映画:キリンググラウンド

「キリンググラウンド」のネタバレあらすじ動画と結末

あらすじ動画

キリンググラウンドの主な出演者

スコッティ・シェパード〔ジャーマン〕(アーロン・ペダーセン)、イアン・スミス(イアン・メドウズ)、サマンサ・ショー〔サム〕(ハリエット・ダイア)、ヴィッキー(ミッツィ・ルールマン)、トッド・ファウラー〔チョーク〕(アーロン・グレナン)、

キリンググラウンドのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①イアンとサムのカップルは新年をキャンプ地で迎える。隣のテントの近くで赤ん坊を見つけたイアンは、キャンプ地に車でやってきたチョークと共に、赤ん坊の親を探して森を歩く。 ②チョークとジャーマンは猟師の男性で、キャンプ地に先着していた赤ん坊の両親と姉を殺害していた。イアンとサムは猟師2人と戦いなんとか生還。

【起】- キリンググラウンドのあらすじ1

(先にネタバレ。
この映画は「エムたち一家」「サムとイアンのカップル」「猟師チョークとジャーマン」3つを交互に描くことで、時系列がずれていることを気づかせないようにしています。
ところが…注意して見ていれば、割に序盤で時系列のずれに気づきます。
時系列が違っていたことが明かされるのは映画の中盤ですが、映画どおりに3つの視点を交互に描くとややこしくなるため、分かりやすさ重視であらすじを記載させていただきます。
そのため、実際の映画の順番と違うところがあります。あしからずご了承ください)

オーストラリア。12月29日。
オーストラリアは南半球ですので、クリスマスや新年の季節は夏です。
エムたちの一家は、ガンジリー滝のストーニー・ルークという場所へ、キャンプをしに行きました。
ストーニー・ルークは滝のふもとにある、白い砂が広がる場所で、テントを張るにはうってつけでした。周囲にはうっそうとした森が広がっています。
家族用の大きなオレンジ色のテントを立て、一家はそこで寝泊まりします。

・ロブ…エムの父。
・ジェス…エムの母。(はっきりとは分からないが、後妻っぽい)
・エム…10代半ばの少女。悪夢を見てうなされる。
・オーリー…幼児。歩けるようになった程度。

エムの両親は、エムが悪夢を見ることを気にしていました。ジェスはロブに、エムが悪夢を見ないようにする治療を施すべきではないかと、話します。

29日の夜。一家はテントで過ごしました。
父・ロブが「この地域は昔、先住民が開拓者に虐殺された歴史がある。ガンジリーという名は、泣くという意味だ」と説明します。
父がギターを演奏し、その夜は眠りました。
夜、エムが悪夢を見てうなされ、両親がフォローします。

30日。
両親はオーリーを抱いて滝の周辺に森林浴をしに出かけ、娘のエムは残りました。
森を歩きながら、母のジェスはロブに、悪夢ばかり見るのはおかしいので、一度病院で診察してもらうべきだと話します。
IRT療法というのがあり、それがよいのではないかと、ジェスは言いました。しかしロブは医者にかかるべきか悩みます。
残ったエムは、この旅行で撮影した画像をスマホで確認していました。
日差しが強いので、乗って来たジープへ移動すると、助手席でうたたねします。

それを見つけたのが、周辺に住むチョークとジャーマンという猟師でした。

・チョーク…金色短髪の若い男。細面で、銃の腕前はよい。
・ジャーマン…黒髪ひげ面の中年男性。バンジョーという猟犬を飼っている。

チョークもジャーマンも婦女暴行の罪で、服役した過去がありました。
出所後も2人で暮らす男性たちは、猟をしていました。
この地域では最近、野生化した黒ブタが増えており、2人はその駆除をしています。

エムを見つけたチョークとジャーマンは、悪さをしようと考えました。
チョークはエムが眠る車のところへ残り、ジャーマンはエムの家族がいないか、テントへ確認しに行きます。

起きたエムは、車外にチョークの姿を見て警戒しました。チョークがからかい、エムは両親を呼ぼうと車のクラクションを鳴らします。
クラクションの音に両親が気づきましたが、ジャーマンも気づきました。
テントの物色から戻ってきたジャーマンは、エムを銃で脅して車から降ろさせます。
そこへ父・ロブが駆け付けました。
母のジェスはテントに寄り、テント内にオーリーを置いてから駆け付けます。
エムだけでなく、両親もジャーマンたちに捕まりました。

【承】- キリンググラウンドのあらすじ2

エム、ロブ、ジェスを縛り口にガムテープを張ったチョークとジャーマンは、ロブの車のキーを森に投げて捨てます。
一家を引き連れて、2人はそのまま森の奥へ行きました。
乱暴をした後に、ロブを木の幹にもたせかけて座らせ、頭の上に缶ビールの空き缶を置き、チョークとジャーマンは猟銃で撃とうとします。
ロブの頭が揺れるので、缶が落ちました。ジャーマンが蹴って怒りますが、また缶が落ちます。
イライラしたチョークが、ロブの頭部を撃って殺します。
続けて母も撃たれました。母は右胸に弾が当たります。
2人は最後にエムを至近距離で射殺すると、その場を立ち去りました。
その後、殺したエムの携帯を確認したチョークとジャーマンは、一家が3人ではなく、赤ん坊もいると画像で知ります。
しかしチョークとジャーマンが探した範囲では、赤ん坊の行方は知れないままでした。
チョークとジャーマンが森の奥で3人を殺害しているあいだに、テントに残された赤ん坊は、テントから出て森をさまよっていたからです…。

