「エクストラテレストリアル(ET)(2015年)」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

エクストラ・テレストリアル(E/T)の紹介:2015年公開のアメリカ映画。『グレイヴ・エンカウンターズ』のザ・ヴィシャス・ブラザーズ(コリン・ミニハン&スチュアート・オルティス)が手掛けるSFサスペンス。宇宙人による拉致・誘拐の真相を描く。

予告動画

エクストラテレストリアル(ET)(2015年)の主な出演者

エイプリル(ブリタニー・アレン)、カイル(フレディ・ストローマ)、メラニー(メラニー・パパリア)、セス(ジェシー・モス)、ミッチェル保安官(ショーン・ロジャーソン)、トラビス(マイケル・アイアンサイド)

エクストラテレストリアル(ET)(2015年)のネタバレあらすじ

【起】- エクストラテレストリアル(ET)(2015年)のあらすじ1

アメリカの北東部に位置するニューハンプシャー州、エコー湖…。
雷雨の夜、エコー湖の近くにある閉店間際の飲食店に、ずぶぬれの30歳前後の女性が駆け込もうとしました。しかし店長は無慈悲にも「閉店」の札を掲げます。
女性は飲食店の向かいにある公衆電話ボックスに入ると、警察に通報して「私の夫と息子が拉致された」と言います。場所を説明しようとした時に停電が起こり、それと共に公衆電話に謎の光が差し込み、閃光
が直撃しました。
店内清掃していた飲食店の店主は、光で思わず外を見ると、先ほどまであった筈の公衆電話が消えています。思わず外に出て電話の場所を見ると、土台のみが残っていました。
あっけにとられる店主の前に、真上から公衆電話ボックスが落ちてきます。店主は仰天しました。
翌朝、到着した保安官に店主は事情聴取を受けます。公衆電話ボックスを使っていた女性がいたと、店主は説明しました。
公衆電話の残骸の中から財布が発見され、身分証明書がありました。「ナンシー・マクファーソン」という女性の写真がありますが、その女性は忽然と消えていました…。
…4月。大学生の女性・エイプリルは、離婚した母親に頼まれて別荘に行くことになりました。父親からは、別荘を見に行った後、つりざお2本と道具箱とショットガン(散弾銃)を持ってきてくれと頼まれています。
別荘はニューハンプシャー州のエコー湖のそばにあり、両親の仲がよかった頃は、エイプリルはよくそこへ行っていました。
エイプリルの別荘行きに、3年の付き合いになるエイプリルの恋人・カイルも行く予定です。エイプリルはニューヨークでの勤務が決まり、別荘に行ったときにカイルにそれを告げるつもりでした。
しかしと、カイルは親友男性・セスとその彼女・レックス、エイプリルの幼馴染みの女性・メラニーを呼んでおり、彼ら3人も同行します。メラニーは飼い犬・ラスティを連れてきました。
みんなで1台の車に乗って、別荘に行きます。早くもハイテンションのセスは、車内から花火を持って騒いでいて、パトカーに停められました。
エコー湖の界隈ではこのところ事件が続いており、保安官は警戒を強めています。保安官は滞在中はおとなしくしていろと警告しました。
パトカーはその後、通報を受けてライズマン飼育所に行きます。ブタが殺されていた牧場主は、最初はコヨーテの仕業かと思っていたのですが、ブタのふともも部分が鋭利な刃物のようなもので削られており、不審に思って通報しました。
…別荘に着いた5人は、思い思いに過ごします。エイプリルとメラニーは昔この別荘で過ごした過去があり、近所を散歩します。
メラニーの飼い犬・ラスティが吠えながら何かに向かって走っていき、「私有地につき立ち入り禁止」という立て札を見たエイプリルとメラニーは入りました。
大麻を育てている温室を見つけたメラニーは上機嫌で入っていきますが、武装してガスマスクをつけた初老男性に威嚇されます。その男性は、エイプリルが小さい頃にお世話になった近所の住人・トラビスでした。
家に案内したトラビスは、先週から夜中に火の玉のようなものが空を飛ぶのを見たと言います。トラビスの推理では、それは政府極秘の戦闘機で、この界隈を試験飛行しているのだろうということでした。
というのも、その飛行物体は時速2400kmもの超高速で移動する物体だからです。
トラビスはエイプリルたちに、「レーダーや高圧線には近寄るな」と警告しました。

