映画:ほんとにあった!呪いのビデオ40

「ほんとにあった!呪いのビデオ40」のネタバレあらすじと結末

ほんとにあった!呪いのビデオ40の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2010年にリリースされた「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第40作。椅子にまつわる怪異「自然発火」、異臭を前兆とし異様な姿で出現する「硫化水素」など8本を紹介する。構成・演出は「口裂け女0(ゼロ)~ビギニング~」「ヒトコワ」シリーズの児玉和土。ナレーションは中村義洋。

あらすじ動画

ほんとにあった!呪いのビデオ40の主な出演者

演出補/長田明子、渡辺美穂、伊月肇など。ナレーション/中村義洋。

ほんとにあった!呪いのビデオ40のネタバレあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ40のあらすじ1

「おことわり:本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般視聴者より投稿していただいた映像です。ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。本作品は、お祓いを済ませております」

◆「社員旅行」投稿者/亀山智宏
投稿者が10年ほど前に在籍していた会社の、社員旅行のビデオ映像。
男女10人ほどの参加者は、宴会で盛り上がり、夜の海辺ではしゃぎ、旅館で布団を敷く段になっても、楽しそうにふざけています。
ある男性が布団を敷くギャグでウケてる最中、ベランダに長い髪で顔を隠した白い服の女が立ち、彼らをじっと見つめています。
女の体は微妙に透けていて、着物かロングドレスかも定かではありません。
投稿者は、この旅館の名前も場所も憶えておらず、その女がどんな因縁があるモノなのか、今となっては確かめようがないと語ったそうです。

◆「硫化水素」投稿者/金井浩太(仮名)
大学の友人が引っ越したと人づてに聞き、投稿者が彼女と共に、サプライズで訪問した時の携帯のカメラ映像。
それはフローリングでロフトベッド付の明るい部屋で、3人は早速、床に酒とツマミを広げて話し始めたそうですが、「実は事故物件で家賃が安い」と聞いた投稿者が、室内を見て回ったところ、彼女が突然倒れて救急車で運ばれたのだとか。
彼女は救急車の中で気づいて”急性の過呼吸”と言われ、大事には至らなかったそうですが、後日不動産屋に聞いたところ「同じ建物内で、硫化水素による自殺があった」と言われたそうです。
彼はそこで初めて、彼女だけが「ヘンな臭いがする」と言っていた事を思い出したのだとか。

問題の箇所は、事故物件と言われてはしゃぐ投稿者が、ふざけてあちこち開けては映していく最中、居間にいた彼女が突然倒れ、異常な呼吸をして苦しみもがいているシーン。
彼女の横に、灰青色の顔をした女らしきモノが仰向けに横たわっている姿が映りこんでいました。
「まさか、これはこのアパートで自殺した女性がこの世を彷徨う姿であり、投稿者の恋人の呼吸に異常をもたらした、とでもいうのだろうか…彼女の霊魂が成仏する事を願いたい」とナレーションが入ります。

◆「うつりこむ眼」投稿者/葛西敦
とあるカップルが雪祭りを楽しんでいる映像。
祭は大勢の人出でにぎわい、カップルは楽しげに方々を見物していきますが、男性が喫煙所でサンプルをもらっておどけるシーンで、そのサングラスの中に女性の眼のようなモノが映り込んでいます。
男性は、その前日の通勤途中に、女性の飛び降り自殺を目撃したそうですが、その直前、自殺した女性と眼が合ってしまったのだとか。
「まさか、自殺した女性の怨念が、彼の周りを漂っている、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ40のあらすじ2

◆「自然発火」投稿者/井上春香(仮名)
投稿者の井上春香、敏雄夫妻(共に仮名)は、「ある時期から、室内に漂う焦げ臭いにおいが気になり始め、最近購入した木の椅子に小さな焦げ跡がある事に気づいた」と話します。
けれど、夫妻はもちろん来客にも喫煙者はおらず、覚えも無い事から、チャット用のWebカメラを監視カメラ代わりにセットし、撮影してみたところ、3日後、部屋の電気が消え、その木の椅子から突然炎が上がった様子が映っていたそうです。またその直後に画面が乱れて歪んだ顔が映り、録画が途切れたのだとか。

