映画:アンビュランス911

「アンビュランス911」のネタバレあらすじと結末

アンビュランス911の紹介:2015年製作のアメリカ映画。呼び出した救急車から恐怖の救急隊員が現れるバイオレンスホラー。エイミーは、喧嘩中の親友・エンジェルが不良グループとドライブに出掛けるのを目撃する。彼らが向かった峠道は若者が違法なカーレースを行い、運転手が行方不明となる危険区域だった。

あらすじ動画

アンビュランス911の主な出演者

ジョン・ロイ(ケイン・ホッダー)、ダリル・ロイ(ビル・モーズリイ)、エイミー(ケイトリン・ハリス)、ブルック(オリヴィア・アレクサンダー)、ヒギンズ刑事(ロバート・ボーグ)、ジョーダン(ジェイク・ロビンソン)、エンジェル(ブランディ・サイルス)、メアリー(サスチャ・ノフ)、フィル(スティーブン・ホーク)、ジミー(ケネス・サイモンズ)

アンビュランス911のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①父の影響を受け、ダリルとジョン兄弟は救急隊員を装い、無線を盗聴して現場へ駆け付け負傷者を殺す殺人鬼になっていた。女子高生・エイミーの親友・エンジェルが事故死するが、悪質なイタズラがあったと知り、エイミーはショックを受ける。 ②エンジェルの死に加担したレイチェルはじめ、悪友たちが次々に殺人鬼に殺される。エイミーはジェイソン好みに整形したことで、殺人鬼に狙われて殺された。

【起】- アンビュランス911のあらすじ1

アンビュランス911のシーン1 (最初にお断り。
この映画は、過去と現在とが交互に描かれております。
現在がベースで、ときどき回想シーンとして過去のエピソードが入ってきます。
但しこの過去のエピソードが中途半端な入り方なために、煩雑になります。
よって、分かりやすさ重視で、時系列ごとに並べ直してお送りいたします)


アメリカ、ブリストル郡、パインバレン。

〔1977年〕

アッシュ・パイン・ロードという道がありました。
そこでは若者たちが度胸試しのために、危険な運転をする道です。
当然、交通事故も多発します。

交通事故を起こして911番(救急を呼ぶ番号)に通報したものの、通報者が行方不明になるという事件が、アッシュ・パイン・ロードで続発しました。
それは、911番の通話を盗聴している者がいるからです。

ベトナム戦争で米軍衛生兵だった父ジミー・ロイは、帰国してから奇行を繰り返すようになりました。
ジミーの本業はスクラップ工場です。
たまたま廃車になった救急車があったことから、ジミーは救急隊員の扮装をし、通報を聞くと救急車を走らせて現場へ行きました。

「心配するな、救急隊員だ」
ジミーは決まり文句を唱えては、事故で負傷した人たちを、より残酷になぶり殺していました。
ジミーの息子である幼い兄弟、ダリルとジョンは、いつも父・ジミーが負傷者を惨殺するところを見ながら育ちます。

ジミーは家でも絶対君主でした。
妻には暴力を振るい、息子であるダリルとジョンにも厳しく当たります。
残虐な父・ジミーの影響を受け、兄であるダリルもジミーのように残酷な人間に育ちました。

兄のダリルは10代半ばの時、兄弟喧嘩をして弟・ジミーの顔に傷を負わせます。
このことが明るみになり、ダリルはしばらく少年院に送致されました。ジミーは本物の救急車に乗せられて、病院で手当てを受けます。
出所してからも、ダリルとジョンは行動を共にしましたが、兄であるダリルは弟のジョンを手下のように扱います。
弟・ジョンは兄に従いながらも、少しばかり不満を抱いていました。ジョンはダリルほど残酷ではないのです。

父の母への暴力がひどいのを見かねたダリルは、青年になってから父に反旗を翻しました。
「ロボトミー手術」と称し、父の頭部にドリルを刺したのです。
以来、父・ジミーは廃人になりました。ダリルは父を納屋に置き、飼い殺しのように扱います。

家族4人で暮らしていたロイ家を、惨劇が襲いました。
兄弟が留守にしているあいだに、アッシュ・パイン・ロードで母親が轢死したのです。
暴走する若者たちの車に轢かれたことは、歴然としていました。兄弟は事故直後に立ち去る車を目撃しています。

母の死をきっかけに、兄・ダリルは父親の真似をするようになりました。
救急通報を盗聴して救急隊員の扮装をし、事故現場に駆け付けるという、父と同じことをし始めたのです。
弟・ジョンもその手伝いをします…。


〔現在〕

青年ジョーダン・バンクスが、ナンパした若い少女・サムを連れて、夜のアッシュ・パイン・ロードで車を走らせます。
危険運転をしていたため、車が事故を起こしました。
ジョーダンは重態で、サムは左ひざを負傷します。

