宮沢賢治おすすめ作品 ! 多くの人を魅了する世界観 ! ! 人気ランキングTOP20

ライター/ハチ
子どもの頃からの読書好きが高じて、本に囲まれたくて司書として働いた経験があります。趣味が読書なのはもちろん、仕事でも幅広いジャンルの本を取り扱ってきた筆者が、おすすめの本を紹介します。
- 宮沢賢治作品の選び方は?
- 選び方その1. 有名な作品から選ぶ
- 選び方その2. ジャンルや本の形態で選ぶ
- 選び方その3. タイトルから選ぶ
- 宮沢賢治おすすめ本ランキングTOP20
- 20位 優しい者の物語「祭の晩」
- 19位 戦争の時代を反映「さるのこしかけ」
- 18位 心打たれる物語「虔十公園林」
- 17位 教訓的な童話「ツェねずみ」
- 16位 ユニークな世界「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」
- 15位 歌いながら楽しむ「雪わたり」
- 14位 童話だけれど深い「オツベルと象」
- 13位 幻想的な世界観と現実「ポラーノの広場」
- 12位 命を大切にすること「なめとこ山の熊」
- 11位 誰がいちばんえらいのか ? !「どんぐりと山猫」
- 10位 苦難を乗り越え、冷害と闘う「グスコーブドリの伝記」
- 9位 まるで人間社会 ? ! ちょっと泣けてくる猫の話「猫の事務所」
- 8位 存在と命「よだかの星」
- 7位 子どもたちと自然「風の又三郎」
- 6位 心象風景を感じる詩「春と修羅」
- 5位 川底から感じる自然「やまなし」
- 4位 ストーリーが素敵な童話「セロひきのゴーシュ」
- 3位 面白すぎる物語「注文の多い料理店」
- 2位 "宮沢賢治"といえば「雨ニモマケズ」
- 1位 何度も読みたい名作「銀河鉄道の夜」
- 素敵な宮沢賢治作品と出会えますように
この記事の目次
宮沢賢治作品の選び方は?
宮沢賢治といえば、童話とそして詩。宮沢賢治の生前に発表された作品は少ないのですが、生前から注目されていたこともあり、死後に多数の作品が刊行されました。有名作品を含め、そんなたくさんの宮沢賢治の作品から選ぶ選び方をまとめました。
選び方その1. 有名な作品から選ぶ
宮沢賢治の作品で童話は特にたくさんありますが、宮沢賢治とえいば、童話では「銀河鉄道の夜」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」など、詩では「雨ニモマケズ」「春と修羅」が多くの方に知られているのではないでしょうか。
多くの方に読まれる作品は、やはり評価も高く面白いといえます。また以前に読んだことがあっても、懐かしかったり、読む時々で違う感じ方ができるのも宮沢賢治の作品の魅力です。
宮沢賢治の作品をまだ読んだことがないという方、読んだけれどどんな話か忘れてしまったという方は、やはりまず有名な作品から読んでみるのが良いかと思います。
選び方その2. ジャンルや本の形態で選ぶ
宮沢賢治の作品には、主に童話と詩、そして唯一の芸術論とされている「農民芸術概論綱要」があります。そして童話のなかには、長めの作品もあれば絵本になっているような短い作品もあり、本の形態も様々です。
子ども向け、大人向けの両方から選べる作品もあります。
宮沢賢治の作品は短編や詩が多いので、短編集になっているものや詩集になっているものもあり、収録作品で選ぶのも良いかもしれません。全集で一通り読む方法もあります。
このように作品を、読みたいジャンルや、本の形態から選ぶのも良いかもしれません。
選び方その3. タイトルから選ぶ
宮沢賢治の作品には、興味を引かれる素敵なタイトルの作品が多いです。
例えば、有名な「注文の多い料理店」もそうですが、「猫の事務所」や「ツェねずみ」など…面白いタイトルや内容が気になるタイトルではないでしょうか。
宮沢賢治の作品は主に童話で、基本的には読みやすいと思いますので、気になるタイトルから選んで読んでみるのも面白いかもしれません。
宮沢賢治おすすめ本ランキングTOP20
選び方を見たところで、それではランキングをトップ20からご紹介します。有名な作品や、読んでおきたい作品を含めランキングにまとめてみました。短い作品が多いので、いくつかの作品が収録されている本が多いですが、ランキングでは作品ごとにご紹介したいと思います。
尚、宮沢賢治の作品は素敵な装丁や絵・内容になっている本があり、今回は色々な本をご紹介しますが、電子書籍などで一作品ごとに読むことができる作品もあるので、そちらもチェックしてみてください。
20位 優しい者の物語「祭の晩」

祭の晩
Kindle版 > 本
宮沢 賢治(著)
山の神の秋の祭りの晩、亮二は十五銭をもらって、祭りに出かけました。亮二は見世物に十銭を払って外に出ると、掛茶屋の方で大きな声がして、その声の方へ行ってみました。するとさっきぶつかった大きな男が、髪をもじゃもじゃして、村の若い者にいじめられていて…。
宮沢賢治の死後に発表された作品「祭の晩」。宮沢賢治の作品には「山男」が出てくる作品がいくつかありますが、この作品もその一つ。状況を把握して山男を助けた亮二の行動と、山男のお返し、亮二の話を聞くおじいさんに、心が温かくなる優しい物語です。
19位 戦争の時代を反映「さるのこしかけ」

さるのこしかけ
Kindle版 > 本
宮沢 賢治(著)
楢夫(ならお)は、大きな栗の木の下で、白いきのこが三つできているのを見つけます。「ははあ、これがさるのしかけだ。けれどもこいつへ腰をかけるようなやつなら、すいぶん小さな猿だ。」と考えていると、ひょっこり三匹の子猿があらわれて…。
宮沢賢治の死後に発表された作品「さるのこしかけ」。結末まで読むと、ドキッとするようなお話ですが、戦争の時代を色濃く反映されていると言われている作品です。この物語の展開・結末が何を意味しているのか…ぜひ読んでみてください。
作中に登場する「山男」や「種山ヶ原」というタイトルの童話もあるので、気になった方は、こちらも読んでみてはいかがでしょうか。
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