映画:ほんとにあった!呪いのビデオ58

「ほんとにあった!呪いのビデオ58」のネタバレあらすじと結末

ほんとにあった!呪いのビデオ58の紹介:一般から投稿された不可思議な映像を紹介、検証するドキュメンタリー風のオリジナルビデオで、2014年にリリースされた「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ第58作。前巻57巻の続編「邪心 中編」、古い吊り橋での怪異「吊り橋」、楽しげな遊園地の映像にかぶる不気味な人影「遊園地」など7本を紹介する。演出/構成/編集は本シリーズと深い因縁があり長年演出補として活躍してきた菊池宣秀。ナレーションは中村義洋。

あらすじ動画

ほんとにあった!呪いのビデオ58の主な出演者

演出/菊池宣秀、演出補/川居尚美、森澤透馬、増本竜馬など。ナレーション/中村義洋。

ほんとにあった!呪いのビデオ58のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ほんとにあった!呪いのビデオ58のあらすじ1

ほんとにあった!呪いのビデオ58のシーン1 「おことわり:本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般視聴者より投稿していただいた映像です。ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。本作品は、お祓いを済ませております」

◆「吊り橋」投稿者/瀬戸裕二
投稿者が恋人と共に、とある山にハイキングに行った時の映像。
2人は風光明媚な山中の勇壮な滝や川に感嘆の声を上げ、楽しげに進んでいきますが、やがて投稿者の恋人が古い吊り橋を見つけて渡り始めます。
その橋は高さが相当あるものの、ロープや踏み板は老朽化していて、間もなく少し先を渡っていた恋人が、抜けていた踏み板に足を取られてはまり、投稿者が駆け寄ります。
恋人にケガは無く、カメラは抜けた踏み板の間から眼下の川を映しますが、橋の下に突然不気味な顔がひょいっと現れ、カメラを睨みつけます。
後に恋人は「板を踏み外す直前、足を引っ張られた感じがした」と話していたそうです。
「まさか、恋人の足を引っ張ったのは、映像に映り込んだモノの仕業である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「女首」投稿者/坂口優(仮名)
投稿者の男性は、その夜、高校時代の友人2人と駅前で待ち合わせして、車で食事に出掛けたそうです。
運転していたのは友人男性、助手席には友人女性が座り、投稿者は後部座席から2人を撮影し談笑していたところ、突然何かが向かい側から迫り、フロントガラスに音を立ててぶつかります。
友人男性は急ブレーキをかけ、3人は慌てて車を降り周囲を調べますが、何の形跡も見当たりません。
カメラはその間、道路や車のボディをせわしなく映していきますが、車体下部を映した時、その下からぬっと小さな顔らしきモノが覗きます。
投稿者によれば、昔、その近くの雑木林で、事故で子供を亡くした女性が首吊り自殺を遂げているのだそうです。
「まさかこれは、成仏できなかった女性の霊が、あの世で彷徨い続けている姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「盆踊り」投稿者/中野智也(仮名)
投稿者の男性が恋人と共に、地元のお祭りに行った時の映像。
お祭りは盛大で屋台も多く、かなりの人出で賑わっていますが、カメラはやがて盆踊りを楽しむ人々を撮影し始めます。
中央のやぐらには太鼓やお囃子を演奏する人々、浴衣姿の老若男女が踊り、周囲には大勢の見物人がいますが、その中に一際暗い顔の浴衣姿の少女がいて、直後にカメラが足元を映した時、同一人物と思える少女がしゃがみ込み、カメラをじっと見上げている姿が映り込みます。投稿者はそのどちらにも少女がいた記憶が無いそうです。
また、その地域では昔、近所に住む小学生の少女が下校時に忽然と姿を消し、行方不明になった事件があったそうです。
「まさか、映像に映り込んだモノは、行方不明になった少女の霊の姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【承】- ほんとにあった!呪いのビデオ58のあらすじ2

