「ほんとにあった!呪いのビデオ33」のネタバレあらすじ動画と結末

ほんとにあった!呪いのビデオ33の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2009年にリリースされた「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第33作。前巻の続編で演出補菊池宣秀が深く関わっている「Twenty Seven 中編」、韓国風居酒屋に現われる「奇妙な客」など7本を紹介する。構成・演出は「口裂け女0(ゼロ)~ビギニング~」「ヒトコワ」シリーズの児玉和土。ナレーションは中村義洋。

あらすじ動画

ほんとにあった!呪いのビデオ33の主な出演者

演出補/岩澤宏樹、菊池宣秀、渡邉利枝など。ナレーション/中村義洋。

ほんとにあった!呪いのビデオ33のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ33のあらすじ1

「おことわり:本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般視聴者より投稿していただいた映像です。ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。本作品は、お祓いを済ませております」

◆「ドライブレコーダー」投稿者/中村真次(仮名)
投稿者は「半年前の帰り道、町外れを車で走っていたところ、突然女性が飛び出し、急ブレーキを踏んだが間に合わず、しばし呆然としていた」と話します。しかし、間もなく気を取りなおして周囲を探したそうですが、女性はおらず車体にも傷が無かったのだとか。
帰宅後、ドライブレコーダーの映像をチェックしたところ女性が映っていて、こちらを振り向き笑っていたそうです。そこはこれまでも事故が多い場所だったそうです。
問題映像は、住宅街を抜けて間もなく、横断歩道の手前で画面右から薄く透けた女性が現れ、彼を振り向いて笑う姿を捉えたものでした。
「まさか、ここで起こった交通事故の様子が焼きついている、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「奇妙な客」投稿者/森脇義人(仮名)
投稿者が、韓国風居酒屋での仕事仲間との飲み会を撮影したという数分間の映像。店内は客はまばらで、投稿者たちだけが大いに盛り上がり、壁側の席の男性の形態模写に大ウケしています。カメラはその男性をメインに撮りつつ、左に振れて仲間たちを映していきます。
しかしカメラが左に振れ始めたところで、奥のテーブルに座る暗い顔の女が映り、振りきった時、同じ女が左にいる仲間のすぐ横から、カメラを横目で睨んでいるのが映り込んでいます。それらはカメラが右に戻る時には消えています。
「まさか、生者を羨むあの世のモノが、宴会に割り入って来ようとしていた、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「植物園」
製作委員会に送られてきたという、2人の若い女性が植物園を見て回る、差出人不明のビデオ。撮影者の女性は、結婚したてと思しき友人女性と仲良く世間話をしながら、園内を歩いて行きます。
2人はやがて、ランの鉢が並んだスペースにたどり着き、物珍しげに撮影していきますが、その棚の下に透けて体育座りをした赤い顔の少女が映り込んでいます。
「これは撮影者たちになにか因縁のある少女なのだろうか?撮影者たちが無事であることを祈ろう」とナレーションが入ります。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ33のあらすじ2

◆「Twenty Seven 中編」投稿者/菊池宣秀、柏木雄一郎(仮名)
毎年、演出補菊池宣秀の誕生日に送られてくるという差出人不明のビデオ。
それは山中の朽ち果てた廃屋の映像で、菊池はそれを製作委員会に投稿する常連だったそうですが、心霊現象が映ってないため不採用となるうち、彼自身がスタッフとして参加するきっかけともなったビデオでした。
前作23巻では、その後、内容はほぼ同じで不気味な女が映り込んでいるビデオが紹介されます。投稿者は、大学院生の柏木雄一郎(仮名)で、菊池を始めスタッフには全く心当たりのない人物です。
スタッフは、柏木が菊池にビデオを送りつけていた本人では?と疑いつつも事情を聞きますが、彼は全く菊池には興味を示さず、「近所の住宅街で自主映画を撮影中に映り込んでいた、全く覚えのない映像」との証言を得て、まずは撮影場所となった住宅街の調査をする事に。
件の住宅街では、演出補渡邉利枝が赤いビニールテープで描かれた奇妙な”印”を複数発見、その場所を線で繋ぐと巨大な”印”となり、その中心に柏木のアパートがある事が判明します。
しかし同時に柏木の態度が急変、その取材中、スタッフが彼のアパートで、彼の縊死遺体を発見する事態となります。

スタッフは、その現場映像を再検証し、自室で縊死している彼の遺体の背後の壁に、件の”印”と思しきモノが映っている事に気づきます。
その”印”は、赤いビニールテープで描かれている、3本の横線を縦に1本貫いた、角の無い”羊”のような奇妙なマークで、住宅街の複数の電柱の足元にもあったモノです。その”印”を、彼自身が描いたかどうかは確認のしようが無く、”印”そのものの意味などの情報も無く、スタッフは改めて柏木の周辺を調査する事に。
柏木の両親に電話で問い合わせたところ、自殺原因には心当たりが無く、部屋には異変は無いと言われ取材も拒否されます。
一方で柏木の大学院の後輩今岡忠志(仮名)から、柏木の恋人沢井由紀子(仮名)の連絡先を聞き、コンタクトに成功します。彼女は就職していましたが、事件のショックは大きく、第一発見者となったスタッフから話を聞きたいと希望し取材を受け入れます。
彼女は一通り彼の様子を聞き終えた後、質問に応じ「彼とは事件の1週間前くらいから会ってなかったが、よくある事なので不審には思わなかった」「事件当日は彼の誕生日で、さすがに電話に出ないのはおかしいと思ったが、仕事の都合で行けなかった」と話します。
しかし、件の廃墟の映像には見覚えがあり、「20歳くらいから、毎年誕生日に送られて来ると聞いている」「自主映画を撮っていたという事も、女が映っている事も知らない」「これまでの映像は一緒に見たが、昨年、彼の26歳の誕生日に送られてきた映像は見ていない」というのです。

