想像を越えるバッドエンド!後味が悪い映画おすすめランキングTOP35
この記事では、そんな「後味の悪い映画」の中から、邦画洋画問わずオススメ作品・注目作品を35本ランキング形式でご紹介します。ホラーやスリラー、サスペンス、実話を題材にしたものなど、ジャンルもさまざま。
くれぐれも落ち込んでいるときに見ないよう、ご注意くださいね!

ライター/stargazer
子供のころから映画が大好きです。 現在は、サスペンスやアクション、ホラー映画を中心に、1日に1~6本の映画を見る日々です。気に入った映画は繰り返し見るタイプ。 そんな私のおすすめしたい映画を紹介します。
- 後味が悪い映画おすすめランキングTOP35
- 35位 すっきりしない映画「父の秘密」
- 34位 運命に翻弄される少女「シュウシュウの季節」
- 33位 理不尽な呪い「スペル」
- 32位 予想外の展開「ディセント」
- 31位 まさに不条理「隣人は静かに笑う」
- 30位 社会の闇をテーマにした問題作「闇の子供たち」
- 29位 複数の事件を参考にした映画「葛城事件」
- 28位 スキー場での恐怖「フローズン」
- 27位 トラウマ映画「この子の七つのお祝いに」
- 26位 胸に重く残る映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
- 25位 謎の隣人が…「ファニーゲーム」
- 24位 やりきれないストーリー「悪人」
- 23位 想像を絶するホラー「ヘレディタリー/継承」
- 22位 埼玉愛犬家連続殺人事件がベース「冷たい熱帯魚」
- 21位 キング原作「ミスト」
- 20位 戦争の怖ろしさ「ジョニーは戦場へ行った」
- 19位 棺に閉じ込められた男「[リミット]」
- 18位 落ち込む映画ランキング1位「レクイエム・フォー・ドリーム」
- 17位 道徳とは…「ドッグヴィル」
- 16位 予言の意味は…「ノウイング」
- 15位 実話が題材「チェンジリング」
- 14位 現実と幻想「パンズ・ラビリンス」
- 13位 1万人以上が殺された事件「カティンの森」
- 12位 柳楽優弥主演「誰も知らない」
- 11位 勧善懲悪…?「8mm」
- 10位 友情が生んだ悲劇「縞模様のパジャマの少年」
- 9位 人気シリーズ「ソウ」
- 8位 ホラーらしい結末「ローズマリーの赤ちゃん」
- 7位 結末に愕然とする映画「ファイトクラブ」
- 6位 なぜ母親に?「少年は残酷な弓を射る」
- 5位 トラウマ映画「エンド・オブ・ザ・ワールド」
- 4位 厳しい現実「ミリオンダラー・ベイビー」
- 3位 何度も見たくなる映画「シャッターアイランド」
- 2位 閲覧注意!「隣の家の少女」
- 1位 何度見ても後味の悪い映画「セブン」
- 後味が悪くても見続けられるのは作品に魅力があるから
この記事の目次
後味が悪い映画おすすめランキングTOP35
それではランキングをトップ35からご紹介します。
35位 すっきりしない映画「父の秘密」

父の秘密 [DVD]
DVD > 外国のドラマ映画
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
テッサ・イア(出演),ヘルナン・メンドーサ(出演),マイケル・フランコ(監督)
ミシェル・フランコ監督による2012年のメキシコ映画が「父の秘密」です。出演はテッサ・イア、エルナン・メンドーサなど。日本では2013年に公開されました。評論家からの評価が高い本作は、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門でグランプリを獲得しています。
妻のルシアを事故で失った料理人のロベルト。彼は娘のアレハンドラとメキシコシティで新しい生活を始めますが、ロベルトの精神状態は安定しません。アレハンドラは少しずつ新しい学校になじむものの、撮影されていることを知りながら、酔った勢いでクラスの人気者であるホセと肉体関係を持ってしまいます。動画は学校中に出まわり、アレハンドラに対するいじめが開始。エスカレートしていくいじめについてアレハンドラは父親に何もいわず…。
母親の死にも謎があり、父娘の関係も歪んでいて、終始、救いのない物語。見終わったあとに大きな疑問が残ります。後味の悪さは絶妙。静かに淡々と進んでいくからこそ余計にすっきりしないように感じられるのかもしれません。
34位 運命に翻弄される少女「シュウシュウの季節」

シュウシュウの季節 [DVD]
DVD > 外国のドラマ映画
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
ルールー(出演),リュウ・ユエ(出演),ガオ・ジエ(出演),ジョアン・チェン(監督),イエン・ゲリ…
「シュウシュウの季節」は1998年に作られたジョアン・チェン監督による映画です。舞台となるのは1970年代、文化大革命期の中国。その中国では上映禁止となっているのが本作です。出演はリー・シャオルー、ロプサンなど。
四川省成都市に住む少女、シュウシュウ。彼女は下放政策によって、ラオジンのもとで遊牧を学ぶことになります。次第に労働に慣れつつも、早く帰りたいと願うシュウシュウ。しかし、彼女の存在は忘れ去られ、予定の日に迎えは来ません。すると本部にあてがあるという男性が現れ、シュウシュウは彼と関係を持ってしまいます。そんな男は1人ではありませんでした。やがて彼女は妊娠し…。
待っているのは想像以上に悲劇的な結末です。まだ幼い少女であるシュウシュウを利用する大人たち。寡黙なラオジン以外は、ひどい男性ばかりが登場。なんともやりきれない気持ちになります。群を抜いた後味の悪さのある映画です。
33位 理不尽な呪い「スペル」

