「ほんとにあった!呪いのビデオ11」のネタバレあらすじと結末の感想

ほんとにあった!呪いのビデオ11の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2003年にビデオ版として発売され、後にDVD化された「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第11作。湖の湖畔に佇む「ランドセルの少女」、楽しげなわんこそばの映像に滲み出す不気味な少年「謎の影」など8本を紹介する。構成・演出・撮影・編集はこれまで撮影スタッフとして参加していた「自殺霊」の坂本一雪。ナレーターは中村義洋。

予告動画

ほんとにあった!呪いのビデオ11の主な出演者

リポーター/北川さおり、仁科芳子、スタッフ/横田直幸など、撮影/坂本一雪、ナレーター/中村義洋

ほんとにあった!呪いのビデオ11のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ11のあらすじ1

◆「線路に佇む影」
地下鉄の先頭車両に乗っていた投稿者遠藤麻里たちが撮影した奇妙な人影。それは上半身だけの子供と思しき白い影で、見たのは彼らだけで電車も止まらずその上を走り過ぎて行ったそうです。
◆「公衆トイレ」
心霊スポットなどによく行くと言う投稿者藤野雅史が、ホームレスが焼死したという公園の公衆トイレで撮影したビデオに映った不気味なモノ。
そこは鬱蒼とした森の公園で、レポーター北川さおりと横田直幸らスタッフは、池のほとりにある問題の公衆トイレが見えるベンチで事情を聞きます。
彼が侵入した際には、トイレに明かりは無く、噂の個室は施錠され開かずの状態、写真にも生々しい焦げ跡が残っていましたが、取材時には明かりが点いており、件の個室も使用可能で薄い焦げ跡らしき汚れが残っているだけでした。
問題の映像は、深夜、彼が真っ暗な公衆トイレに懐中電灯を頼りに潜入、ビデオを回しながら一番奥の鍵が掛かった個室に行きドアを乗り越え個室内に潜入、写真とビデオを撮影します。が、彼が再びドアを乗り越え外に出る際、ドア下の隙間から白くおぼろげな数本の手が出ているモノでした。
◆「エレベーター」
とある高層団地に住む投稿者村上浩気は、ほんの遊び心でビデオを撮りながら外出、高層階からエレベーターで降りる際、そのドア窓を撮影していたところ、ガラスに映った自分の背後に中年男性がいるのに気づいたと話します。男性は2年前、そのエレベーターで心臓発作を起こし亡くなった彼の友人の父親に似ていると話します。
問題の映像では、男性はビデオを撮影する彼の背後から覗き込むように映っていて、途中の階で彼の後ろに隠れるように消え、1階に着いた時、背後を確認しても誰もいなかったそうです。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ11のあらすじ2

◆「曰くの物件」
投稿者坂井裕子が彼氏と物件を探していた時、検討用の資料にと撮影していたビデオに映り込んだ不気味なモノ。
その物件は駅近で日当たりもよく不動産屋イチオシの格安物件だったため、彼女は大変乗り気だったそうですが、なぜか彼氏は空気がイヤだと言い、不動産屋に急かされつつも持ち帰り検討することに。
内見の際、彼氏はどうしても気が乗らず、また、部屋の物入れや押入れの中にお札が貼られていたのも気になったため、不動産屋にも聞いたのですが、彼らの目の前で剥ぎ取り単なる先住者の忘れ物扱いだったそうです。
諦めきれなかった彼女は後日1人で物件近くに立ち寄ったそうですが、偶然近所の住民に、その物件に以前住んでいた男性が脳の病気で亡くなり、以来、次々と入居者が亡くなっているという話を聞いたそうです。
問題のビデオは、不動産屋の説明の間、部屋中所々を撮影しているカメラが押入れの天袋を横切った際、そこにフードをかぶり横たわった男性の顔がはっきりと映り込んでいると言うモノでした。

◆「謎の影」
投稿者小泉雅史が東北旅行の際、友人たちとわんこそばに挑戦した様子を撮ったビデオに映り込んだ奇妙な影。
それは、投稿者を含め3人の挑戦者を向かいのテーブルに置いたカメラから、1分ごとに2秒だけ撮影するモードで録ったもので、3人の前にどんどん椀が積まれていく様が映っているものでしたが、向かって左端の男性の肩にずっと黒いシミのようなモノがあり、それが蠢きながら大きさを変え、一瞬丸刈りのしかめ面の男の子のような顔になり、消えていきます。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ11のあらすじ3

