映画:オーヴァーロード

「オーヴァーロード」のネタバレあらすじと結末

オーヴァーロードの紹介:テレビドラマ「LOST」や「スター・ウォーズ」新シリーズ、「ミッション・インポッシブル」「スター・トレック」などの大ヒットシリーズを手掛けたJ・J・エイブラムズが製作した、第二次大戦を舞台としたボラー映画です。ナチスが極秘に進めていた恐るべき研究がテーマですが、数ある「ナチスホラー」の中でも出色の出来栄えになっています。

あらすじ動画

オーヴァーロードの主な出演者

ボイス(ジョヴァン・アテボ)、クロエ(マチルド・オリビエ)、フォード(ワイアット・ラッセル)、ワフナー(ピルー・アスベック)

オーヴァーロードのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- オーヴァーロードのあらすじ1

オーヴァーロードのシーン1 時は第二次大戦下、連合軍によるノルマンディー上陸作戦が開始された直後のこと。アメリカの空挺師団が、連合軍より先にフランスの地に上陸し、ドイツ軍が教会に建てた電波塔を破壊するという任務を命じられます。そのことにより、連合軍の空からの攻撃をより優位にする目的でした。これが初めての出撃だった若い兵士・ボイスは、ドイツの地上からの激しい攻撃に仲間が次々と命を落とす中、なんとか無事に着陸します。

ボイスはすぐに仲間を探しますが、生きていたのはボイスを含め、伍長のフォードなどたった4人だけでした。一行は目的地の村を目指す途中、村の若い娘・クロエと知り合います。ドイツ軍に村を占拠されたクロエは、家にかくまってほしいというボイスたちの提案を受け入れます。ドイツ兵の監視の目が光る中、クロエの家にたどり着いたボイスたちでしたが、村人がドイツ兵に連れ去られる現場を目撃します。

クロエは、両親はドイツ兵に殺され、祖母も兵士に連れ去られ、帰ってきたものの体の具合が悪く寝たきりになっていると語ります。ドイツ兵に連行された村人たちは、なぜかみな教会へと連れて行かれるのだと。今は幼い弟のポールと2人で生活しているクロエに、電波塔を破壊するまでの間だけ辛抱してくれと、フォードは頼み込みます。フォードが部下2人に、他の生き残りがいないか探してくれと命令したあと、クロエの家にドイツ将校がやってきます。

【承】- オーヴァーロードのあらすじ2

オーヴァーロードのシーン2 家の2階に隠れたボイスとフォードが息をひそめる中、将校のワフナーはクロエに馴れ馴れしく接してきます。クロエとポールを「教会行き」にさせない代わりに、ワフナーはクロエに体の関係を求めていたのです。その様子を見ていたボイスは我慢出来ずに、ワフナーに銃を突きつけます。フォードも「任務が難しくなった」と文句を言いながら、ワフナーを捕らえます。

生き残りを探しに行った部下2人を連れ戻すようフォードに言われたボイスは、表へ出て教会へと近づきます。すると、教会から出てきた兵士が、怪物のような生き物を台車に乗せて出てきました。兵士たちは怪物を台車から降ろすと、火炎放射器で焼いてしまいます。その光景に驚いていたボイスは見張りの兵に見つかってしまい、近くを通りかかったトラックの荷台に逃げ込みます。

そのトラックは、ボイスを乗せたまま教会の中へと入っていきました。荷台から降りたボイスは出口を探すうちに、怪物化した死体や、首だけで生きている人間の頭部などを発見します。教会の内部はドイツの実験場であり、村人たちは人体実験の対象として連れて来られていたのです。ボイスは更に、寝台に縛り付けられた仲間の兵士・ジェイコブを見つけます。

【転】- オーヴァーロードのあらすじ3

オーヴァーロードのシーン3 ボイスは実験場の医師が使っていた注射器をひとつ盗むと、ジェイコブを連れ、地下水路を伝って教会から逃げ出します。クロエの家に戻ってフォードに見たことを報告すると、フォードはワフナーを縛り上げて拷問し、情報を聞き出そうとします。拷問に反対したボイスは、フォードがワフナーを痛めつける様子を見て目をそらしますが、ワフナーはスキを突いて反撃。銃を奪うと、ボイスの仲間の兵士・チェイスを撃ってしまいます。

