「オカムロさん」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

オカムロさんの紹介:2022年製作の日本映画。短編「全身犯罪者」でカナザワ映画祭2021観客賞を獲得した松野友喜人監督が、その名を聞くとやってくるという都市伝説『オカムロさん』を映画化したホラー。大学生がオカムロという謎の存在に首を切られる連続殺人事件が起こり、生き残ったすずは復讐を誓う。出演は、情報番組『めざましテレビ』でイマドキガールを務める吉田伶香、「ベイビーわるきゅーれ」の伊澤彩織、舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』など舞台やバラエティなどで活躍するバーンズ勇気ほか。

あらすじ動画

オカムロさんの主な出演者

すず(吉田伶香) 先生(バーンズ勇気) あやか(伊澤彩織) 僧(内田寛崇) 石川翔鈴 安斉星来 吉田莉桜 立花紫音 桜田茉央 御法川イヴ 早瀬康広 角由紀子 吉田悠軌 長浜之人 爽香 月城まゆ 芹沢まりな 樹智子 六平直政 松野友喜人

オカムロさんのネタバレあらすじ

【起】– オカムロさんのあらすじ1

オカムロさんのシーン1

画像引用元:YouTube / オカムロさんトレーラー映像

〝「オカムロ」とは

 江戸時代から言い伝えられている妖怪、または怪人。

「オカムロ」という名を聞いたり話したりすると必ず現れ、首を狩られる。

オカムロと三回唱えると消えると言われる。〟

7月20日。

若い男女がキャンプ場でバーベキューを楽しんでいます。男女6人のその一団は、切り株で薪を割ったり肉を焼いたりして、にぎやかにおしゃべりに興じていました。

ある男性がいっしょにいる女性に、切り株に置かれた斧を指さして名前を教えようとします。その斧は火災時にドアを壊す役割を果たすことができ、「マスターキー」と呼ばれることもあります。しかし別の女性が先にその名前を言ってしまったため、男性が口惜しがりました。他の男女はその様子を見て笑います。

6人の男女は夜、キャンプ場のロッジで車座になって怪談話に花を咲かせています。ひそひそと怖い話をしていた女性が急に大声を出したので、他の者は女性の声に驚きました。みんな盛り上がっています。

先ほどの男性が他の者に「携帯を出して今から言うことばを検索して」と言い出しました。「カタカナでオカムロって入力して」と言うと、まだ検索ボタンを押さないようにと告げました。準備をしてみんなで一斉にボタンを押します。

ボタンを押したあと、男性は「実はこれ、検索してはならないことばだ」と言い出しました。ネットでは「オカムロ」についての説明が出てきます。イラストには深編笠をかぶり刀を持った侍風の姿が描かれていますが、説明書きには「妖怪、怪人」と記されています。

男性は他の者に検索した結果の文章を読ませながら、要は都市伝説のようなものだと話しました。他の男女も、「オカムロと三回唱えると消える」という文言を読んで安心したらしく、「むしろ唱えると出てくる場合が多いよね」と話しました。

その後、みんなはロッジで眠ります。

カップルの男女は別の部屋でおしゃべりをしながら、いちゃいちゃしていました。やがて布団に寝転がると、ふたりだけの世界にひたります。そこへオカムロが現われると、男の首を刎ねました。悲鳴をあげる女もすぐに殺されます。

短髪の男性は扉がかすかにノックされるので目を覚まして見に行きますが、扉の外には誰もいませんでした。機になったので部屋を出て外を見回ります。

短髪の男性の背後に女性2人が回り込むと、驚かせました。怯える様子を見て楽しんでいたのですが、女性のひとりの首がいきなり落ちます。短髪の男性ももうひとりの女性も、なにが起きたかすぐには判りませんでした。彼らの前にオカムロが姿を現わすと、日本刀で首を刎ねます。短髪の男性は逃げようとしましたが、無理でした。首を刎ねられます。

外でそんな凶行が起きているとは知らず、すずは布団で熟睡していました。すずの部屋もノックされますが、すずは深い眠りに落ちていました。ねぼけ半分で上半身を起こしたすずは、「オカムロ、オカムロ、オカムロ」と寝言で3回繰り返してまた眠ります。

オカムロを去らせることばだったため、すずは襲われずにすみました…。

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