美しい日本の純文学!川端康成 おすすめ作品人気ランキングTOP15を日本の小説好きの筆者がおすすめ

美しい日本の純文学!川端康成 おすすめ作品人気ランキングTOP15を日本の小説好きの筆者がおすすめ

日本人初のノーベル文学賞受賞者で、日本を代表する世界的に有名な純文学作家の川端康成。
日本各地の美しい風景、純粋な少女たちが登場する作品を数多く手がけました。

そんな川端康成の作品ですが、「どれも固い印象で難しそう…」となかなか手を出せない方も多いと思います。
けれど、難解な文ではありますが、慣れると川端文学にしかない世界観、魅力を感じる作品ばかりなんですよ!

そこで今回は、日本の小説好きの筆者が、川端康成おすすめ作品人気ランキングTOP15をご紹介します。

ライター/トモトモ

中学生、小学生の2人の子育て中の主婦。 日本の小説が大好きで、最近は、ノンフィクションや実用書にもハマってます。 小学校で絵本読み聞かせもやっており、子どもと一緒に絵本や児童書も楽しんでいます。

川端康成作品の選び方は?

川端康成と聞くと、小説が真面目そう・難しそうなイメージがありがちです。

たしかに、その文章は難しいのですが、作品のあらすじ等をチェックしてみると面白そうと感じるものばかり。

そこで今回は川端康成小説の選び方として、「日本の美を描いた作品から選ぶ」「女性同士の関係を描いた作品から選ぶ」「『魔界』を描いた作品から選ぶ」の3つに分けてご紹介します。

選び方その1.日本の美を描いた作品から選ぶ

生涯を通して作品の中に頻繁に「処女」の乙女を登場させた川端康成。

ノーベル文学賞を受賞した「伊豆の踊子」は、主人公の「私」が旅の途中で出会いほのかな恋心を抱いた踊子の薫などが代表的です。

さらに、少女・女の純粋無垢な美しさとともに、川端康成は、伊豆や鎌倉、京都などの日本の美しい風景を表現。

「雪国」「古都」「山の音」「千羽鶴」など、小説の中の人間関係だけでなく風景の美しさも堪能でき、日本の自然や文化・芸術の良さを改めて実感できます。

世界が認めた美しい日本の小説を読みたい方は、これらの作品から読んでみましょう。

選び方その2.女性同士の関係を描いた作品から選ぶ

女性の美しさを、誰にも踏み込めないほど崇高な領域にまで高めて表現した川端康成。

今でいう百合小説的な、同性愛にも似た女性同士の愛を描いた作品も残しました。

「女であるということ」や、少女小説として描いた「乙女の港」など、

女性同士の愛や憧れ、嫉妬が細やかに表現された小説を読んでみたい方には、これらの作品を読んでみることをおすすめします。

選び方その3.『魔界』を描いた作品から選ぶ

川端康成は、「魔界」と呼ばれる変質的・幻想的な作品もいくつか発表。

処女と添い寝をする館を利用する主人公の「眠れる美女」、「人体欠死症」になった稲子を描いた「たんぽぽ」、ストーカーの心理を描いた「みずうみ」など、

川端康成ならではの独特な魔の世界を読んでみたい方は、これらの小説から読むことをおすすめします。

川端康成おすすめ本ランキングTOP15

川端康成作品の選び方を見たところで、おすすめ本作品ランキングTOP15をご紹介します。

気になるストーリーの小説がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

15位 不思議な結びつきの不倫小説「千羽鶴」

IMAGE

千羽鶴

Kindle版 > 日本文学研究
新潮社
川端康成(著)

¥575
Amazonで見る
価格・情報の取得:2021-02-18

太田夫人は、茶の師匠である栗本ちか子が主催する鎌倉・円覚寺の茶会で、かつての情人で今は亡き三谷の面影がある息子の菊治に出会います。

どちらから誘惑したわけでもなく、関係を持ってしまう2人。そして、太田夫人と同様かつて三谷の愛人であった栗本ちか子は、三谷に愛されていた太田夫人に嫉妬をし…。

川端康成が書く、背徳的な不倫関係と、茶器の志野茶碗の美。

「不倫小説」と一言で言ってしまえばそれまでですが、芸術と愛欲が入り乱れた関係を崇高なものに創り上げる川端康成…すごすぎます!

最高に美しい不倫小説を堪能したい方におすすめです!

14位 異色のストーカー小説!「みずうみ」

IMAGE

みずうみ

Kindle版 > 日本文学研究
新潮社
川端康成(著)

¥473
Amazonで見る
価格・情報の取得:2021-02-18

主人公の桃井銀平は美しい少女を見ると、後をつけてしまう習性を持つ男。

高校教師をしていたが、教え子の久子の後をつけ、密会をしていたことがきっかけで職を失っていた過去もありました。

銀平は金持ちの有田の愛人をしている水木宮子や、宮子の弟の友人の恋人の町枝の後をつけ…。

川端康成には「魔界」と呼ばれるジャンルの作品をいくつか残していますが、この「みずうみ」も、ストーカーの変態的趣味を克明に描いた異色の話題作。

銀平の行動はほとんど犯罪、考えることも変態なのですが、この小説を読むと

「少女の眼にみずうみを見るなんて…すごい心理!」

「変態って…こんな気持ちなんだ!」と納得してしまうから、天才作家の表現力は凄いです。

川端康成の「魔界」を覗いてみたい方に、おすすめの1冊ですよ!

次のページへ
1 2 3 4
×