映画:オキナワノコワイハナシ2019(令和元年夏)

「オキナワノコワイハナシ2019(令和元年夏)」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

【承】– オキナワノコワイハナシ2019(令和元年夏)のあらすじ2

オキナワノコワイハナシ2019(令和元年夏)のシーン2

画像引用元:YouTube / オキナワノコワイハナシ2019(令和元年夏)トレーラー映像

◆第2話「from AI」

監督/宮城孝広、脚本/田畑ヒロアキ、棚原愛、出演/大田優希、西平士朗、垣花拓俊、MATSURI、小川深彩、垣花胡心、(YouTuberステバイ)たすく&げんきなど。

スマホに表示された巨大な眼を顔の前にかざし、無感情に嗤い始める…その異変は、彼女の勤務先の学校でも唐突に始まり、急速に伝播していきます。

「先生ぇ…先生も一緒に…みんなで一つになろう…その方が、先生にとっても…みんなにとっても…多分…」

生徒たちは未感染で怯える生徒を取り囲んで掴まえ、スマホの画面を見せます。するとその生徒もまた無表情に嗤い出したのです。

彼女はわけも分らず必死で校内を逃げ回り、階段下に隠れて夫に電話を掛けます。

夫は幸い未感染で、その異変に気づいてもいて「今、迎えに行くところだ」と言われたため、彼女はなんとか逃げながら彼の到着を待つ事に。

感染者は皆、スマホに表示された巨大な眼を、自分の眼の代わりにして校内をうろつき、時折愉快そうに笑っています。

それは個々のスマホに突然通知のように送られてくる「スマホが寄生する”from AI”」と言われる都市伝説アプリのようで、「人工知能が人間のために作った」「それを入れるとハイになる」「悩みが無くなる」など様々な説が噂されています。

YouTuberの”ステバイ”コンビの街角レポートでは、未感染のカップルにインタビューを始めて間もなく2人に通知が届いて感染、カップルはたすくにスマホを見せて感染させ、たすくはげんきのカメラにスマホの巨大な眼を映し、エラーが起こり途切れていまいます。

先生の元にもその通知は届きますが、感染したフリをしてごまかそうとしてもすぐにバレて取り囲まれ、怯えた彼女は暴れるうち、女生徒のスマホを払い落としてしまいます。女生徒の眼は不気味に変形し、ぐるりと裏返って血走っていました。

その頃、夫の車のカーラジオでもその異変が報じられていましたが、警戒を促すどころか「お手元のスマートフォンの電源を直ちに入れてください。みんなで一つになりましょう」と妙な内容になっています。

夜になり、彼女はなんとか屋上に逃げ、やって来た夫の車に気づきますが、頭上では火を噴いた旅客機が飛び去って行きます。

夫は助手席のドアを開けて待っていましたが、彼女は戸惑い言葉を失います。彼の眼もまた、あの女生徒のように裏返って充血していたのです。

彼女は思わず後ずさりますが、車に引きずり込まれ連れ去られます。

教室にいた生徒たちはそれを、顔の前にかざした無数のスマホの眼で、じっと見つめていました。

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