(これらが、前日の「過去」にあったこと。
映画では主人公のサムとイアンのカップルと交互に描かれるので、あたかも同じキャンプ地の隣り合わせで過ごしているように見えます。しかし実際は3日間のタイムラグがあります。
注意して見ていると「カップル側からはオレンジのテントがあるのを見せるが、一家のほうからは見せない」「クリスマスからまだ4日しか経過していないという父のセリフ(カップル側は同じ頃、新年を迎える)」から、割に早期の段階で、ミスリードに気づきます)

…12月31日。
イアンとサムのカップルが、車に乗って旅行に出かけます。
目的地はガンジリー滝でした。

・イアン…黒髪の若い男性。医師。
・サム…焦げ茶の髪の若い女性。助手席で、クロスワードパズルをしている。

途中の雑貨店へ立ち寄って、サムは酒を調達します。
イアンはその間、車の外に出て地図を見ていました。
隣に駐車したトラックには、バンジョーという犬が乗っています。
トラックの運転手・ジャーマンが戻ってきました。イアンはジャーマンへ、ガンジリー滝への行き方を聞きました。
ジャーマンは「滝にはオフロードの車じゃないと行けない」と言い(イアンが運転しているのは、セダンタイプ)、ストーニー・クリークという場所を代わりに勧めます。
滝の下流にあり、キャンプをするにはうってつけと聞いて、イアンは目的地をそこに決めました。

サムを乗せて走り始めたものの、先ほどのジャーマンのトラックのような車が後方にあり、ずっと尾けてきているようで、イアンは気が気ではありませんでした。
左折する場所を間違えそうになり、サムに注意されたイアンは、急いでハンドルを左に切ります。
後方のトラックは、直進して去りました。イアンはほっとし、先へ進みます。

キャンプ地の入り口に行くと、先にジープが止めてありました。
先客がいると言いながら、2人は車を止め、滝のふもとまで行きます。
そこには白い砂浜が広がり、景色がよい場所でした。オレンジ色のテントが張られています。
それを見たイアンとサムは、先客の邪魔にならない程度に距離を置いて、同じ浜辺に青色の小さなテントを張ります。

【転】- キリンググラウンドのあらすじ3

テントを張った後、サムはイアンに「結婚して」とプロポーズしました。イアンは「分かった」と答えます。
喜んだサムは結婚の報告をしようと電話をかけようとしますが、携帯は電波が通じませんでした。

ジャーマンは家に帰ると、チョークに「あのキャンプ地に行く奴らをまた見つけた」と言います。
ジャーマンは、カップルたちに死体の第一発見者になってもらおう、自分たちは知らぬふりをしようと思いました。
ところがチョークは夜中に黒ブタに倉庫を荒らされた腹いせに、カップルたちにもイタズラをしてやろうと考えます。

テントの中でカウントダウンをしたサムとイアンは、新年を迎えました。
その頃イアンの車のタイヤをチョークがパンクさせるのですが、2人は知りません。

翌日。
車がパンクしていると知ったイアンは修理を始め、サムは荷物を運ぶついでに、隣にあるテントの住人にあいさつしようと近づきました。
そこでテントの横に、倒れた赤ん坊を見つけます。
(注意して見ていると、最初にサムが荷物を運ぶ後ろで、赤ん坊がよちよち歩いているのが見える)
驚いたサムは、荷物と共に赤ん坊を連れ、医者であるイアンのところへ連れていきました。
イアンは赤ん坊を診察し、「軽い脱水症状と擦り傷だけで、命に別条はない」と言います。

イアンとサムは、隣のテントの住人たちは、この赤ん坊を探して森の中にいるのかもしれないと考えました。
隣の車のキーを探せとイアンが指示し(自分たちの車はパンクして動かないから、有事の際に備えて)、サムが隣のテントに戻って探りますが、鍵は見つかりません。
(隣の車のキーは、ジャーマンたちが森に投げた)
イアンは携帯の電波を探してくると言い、徒歩で移動します。

その頃、ジャーマンはチョークが車でキャンプ場へ行ったと知り、あとを追って行きました。

イアンは車に乗るチョークと会います。
イアンがテントの主について聞くと、チョークは「3日前には見かけた」と言いました。
もしその家族を見つけるのならば早い方がいい、日が暮れてからだと捜索に時間がかかると告げ、イアンを連れて森へ移動します。

(このシーンあたりで、先に書いた一家はチョークたちに襲われ始める)