【承】- アンビュランス911のあらすじ2

アンビュランス911のシーン2 サムが救急へ電話をかけると、すぐに救急車がやってきました。
「心配するな、救急隊員だ」
やってきた2人の救急隊員は、そう言いながらサムを棒で殴ります。
ジョーダンはチェーンソーで、止めをさされていました。
サムも棒で殴られ、死亡します…。


女子高校生のエイミーは、親友のエンジェルと些細なことで喧嘩しています。
エンジェルが付き合い始めた青年・ブラッドの素行がよくないと、エイミーが注意したことが、喧嘩の発端でした。
エンジェルはエイミーの忠告をきかず、ブラッドと交際を続けています。

・エイミー…母親と暮らす女子高校生。胸が小さいのと、母・メアリーのほうがもてるのがコンプレックス。
・ジェイソン…細面の青年。エイミーがひそかに思いを寄せている相手。ジェイソンのほうもエイミーに仄かな好意を寄せてはいるが、現在はレイチェルと交際中。
・レイチェル…金髪、フェロモン系女子。ジェイソンと付き合っている。
・エンジェル…エイミーの親友の女子高校生。
・ブラッド…黒髪の青年。エンジェルと交際中。
・ブルック…黒髪のフェロモン系女子。
・ティム…バイクに乗る青年。ジェイソンとブラッドが運転する車を、背後でバイクに乗りながら撮影するのが趣味。


夜のアッシュ・パイン・ロードに、エンジェルたち6人が車で行きました。
ジェイソンが運転する車にはレイチェルとブルックが乗り、ブラッドの車にはエンジェルが同乗し、背後からティムがバイクで追いかけつつ、カメラを回しています。

度胸試しとして、走行中の2台の車の窓枠に両足をかけて立つという大道芸まがいの芸当を、レイチェルがしました。
それを見たエンジェルも「する」と言い出します。
エンジェルもチャレンジしましたが、快く思わないレイチェルが、運転中のジェイソンにいたずらしました。
そのせいでジェイソンはハンドル操作を誤り、エンジェルは高速走行中の車から落ちて瀕死の重傷を負います。

ジェイソンはすぐに救急車を呼びました。本物の救急車がやってきます。
エンジェルは病院に救急搬送されましたが、その後、亡くなりました。
刑事ビル・ヒギンズ巡査部長は、あとの5人に事情聴取をしますが、みんな「事故だ」と口裏を合わせます。


エイミーは、親友のエンジェルと喧嘩したままだったので、エンジェルの死を嘆きました。
エンジェルの葬儀の席では、エイミーがスピーチします。
会場ではレイチェルが悪びれることもなく、ブルックと談笑していました。
葬儀の席でヒギンズ巡査部長も壇上にのぼり、「車はオモチャではありません」と、暴走をしないように注意します。

【転】- アンビュランス911のあらすじ3

アンビュランス911のシーン3 ヒギンズ巡査部長はあとでエイミーと母・メアリーのところへ来ると、エンジェルの死に関してレイチェルたちが何かを隠匿しているとこぼしました。
他界したエイミーの父は、ヒギンズ刑事の元同僚です。
エイミーをヒギンズ刑事が気にかけるのは、同僚の娘ということもありますが、それだけではありませんでした。ヒギンズ刑事は母・メアリーに好意を寄せているのです。


ほぼ同時期。
ジョーダンが週末から行方不明であると、警察に捜索願が出ます。
ジョーダンの行方は、杳として知れませんでした。
ヒギンズ刑事はジョーダンの捜索もしますが、手がかりはありません。


小さな胸を気にするエイミーは、母・メアリーに「豊胸手術をしたい」と訴えます。
メアリーは娘が本気だと聞くと、すぐに医者に連れていきます。
検査をしたデニス・モンロー医師は、手術ができると答えました。
エイミーはすぐさま、手術の予約の申し込みをします。

ジェイソンと交際しているレイチェルは、かねてからジェイソンが自分に対して本気ではないと気付いていました。
エンジェルが亡くなったので、レイチェルはブラッドに目をつけ、狙います。

たまたまジェイソンと会ったエイミーは、誘われてブルック宅のパーティーに行きました。
薬物と酒で口が軽くなったブルックが、エンジェルの死の真相をエイミーに話します。
そればかりではありません。実は、ジェイソンには過去にも罪がありました。
ジェイソンとレイチェルが車を暴走させ、老女を轢き逃げしていたのです。
それを知ったエイミーは、ジェイソンに好意を持っていただけにショックを受けました。
(注:この「老女」が、殺人兄弟ダリルとジョンの母親)

同じパーティーの席では、レイチェルがブラッドに迫り、いいムードになっていました。
車の中で身体を重ねた後、暑いと言って窓を開けると、レイチェルが車の外に引きずり出されます。
ブラッドも円ノコで首を切られ、殺されました。


