映画:オキナワノコワイハナシ5

「オキナワノコワイハナシ5」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

オキナワノコワイハナシ5の紹介:2004年から放映されている沖縄琉球放送制作のオムニバス・ホラードラマ第5弾。封じられた哀しい記憶がよみがえる「13回目のクリスマス」、森の洞に棲まう”視線”につきまとわれる「隙間見(すーみー)」、持ち主不明のドレスが引き起こす怪異「ドレス」の3作品。

オキナワノコワイハナシ5の主な出演者

新城美幸、幸地尚子、兼城禅、内田周作、久貝大志(子役)、池原可連(子役)など

オキナワノコワイハナシ5のネタバレあらすじ

【起】– オキナワノコワイハナシ5のあらすじ1

◆「13回目のイブ」

監督/撮影/編集/新垣善広、原作/上間一示、出演/新城美幸、池原可連(子役)、兼城禅(2役)、久貝大志(子役)、比嘉里奈など。

クリスマス・イブで盛り上がる街のデパートに、ショッピングに出かけた瑞樹と麻耶。

彼氏ができたばかりの麻耶は「後で紹介するね!」と浮かれていますが、瑞樹はなぜか暗い顔で「クリスマスなんか大っキライ…」とこぼします。

2人は軽くお茶した後、ショッピングに繰り出しますが、間もなく瑞樹が携帯を無くした事に気づきます。

最後に使ったのは同居の母親への連絡で、クリスマスとは別な、ある年中行事の手伝いのため、帰ってくるよう言われた後味の悪いものでした。

しかし麻耶の携帯から自分の携帯にかけると男が出て、からかうように「返して欲しいんなら、近くのエレベーターに乗って取りに来いよ。お前はほんとに可愛いな」と言うのです。

瑞樹はムカつきつつもゾッとして、手近のエレベーターに乗りますが、なぜか途中で止まって閉じ込められ、怯えて携帯を投げ出します。

しかし気づけば小学生の女の子がいて「電話に出て」と言うのです。

瑞樹は必死で「あんたなんか知らんよ!」と言いますが、突然扉が開き、目の前にはなぜか夜の丘の景色が広がっていました。

そこには小学生の男の子がいて、女の子は「憶えてないの?」と言って駆け寄り、「明兄ちゃん!」「瑞樹」と呼び合います。

すると辺りは夜の砂浜に変わり、そこにいた20代ほどの男に「瑞樹…俺がキライか?」と言われます。

彼は、「あんたが携帯取った人?泥棒のくせに!」と怒る瑞樹に、ちょっと困った顔をして、鼻の下をこすり、満天の星空を指差して「明日、星が降るかな」と呟きます。

その瞬間、長い間一人っ子だと思ってきた彼女の記憶が、溢れるように甦ります。

それは、幼い頃のクリスマス・イブの夜、兄の明と屋根に上り満天の星空を眺めながら聞いた兄の言葉で、鼻をこするのも彼のクセでした。

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