ほんとにあった!呪いのビデオ58のシーン2 ◆「邪心 中編」投稿者/川上敦子、大江薫(仮名)
(前回=本シリーズ57巻までのあらすじ)
製作委員会に送られてきた2本の投稿映像。
1本は投稿者川上敦子が自宅マンションで撮影した友人2名のメッセージ映像で、その1人赤木美穂(仮名)の映像部分にノイズが入り、歪んだ女の顔と声が映り込み、その後、美穂は「息苦しくて目が覚める」と言い出して間もなく自宅ベランダから転落死を遂げます。
もう1本は投稿者大江薫(仮名)が動物園で撮影した映像で、恋人新庄俊介(仮名)の映像部分に同じくノイズが入り、歪んだ女の顔と声が映り込み、「喉に長い黒髪が詰まる悪夢」に悩まされた後、失踪しています。
2本の映像に映り込んだ女の顔は同一人物のようでした。

後の調査により、美穂の夫赤木誠(仮名)は激しやすく、かつて美穂の浮気を疑い暴力をふるった過去があり、一方、新庄俊介(仮名)は元同僚の村上雅夫(仮名)につらく当たって恨まれた過去があることが判明。
村上はその恨みをネット上に存在する”復讐サイト”に書き込み、”死神”なる人物から”見ると不幸になる映像”のURLを入手。そのURLをメールで新庄に送りつけ、新庄はそれを見た直後から異変をきたし、失踪した事が判明します。
一方その”復讐サイト”には、赤木美穂(仮名)の夫誠(仮名)も、妻美穂の浮気の件を書き込んでいて、同様に”死神”が接触した事が判明しますが、誠には取材拒否されている状態です。
そこでスタッフは、”復讐サイト”の掲示板で”死神”に直接取材交渉すべく、メッセージを書き込んだのですが…。

スタッフがその後も”死神”と接触すべく書き込みを続けていたところ「”死神”とメールのやり取りをした」という徳村良信から書き込みがあり、話を聞く事に。
徳村は”復讐”や”自殺”に関するサイトを閲覧するのが趣味という男性で、3ヶ月ほど前から複数の”復讐サイト”で”死神”を見かけるようになり、面白半分でメールしてみたところ「本当に復讐したい相手がいるなら”見ると不幸になる映像”を渡します」という返信があったそうです。
そこで彼は「あなたに復讐したい相手はいるのか」と聞いたところ、「中学時代に自分を虐めた北第二中学校(仮称)の奴らを絶対に許さない」という文章と実名が書かれた返信があったため、ゾッとして無視したところ、音信が途絶えてしまったそうです。ちなみにそのメールは、フリーアドレスの一時的なもので保存していないとのことでした。

スタッフは早速、北第二中学校(仮称)と思しき中学校に目星を付け、演出の菊池、演出補の森澤と新人演出補の増本竜馬の3人でその中学校を訪ねますが、取材拒否されます。
そこで近隣住民に聞き込みをしたところ、件の中学の卒業生で現在高校生の島本雄也(仮名)から「7、8年前、件の中学校でひどいイジメがあり、被害生徒がひきこもりになった。けれど最近になって、加害者が次々と死亡したり事故に遭ったりしていると先輩から聞いた」という情報を得ます。
スタッフはその場で彼の先輩に連絡をしてもらいますが、何人かたどった結果、発信元は虐められていた女生徒の同級生だと判明、本人からの連絡が欲しいと頼んで連絡を待つことに。
一方”復讐サイト”では、相変わらず”死神”からの反応がないため、演出補の増本竜馬が架空の復讐依頼を書き込み、反応を待つ事に。
「助けてください 職場に復讐したい人がいます。自分のすること全て正しいと思い込み、僕のする事を全て否定してきます。もう限界です」…菊池は思わず「これは…架空の依頼なんだよね?」と確認してしまいます。
(※巻末の「続・邪心 中編」に続く)

