「ゲットアウト」のネタバレあらすじと結末の感想

ゲット・アウトの紹介:2017年10月27日公開のアメリカ映画。『インシディアス』などのジェイソン・ブラムが製作を担当し、お笑いコンビ“キー&ピール”として活躍するジョーダン・ピールが監督を務めるという、異色コンビによるホラー。白人の彼女の実家を訪れたアフリカ系アメリカ人の青年が体験する恐怖を描く。

予告動画

ゲットアウトの主な出演者

クリス・ワシントン(ダニエル・カルーヤ)、ローズ・アーミテージ(アリソン・ウィリアムズ)、ディーン・アーミテージ(ブラッドリー・ウィットフォード)、ジェレミー・アーミテージ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)、ミッシー・アーミテージ(キャサリン・キーナー)、ジム・ハドソン(スティーヴン・ルート)、アンドリュー・ローガン・キング(レイキース・スタンフィールド)、クリス・ワシントン〔11歳〕(ザイランド・アダムス)、ジョージナ(ベティ・ガブリエル)、ウォルター(マーカス・ヘンダーソン)、ロッド・ウィリアムズ(リル・レル・ハウリー)

ゲットアウトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①若い黒人男性・クリスは恋人である白人女性・ローズに誘われて、ローズの両親に会いに行くことに。黒人であることを気にするクリスだが、家族は歓待ムード。微妙に居心地の悪さを感じたクリスは帰ろうとするが、制止される。 ②ローズらアーミテージ家は秘密結社で、老齢の身体から若い黒人の身体へ「脳を移植する」ことで乗り換えていた。クリスの友人・ロッドが気づき、助けにかけつけた。

【起】- ゲットアウトのあらすじ1

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
ブルックリンの住宅街で、夜に恋人と携帯電話で通話しながら歩いていた若い黒人男性アンドレ・ヘイワースは、不気味な白い車がゆっくりと車道で自分を尾行しているのに気付き、電話を切ります。
車がUターンしてきたので、足早にその場を去ろうとしたアンドレは、車中から出てきた者たちに襲われ、気絶しました。
アンドレはそのまま、車のトランクに閉じ込められ、連れ去られます…。

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
26歳の若い黒人男性クリス・ワシントンは、カメラマンでした。アフリカ系アメリカ人です。
恋人の若い白人女性ローズ・アーミテージとの仲も良好で、次の週末に両親に会わせたいと言われています。
クリスが心配なのは、ローズが両親に「恋人が黒人だ」と告げていることでした。ローズは話しておらず、「その必要がある?」と聞き返します。
黒人差別は遠い昔のことで、今は黒人が大統領になる時代でした。
「私の父は、オバマに3期目があったならば間違いなく投票してるくらいのファンだ」
そう言われて、クリスは少し安心します。

車に乗り込んだクリスは、助手席で親友のロッド・ウィリアムスに電話をしました。
ロッドはTSA(アメリカ合衆国運輸保安庁)に勤務する警備員で、クリス同様に黒人です。クリスは旅行のあいだ、飼い犬のシドの世話をロッドに頼んでいました。
ロッドは「白人女の実家には行くもんじゃない」とアドバイスしますが、もう向かっている途中です。

道中、ローズが動物を轢きました。車を止めます。
轢いた動物はシカでした。車道脇の奥の茂みで動けなくなっており、それを見たクリスはどうすればよいか分からず、動物管理局へ通報し、警官がやってきます。
警官は運転していたローズだけでなく、助手席にいただけのクリスにも身分証を提示するよう要求しました。ローズはそれを「必要ないでしょ」とかばいます。

ローズの実家は、ポンタコ湖地区の山奥にありました。豪華な屋敷です。
茶色のレンガに茶色の屋根の広い屋敷に通されたクリスは、ローズの両親に紹介されました。
父はディーンという名で、神経外科医をしています。母はミッシーという名で、精神科医でした。
庭には庭師らしき黒人男性・ウォルターがおり、じっとクリスを見ていました。
屋敷内には使用人らしき黒人女性・ジョージナがいます。