◆「ランドセルの少女」
肌寒い曇天となった休日、投稿者黒崎拓巳が地元の大きな湖の湖畔で彼女を撮影していた際、薄着でランドセルを背負った少女が映り込んだそうです。
彼の先輩の話では、小学生だった頃、言葉が不自由なため苛められていた少女がいて、この湖畔に呼び出されてはからかわれ、ある日その最中にいなくなり行方知れずになったのだとか。撮影当日、彼は彼女を怖がらせようとその話をしていたそうで、映り込んだのはその少女では?と言うのです。
レポーター仁科芳子は、投稿者カップルから映像の少女が立っていたと思しき石積みの埠頭で話を聞きますが、彼は、映像ではここがイジメの現場と言ったが、この石積みは近年新設されたため現場じゃないと思う、けれど映っていたのは間違いなくここだったと話します。
問題の映像では、肌寒い曇天だったその日、寝坊して遊園地に行く話が流れ、地元の湖畔に変更になってしまい不機嫌な彼女をからかうように、黒崎が件の話を始めます。
それは取材時より具体的で、件の先輩はイジメグループの1人であり、夜中に少女を呼び出しその堤防で何度も湖に突き落とし、”た”行が言えないため”さすけて(助けて)”になってしまう事を嘲笑っていたところ、浮かんでこなくなり、慌てて大人を呼びに行ったが戻った時にはいなかったと言う話でした。
問題の部分はビデオの冒頭、不機嫌な彼女の背景に映り込んでいる石積みの上に、小学生と思しき赤いランドセルに赤いスカートの少女がこちらを見つめて佇み、数秒後に消えているというモノでした。

◆「夜に現れる手」
トラック運転手の投稿者加藤義弘は、運転中に急に眠気に襲われるようになったため、寝姿をビデオ撮影することに。
問題の映像は、散らかった部屋にせんべい布団で寝ている彼を部屋の上方の定点カメラから撮影しているものでしたが、彼は午前1時過ぎに就寝、3時少し前に呼吸が断続的に止まるなどし始め、布団からはみ出すほど寝返り打ち始めます。
そして4時25分、画面左下にまで転がり仰向けに寝ている彼は、呼吸がほとんど聞こえず苦しそうで、その首あたりに白い手のようなモノが締めているかのように現れ数秒で消えます。そして5時40分、彼は早朝にもかかわらず起き出し、疲れ果てた顔でぼんやりしていました。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ11のあらすじ4

◆「廃線トンネル」
鬱蒼と木々が生い茂る山中に遺された廃線跡のトンネル。それは明治時代に作られ終戦と共に廃線となった路線にあるもので、頑丈な石と煉瓦でできており入口が金網柵で塞がれ、50mほど入った所で行き止まりとなっているそうです。
廃線マニアの投稿者加藤治雄は、仲間の大田と中山と共にそのトンネル内に侵入、大田だけが女の声を聞いたと言い、帰宅後3人で確認したところ、低い女性の声で「帰ろう」と入っていたのだそうです。
その後3人は風邪で寝込み、加藤と山中は間もなく完治したのですが、声を聞いたという大田だけは現在も入院中で、生命の危機にある重症なのだとか。
加藤と共に現地を訪れたレポーター仁科芳子とスタッフは、加藤と共に柵を乗り越え行き止まりまで歩きますが、中は完全な暗闇でジメついていて、話し声が異様に反響し、行き止まりは完全に土で埋められ別の何者かがいたとは考えられません。中から入口を見ると、切り抜いたような景色の中、柵を乗り越えられなかった巨漢のスタッフ横田直幸の姿が小さく見えていました。
問題の映像は、3人が件のトンネルにようやくたどり着き、柵を乗り越え侵入し、行き止まりの奥まで行って写真を撮り、戻る様子が映っていましたが、大田は中でも一番大人しく、奥では「戻れないかもしれないよ」と冗談めかして言い、入口に戻る途中で「帰ろう…」と声が入った瞬間、「今、誰か呼んだ?」と言って2人にからかわれ、「楽しかったです」と笑顔を残し映像が終わります。

みんなの感想

ライターの感想

第10作まで撮影スタッフとして参加していた坂本一雪が構成・演出・撮影・編集と1人4役をこなしている作品で、また本シリーズの「疾走!」などで知られる巨漢の名物スタッフ横田直幸も本作からの参加になります。「ランドセルの少女」は映像そのものより陰惨な虐めが印象的で、様々な反響があり、後に「~Special4」でも取り上げられている伝説の作品です。ネット動画が無かった時代、「曰くの物件」の天袋の男は衝撃的だったし、「謎の影」は餓鬼のようにも思えます。どれもじわっと怖く、よくテレビのホラー特番などでも取り上げられていた記憶があります。

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