入居して3年目のそのアパートではそれまで異常は無く、思い起こせば、焦げ臭いにおいも椅子の焦げ跡も、また原因不明の湿疹や病気になったりし始めたのも、その椅子を購入してからだと気づき、椅子はリサイクルショップに売却、公営住宅にも当選して引っ越し、現在は何事も無く過ごしているそうです。ちなみにその椅子は、ネット通販で買った新品だそうです。
スタッフはマンション周辺を調査し、その土地や建物には問題が無いと確認、けれど、椅子を売却したリサイクル業者に問い合わせたところ、椅子はすでに売却され、売却先はプライバシー保護として教えてもらえませんでした。
そこで、椅子を販売した会社に問い合わせたところ、原材料の木を販売した材木会社が、解散していた事が判明します。
(巻末の「続・自然発火」につづく)

◆「夏の川原」投稿者/松本武史(仮名)
真夏の夜、専門学校生の投稿者が、同級生たちと川原で遊んだ時の映像。
それは男女7人ほどが楽しく花火をしたり、ギターを弾いたりしている映像で、そのうち数人がホラーや仏像マスクを被って遊び始めた頃、画面がぼやけ、マスクの男性の肩に、何かを叫んでいるような白い顔が映り込んでいます。
その川原は、付近の住民の遊び場であると同時に、様々な犯罪の温床となっている場所なのだとか。
「まさか、その被害者の霊をカメラが記録してしまった、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「ハウススタジオ」投稿者/佐々木隆太
大学の映画サークルによる自主映画の映像。
撮影場所は、都内の撮影用にレンタルされている一軒家=ハウススタジオで、その場にいたのは撮影担当の投稿者と女性監督、男女各1名の役者さんの計4名。
問題の映像は、応接セットの椅子に座った男性が隣に座った女性に浮気を問い詰められるシーンで、カメラはその正面から2人を交互に映しています。
会話が進むに従い、その男性の背後に映っている薄暗い部屋の奥から、髪をふり乱した女性の頭部が屈むように映り込み、次のシーンでは消えています。
投稿者は、スタッフルームでの取材に応じますが、件の女性監督は「撮影以来、そのハウススタジオの壁が崩れて、ミイラが出て来る夢を見るようになった」と言い、取材にも誘ったものの断わられたそうです。
「まさかこの女性は、この家屋に埋められた女性の怨念である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ40のあらすじ3

◆シリーズ監視カメラ「レンタルオフィス」
投稿者/桂木信也(仮名)
とあるビルにある、レンタルオフィスを見下ろす監視カメラの映像。
時刻は21時過ぎ、カメラはパーテーションで区切られたいくつかのデスクを見下ろすアングルです。
一番窓側の席の男性が去って間もなく、部屋の明かりが消されますが、画面中央の白いパーテーションに、ぼんやりした人の顔のようなモノが浮かんで消えます。
投稿者によれば、ビルそのものにいわくは無いものの、道路を挟んだ向かい側に、戦災で亡くなった人々の慰霊碑があるそうです。
「まさか、戦時の被災者の霊が今なお苦しむ断末魔の姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「夜の池」投稿者/幸 孝博
深夜、投稿者の自宅近くにある池で撮影された映像。
投稿者はその晩、友人たちと自宅で飲み会をしていて、皆でつまみや酒を買い出しに出た際、買ったばかりのビデオで撮影しながら、近所の池をぶらついていたのだとか。
しかし間もなく友人の1人が池に落ち、投稿者もビデオを置いて引き上げ、服を貸して解散となったそうです。
落ちた友人は幸い無傷だったそうですが、「なぜ落ちたのか解らない」「急に『飛び込まなければいけない』と思った」と言い、また後日、バイク事故を起こして大ケガを負い「急にブレーキが利かなくなった」とも話していたそうです。
投稿者は、その池にまつわるいわくなどは聞いたことがないそうです。