ティムがブラッドの車から続く血の痕を見つけ、あとを辿ります。
血の痕は『ジミーズ・スクラップヤード』という店に繋がっていました。
店の敷地に入ったティムは、死体を見つけたところを発見され、ボンネットに挟まれます。

独自に捜査を続けたヒギンズ刑事は、車の解体工場の兄弟・ダリルとジョンを疑い、訪ねました。
行方不明のジョーダンの聞きこみをしますが、兄弟はとぼけます。


ブルックが夜の道をひとり、アッシュ・パイン・ロードを通って帰宅します。
母親との通話の最中、電波状況が悪くなったので、ブルックは電話を切りました。
後ろの車が煽ってきて、ブルックは事故を起こします。
後ろの車の運転手は救急車を呼びますが、やってきたのはダリルとジョン兄弟でした。
ブルックは兄弟に連れて行かれ、生きたまま顔に油をかけられ、燃やされます。

【結】- アンビュランス911のあらすじ4

アンビュランス911のシーン2 同じ頃。
エイミーは豊胸手術を受けました。
ついでに整形手術も施し、ジェイソン好みに仕立てたエイミーは、露出の高い服を着て歩きます。
ジェイソンが電話をかけてきて、先日のパーティーのことを詫びました。
「仲間づきあいを考え直す」とジェイソンが言うので、エイミーも満足します。

エイミーの母・メアリーが、交際相手をエイミーに紹介します。
メアリーが交際しているのは、なんと殺人兄弟の兄・ダリルですが、ダリルの正体をエイミーもメアリーも知りません。
整形したエイミーの顔を見たダリルは、「見たことがある」と言い出しました。エイミーには心当たりがありません。
仕方のないことです。

ダリルが「見たことがある」というのは、レイチェルのことでした(すでに死亡)。
エイミーはジェイソン好みの女性になるために、レイチェルに似せた整形をしていたので、それでダリルにあらぬ疑いをかけられたのです。
自分の母親を轢き逃げした車の助手席に乗っていた女(レイチェル)だと思ったダリルは、エイミーに復讐しようと考えました。(本当はとんでもない勘違い)
エイミーの母・メアリーを、デートに連れていきます。


ジェイソンと会ったエイミーは、ジェイソンにびっくりされますが、褒められてまんざらでもない気持ちでした。
そこへ救急車がやってくると、ジェイソンとエイミーを拉致しようとします。
ジェイソンは咄嗟にエイミーをかばい、逃がしました。
ジェイソンは殺人兄弟の弟・ジョンと戦います。

逃げたエイミーは廃車場に入り込み、自分の母・メアリーが殺されて磔(はりつけ)になっているのを見ました。ショックを受けます。
奥の納屋に入り込むと、そこには保存措置を施された殺人兄弟の母の死体と、廃人同様になった父親がいました。

ヒギンズ刑事が『ジミーズ・スクラップヤード』にやってきて、状況の一端を知ります。
無線で応援要請をした後に、ヒギンズ刑事はひとりで敷地に入りました。

さらに逃げたエイミーは、奥で顔を焼かれたブルックが、それでも生きているのを見つけます。
「一緒に逃げよう」とエイミーは声をかけますが、そこへヒギンズ刑事がやってきました。
エイミーは咄嗟に台の下に隠れます。
ヒギンズ刑事はダリルに、背後からナイフで刺されて死亡しました。
ダリルはそのまま、ブルックもナイフで殺します。

エイミーが隙を見てダリルを襲おうとしますが、弟のジョンに捕まります。
拘束されたエイミーは、兄のダリルにレイプされそうになりましたが、その時、ジョンが今まで兄に受けた仕打ちを思い出し、唐突に兄・ダリルを電動ノコギリに押し付け、殺しました。
エイミーはその間に逃げます。

逃げたエイミーは、一般車両に轢かれそうになったのを、ジェイソンに助けられました。ジェイソンも無事でした。
一般車両の運転手が、ジェイソンとエイミーのところへ近づこうとしますが、そこへ弟・ジョンが運転する救急車が突入し、2人を轢きます。
(関係者、全員死亡)

みんなの感想

ライターの感想

…なんというか、ぶっとんだ路線の映画。ほんと、コメントしづらい内容。
ところどころに回想シーンが挿入されるのだが、これは正直言って「鬱陶しい」以外のなにものでもない。
むしろきちんと時系列にしてくれたほうが、判りやすいのにと思った。演出がマイナスに働いている。
「救急隊員が実は殺人鬼」という設定は、非常にユニーク。
しかも「心配するな、救急隊員だ」という決めゼリフまであって、ここは見るべきところ。
ただストーリーがかなりご都合主義に走ってしまっている。豊胸手術ってなによ。逃げた先がスクラップ工場、母の交際相手がダリル、突っ込みどころ多すぎ。
主人公のエイミーの思考回路すら理解不能で、「こりゃ死んでも同情できんな」と思った。

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