撃たれた傷が致命傷だと考えたボイスは、いちるの望みを託し、教会から盗んできた注射器をチェイスに打ちます。するとチェイスは奇跡的に息を吹き返しますが、次第に様子がおかしくなり、暴れだします。フォードが注射器のことを聞くと、ワフナーは中身は教会の研究施設で開発した血清であり、「千年王国を実現させるには、千年生きる兵士が必要だ」とうそぶきます。そしてこの騒ぎに乗じて、ポールを捕まえクロエの家から逃げ出します。

改めてチェイスにとどめを刺し、弔ったあと、フォードは予定通りに教会の電波塔を破壊するミッションを実行しようとします。ボイスは、さらわれたポールを救い出すため、自分が逃げてきた水路から潜入することを提案。「中に入ったら、生きて帰れる確率は低くなる」と言いつつ、フォードもボイスの案を受け入れます。

【結】- オーヴァーロードのあらすじ4

オーヴァーロードのシーン2 作戦に協力することになったクロエがオトリとなって、ドイツ兵を捕らえ、教会の前でフォードの部下2人が陽動作戦を開始。フォード、ボイス、クロエの3人が水路から教会へと潜入します。フォードとボイスが手分けして爆弾を仕掛ける中、クロエはポールを探します。ポールはジェイコブがいた場所にいるに違いないと、ボイスはクロエを案内し、ポールを助け出します。

一方フォードは、怪物化したワフナーに行く手をさえぎられます。フォードの拷問と逃げだす際に撃たれた傷を癒やすため、ワフナー自身が「再生する血清の注射」を打っていたのです。怪力を発揮するワフナーに追いめられたフォードは、対抗するため自らに注射を打ちます。最後にフォードはワフナーの動きを止め、「こんな血清は、敵にも味方にも渡せない。俺ごと、この地に埋めろ」と、そばにあったガスボンベを撃つようボイスに指示。ボイスが覚悟を決めボンベを撃つと、フォードもろとも、遂にワフナーの体は吹っ飛びます。

爆破が研究所内で次々と起こり、ボイスとポールを連れたクロエは、教会から必死に逃げ出します。なんとかドイツ兵の追手を振り切り、教会は地下の研究所ごと崩壊していきます。その後ボイスは、「教会に研究所があるというウワサを聞いたが、何か見たか?」という上官の質問に、フォードの意思を継ぎ、血清の秘密を葬るため「何も見ていません。あの場所を掘り返す価値もありません」と答えるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

ノルマンディー上陸作戦を成功させるべく、重要なミッションを帯びてフランスの田舎町に上陸したアメリカ兵たちが、ドイツ軍の狂気の実験を見てしまうという物語で、お話のメインは「ナチのゾンビ系クリーチャーもの」ですが、序盤の上陸に至るまでの作りなどは、しっかりと「戦争モノ」として作り込まれています。

特に、地上からの砲撃&銃撃が炸裂する中、輸送機から兵士たちが降下していく場面は、「空のプライベート・ライアン」と言われるほどリアルで緊迫した描写になっており、戦争モノにうるさい映画ファンも納得の出来栄えになっています。そこから中盤以降、一気に「怪物モノ」にシフトしていく様は、犯罪モノから吸血鬼モノへと急激な変化を遂げる「フロム・ダスク・ティル・ドーン」みたいで素敵であります。

終盤の「お互いに血清を打ったドイツ将校とアメリカ伍長との肉弾戦」はなかなか迫力満点なのですが、欲を言えば「ナチに作られたゾンビ軍団」とか出てくると良かったかなあとも思いますが、ぶっちゃけ「ゲテモノ的なテーマ」の作品としては、かなり高水準の完成度と言えるでしょう。ヒロイン・クロエちゃんの弟と作戦で命を張った兵士が、ラストで兄弟のように仲良くなってる微笑ましいシーンなども含め、見応えタップリ満足な作品でした!

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