年間300本映画を観る映画好きが選ぶおすすめ【洋画】人気ランキング40
16位 ベストセラー小説を映画化!ヒトラーが現代に蘇る「帰ってきたヒトラー」

帰ってきたヒトラー(字幕版)
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オリヴァー・マスッチ(出演),ファビアン・ブッシュ(出演),クリストフ・マリア・ヘルプスト(出演),カッチャ・リーマン(出演),フランツィスカ・ウルフ(出演…
学生の頃、世界史って大嫌いだったなぁ。と物思いにふけりながら手にとったこの映画が、思ってた以上に当たり作品だったので皆様にもご紹介させていただきますね。
コメディ映画でありSF映画。そして風刺映画とでもいうのでしょうか。ドイツでベストセラーとなった、ティムール・ヴェルメシュが発表した風刺小説を原作に作られた映画でございます。
国家社会主義ドイツ労働者党・ナチスの指導者であり、独裁者の典型とされるアドルフ・ヒトラー。歴史に詳しくない人でもその存在と名前は知っていることでしょう。このヒトラーが、なんと現代のドイツに蘇るという物語は描かれます。
しかし、市民たちはもちろんヒトラーの本物だなどと思うはずもなく、そっくりさん、コメディアンだと勘違いしおもしろおかしくテレビに出演させることに。
はじめは顔や服装のそっくりさが受けていましたが、テレビマンや視聴者の度肝を抜く心惹きつける演説を披露し、徐々に彼に対する周りの態度は変わってくるのでしたー。
アドルフ・ヒトラーが生きた時代はもちろん遠い昔。そんなヒトラーが現代に降り立つミスマッチさは面白いですし、笑えるシーンも多くあります。しかし、背景には社会派映画の雰囲気もビシビシと感じる作品。
特にラストシーンでは・・・。あの映像、そして音楽。独特な雰囲気は、ぜひご自身の目で観て欲しい。そしてこれをきっかけに、世界史や歴史に興味を持てる人がいれば万々歳です!
15位 1日しか記憶がもたない女性との恋愛なら「50回目のファースト・キス」

50回目のファースト・キス (字幕版)
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アダム・サンドラー(出演),ドリュー・バリモア(出演),ロブ・シュナイダー(出演),ショーン・アスティン(出演),ダン・エイクロイド(出演),Peter S…
大爆笑して大号泣できる映画ならこれ!筆者がラブコメ史上一番大好きな作品といっても過言ではありません。ラブコメ・コメディ業界の帝王アダム・サンドラーと、「チャーリーズエンジェル」シリーズのドリュー・バリモアがタッグを組んだ一つ「50回目のファースト・キス」です。
チャラ男のヘンリーは、ある日カフェで食事していたルーシーに一目惚れ。初対面でしたが会話が弾み、2人はいい感じの雰囲気になり新たな恋に浮足立つヘンリー。
その翌日、また同じ店で再会を果たし声をかけると、ルーシーはまるで知らない人に接するかのような態度をとるのでした。ヘンリーは戸惑いますが、知人に話を聞くとルーシーは事故の後遺症で1日しか記憶がもたないというのです。
驚いたヘンリーでしたが、毎日自分を好きにさせるため、さまざまな方法でアタックの日々をスタートさせるのでしたー。
毎日2人は恋に落ち、毎日ファーストキスを繰り返す。心配したルーシーの家族が邪魔をしたり、上手く行かない日もありますがヘンリーは諦めません。
1日しか記憶がもたない、という病気を題材にしていながらも、まったく重くなく楽しく観ることができるのが魅力のひとつ。さすがコメディ俳優・アダム・サンドラー!といったところでしょうか。一挙一動が笑えます。それでいてしっかりロマンティックなシーンや、ぐっとくる場面なんかもありますので最高のラブストーリー!
大きな問題を抱えた2人ですが、いったいどんなエンディングを迎えるのでしょうか。ぜひ、あなたの目で確かめてください。山田孝之と長澤まさみ主演で邦画リメイクもされましたが、筆者は断然こちらをおすすめいたします。
14位 パパラッチの執着と狂気なら「ナイトクローラー」

