映画:オープングレイブ感染

「オープングレイブ感染」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

映画「オープングレイブ感染」の感想

ライターの感想

記憶を失った数人の男女が、家の中に集められている。彼ら、彼女たちは何者なのか。そして彼らはなぜここに集められたのか・・・?という、シチュエーションスリラー的な幕開けで始まる作品ですが、次第に未知のウィルスによる「凶暴な感染者たち」の襲撃から逃げるという、ゾンビパニックものに変化していく過程も見どころになっています。 唯一「記憶があるらしい」アジア人女性(漢字を書いているっぽいので、設定は中国人でしょうか)が、英語が喋れず聞いても理解出来ず、書くことも出来ないというのがモヤモヤ感を増幅させてくれます。そして、なぜ彼女だけ記憶があったのかというと、実は免疫を持っていたため、記憶をなくすワクチンを打たなくても良かったのだとわかるラストは、「なるほど!」と納得させてくれます。 感染症が物語のテーマだとわかるまでは、森の入り口付近で木に縛られた腐乱死体を見つけるなど、何か「オカルトもの」的なムードを漂わせてくれるのもいいですね。実際、理由はわからないけど感染者は死体を嫌がるので、感染者の襲撃防止のために死体が木に縛り付けられていたので、科学者である医療チームが「魔除け」のように死体を使っていることが、またいい味を出しているのではないかと。 ただ森の中で木こりのようなことをしていた感染者たち、あれはなんだったのかな?とも思いますが。ロメロ版「ゾンビ」のように、感染者は感染前の記憶に導かれ、通っていたショッピングモールに集まるのだ・・・と一緒で、あの感染者たちはもともと木こりで、感染前の記憶に従い「仕事」をしていたのかもしれません。 見知らぬ男女が一箇所に集められ、当人たちがその理由を探るというシチュエーションスリラーは「SAW」以降たくさん作られて来ましたが、本作はその中でもかなりヒネリを加えた「成功作」と言えるのではないかと思います。死体が累々と連なるラストも、まさにタイトル通り「開かれた墓地」のような絶望的光景で、なかなか見ごたえのある作品でした!
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