スペル
Prime Video > 映画
アリソン・ローマン(出演),ジャスティン・ロング(出演),ローナ・レイヴァー(出演),ディリープ・ラオ(出演),デヴィッド・ペイマー(出演),アドリアナ・バ…
「スペル」はサム・ライミ監督による2009年のアメリカ映画です。出演はアリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、ローナ・レイヴァーなど。
銀行で融資を担当しているクリスティンのもとに、ガーナッシュという老婆があらわれます。ローンの支払い延期申請を却下したことが原因でガーナッシュは激怒。その夜、帰ろうと車に乗ったクリスティンは襲われます。車外に出されたガーナッシュはクリスティンのコートからボタンを取り「ラミア」という呪文を唱えました。すると、そこから怪奇現象が続き…。
「死霊のはらわた」で知られるサム・ライミ監督。壮絶に怖いというわけではありませんが、ところどころ気味の悪いシーンも。もちろんバッドエンディングですが、ホラーらしい終わりかただともいえます。全体的には楽しくみられるホラー映画というところ。ただ、このクリスティンは「仕事をしただけ」と考えると、理不尽だなと感じずにはいられません。
32位 予想外の展開「ディセント」

ディセント(字幕版)
Prime Video > 映画
シャウナ・マクドナルド(出演),ナタリー・メンドーサ(出演),アレックス・リード(出演),サスキア・マルダー(出演),ノーラ・ジェーン・ヌーン(出演),マイ…
2005年のイギリス映画が「ディセント」です。監督はニール・マーシャル。出演はシャウナ・マクドナルド、ナタリー・メンドーサなど。
交通事故で夫と娘を失ったサラ。それから1年、友人たちはサラを元気づけようと冒険旅行に誘います。メンバーは6人。場所はアパラチア山脈にある「ボアム洞窟」。彼女たちはロープで洞窟を降り、奥へと進んでいくのですが…。
筆者が好きな映画の1つです。狭い穴をくぐって進むものの洞窟は崩落し、出口は閉ざされます。さらに冒険マニアのジュノがみんなを連れてきたのは、ボアム洞窟ではなく、まだ名前さえない場所。救助も見込めないなかで怪我人も出ます。暗くて狭い場所が苦手な筆者にはそれだけでも怖い映画なのですが、後半は予想外の展開が。これがまた後味の悪い話なのです。2009年には「ディセント2」も作られており、サラは再びあの洞窟へ。ホラー好きにおすすめの映画です。
31位 まさに不条理「隣人は静かに笑う」

隣人は静かに笑う(字幕版)
Prime Video > 映画
ジェフ・ブリッジス(出演),ティム・ロビンス(出演),ジョーン・キューザック(出演),ホープ・デイビス(出演),ロバート・ゴセット(出演),マーク・ぺリント…
後味が悪い映画として有名な映画の1つが1999年のサスペンス映画「隣人は静かに笑う」です。監督はマーク・ペリントン。出演はジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンスなど。
大学でテロリズムについて教えているマイケルは、あるとき、おおけがをしている少年ブレディを助けます。彼は隣に引っ越してきた設計技師、オリヴァーの息子。その件がきっかけで、隣に住むラング家との交流が始まります。FBIで働いていた妻の死が忘れられないマイケル。しかし次第にマイケルは隣人であるオリヴァーがテロリストではないかと疑うようになり…。
忠告を受けながらもオリヴァーのことを探り続けるマイケルを待っているのは残酷な結末。この映画は邦題も秀逸。映画の内容をよく表していると感じます。衝撃的、かつ不条理なサスペンスです。
30位 社会の闇をテーマにした問題作「闇の子供たち」

闇の子供たち
Prime Video > 映画
江口洋介(出演),宮崎あおい(出演),妻夫木聡(出演),佐藤浩市(出演),鈴木砂羽(出演),豊原功補(出演),プラパトン・スワンバーン(出演),プライマー・…
梁石日による同名小説を映画化したのが2008年の「闇の子供たち」です。監督は阪本順治、出演は江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡など。
バンコクにある日本の新聞社で、幼児の人身売買を取材する記者の南部。彼は「日本人の子供がタイで心臓移植手術を受ける」という情報を入手。臓器密売の仲介をしていた人間に接触した南部は、提供者の子供が生きたまま臓器を摘出されると知り、なんとか手術をやめさせようとするのですが…。
タイ国内では上映を拒否された問題作。それは、子供に対する性的虐待や、臓器移植などに対する内容からです。すべてが真実でもないし、すべてが嘘でもないと考えると複雑な気持ちになります。そして結末が何ともいえない後味の悪さなのです。社会的な問題を取り上げた重い物語になっています。
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