つまり「自主映画の映像に映り込んだ」という柏木の証言はウソだったわけで、柏木は菊池を知らず、当然彼に同じ事が起きているとも知らなかった=ビデオを送付した人物ではないという事が明らかになった、つまり、菊池と柏木にビデオを送りつけていた人物が別途存在するという事でもありました。
また菊池は、自らの経験上「事実を言えば変人扱いされるという恐れから嘘を吐き、映像そのものを調査して欲しかったのでは?」と話します。しかしながら、スタッフによるそれ以上の調査は憚られ、馴染みの興信所に依頼する事に。
その後、沢井から、柏木の遺品を整理中に気づいたという携帯動画が送られてきます。
それは彼女が撮影した、ゼミの送別会の出し物の手品を練習する柏木の映像でしたが、楽しげな映像の中、突然画像が乱れて柏木の顔が崩れるという不気味で不吉なモノでした。

その頃、菊池は26歳の誕生日を迎え、再びビデオが送られてきます。
それはこれまで通り差出人は無く消印も不確かでしたが、内容は柏木のビデオと同じく女が映り込んでいるモノで、さらに事務用便箋に手書きで書かれた手紙が添えられていたのです。
「お前らだけ 忘れたとは言わせない あいつと同じ歳になったら 終わり」…
差出人は誰なのか、”あいつ”とは誰なのか、謎は深まるばかりでしたが、さらにその1週間後、菊池宣秀が失踪します。
(巻末の「続・Twenty Seven 中編」に続く)

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ33のあらすじ3

◆「祭」投稿者/萩原治(仮名)
とある神社の境内で催された盛大な祭りの映像。投稿者たちは立ち並ぶ屋台を見物しながらそぞろ歩いていたそうで、派手で縁起の良い羽子板の出店では、女性客が職人が毛筆で描く名前札が書き上がるのを待っています。すると職人の曲げた腕の隙間に、灰色の顔が現れギロリと眼を剥きます。
「祭事には心霊的な存在が集まりやすいとよく言われているが、これは祭の華やかさに魅かれてやってきたあの世のモノの姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆シリーズ監視カメラ「女子寮」投稿者/正岡圭吾(仮名)
とある女子大の学生寮に設置されたエレベーター内の監視映像。そのエレベーターでは、無人のエレベーターが突然動き出し、最上階の8階に停止して扉が開くという怪現象がたびたび起こるそうです。
始めに流れるのはその時のもので、8階で停止していた箱が5階に下降、乗り込む者がいないまま扉が閉まって8階のランプが灯り、箱が8階に着くと扉が開閉するというものでした。
しかし問題の映像には、その”目に見えないナニモノかが映っている”というのです。
昼間、4階に停止していた無人のエレベーターが3階に下降、扉が開くと薄く透けた女性のような人影がゆっくりと乗り込んで扉が閉まり、8階のランプが灯ります。その人影は扉に向かってじっと佇み、8階に着いて扉が開くとゆっくりと出て行きます。
この寮ではかつて、屋上から飛び降り自殺をした女性がいたそうで、屋上は最上階からさらに階段を上った先にあるそうです。
「まさか彼女は、自分が死んだことには気づかず、何度も屋上に昇っては飛び降りるという行為を繰り返している、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「お見合いビデオ」投稿者/晴山ゆかり(仮名)
結婚相談所勤務だった投稿者が撮影したという、見合い用ビデオに起った不可思議な現象。その相談所は、会員のプロフィールビデオを撮影し、そのビデオを相手に見せて見合いをするシステムだったそうです。
しかし、2年ほど前に彼女が担当した後藤(仮名)という男性の撮影中、突然ノイズが入り、女性の姿が映って撮り直しになったのだとか。しかしその後、希望者があり連絡を取ろうとしたところ電話が繋がらず、音信不通となってしまったのだとか。以来ビデオは彼女のデスクの奥に入れっぱなしで、辞職の際に思い出したものの、不気味で捨てるに捨てられず投稿したとの事でした。
当初、後藤を担当した同僚によると、彼には死別した妻がいたそうですが、見合いに不都合だと思ったのか、晴山にも見合いの際にもその件は打ち明けていなかったそうです。
問題の映像は、後藤が壁を背にして椅子に座り、明るく結婚観などを語るもので、晴山が「最後にメッセージをどうぞ」と声を掛け、後藤が「ともかく自分は嘘を吐くのがキライです」と話し始めた瞬間ノイズが入り、彼の身体が半透明になり、赤い服の憤怒の形相の女の姿がかぶり、晴山が慌てて謝り、撮り直しをお願いするというものでした。
「まさか死別した伴侶が、再婚を希望する夫に怨念を抱き現れた、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ33のあらすじ4