ナイトクローラー(字幕版)
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ジェイク・ギレンホール(出演),レネ・ルッソ(出演),リズ・アーメッド(出演),ビル・パクストン(出演),ダン・ギルロイ(監督)
狂気じみた仕事の成果への執着。本作の主人公の仕事への熱意、異常な行動をプロフェッショナルととるか、はたまたサイコパスととるかはあなた次第かもしれない。
監督・脚本はダン・ギルロイがつとめ、自身の初監督作品であるにも関わらず大きな話題となりました。主演は「ブロークバック・マウンテン」や「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」のジェイク・ジレンホール。他にレネ・ルッソ、リズ・アーメッド、ビル・パクストンらが出演しています。
舞台となるのはロサンゼルス。話術が得意で自分に自身がありながらも、ろくな仕事につけず冴えない日々を送っていたルイス。ある日出くわした事故現場で、いち早くスクープ記者が事故を撮影しそれをテレビ局に売り込む姿を目撃します。
それをきっかけに、自分もスクープ記者として一旗揚げようとあの手この手でやっきになるのでした。しかし、彼のやり方は徐々にエスカレートし、超えてはいけない一線を超えてしまうことにー。
ジェイク・ジレンホールの眼力と、絶対にヤバイやつやん・・・というサイコな演技が素晴らしい!ハラハラドキドキの緊張感も絶えずあって、最後まで飽きることなく楽しめる作品です。
13位 天才たちの手に汗握るカンニング作戦なら「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(字幕版)
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チュティモン・ジョンジャルーンスックジン(出演),チャーノン・サンティナトーンクン(出演),イッサヤー・ホースワン(出演),ティーラドン・スパパンピンヨー(…
ここでひとつ、タイの映画をご紹介いたします。中国で実際に起こったSAT(大学進学適正試験)の集団カンニング事件を元に作られた作品。人が死ぬわけでもないのに、肩に力が入ってしまう緊張感!タイ映画の底力を感じました。
監督をつとめたのはナタウット・プーンピリヤ。主演は本作がデビュー作となるチュティモン・ジョンジャルーンスックジンがつとめました。
映画の内容はタイトルのとおり「バッド・ジーニアス」、悪い天才。頭脳明晰で優秀な学生が起こしたカンニング事件の全貌を、とくと御覧ください!
家は貧しいけれど勉強が得意でずば抜けた頭の良さのリン。そして、逆に家は裕福だけれど学業成績に難のあるグレース。まるで違う2人でしたが、ある日を境に友達になります。
ある時、グレースがテストで良い成績を出さないと部活動ができなくなってしまうという事態に。勉強の得意なリンがグレースに勉強を教え、試験に臨みましたが何やら雲行きがあやしい・・・。親友のため、思わず試験中にこっそり答えを教えてしまったリン。彼女のカンニングを手伝うことになってしまったのです。
このちょっとしたカンニングをきっかけに、リンはとある大きなカンニングのビジネスを持ちかけられることになるのでしたー。
思いも寄らないカンニングのやり方に驚くこと間違いなし!これが実話だというからさらに二重で驚きですよね。裕福だったり貧乏だったり。正しさだけでは生きていけない世の中の世知辛さや、なんだかやるせないなぁ、とちょっぴりセンチな気分になってしまうシーンも。
学生も大人も楽しめる作品ですので、ぜひ一度手にとってみてくださいね。
12位 独り身女性なら共感の嵐!「ワタシが私を見つけるまで」