問題の映像は、夜間撮影モードの鮮明な映像で、道沿いに広がるかなり大きい池のほとりで、友人たちが石投げなどをしてゆるゆる遊ぶ様子を撮影するうち、大きな水音がして、投稿者がカメラを地べたに置いて友人を引き上げに向かいます。
画面は、足元の雑草を水平に映すアングルになりますが、その雑草越しに、薄く透けた女性らしき白い顔がひょいと現れ、カメラをじっと見つめます。
「まさか、投稿者の友人は、何らかの理由でこの池に滞る怨念に憑依された、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ40のあらすじ4

◆「続・自然発火」投稿者/井上春香(仮名)
知らぬ間に発火し、焦げ跡がつくという新品の木製の椅子。
その原材料となった木を販売した材木会社が解散していたと言う事実を突き止めたスタッフは、件の材木会社に勤めていた遠藤良子(仮名)に話を聞く事に。
彼女によれば、その材木会社は親族会社で、社長は普段通り就寝した翌朝亡くなり(過労のための突然死)、副社長であるその息子が脳梗塞で寝たきりになり、経営が立ち行かず解散したのだとか。
ただその会社は以前、道路の公共事業に関わり、市内にある”切ってはならない木”が存在する、いわゆる”鎮守の森”を伐採したことがあるそうで、伐採の際には丁重にお祓いが行われたそうですが、「もしや祟られたのでは?」と噂が立ったそうです。

スタッフは、その椅子が件の”鎮守の森の禁忌の木”で出来ていると仮定し、当時お祓いを担当した神社の神主に話を聞きます。
神主は、撮影や録音、お札の公開などを一切禁じた上でインタビューに応じ「実はあの森には霊力が異常に強い1本の木が存在し、その霊力を抑える”法”を行った。その木は伐採後、必ず燃やすよう指示したが、万が一燃やさず、ましてや家具などを作った際には、周囲に悪影響が出る」と語り、取材にあたった演出補長田明子に一枚のお札を授け、「その椅子にこのお札を貼って、夜、水場で燃やしなさい」と言われたそうです。
長田は児玉に言われ、袱紗(ふくさ)に包まれたお札を見せます(モザイク処理で)。
スタッフは件のリサイクルショップに行き、長田が1人で店内に入り、店長に事情を説明してお札を託し、取材を終えます。

問題の映像は、件の椅子2脚とテーブルのある3畳ほどのダイニングを、高みから見下ろすアングルで、夜間モードが無いため、室内の灯りはつけっ放しになっています。
すると突然灯りが不自然に明滅し始め、何回目かに消えた瞬間、奥にある椅子の背もたれに突然火がついて燃え上がり、画面にノイズが走り、恐ろしい顔が浮き出て映像が途切れるというモノでした。
「まさか、これが”霊力が異常に強い樹木”で作られた椅子なのだろうか…もしくは”霊力を抑える呪法”の影響なのだろうか」「この歪んだ顔のようなモノからは、ただならぬ妖気が感じられないだろうか…」とナレーションが入ります。

その1週間後、リサイクルショップから「件の椅子の購入者に連絡をしようとしたが、電話が繋がらず、近所に行った際に立ち寄ったところ、家が全焼し、家族全員焼死していた」と連絡があります。
スタッフは、その際にも購入者の住所などを聞いたそうですが、教えてもらえず、ショップからは目的を失ったお札だけが返却され、結局全焼の理由についての核心は得られないまま、取材を終えます。

「我々は、何気なく送っている日常生活の中で、不可解な力や存在に遭遇し、知らぬ間に怨念の矛先となっている事がある。今回は残念ながら、それが最悪の事態になってしまったケースと言えよう」
「問題の椅子は、件の樹木から、複数個制作されている可能性が高い。視聴者の方々も2009年夏から2010年春に販売された木の椅子に関する不審な現象を耳にしたら、我々製作委員会までご連絡いただきたい」とナレーションが入ります。

みんなの感想

ライターの感想

映りこむモノが怖いのは、ダントツで「硫化水素」と「ハウススタジオ」ですが、「自然発火」に関しては物理的な被害が大きく、なにより防ぎようがない事こそが恐ろしいエピソードかと。片付けも良く火の気のない暗い部屋で、突然椅子の背が燃え上がる映像も妙なリアリティがあり、映り込む顔も恐ろしかったです。

※本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX5」にも収録されています。
(シリーズVol.39~51を収めた13枚組のDVD-BOX)

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