「オープンウォーター1」のネタバレあらすじと結末の感想

オープン・ウォーターの紹介:2003年製作のアメリカ映画。無数のサメが生息する海に放り出された男女が繰り広げるサバイバル劇。特撮に頼らない低予算作品だが、本物のサメを使ったそのリアルな恐怖演出が全米で話題を呼び、のちにシリーズ化もされた。

予告動画

オープンウォーター1の主な出演者

スーザン・ワトキンス(ブランチャード・ライアン)、ダニエル・キントナー(ダニエル・トラヴィス)、セス(ソール・スタイン)、エステル(エステル・ラウ)、デイヴィス(マイケル・E・ウィリアムソン)、リンダ(クリスティーナ・ゼナーロ)、ジュニア(ジョン・チャールズ)

オープンウォーター1のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①互いに多忙ですれ違いの夫婦ダニエルとスーザンは、休暇を取ってカリブ海に旅行へ行った。ダイビングのツアーに参加するが、ガイドのデイヴィスは手違いで全員集合したと思いこみ、ダニエルとスーザンは海の真ん中で取り残される。 ②ほぼ1日放置されたダニエルとスーザンは潮に流され、サメエリアにたどりついてしまう。まずダニエルがサメに襲われ、つづいてスーザンも襲われて死亡。

【起】- オープンウォーター1のあらすじ1

〝これは実話に基づいている〟

33歳の男性ダニエル・キントナーと31歳の女性スーザン・ワトキンスは、互いの仕事が忙しく、すれちがいの生活を送っていました。
このままだとよくないと思った2人は、休暇を取って旅行へ行こうと思います。
しかし互いの予定が合わず、7か月も延期してやっとカリブ旅行へこぎつけました。
出発直前まで、2人とも仕事の電話に応対しています。パソコンも、いちおう旅行先まで持ち込むつもりです。
本当にこの調子で旅行を楽しめるのかと不安になりながらも、2人は飛行機に乗りました。
1日目はカリブ海沿いに到着し、ホテルにチェックインします。

2日後の朝出発のボートを予約した2人は、2日目は海岸で楽しく過ごしました。
夜中にホテルの部屋に虫が出ますが、あとは問題なく過ごせます。

3日目。
2人は『ダイビング・ショップ』へ行きました。
ここでダニエルとスーザンは、ダイビングを楽しむつもりです。2人は他の客と共に、プレジャーボートに乗り込みました。

〝リーフ・エクスプローラー号〟のガイドは若い黒人男性・デイヴィスで、操縦士は金髪女性のリンダ、ガイド助手としてまだ青年のジュニアがついていました。
ダイビングのツアー客は、合計で20名です。デイヴィスは船上で数えました。
ボートが沖合に到達した時に、デイヴィスはみんなにダイバー・スーツを着せると、説明を始めます。
遭難防止のために、必ず2人1組のバディ制をとること、OKのサインは手で丸を作ること、ダメな場合は手を振ること…。
「この辺のサメは人を襲わない」
そう付け加えたデイヴィスは、白いボールを船尾につけるので、そこへ35分後に必ず集合するようにと言いました。
現地は、最も深いところで18mの水深です。

〔AM9:45〕
9:45スタートで35分後に集合なので、10:20終わりです。
ところで他のツアー客は、ひとりで来ている者もいます。そういう人たちは、その場でチームを組まされました。
ダニエルとスーザンは今まで仕事三昧ということもあり、なんとなく2人で孤立しており、他の客と積極的に会話を交わすこともありませんでした。これがあとで、大きなアダとなります。
自由行動がスタートになると、ダニエルとスーザンは酸素ボンベを背負い、2人で移動しました。

20人もいますので、いろんな客がいます。
アジア系女性・エステルは耳抜きが上手にできず、早々にあきらめました。ほかにも若者・ブライアン、中年男性・セスも船にあがってきます。
3人リタイアかと思い、デイヴィスは手元のノートに3と記入します。こうやって、乗客が何人集まったかチェックをしているのです。
しかしセスがまた潜りたいと言い始め、バディ制をと言われて青年・ブライアンと共に潜りました。デイヴィスはまた1と訂正します。