ワタシが私を見つけるまで(字幕版)
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ダコタ・ジョンソン(出演),レベル・ウィルソン(出演),レスリー・マン(出演),アリソン・ブリー(出演),クリスティアン・ディッター(監督),ドリュー・バリ…
普段あまり映画を観ない女友だちに「何かおすすめの映画ある?」と聞かれたときには、筆者はまずこちらと「50回目のファースト・キス」をおすすめしています。
仕事や家族の環境なんかは人それぞれ違いますが、おそらく多くの人が恋や失恋は一度は経験していますよね。本作ではいろんなパターンのこじらせ(?)女子が描かれています。いろいろな理由があって現在シングル謳歌中の女性たち。丸々共感はできなくても、ふとした瞬間に「わかる~!」となること間違いなしの映画ですよ。
それぞれ境遇の違う4人のシングル女性を描くロマンティック・コメディ。王道のラブコメにありがちな設定や展開ではなく、とっても現代的な部分を持ち合わせた”今”を生きる女性にピッタリの作品です。
監督はクリスチャン・ディッターがつとめ、ダコタ・ジョンソン、レベル・ウィルソン、レスリー・マンなどが出演。毎日遊び歩いてシングルを謳歌している女性、理想的な条件を持つ相手をマッチングサイトで探している女性、産婦人科医をしながらも未婚で子なし、でも子供が欲しくなってきた女性、彼氏と距離をおこうと提案したらその間に女を作られてしまった失恋を引きずる女性。
表面的な部分ではなく、彼女たちが抱える内面の悩みや葛藤を、ぜひ汲んで観てくださいね。ファッションやライフスタイルに憧れるシーンもありつつ、ロマンティックな展開ももちろんアリ!それでいてラストはじーんと胸があたたかくなります。
王道のハッピーエンドではないけれど、これも確かにひとつのハッピーエンド。人生色々ある、と明日からの日々を前向きに生きようとと思わせてくれるエンディングが待っていますよ。
一人暮らしあるあるや、シングル女性が共感できるシーンにも注目を。ひとりで鑑賞して「やっぱり独りもいいもんだ」と思うのも良いですし、友達同士で観るのもいいかもしれません。現代の女性のバイブルになりえる映画ではないでしょうか。
11位 ふつうの恋愛映画に飽きたあなたにおすすめ「アメリ」

アメリ(字幕版)
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オドレイ・トトゥ(出演),マチュー・カソヴィッツ(出演),ドミニク・ピノン(出演),イザベル・ナンティ(出演),ジャメル・ドゥブーズ(出演),ジャン=ピエー…
誰もが一度は観たことがあるであろうこの緑の背景に独特な少女の微笑む姿。2001年公開のフランス映画「アメリ」です。オドレイ・トトゥが主演をつとめ、ジャン=ピエール・ジュネが監督をつとめた作品。
まずどんな映画化と申しますと、一応ジャンルとしては”恋愛映画”。しかし、たくさんの恋愛映画を観てきた筆者ですがこの作品は特に異質。きゅんきゅんときめくというよりも、どうなるの?どうするの!?といった不思議なワクワク感を楽しめる映画なのです。
かなり有名な映画ではありますが、実際には観たことがないという人もいるではないかと思い改めてオススメさせていただきました。恋愛映画の主人公を応援したくなる映画はよくありますが、アメリはただただ観ていたくなる。とにかく、ふつうの恋愛映画とは違うんですよ。少し変わった、おかしな少女の一挙一動に引き込まれてしまうんです。
コミュニケーションをとることが苦手で、今まで本気の恋愛をしたことがないアメリ。はじめは無自覚でしたが、個性的な周りの人々の助言やふれあいによってアメリは自身の恋に向き合っていきますー。
ただの人物紹介ひとつをとっても、とにかくおしゃれ。これだからフランス映画ってやめられない・・・!まわりくどすぎる待ち合わせシーンも、最高にドキドキします!
絶対に観て損はない作品でございます、わかりやすい王道のラブコメに飽きた方はぜひ、この「アメリ」を手にとってみてください。そして、フランス映画のおしゃれさにハマったなら、「シェルブールの雨傘」や「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」なんかもチェックしてみてくださいね。
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