チョークと共に森の奥へ移動したイアンは、一家の遺体を見つけます。
イアンは驚きますが、チョークは犯人なのでイアンの反応を見ていました。
ところがそのチョークも、母親・ジェスの遺体がないことに気づき、慌てます。
ジェスはまだ生きており、這って移動していました。
ジェスはイアンに「アーリー」と赤ん坊の名を告げ、森の中で「アーリー」と刺繍された赤ん坊の帽子をイアンは見つけていたので、保護していると言います。
これ以上口を割られるとまずいと思ったチョークが、発砲してジェスを殺害しました。
それを見たイアンは、チョークは悪者だと気付きます。

車で待機したサムは、小型のサバイバルナイフをいじりながら赤ん坊を見ていました。
そこへ車に乗ったジャーマンが、やってきます。
サムはジャーマンを見ると、赤ん坊を保護したことを告げました。
ところがこの時、チョークがジェスを殺害した発砲音がサムとジャーマンの耳に入ります。
警戒されたと思ったジャーマンは、窓ガラスを割ってサムを捕まえようとしました。
サムはサバイバルナイフでジャーマンを刺し、赤ん坊を抱いて逃げます。

【結】- キリンググラウンドのあらすじ4

ジャーマンは犬・バンジョーと共に、サムを追いかけます。
ただしバンジョーはいつもの狩りと同じように、黒ブタを追跡しました。

イアンもチョークの目を盗み、逃亡します。
這いつくばって茂みに潜伏したイアンを、チョークが探しました。
動くものがあったので、チョークはそれを仕留めます。

近づくと、チョークが撃ったのは仲間のジャーマンでした。チョークは動揺し、嘆きます。

サムが連れて逃げた赤ん坊が泣き始め、居場所がばれます。
虫の息のジャーマンは、止めをさしてくれとチョークへ言いました。チョークはジャーマンの言う通り、止めをさします。
ジャーマンの遺体に、犬のバンジョーが寄り添いました。
チョークはサムを捕まえると、泣いている赤ん坊を森の茂みに叩きつけます(うるさいから)。
どこかへ隠れているイアンに対して「岩場へ行く。待ってるぞ」と言い、チョークはサムを連れて行きました。

イアンはジャーマンの遺体のポケットに、車のキーを見つけました。
キーを持って車のところへ移動し、エンジンをかけます。

チョークはサムの両手を縛って木に吊るすと、イアンをおびき寄せるために「叫べ」と言いますが、サムは拒否しました。
そこへエンジン音が聞こえたので、チョークはサムを引き連れると、車のところへ戻ります。
自分の車にサムを乗せ、追跡を開始しました。
サムは、途中で赤ん坊がいなくなっているのを見て、「イアンが赤ん坊を助け、救急病院へ駆け込もうとしている」と思います。

イアンはそのまま車で森を降り、警察に通報します。
サムが車内で暴れ、チョークはハンドル操作を誤り、車ごと木にぶつかりました。

イアンの通報を受け、パトカーが2台やってきます。しかし夜なので真っ暗で、視界がききませんでした。
気絶から目覚めたサムは、縄を解きます。その後に、車の前照灯をつけました。
パトカーがそれに気づき、近づいて車外に出ます。

車から離れて隠れていたチョークが、警官2名を狙撃しました。さらにパトカーの助手席に乗っている、イアンも撃ちます。イアンは重傷を負います。
チョークはサムに「お前が(パトカーを)運転するか、男が死ぬか」と脅しました。サムはパトカーを運転する方を選びます。
イアンが助手席に、チョークは後部座席に乗りました。
サムは運転しつつ、赤ん坊のことをイアンに質問します。

するとイアンは「赤ん坊は、いなかった」と言いました。
…つまり、イアンは「赤ん坊を助けるために」サムを後回しにして森を降りたのではなく、単にサムを見捨てて逃げただけでした。
それを知ったサムは怒り、車のスピードを上げます。
車は一回転して停止しました。

チョークが後部座席から出てサムの扉を開けようとしますが、サムは扉に挟んでダメージを与え、さらに石で何度も殴り、チョークを倒します…。

(ちなみに。赤ん坊はその後も森をうろうろ。犬のバンジョーがそれについていく。
保護されたかどうかは不明だが、とりあえず生きている)

病院で目覚めたサムは、よろよろと廊下に出ていきました。
別室には、命を取り留めたイアンが収容されています。
サムが見ていると、イアンが目を開けました。2人の目が合います…。

(女性のサムがプロポーズしてイアンが受け、キャンプ中に結婚が決まっていた。
しかしイアンがサム救出よりも逃亡を優先したので、もしかしたら婚約解消かも)

みんなの感想

ライターの感想

これ、3つの視点を交替に映しているのですが、正直あんまり意味ないよね。
本当に、序盤でけっこう「時間差トリック」に気づいてしまったので、以降は「鬱陶しいな」と私は思った。
あー、でも、この時間差をよしとする人もいるかも?
むしろこの「3つの視点」の描き方よりも、終盤の「イアンくん、てっきり赤ちゃんを保護して救急に駆け込んでいるのかと思いきや、ただ逃げていただけだった」
この真相が明らかになることのほうが、はるかに面白かった。私もサムちゃんと同じこと想像してたわ。
婚約者が、ただ逃げてたヘタレだと知ったら、そりゃ猛スピード出したくなるよね(笑)。

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