エドガーアランポーおすすめ作品 ! ゾクゾクする魅力 ! ! 人気ランキングTOP5+10

ライター/ハチ
子どもの頃からの読書好きが高じて、本に囲まれたくて司書として働いた経験があります。趣味が読書なのはもちろん、仕事でも幅広いジャンルの本を取り扱ってきた筆者が、おすすめの本を紹介します。
- エドガー・アラン・ポー作品の選び方は?
- 選び方その1. 有名な作品から選ぶ
- 選び方その2. 読みたい作品から選ぶ
- 選び方その3. 収録内容・訳から選ぶ
- エドガー・アラン・ポーおすすめ本ランキングTOP5
- 5位 電子書籍で楽しむ「『エドガー・アラン・ポー・16作品⇒1冊』」
- 4位 読みやすい新訳で「黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)」
- 3位 短編小説を楽しむ「黒猫・アッシャー家の崩壊 -ポー短編集I ゴシック編-(新潮文庫)」
- 2位 ポーの詩の世界を堪能する「ポー詩集-対訳 (岩波文庫―アメリカ詩人選)」
- 1位 名作をとにかく網羅 ! !「E・A・ポー ポケットマスターピース 09 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)」
- エドガー・アラン・ポーおすすめ短編作品ランキングTOP10
- 10位 デュパン、再び「マリー・ロジェエの怪事件」
- 9位 大渦に呑まれる「うづしほ」
- 8位 身体と心に迫りくる恐怖「落穴と振子」
- 7位 もし自分とそっくりな人物が現れたら…「ウィリアム・ウィルスン」
- 6位 リアルすぎる恐怖「早すぎる埋葬 」
- 5位 デュパン、引き込まれるトリック「盗まれた手紙 」
- 4位 暗く美しい恐怖の世界「アッシャー家の崩壊」
- 3位 初の推理小説 ?!「モルグ街の殺人事件」
- 2位 子どもから大人まで楽しめる冒険小説「黄金虫」
- 1位 一度は読みたいポー作品 ! 追い詰めてくる「黒猫」
- エドガー・アラン・ポーでゾクゾクする読書体験を
この記事の目次
エドガー・アラン・ポー作品の選び方は?
40年という、現代からすれば短い生涯のうちにエドガー・アラン・ポーが残した作品は、そう多くはありません。また短編小説が多いので、1冊に数作品がまとまっていることも多いです。その点を踏まえて、参考になるような選び方をまとめてみました。
選び方その1. 有名な作品から選ぶ
まだエドガー・アラン・ポーの作品を読んだことがない、何から読めばいいかわからないという方は、有名な作品から選んでみてはいかがでしょうか。
例えば、恐怖小説では「黒猫」「アッシャー家の崩壊」などが有名ですし、「モルグ街の殺人事件」は、世界初の推理小説とも言われています。冒険小説、暗号解読の推理小説として知られる「黄金虫」は、出版された当時から広く読まれたとされている作品です。
またエドガー・アラン・ポーは詩人でもあり、掲載当初大変な評判を得た「大鴉」をはじめ、「アナベル・リー」「鐘のさまざま」といった多くの人に知られる詩を残しました。
このようなエドガー・アラン・ポーを語るうえでは欠かせない作品から、読んでみてはいかがでしょうか。
選び方その2. 読みたい作品から選ぶ
エドガー・アラン・ポーの作品で、書店やネットで見つけられる作品はそう多くないので、ネタバレのないあらすじや内容を読んで、興味を持った作品から読むのも良いかもしれません。
小説を読むのか、詩を読むのか。小説の中でも恐怖小説、推理小説、冒険小説と色々なジャンルがあります。また同じ恐怖小説といっても、ドッペルゲンガーを題材にしたものや、生き埋めにされるもの…など感じるホラーの要素も様々です。
内容を確認して、自分好みの作品から読んでみると読みやすいかもしれません。
選び方その3. 収録内容・訳から選ぶ
短編小説が多いので、短編集として一冊にまとまっている本がいくつかあります。例えば同じ代表作「黒猫」が収録されている作品であっても、他の収録作品が違うので、読みたい作品が多く収録されている一冊を選ぶのが良いでしょう。
また1800年代のアメリカの作品なので、訳によって読みやすさも変わってくると思います。試し読みや、レビューで確認するなどして、自分にとって読みやすい文章の本で読めれば、作品により一層入り込めるのではないでしょうか。
ですので収録されている内容や、訳文の読みやすさもぜひ確認してみてください。
エドガー・アラン・ポーおすすめ本ランキングTOP5
選び方を見たところで、まずは本のランキングをトップ5からご紹介します。エドガー・アラン・ポーの作品は、短編が一冊にまとめて収録されているものが多く、そのうえ短編は電子書籍などで一作品ごとに読めるものも多いです。ですのでおすすめの本と、おすすめの短編作品に分けてランキングでご紹介します。
5位 電子書籍で楽しむ「『エドガー・アラン・ポー・16作品⇒1冊』」

『エドガー・アラン・ポー・16作品⇒1冊』 【さし絵65枚】
Kindle版 > 日本文学研究
エドガー・アラン・ポー全集・出版委員会
エドガー・アラン・ポー(著)
エドガー・アラン・ポー全集・出版委員会から出ている電子書籍「『エドガー・アラン・ポー・16作品⇒1冊』」。ここで短編作品ランキングとして紹介した10作品に加え、「アモンティリャードの酒樽」「十三時」「暴露させる心臓」「病院横町の殺人犯」「メールストロムの旋渦」「約束」の16作の短編小説を楽しむことができます。訳者も複数で、ポー関連の豊富なさし絵も楽しめる作品です。
これだけポーの主な短編小説を収録して、お値段もリーズナブル。電子書籍で、読みたい作品に飛んで読むのも簡単なので、携帯できる端末などでポー作品を楽しみたい方にオススメです。
4位 読みやすい新訳で「黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)」

黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
Kindle版 > 英米文学研究
光文社
ポー(著),小川 高義(翻訳)
光文社古典新訳文庫から出ているシリーズ。ポーの本では、「黒猫/モルグ街の殺人 」と「アッシャー家の崩壊/黄金虫」があります。「黒猫/モルグ街の殺人 」の方に収録されているのは、「黒猫」「本能vs.理性-黒い猫について」「アモンティリャードの樽」「告げ口心臓」「邪鬼」「ウィリアム・ウィルソン」「早すぎた埋葬」「モルグ街の殺人」の8篇です。「アッシャー家の崩壊/黄金虫」の方には、「アッシャー家の崩壊」「ライジーア」「大渦巻への下降」「群衆の人」「盗まれた手紙」「黄金虫」と、詩の「大鴉」「アナベル・リー」が収録されています。
ポーの作品は、1800年代のものなので、本によっては訳が読みにくいということがあるかもしれません。読みやすい訳で読みたいという方には、こちらのシリーズがオススメです。
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