【転】- ほんとにあった!呪いのビデオ58のあらすじ3

ほんとにあった!呪いのビデオ58のシーン3 ◆シリーズ監視カメラ「バックヤード」投稿者/黒谷誠悟(仮名)
投稿者が店長を務めるコンビニエンスストアのバックヤードを見下ろす監視カメラの映像。それは以前起こった盗難騒ぎの再発防止のため設置した形ばかりの物でしたが、バイト連中に「女の霊が出る」と噂が立ったため、映像を確認したのだそうです。
すると確かにバイトの工藤泰史(仮名)が映っている場面に制服姿の女が映っていて、その女というのが、以前バイトしていてその後自殺を遂げた高校生内田茜(仮名)だったのだとか。
バイト連中の噂によれば、実は工藤と茜は付き合っていて、女癖が悪いと評判だった工藤の浮気が原因で別れ、自殺に追い込まれたそうで、映り始めたのも自殺直後からだったため、工藤も間もなくバイトを辞めたそうです。
そこでスタッフが、工藤に直接電話取材をしたところ「別れた原因は(工藤の)浮気ではなく、茜の異常な嫉妬深さで、ストーカー状態だった」というのです。
彼女は工藤が他の女性と話したり、日に何度も電話してきては出ないと怒りだし、別れを切り出すと自殺をほのめかし復縁を迫っていたそうです。
彼はついにノイローゼのようになり、ある日、死んでやると騒ぐ彼女にどうせ狂言だろうと思い「じゃあ死んでくれよ」と言ってしまい、結果彼女はベランダから飛び降りて亡くなったのだとか。

問題の映像は、バックヤードを見下ろす無音、モノクロの映像で、工藤がヤードを出る際、出入口の向こうにブレザーの制服姿の下半身が透けた少女が映り、彼がヤードに戻って画面手前に消える場面では、薄く透けた同じ少女がその背後に現れ後を追うというモノでした。工藤は今でも時折、茜の視線を感じる事があるそうです。
「まさかこれは、強い執着を残したまま自殺した女性が、いまだに工藤さんにつきまとい続けている、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「足元」投稿者/牧野明久
投稿者が大学の友人たちと山中の温泉地に行った際、偶然見つけた廃墟での映像。
時刻は夜、撮影場所は温泉にほど近い朽ち果てた民家の廃屋で、荒れ果てた屋内には住民の荷物が放置されているかなり陰惨な状況でしたが、投稿者らは、古い仏壇や日本人形などを懐中電灯で照らしては「ブキミ」「キモい」と声を上げています。
やがて仏間に落ちていた数珠に気づいた投稿者は、住人の遺影を映そうとカメラを上に向けますが、傍に立っていると思しき着物の寝間着の裾と素足が映り、声を上げます。
仲間は訝しげにスルーしようとしますが、彼が次に仲間の一人にカメラを向けた時、その背後の壁の上部から、横に突き出た老人の顔が映り込んでいてわめきながら逃げ出す羽目に。
彼らは、とりあえず宿に戻り温泉にも入ったそうですが盛り上がらず、その帰り道、車がカーブのガードレ―ルに衝突する事故を起こしたそうで、運転していた友人は「カーブでハンドルが利かなくなった」と言っていたそうです。
また後の調査で、十数年前その近くの川で老人が溺死する事故があり、その際「介護に疲れた老人の息子が事故に見せかけ突き落としたのでは?」という噂があったのだとか。
「まさかこれは、事故に見せかけ、川に突き落とされて亡くなった老人の霊が自宅に帰るため、未だに徘徊し続けている姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

◆「遊園地」投稿者/大塚秀彦(仮名)
投稿者の女性が、実家の物置を整理した際見つけた、30年前、親戚家族ととある遊園地に行った時のビデオ映像。
そこはかなり大規模な遊園地のようで、家族連れなど多くの人出で賑わっています。
その家族は暫し動物のカートなどで遊んだ後、建物の前に設置された卓球台で遊び始めますが、その画面に数秒間、数体の黒い人影が左から右にゆっくりと歩く姿がかぶり、陰鬱な読経の声が入り、元に戻ります。
投稿者の父親によれば、その映像が撮影された少し前、その近所で大型バスの衝突事故があり、多くの死傷者が出たそうです。
「まさかこれは、その事故で亡くなった人々があの世へと向かう姿である、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

【結】- ほんとにあった!呪いのビデオ58のあらすじ4

ほんとにあった!呪いのビデオ58のシーン2 ◆「続・邪心 中編」投稿者/川上敦子、大江薫(仮名)
スタッフは、北第二中学校(仮称)周辺の聞き込みで出会った同校の卒業生島本雄也(仮名)の紹介で、虐められていた女生徒の同級生でイジメの詳細を知る人物=谷岡勲から話を聞く事に。
彼によれば、その女生徒は倉本亜希(仮名)、暗い子だったため皆から”死神”と呼ばれ、中でも女子3人グループから酷く虐められていたのだとか。
その間、学校は見ぬふりを決め込み、3年になって亜希が自殺未遂をして入院した事からイジメが激化、ついには亜希が登校拒否となり、後に引っ越してしまったそうです。