歓迎した父・ディーンは、クリスとローズの交際期間を聞きました。5か月だとローズが答えます。
「黒人を嫌うのではないか」というクリスの心配は、無用のようでした。少なくともディーンは歓待ムードです。
やがて遅れて弟のジェレミーも駆け付け、一家が揃いました。ジェレミーは医大生だそうです。
「ヒトラーは白人の優越性を持ち、ユダヤ人を迫害した」など、食卓で交わされる会話は人種差別を否定するものばかりでした。あまりにも人種差別否定ばかりが続くのも、不自然でした。
父・ディーンは「白人の家族に黒人の使用人たち、そうはいっても差別してると思うんだろ?」とクリスに聞きます。
かつて祖父の介護のために雇った人材で、祖父の死後は必要がなくなったものの、情が移って解雇する気になれないのだと言いました。

お茶会でイライラしているクリスの様子を見た母・ミッシーが、クリスが喫煙者で、タバコを我慢していると見抜きます。
それを聞いた父・ディーンは、妻の催眠術を受けてみればどうかと勧めました。ミッシーの催眠術は魔法のように効くと言いますが、クリスはその気になれません。
今週末にアーミテージ家が開催する、親睦会があることが知らされます。祖父の時代から開いているパーティーだと、ローズがクリスに言いました。

夜のディナーでは、弟のジェレミーが姉の暴露話で盛り上げます。
ローズが体育会系の男子ばかり好きになることを言い、父・ディーンがクリスに何か運動をしていたかと聞きました。クリスは学生時代、バスケ部の選手でした。
幼い頃は柔道をやっていたと言うと、ジェレミーが相手になりたがります。
それを制したローズが、週末の親睦会は憂鬱だと言いました。

夜、外でこっそりタバコを吸おうとしたクリスは、庭師の男性・ウォルターが自分に向かって全速力で走って来て、直前で直角に曲がって去るのを見てあぜんとします。
深夜にもかかわらず、ジョージナは起きて窓際に立っていました。
タバコを吸う気が失せたクリスは部屋に戻りますが、暗い室内に座って紅茶を飲んでいた母・ミッシーに話しかけられて、ぎょっとします。
クリスは夕食時に、両親の話を質問されていました。父とは疎遠で、母は11歳の時に轢き逃げで死亡していました。
母・ミッシーはクリスに、母が死んだ時のクリスのことを質問します。

…その日は雨でした。
クリスは家で、テレビを見ながら母親の帰りを待っていました。
帰宅が遅いと感じながらも、11歳だったクリスは特に何も手立てを講じず、ただ待ち続けていました。警察などに連絡を取って探してもらうと、現実も悪い方へ転がってしまいそうに感じたからです。
実際に母は轢き逃げされて死んでいましいたが、後日クリスは、母が即死ではなかったと聞かされました。
「もし自分が行動を取っていれば、母は探してもらえたかも。助かったかも。何時間も車道に転がったまま、雨に打たれて死なずに済んだかも」
そういう悔いが、クリスにはありました…。

【承】- ゲットアウトのあらすじ2

ローズの母・ミッシーに問われるまま、クリスは自分の母の死について語りましたが、それは実は催眠療法でした。
途中で気づいたクリスですが、もう身体は動かず、広い暗闇をただひたすら落ちて行く感じを味わいます。
涙を流しながら身体を動かせないクリスに、母・ミッシーは「そこは『沈んだ地』よ」と言いました。
母・ミッシーはクリスに、ティーカップをスプーンで鳴らす音で催眠にかけました。

翌朝。
クリスは前夜にわが身に起きたことが、事実だったのかと悩みます。
能天気な親友・ロッドは「酔っ払いのシド」という飼い犬の写真を携帯に送付していました。
それを眺めた後、クリスは携帯を充電器に差し込みます。

森を撮影したクリスは、庭師のウォルターに話しかけてみました。こき使われているだろうと冗談交じりのカマをかけてみますが、「嫌な仕事はない」という答えが返ってきます。
昨日の全速力は運動だと言われ、「奥様の部屋に長いこといたろ」と言われたクリスは、やはり前の夜、自分が催眠術にかけられたのだと知りました。
実際、クリスはタバコを吸えなくなっています。

黒い車がたくさん屋敷に詰めかけ、親睦会が始まりました。
クリスはローズに、たくさんの富裕層の白人たちに紹介されます。
紹介されながらも、話題はやっぱり肌の色のことでした。
「時代は黒だよ」「ハンサムね、悪くないわ」「ゴルフやるかね、私はタイガー・ウッズと友達だ」
やたら褒められるのですが、居心地が悪いとクリスは感じます。