【承】- エクストラテレストリアル(ET)(2015年)のあらすじ2

別荘に戻ったエイプリルに話があると言い、カイルが2階へ連れていきます。
カイルはエイプリルに指輪を渡してプロポーズしました。カイルとしてはエイプリルに承諾してもらえると期待していたのですが、エイプリルも今回の別荘滞在中にニューヨーク行きの話をしようと思っていたので、戸惑います。
来月中旬からのニューヨーク勤務の話をすると、初耳のカイルは怒りました。しかし決まったのも最近なのだとエイプリルは言いますが、学期の途中でニューヨークに一緒についていけないカイルはプロポーズを断られたものと思い込みます。
階下に降りると、セスがサプライズパーティーを開こうとしていました。カイルは親友・セスにプロポーズのことを話していました。気まずい雰囲気が一同に流れます。
パーティーを開く気分にもなれなくなったメンバーは、テレビも携帯も使えない田舎でどう過ごそうと考えていた時、突然外が明るくなり、火の玉が落ちて行くのを目撃しました。セスはビデオカメラで録画します。
火の玉は近くの森に落ち、爆発音がしました。みんな驚きます。爆発の後は赤い光が周囲に差しており、なんとも不思議な光景です。
車で近くの墜落地点へ行った5人は、衝撃的なものを発見しました。それは円盤の形をした宇宙船でした。よくあるスタンダードタイプの宇宙船です。
周囲には円盤の一部と思われる金属が落ちていますが、アルミよりも軽い金属で、やっぱり宇宙船だとみんなは興奮しました。
セスとレックスが宇宙船から森の奥へ続く足跡を見つけます。しかし雨が降り始めたので、捜索をやめて5人は一旦別荘へ戻りました。
ロズウェルのUFO墜落は、実際にあったんだとセスが言い出します。セスは興奮していましたが、エイプリルはふと不安になりました。森にあった足跡は、別荘のある方角を向いていたからです。
突然、別荘に停電が起こりました。嫌な予感がしたエイプリルは、別荘から出て車で逃げようと言いますが、セスは状況を把握してから警察に通報しようと言います。
カイルが地下にある配電盤のブレーカーを直そうとしますが、ブレーカーに火花が散り、無理でした。階上で犬・ラスティが吠えはじめます。
ガラスの割れる音がしました。エイプリルは散弾銃を用意します。
階上へ行くと玄関が開いていました。暗闇の中で扉を閉めたエイプリルは、部屋に何もいないか確認します。ガラス窓の後ろから宇宙人(エクストラ・テレストリアル=異星人、地球外生物)が覗き、驚いたエイプリルは散弾銃で宇宙人を撃ちました。
外に出た5人は、プールに浮かぶ宇宙人の遺体を見ます。背が高く二足歩行をする細い体で、表皮はすべすべとした銀色で、大きな吊り目の宇宙人でした。これもよく見る宇宙人の形状です。血は黒でした。
撮影したセスは大興奮です。5人は車で逃げますが、セスは撮影したら映像が高く売れると喜びました。他の4人は不安の方が勝ります。
道を倒木に阻まれて進めなくなった5人は、木を移動させられないか考えますが、2t以上ありそうで無理です。エイプリルは、木が折れたのではなく切断されたのだと気づきました。
急に雨がやみました。振り向いたセスは、後ろに雨の境界線があることに気づきます。なぜ? と思って見上げると、頭上に巨大な円盤型の宇宙船がありました。赤い光が降り注ぎます。
一同は慌てて車に乗り込みますが、車が攻撃されてパニックになったセスの恋人・レックスが車外に出ました。超巨大宇宙船からの光は赤から青に変わり、レックスに注がれます。