【承】- オープンウォーター1のあらすじ2

時間が経過すると、みんな続々と海からあがり、船に集まり始めました。
船の上でスーツを脱ぐ者、海底の景色を話す者で、にぎやかになります。
天候は晴れからくもりになっていました。
船の上にいる人物を数えたデイヴィスは、18人と確認します。
全員で18人だったのか、最初に数え間違いをしていたのだと思ったデイヴィスは、書いていた20という数字を二重線で消し、18と書き直しました。
全員揃ったと思い込み、デイヴィスたちは船を陸へ戻します。
(先にネタバレすると、デイヴィスはこの後、翌朝まで気付かない)

単独行動をとったダニエルとスーザンは、船の中でも他者と会話を交わさなかったために、完全に存在を忘れられました。
その2人はというと、水中でのダイビングデートに夢中になり、時間を忘れていました。

〔AM10:25〕
時間を遅刻して戻った2人は、ボートがないことに気付きます。
最初は、集合場所を間違えたのかと思いました。しかしダニエルが、13m下にあるフォークの形をしたサンゴを目印にしていたと言い、場所に間違いはないと主張します。
沖合なので、周囲を見渡しても陸地は見えません。
(『オープン・ウォーター』=「開けた海」)
はるか遠くに、ボートらしき影がありました。それも、本当にボートなのか定かではありません。
両手を振ってみますが、こちらからもボートがボートなのか判別できない状態なので、相手側から見えるはずもありません。
スーザンが、真下にフォーク型のサンゴがないと言います。
2人は潮に流され始めたのです。

彼方に通過するボートを見つけた2人は必死で手を振りますが、見つけてもらえませんでした。
2時間ほどが経過し、身体も冷えてきます。
移動する時、2人はあおむけになって顔を海面に出し、後ろへ進みます(このほうが圧倒的に楽に進める)。
潮でどんどん流されているので、自分たちがどこにいるのか分かりませんでした。
そのうちに、ダニエルとスーザンの周囲に背びれが見えます。
イルカかサメか分からず、ダニエルは警戒してナイフを持ちました。じっとして波を立てないほうがいいと、スーザンに声をかけます。

〔PM1:30〕
お腹が空いた2人は、漂流ダイバーなどシャレにならないとこぼします。
スーザンが足首の痛みを訴えました。続けてダニエルも、背中に痛みを感じます。
潜って見てみると、クラゲがいました。2人は泳いでその場を離れます。
刺されたところが痛く、泣きべそをかくスーザンに、ダニエルは「海の真ん中に置き去りは、雑誌でよく見る」と慰めました。

【転】- オープンウォーター1のあらすじ3

ボートを見つけた2人はまた両手を振りますが、遠くなので気付いてもらえません。
水中メガネの光の反射で気付かせようとしますが、くもっているので、反射しませんでした。

ダニエルはスーザンに、海の水を飲むなよと注意します。知らなかったので、ちょっとだけスーザンは飲んでいました。たくさん飲むと脱水症状を促進させてしまうのです。
重りを外してもいいかとスーザンが聞き、ダニエルはいいと答えますが「ベルトは外すな」と言います。「手袋はしとけ」とも注意しました。
手袋を外すと、海水が先ほど刺されたクラゲの傷にあたり、ちょっと楽になります。
スーザンが気持ち悪さを訴え、ダニエルが支えました。浮かんだまま、スーザンは眠りこみます。

〔PM4:40〕
スーザンが目覚めると、ひとりでした。スーザンは少しパニックになります。
ダニエルも寝込んでしまっていました。起きたダニエルは、互いの声を頼りに合流します。
体力を奪われて眠りこんでいるうちに、2人はまた流されたようです。
スーザンが足の痛みを訴えました。潜って確認したダニエルは、ダイバー・スーツが切れて小さな傷ができ、そこを小魚がつついていたと知ります。
ダニエルの足が、こむらがえりを起こしました。
その時、2人の前に再び背びれが現れ、今度は大型のサメが現れます(オオメジロザメか)。
2人は緊張し、動きを止めました。時間だけが経過します。

背びれが集まってきました。ダニエルがキレて絶叫し、罵倒し始めます。
ダニエルが我を失うと、対照的にスーザンは冷静になりました。だんまりを決め込み、怒っています。
ボートの場所は間違っていなかったとダニエルは主張し、集合時間だって10時半だったと言います(本当は10:20が正しいので、ダニエルは集合時間を間違えている)。
スーザンは「ダニエルがウツボを見たがったのが間違いだった」と言い、ダニエルはスーザンの仕事の都合で遅くなったのだと言い返しました。
スーザンはスキーの方がよかったと言います。

