みたいですが、隠れネタの公開や、登場人物たちの本棚紹介は、古典部シリーズの物語や登場人物たちを身近に感じ、より作品を楽しめる内容になっています。
またミステリー好きな方にとっても、著者と北村薫さんや恩田陸さん、綾辻行人さん、大崎梢さんとの対談集は、楽しめるのではないでしょうか。ミステリーについての思いや考えなどが語られていて、興味深い内容です。
著者の仕事場の公開や、著者に向けた質問集もあり、米澤穂信さんをより知ることができますので、ぜひ読んでみてください。
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