【転】- エクストラテレストリアル(ET)(2015年)のあらすじ3

レックスは空中に浮かび、宇宙船に連れ去られ(アブダクトされ)ました。車は故障し、4人は森へ逃げます。
目の前で恋人を連れ去られたセスは嘆きました。エイプリルはトラビスの家を目指します。セスの撮った映像を見たトラビスは、「ロズウェル以降、政府が取引をしたのだ」と言いました。一部でささやかれていたことです。
一説によるとロズウェル事件以来、人間と宇宙人との間で「互いに攻撃しない」という協定の下、宇宙人による人間の拉致や実験を認める代わりに、むやみに人間の生活を乱さないという決まりを作ったそうです。
取引協定を知らなかったとはいえ、散弾銃で宇宙人を撃ったことで人間と宇宙人との協定を破ったエイプリルは、ショックを受けます。トラビスは「報復に来る」と言いました。
トラビス宅も停電になり、発光体ライトを渡したトラビスは、4人に別荘に戻れと言いました。自宅に残ったトラビスは温室で宇宙人と戦い、机の下で真上にいる宇宙人を撃ちますが、腕が伸びてきて連れ去られました。
4人は別荘に戻り、板で窓を補強します。作業を終えた頃、扉の向こう側で物音がするのでエイプリルは警戒しますが、突入してきたのは警官隊でした。
路上に車が放置されており、事件性を感じて警官隊が突入してきたのでした。別荘の持ち主の娘・エイプリルが危険な立場にないことを知った警官隊は、引き返します。
あとには保安官2名が残りました。エイプリルたちは事情を話しますが、若い保安官に信じてもらえません。しかしもう1人のミッチェル保安官は、思うところがありました。
ミッチェル保安官は、ライズマン飼育所で鋭利な刃物で切られたブタの事件や、公衆電話を使用中にいなくなった女性(冒頭の女性)・ナンシーについて調査しました。
近くのガソリンスタンドに設置してあった監視カメラ映像で、公衆電話を使うナンシーの映像を見たミッチェル保安官は、ナンシーが消える前後の映像が砂嵐状態で見られないことを不審に思います。
また別の事件では、通報のあったキャンピングカーをチェックするとビデオカメラがあり、そこにはエコー湖に飛来する謎の光と、その直後に少年・マティが光に吸い上げられる映像が映っていました。
シャワー室にはおびただしい血があり、クローゼットに隠れていた女性が襲ってきます。女性は半狂乱で、全身にすり傷や痣がある夫・ジェフリーが「ヤツらは実験している」「拘束された」と興奮ぎみに話すのを、ミッチェル保安官は聞きました。
そして今回のエイプリルの件です。…もしかしたら彼らの言っていることは事実で、本当に宇宙人がいるのかもしれないと、ミッチェル保安官は考えました。
セスがプールに宇宙人の死体があると言いますが、行くと死体が消えています。倉庫で物音がして、4人を別荘に帰してミッチェル保安官は倉庫に行きました。
倉庫を見回ったミッチェル保安官は、2階入口に粘着質の黒い液体を見つけ、2階奥に臓物をえぐり出された犬・ラスティの遺体を見つけます。
横切る黒い影を見たミッチェル保安官は、慌ててパトカーに戻りました。
エイプリルとカイル、メラニーは別荘に戻り、セスはパトカーで若い保安官に宇宙人の話をします。しかし若い保安官は全く信じていません。
そこへミッチェル保安官が戻ってきて「本当に宇宙人がいた」と話しました。若い保安官はそれでも半信半疑です。