時間だけが経過していきます。
通りかかった巨大タンカーに手を振ってみますが、気付いてもらえません。
次第に2人は口数が少なくなり、ふさぎこむようになります。身体も冷えて、体力も確実に奪われていきます。

〔PM6:45〕
いよいよ流されていると気付いた2人は、遠くにボートかヨットの影を見つけた時に、今度は2人で近づこうと決めます。今までは手を振るだけで、自分たちからは何も動きませんでした。

【結】- オープンウォーター1のあらすじ4

背を向けて泳ぎ始め、時折振り返っては、正しい位置を進んでいるか確認します。
鳥をサメが狙おうとしたのを見たダニエルは、襲撃に備えてナイフを握りました。
明るいことを考えようと、「一生の武勇伝になる」とスーザンに言います。
スーザンがポケットに飴を見つけました。
ダニエルとスーザンは喜び、飴を口に含みます。ちょうど喉が渇いていたので、嬉しいことです。

その時、サメが接近してきました。ダニエルが身体を動かした拍子に、ナイフを落としてしまいます。
直後、ダニエルは海に引きずり込まれました。すぐに海上に顔を出しますが、周囲に血が広がります。
水中カメラが流されました。スーザンは潜ってダニエルの傷を確認します。
ダニエルは足に深手を負っていましたが、スーザンは状態を言わずにベルトで縛ると「傷跡を見せれば友だちに自慢できる」と、パニックを起こしそうなダニエルをなだめました。

やがて日没を迎えました。真っ暗になります。
陸ではパーティーでみんな騒いでいます。誰も、ダニエルとスーザンに気を留める者はいませんでした。

〔PM11:30〕
雷が鳴ります。怯えながら、スーザンは孤独な夜を迎えます。
ダニエルは途中から意識を失い、その身体を必死でスーザンは支えました。

夜が明けます。
ガイドの男性・デイヴィスが仕事始めのために、船をチェックしていました。
船内に荷物が残されているのを見つけたデイヴィスは、その中にダニエルとスーザンの身分証を見つけます。
記憶をたどったデイヴィスは、印象が薄いものの、確かにこの身分証の写真の2人が乗り込んでいるのを思い出しました。
まずいと思ったデイヴィスは、すぐに知らせに走ります。

同じ頃。
ホテルの支配人が部屋に入り込み、2人がいないと気付きました。

〔AM8:55〕
救助ヘリ、救助飛行機、救助のボートが無数に出ました。2人の捜索に当たります。

ひと晩じゅうダニエルを支えたスーザンは、もうダニエルが生きていないことに気付いていました。
泣きながら、ダニエルの身体を離します。そうしないと、一緒に餌食になるからです。
ダニエルの身体が揺れ始めました。サメがダニエルを齧っているのです。
やがてその背びれが近づいてきました。
スーザンの周囲に多数のサメが囲んでおり、時間の問題でした。
スーザンは酸素ボンベを外します。その直後、スーザンも沈みました。
いつまで経ってもスーザンは浮かんできませんでした(スーザンもサメに襲われて死亡)。

(エンドロール)
後日、97kgのサメが捕まっています。
サメは岸で腹をさばかれました。腸の中に水中カメラから出てきます(ダニエルが持っていて、終盤で手放してしまった黄色いカメラ)。
それを見た男は「サメはなんでも食うんだな」とのんきな声をあげました。

みんなの感想

ライターの感想

見ると気分が妙におもーーーくなる映画、精神的にやられる映画なので、元気なときに見てください~。
とにかくこの映画は、79分のほとんどが「陸地が見えない海の上」で展開される。
はてがない=絶望に押しつぶされそうになる。
サメは派手に出てこない。が、じわじわと回りをかためてくる。
主人公たちの置かれた状況があまりに最悪すぎて、ついつい応援したくなってしまう。
(デイヴィッドの数え間違いがひどい!!)
特にラスト、ダニエルを手放してからのスーザンの終わり方が、決して派手な演出ではないのだが、見ていてつらい。

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