◆「続・Twenty Seven 中編」
スタッフは失踪した演出補菊池宣秀を探すべく方々に連絡しますが、一向に手掛かりはなく、彼と同棲中だった恋人中谷桂子(仮名)に話を聞きます。
彼女は「彼に特に変わった様子はなく、失踪当日も普段通り出勤した」「ビデオの件も知っていた」と話し、部屋からは件の”印”が何ページにも渡って描かれている菊池のメモ帳が見つかります。しかし菊池のアパート周辺には”印”はありませんでした。
また数日後、制作会社スタッフの沢田慶が「失踪前日、菊池に”物置”のカギを貸した」と言い出します。
”物置”とはスタッフルーム奥にある投稿映像などの保管庫(物入れ)で、ディレクター児玉の許可無しでは開けられない場所です。当然児玉は許可した覚えがありません。
調べてみると菊池と柏木の問題映像が全て無くなっており、監視カメラには菊池がそれらを持ち出す異様な様子が映っていました。
菊池は無人のスタッフルームに来て明かりを点け、いきなり裸足になり、続けて衣服を脱いで上半身裸になり、”物置”からビデオテープを持ち出して再び衣服を身に付け出て行くのですが、途中何度も身体にたかる虫やハエを払うような仕草をしていました。
また、彼が”物置”に入る時、その扉の裏に女性らしき黒い人影が現れ、彼と入れ違いに出て行く様子が映り込んでいました。

数日後、興信所から柏木の調査結果が届き、彼が5、6歳ごろ誘拐事件に巻き込まれたという事実が判明します。
犯人は、27歳の男性で逮捕直前に変死、幸い子供は彼を含めて3人とも無事だったのだとか。
被害者は、柏木の他に、北川宣秀という菊池と漢字も読みも同じ名前の子と、もう1人は事件現場となった観光地の地元の子だったそうですが、名前に心当たりは無く消息も不明だそうです。
新聞記事には「犯人は逮捕直前に錯乱して自殺を図り、その後病院に搬送されたが間もなく死亡」と掲載されていますが、実際には自らの首と胸を指と爪で掻き毟り、出血多量で死亡したのだとか。

一方、菊池の母親良江(仮名)が電話取材に応じ、「ある夏、観光地に旅行に行った際、宣秀はそこで知り合った子たちと遊んでいるところを誘拐された」「当時は北川姓だったが離婚し、再婚して菊池姓となった」と証言、被害者北川宣秀は菊池本人だったとの確証を得ます。
また、菊池も柏木も互いの事は知らず、気づいた様子も無かったという点に関しては、「救出後、宣秀は一切事件の事を覚えておらず、家族も特に思い出させようとはしなかった」という良江の証言と、「衝撃的な体験をした場合、記憶の奥底に隠蔽し心の安定を保つ」という自己防衛の一種だったのでは?と結論します。

スタッフは改めて情報を整理し、ビデオに同封されていた手紙「お前らだけ 忘れたとは言わせない あいつと同じ歳になったら 終わり」という文面の「お前ら」=「柏木と菊池」、「あいつ」=「犯人」とし、ビデオの送り主は、現在行方不明のもう1人の被害者では?と推論します。
つまり理由は不明だが、現在26歳となるもう1人の被害者が、27歳で自殺(変死)した犯人同様「27歳で死ぬ」という警告のために、2人にビデオを送り付けていたと。
柏木は26歳になった時点で、最後通告となる”心霊現象の映った山荘の映像”を受け取り、その意味に気づかないまま投稿し、27歳で自殺(縊死)、26歳になった菊池にも同様に、最後通告となる”心霊現象の映った山荘の映像”を送りつけたのでは?という結論に至ります。
スタッフは、菊池の無事を祈りつつ、急遽事件現場となった山荘に向かいます。
「この時、まさか、あのような事態になるとは予想だにしていなかった」とナレーションが入ります。
(本シリーズ34巻「Twenty Seven 後編」に続く)

みんなの感想

ライターの感想

何をさておき、前巻で、取材中、投稿者が突然の自死を遂げるという衝撃の展開となった「Twenty Seven」の結末が気になって仕方がない巻です。岩澤は相変わらずですが、”印”の発見者となった渡邉女史が、さらに前のめりになっているようで心配です。
韓国風居酒屋に現われる「奇妙な客」、差出人不明の映像「植物園」に現われる体育座りの少女、「お見合いビデオ」に映り込む不気味な女など、どの映像の顔も怒りに満ちたモノですが、唯一「女子寮」の映像だけは、どこか寂しげで儚い感じがしました。

※「ほんとにあった!呪いのビデオ32」(「Twenty Seven 前編」収録)


※本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX4」にも収録されています。
(シリーズVol.26~38を収めた13枚組のDVD-BOX)

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