【結】- エクストラテレストリアル(ET)(2015年)のあらすじ4

実は10年前、ミッチェル保安官の恋人の女性がある朝、突如として姿を消したのです。身の回りのものは一切持たずに消えており、ミッチェル保安官は疑問に思っていました。衣服も持たずに、です。
なのに職場では「別の男性と駈け落ちした」と結論づけられていました。ミッチェル保安官は納得していませんでした。
その経緯があって、若い保安官は「宇宙人を信じたいだけなのだろう」とミッチェル保安官に言います。
そのパトカーの前に細い宇宙人が立ちはだかります。宇宙人が4本指をかざすとミッチェル保安官は洗脳され、若い保安官を撃った後に自分の頭部も撃ちました。後部座席のセスはパニック状態で、拳銃を持って逃げます。
セスはメラニーとカイルを連れて逃げようとしますが、結局1人で銃を持ったまま森の奥へ行きました。物音に向けて発砲したセスは真後ろに立った宇宙人に襲われ、鋭い刃物のような傷を負わされます。
連れて行かれたくないセスは、自分の腕を手錠で木に繋ぎますが、赤い光が上から差し、手錠と腕が残されました。
宇宙船に連れ去られたセスは、近代的な部屋の一室で拘束されます。上からドリル状の機械がおりてきて、へそから虫を埋め込まれ、奇妙な図形を胸に刻まれて、尻の穴にドリルを注入されて息絶えました…。
…エイプリルたちのいる別荘全体が揺れ、赤い光が差し始めます。超音波のような音が流れ、エイプリル、カイル、メラニーは頭を抱えました。音波でガラスが割れ、床板も剥がれます。
カイルはエイプリルとメラニーを地下室に避難させると、1人で包丁を持って宇宙人を挑発する言葉を吐くと、風呂場の浴槽に隠れました。様子を見に顔を出して、鏡の中から出た宇宙人に捕まります。
メラニーは大量に薬物を服用して倒れ、エイプリルはバールを持って地下室から出ました。血だまりに指輪を見つけてカイルが連れ去られたのを知ったエイプリルは、指輪をポケットに入れると赤い光を追いかけてロケット花火を打ち上げ、「連れてって」と懇願します。
青い光がエイプリルに差し、宇宙船の蓋が開きました…。
エイプリルが気づくと、黒い粘着質の物質で全身を覆われています。もがいて脱出すると、円筒形の通路のような一角にいました。宇宙センターのようで、複数の宇宙船が行きかいます。
壁に女性が埋め込まれていましたが、顔の右半分は人間ですが、左半分は宇宙人に変わっていました。その後ろにカイルが埋まっています。
カイルをひきずりだしたエイプリルは、人工呼吸で蘇生させます。「私たち、どこへ行っても一緒よ」とエイプリルはプロポーズの返事をしました。
抱き合う2人に、3人の宇宙人が立ちはだかり、手をかざします…。
エイプリルとカイルは、草原にいました。2人とも無事に解放されたのです。喜んだ2人は手を繋ぎ、草原を歩いて人の声がする方へ行くと、軍隊がいました。
助けを求めてエイプリルが駆け寄ると、軍人に発砲されます。驚くカイルも撃たれました。カイルはエイプリルに指輪を嵌めると、手を繋ぎます。
…トラビスやミッチェル保安官の言う通り、アメリカ政府と宇宙人の間で密約が交わされていました。宇宙人の存在を知ったり、宇宙人の痕跡が露見しそうな地域は、軍が介入して「掃討」していました。人間側も宇宙人を捕獲して研究しています。
エイプリルとカイルの遺体は無造作に掘った土の中に入れられ、火炎放射器で焼却されました。政府上層部は地域で起きた事件の「公的見解(筋書き)」を考えています。

みんなの感想

ライターの感想

宇宙人と遭遇する話。
よくこの手の話だと「宇宙人が出てきても、登場はちょろっと」「終盤のみ」「一部ちらっとそれらしきものが」なのだけど、これは違う!
なんと、けっこう露出度高し! しかもけっこう頻繁に出てくる!
宇宙船も同じく! 隠す意志がないだろうとばかりに、ばーんと出てくる。
円盤形の宇宙船と、細い手足で大きな吊り目の宇宙人…これは「よく見る宇宙人」だけど、むしろ新鮮!
政府が極秘裡に異星人と密約を結んでて、表向きは宇宙人なんか存在しませんぜ的な話も、考えられなくはないな。
サービス精神は旺盛。ただ、宇宙人が人間を捕らえて何がしたかったのかは意味不明だった。
ただ、いままで「ちらっとした見せない」系統が多いなか、堂々と宇宙人を見せて活躍(?)させた勇気は買うし、どきどき感はある。
  • sf好きさんの感想

    最後ビックリした

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