明治の文豪といえばこの人!森鴎外おすすめ作品人気ランキングTOP20

明治の文豪といえばこの人!森鴎外おすすめ作品人気ランキングTOP20

軍医であり、小説家、戯曲家、翻訳家、評論家として多方面に渡って活躍した明治の文豪、森鴎外。

「作品を読んでみたい」と思っても、文章は難しそうだし、どの作品から読んで良いか迷いますよね。

そこで今回は、日本の文豪大好きな私が、森鴎外作品のおすすめ作品をランキングにしてご紹介します。

ライター/トモトモ

中学生、小学生の2人の子育て中の主婦。 日本の小説が大好きで、最近は、ノンフィクションや実用書にもハマってます。 小学校で絵本読み聞かせもやっており、子どもと一緒に絵本や児童書も楽しんでいます。

森鴎外の選び方は?

文章が難解、読みづらい…という理由から、なかなか森鴎外作品を読めない方も多いと思います。

しかし、一見小難しそうに思える文章も、がんばって読み進めてみましょう!

慣れると、美しい日本語の音のリズムや魅力的な登場人物やストーリーに引き込まれて、一気に読めてしまうのが森鴎外作品の魅力。

そこで今回は、森鴎外作品初心者の方のために、「短編小説から選ぶ」「恋愛小説から選ぶ」「歴史小説から選ぶ」の3つに大別して、森鴎外作品の選び方をご案内していきます。

選び方その1.短編小説から選ぶ

森鴎外が発表してきた作品は、ほとんどが短編小説で、文庫本にして7~8ページくらいで終わる内容のものが多いです。

多少難解そうに見える文章でも、短編小説から読むようにすると、すぐに読み終えることができますし、

どの作品もストーリーがとても面白いので、1つ読了すると次から次へと他の作品にも手が伸びるようになります。

まずは興味のあるストーリーの短編小説を選んでみて、森鴎外の文章、世界観に慣れましょう。

選び方その2.恋愛小説から選ぶ

藩医家の家系に生まれ、軍医としても活躍していた森鴎外。

幼い頃から神童と呼ばれ、東京大学医学部にも実年齢を2歳偽り、12歳の若さで入学。

家柄、能力、容姿(イケメン)…完璧な理系男子だった森鴎外。

そして軍医となり留学したドイツで、エリーゼというドイツ人女性と大恋愛に落ちます。

そのエピソードを基にした「舞姫」はあまりにも有名。

他にも、「うたかたの記」や「普請中」「雁」など、切ないラブストーリーをいくつか発表しています。

ラブストーリーが好きな方は、森鴎外が手がけた恋愛小説から読んでみると良いでしょう。

選び方その3.歴史小説から選ぶ

森鴎外は後期に、殉死した乃木希典に衝撃を受け、歴史小説やを多く手がけるようになりました。

「興津弥五右衛門の遺書」や「山椒大夫」「渋江抽斎」「高瀬舟」など、数々の傑作を残しています。

歴史小説好きの方は、森鴎外の歴史小説作品から選んで読んでみると良いでしょう。

森鴎外おすすめ本ランキングTOP20

それではここで、森鴎外のおすすめ作品ランキングTOP20をご紹介します。

森鴎外の作品の魅力は、まずなんといっても幅の広い作品世界。

わかりやすい簡潔な文(現代の私達には難解な言葉遣いもありますが)。

そしてどの作品も、決して筆者の思いをゴリ押しせず、登場人物やストーリーの善悪の判断、感想を読み手にそっとゆだねてくれるような描き方で、読後も色々と考えさせられ、ずっと印象に残ります。

そんな天才文豪の森鴎外作品を、今回は20作品に絞ってランキングにしてご紹介しましょう。

20位 森鴎外の世界観を感じる名随筆「サフラン」

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サフラン

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1914年に発表された森鴎外の随筆。

幼少時に、蘭学医である父のオランダ語辞典から「サフラン」という言葉は知っていたものの、それがどういう花なのかを知らなかった著者は、大人になったある日、花屋でサフランを買って帰ります。しかし、サフランはたった2日でしおれてしまい…。

子どもの頃から名前だけは知っていたサフラン。だいぶ大人になってサフランを所有することになりますが、サフランは一旦すぐにしおれ、その後また葉を茂らせます。

そして鴎外は時々水をやることになるのですが、その理由について、鴎外なりの世界観を展開。

「宇宙の間で、これまでサフランはサフランとして生存していた。私は私の生存をしていた。」

という文は有名です。

お花に水をやるだけで、この考察…宇宙もすごいですが、森鴎外もすごい!とうなってしまうエッセイ。

森鴎外の名随筆を読んでみたい方におすすめです。

19位 こずるい下僕と軍人のプライドが交錯「鶏」

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森 鴎外(著)

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小差参謀になり、小倉に赴任してきた主人公の石田小介。

1羽の鶏をもらいますが、下僕の虎吉が自分の鶏と混ぜて欲しいと頼んできます。やがて、石田の鶏が卵を産みますが、下僕は自分の鶏のものとして卵を取るようになり…。

森鴎外の実話が基になっていると言われている小説。

主人のものを自分のものとしてやりたい放題の下僕はまるで立場は逆なのに、まるでジャイアンですね(笑)

主人公は帳簿をつけてわかっていても、明治の軍人のプライドから、下僕に全部与えてしまいます。

こんなちゃっかりしたこずるい人って昔からいたんだなぁと思わせる、ユーモアのある作品。

ユーモアあふれる軍人と下僕の生活の小説を読みたい方におすすめです。

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