しかし半年前に行われた同窓会に、見る影も無くやつれ果てた亜希が現れ「私を虐めてた人はみんな不幸になる!」と叫んで帰ったそうです。
また彼女の予言通り、イジメグループのうち1人は交通事故死を遂げ、1人は病気で長期入院中、また残る1人で件の同窓会にも出席していた清水希(仮名)は、二次会で撮影した映像に異変が起こり、その後精神を病んで引きこもりとなり、実家で療養中なのだとか。
スタッフは谷岡から、倉本亜希(仮名)らが映っている卒業アルバムと、異変が起こっているという清水希(仮名)の二次会の動画が入ったSDカードを預かり、彼女の実家を訪ねる事に。

その後の夜、スタッフは清水希(仮名)の実家を訪ねますが、インターホン越しで応対した母親に「本人にいくつか質問がしたい」と申し入れますが「娘は部屋から出られないので無理だ」と断られます。
その家は住宅街にある暮らしぶりの良さそうな2階建てで、訪ねた際には何事も無いかのように灯りも点いていたのです。
しかしスタッフが母親に「娘さんから”復讐サイト””見ると不幸になる映像”などの言葉を聞いた事があるか」と聞いたところ、突然2階のベランダから狂乱した希(仮名)と思しき叫び声が響き渡り、物が投げつけられます。
幸い彼らにケガはありませんでしたが、その後母親すらも呼び掛けに応じる気配が無くなり、引き上げることに。

ここで谷岡勲から提供された同窓会の二次会の映像が紹介されます。
居酒屋の狭いボックス席で盛り上がる男女。陽気にはしゃぐ清水希(仮名)の姿が映った時、川上、大江(仮名)の問題映像と同様、女の顔が映り込んだブロックノイズが入り、カメラのフラッシュが光った瞬間、画面いっぱいに絶叫する女の顔らしきモノが浮かび上がります。
「この不可解な現象は、清水さんの異変が予期されたモノであり、過去のイジメを恨む倉本さんの念が引き起こしたモノである、とでもいうのだろうか」とナレーションが入ります。

スタッフが「一連の不可解な出来事は、”死神”こと倉本亜希(仮名)に対する清水希(仮名)らの凄惨なイジメが起因している」と確信を深める中、件の”復讐サイト”に演出補の増本竜馬が投稿した架空の復讐依頼に対して、”死神”からの反応メールが届きます。
「復讐に協力します みると不幸になる映像を渡します 明日、19時30分に××公園入口近くのベンチに来てください」
指定された公園は、件の北第二中学校(仮称)からほど近い場所に存在する公園でした。
(※次巻本シリーズ59巻「邪心 後編」に続く)

みんなの感想

ライターの感想

前巻57巻から続く「邪心 中編」では、いよいよ不気味な女の正体が明らかになってきますが、特記すべきは常に冷静沈着な3人の中にありながら、映像では初登場となった演出補増本竜馬かも。彼と菊池のやり取りも絶妙で今後が楽しみなメンバーです。
ホラー特番で度々かかるビックリ映像「吊り橋」の他、あどけない少女の姿が痛々しい「盆踊り」、車体の下から覗く顔の角度が不気味な「女首」(飛んできたのは”生首”だとナレーションされるんですが不明瞭で、当たった音の方がよほど生々しいです)、生々しく不気味な着物の寝間着の足元が映り込む「足元」、30年前の古いビデオ映像に出現した黒い人影と読経の声「遊園地」(投稿者名、内容は原文ママ)など、地味ながら印象的な小品が多い巻です。

※「ほんとにあった!呪いのビデオ57」(「邪心 前編」収録)


※本作は「ほんとにあった!呪いのビデオ パーフェクトBOX6」にも収録されています。
(シリーズVol.52~64を収めた13枚組のDVD-BOX)

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