白石一文のおすすめ作品、人気ランキングTOP20を読書好きの筆者が全力でご紹介します!

白石一文のおすすめ作品、人気ランキングTOP20を読書好きの筆者が全力でご紹介します!

2010年、小説『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞した小説家の白石一文さん。これまでに数多くの作品が出版されていますが、どの本を読もうか迷っている方も多いのではないでしょう。そこで、白石一文さんのおすすめの作品を20作厳選しましたので、ランキング形式でご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ライター/tsunoka

tsunokaと申します。 「映画解説」と「おすすめの本」の記事を書いています。 映画は、邦画から洋画、テレビアニメまで、本は、小説や漫画、ビジネス本など様々なジャンルのものを鑑賞・読書しています。 「おもしろい」と思えるものに出会えるように、紹介していきます。

白石一文の作品を選ぶときのポイント

それでは、白石一文さんの作品を選ぶときのポイントを2つご紹介します。

選び方その1.受賞作品・ノミネート作品を選ぶ

白石一文さんがこれまでに出版した本の中には、「直木賞」や「山本周五郎賞」などを受賞した作品や、「直木賞」にノミネートされた作品があります。

直木賞は、芥川賞と並び無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞で、山本周五郎賞は、大衆文学・時代小説の分野で昭和期に活躍した山本周五郎にちなみ、すぐれた物語性を有する小説・文芸書に贈られる文学賞です。

白石一文さんの作品で、どの本を読むか迷ったときには、受賞した作品やノミネート作品を選ぶことをおすすめします。

選び方その2.映像化された話題の作品を選ぶ

白石一文さんの作品には、映画化やテレビドラマ化された作品が数多くあります。

『火口のふたり』は映画化され、『一億円のさようなら』や『私という運命について』はテレビドラマ化され、話題を呼びました。話題の映像作品は、本の人気にもつながります。

映像化されて話題になっている白石一文さんの作品を選ぶのもおすすめです。

白石一文のおすすめ本ランキングTOP20

白石一文さんの作品の中から本を選ぶときのポイントを2つお伝えしました。

それではここからは、白石一文さんの作品のランキングをトップ20からご紹介します。

20位 声明文的意味合いをもった作品!「この世の全部を敵に回して」 (小学館文庫)

IMAGE

この世の全部を敵に回して (小学館文庫)

文庫 > 日本文学
小学館
白石 一文(著)

¥43
Amazonで見る
価格・情報の取得:2021-01-13

直木賞受賞作家渾身の問題作!

戦争、テロ、狂信、犯罪、飢餓、貧困、人種差別、拷問、幼児虐待、人身売買、売買春、兵器製造、兵器売買、動物虐待、環境破壊–。私たち人間は歴史の中でこれらのうちのたった一つでも克服できただろうか。答えは否だ。

かくも、残酷で無慈悲な世界に生まれ、苦痛と恐怖に満ちた人生を歩まされる「死すべき存在」としての人間。だからこそ、人間には、「愛」が必要だ。ここで注意深く伝えたい「本当の愛」は、憐憫であり、哀れみだ。その愛は、死に対して為す術もなく無力であるからこそ、差し述べることのできる遍く広いものであり、身の回りの特別な相手だけの幸福を祈ることから離れることができてはじめて、ひとは、貧困、暴力、戦争、差別、迫害、狂信といった諸悪を無力化することに向けて船出をすることができるのだ。

五十三歳の妻子ある男の手記には、「私には一人の息子と一人の娘、妻がいる。私は子供たちのことも妻のことも愛してはいない」「ほんとうに人間は癌のような存在だ。」などと、人間を否定する言葉が書き連ねてありました。しかし、彼は、呪術めいた思いを込めて、この手記を綴ったのではなかったのです。

19位 世界を変えようとする教師と生の物語!「彼が通る不思議なコースを私も」 (集英社文庫)

IMAGE

彼が通る不思議なコースを私も (集英社文庫)

Kindle版 > 直木賞受賞(126-150回)作家の本
集英社
白石一文(著)

¥638
Amazonで見る
価格・情報の取得:2021-01-13

「本物の時間というのは、絶えず伸びたり縮んだりしているんだよ。人間はみんなひとりひとり、持っている時間の長さが違うんだ」

友人の生死を決める衝撃的な現場で霧子が出会った黒ずくめの男。彼は修羅場をよそに、消えるようにいなくなってしまった。後日、霧子は男に再会し、徐々に魅かれていく。彼の名は椿林太郎。学習障害児の教育に才能を発揮し、本気で世界を変えようと目論む、抜群に優秀な小学校教師。人は彼のことを「神の子」と呼ぶ。しかし、彼にはある大きな秘密があって……。生への根源的な問いを放つ傑作長編。

友人がビルから飛び降りるという衝撃的な現場に居合わせた霧子と黒ずくめの男。黒ずくめの男は手を貸すこともなく素通りした男に、その場からいなくなってしまいます。しかし、ある日、霧子は黒ずくめの男と再会するのです。霧子が心の中で「死神」と呼ぶ男は、学習障害児の教育をしていて、とても不思議な魅力的を持っていて、霧子はだんだん惹かれていきます。生と死、教育問題などをテーマに物語はどんどん展開していき、どんどん引き込まれる作品です。

18位 一組の男女が織りなす夫婦小説の傑作!「快挙」(新潮文庫)

IMAGE

快挙(新潮文庫)

Kindle版 > 直木賞受賞(126-150回)作家の本
新潮社
白石 一文(著)

¥539
Amazonで見る
価格・情報の取得:2021-01-13

写真家を目指す俊彦は、小料理屋を営む二歳上のみすみと結婚する。やがて小説に転向した夫を、気丈な妻は支え続けた。しかし平穏な関係はいつしか変質し、小さなひびが広がり始める……。それでもふたりは共に生きる人生を選ぶのか?結婚に愛は存在するのか?そして人生における快挙とは何か?一組の男女が織りなす十数年間の日々を描き、静かな余韻を残す夫婦小説の傑作。

夫の視点から語られるある1組の夫婦について描かれた物語です。夫は写真家を目指していましたが、腕が振るわずに小説家に転向します。大きな仕事がないにもかかわらず、妻は夫の事を責めずに小料理屋の仕事を営んでいました。しかし、夫が病気になり長い闘病生活を送ることとなり、それまで平穏だった関係もいつしか微妙にずれていっていました。そんな時に、夫婦で訪れた寺院にあった石碑の文字が、お互いを見つめなおすきっかけとなります。人生における快挙とは?夫婦とは?について考えさせられる作品です。

次のページへ
1 2 3 4
×