招待客の中に、ただ1人、若い黒人男性がいました。30歳以上も年上の女性と、べったりくっついています。
その黒人男性に見覚えがあるように、クリスは思いました。ローガン・キングだと紹介されます。
ローガンは黒人なのですが、しぐさがどことなく白人っぽい感じでした。そういえば白人に囲まれているからか、使用人のジョージナとウォルターも、黒人っぽさがありません。
ローガンと握手しようとしたクリスは、こぶしをつきあわせるポーズを取りますが、ローガンはグーにせず、クリスのこぶしを握るありさまです。
何か変だと感じながらも、その違和感を名状できないクリスは、パーティーを抜けて屋敷に戻ります。

屋敷に入ったすぐそばの部屋には、盲目の老人美術商ジム・ハドソンがいました。
ハドソンはカメラマンのクリスのことを知っており、「君の作品を買っている(評価している)よ」とクリスに言います。
ハドソンは画商になった途端に、皮肉にも遺伝により失明してしまったそうです。
盲目になってからは、助手に作品の説明をさせて、絵をイメージしていると答えました。

クリスが2階へ上がった途端、パーティー会場にいた人たちは談笑をやめて静まりかえり、クリスの一挙一動に注目します。
部屋に入ったクリスは、自分の携帯電話が充電器から外されていることに気づきました。
ジョージナが、外との連絡を断つためにおこなったのかと思ったクリスは、嫌がらせだと思います。

ロッドに電話をし、愚痴をこぼしたクリスは、ついでに催眠術を受けたことも話しました。
するとロッドは「犬になったり、ハトになったりされるぞ」と警戒します。
さすがにそれはないだろうとクリスは苦笑しますが、ここにいる黒人に奇妙なイメージを覚えることだけは、ロッドに言いました。
ロッドは「洗脳されるぞ」とクリスに指摘します。

電話の直後、ジョージナがクリスに声をかけました。クリスの所有物に触ってしまったと謝罪します。
クリスは、アーミテージ家で白人ばかりに囲まれて、嫌な思いをしないかとジョージナに聞きました。
にこやかに微笑して「私なら大丈夫。誰の下にもならない」と答えながらも、ジョージナは涙をひと筋流します。涙を流しながらも、ジョージナは「ノー、ノー、ノー、ノー」と繰り返し否定しました。
貼りついた笑顔のまま、ジョージナはすたすたと部屋を去ります。

ふと思いついたクリスは、携帯電話を持ってパーティー会場に戻りました。見覚えのある男性・ローガンをひそかに撮影しようと思ったのです。
会場に行くと、相変わらず父・ディーンは客たちにクリスを紹介したがりました。
それをかわしたクリスは、ローガンに向けてシャッターを切りますが、フラッシュを切るのを忘れていました。
フラッシュを見たローガンはフリーズし、鼻血を出すと、「ゲット・アウト(出ていけ)!」と言って、クリスに掴みかかりました。クリスは驚きます。

【転】- ゲットアウトのあらすじ3

母・ミッシーがカウンセリングをおこない、「フラッシュが引き金で発作を起こし、攻撃的になっただけだ」という診断を下します。
ローガンは元の温和な人物に戻りました。
やはり居心地が悪いと思ったクリスは、ローズと共に湖畔へ移動します。
そこでローズに、嫌なことを思い出すから早く帰りたいと、クリスは言いました。

…クリスとローズが湖畔へ移動すると、アーミテージ家ではビンゴが始まります。
ところがこのビンゴ、みんな無言です。
取り仕切るのは父・ディーンで、脇にはクリスの写真が掲げられていました。みんな無言で指を立てて示す様子は、オークション会場の競りとそっくりです。
実際それは、クリスを出品したオークションでした。クリスを落札したのは、盲目の美術商ジム・ハドソンです。しかしそれが分かるのは、もっとあとのことです…。

夜が更けてクリスとローズが戻ると、パーティーは終わってみんな帰るところです。
車がぞくぞくと屋敷から出ていきました。

夜、ローガンの写真をロッドに送信すると、ロッドからすぐ電話がかかってきます。
クリスの見立ては、間違いではありませんでした。
男性はテレサの妹・ヴェロニカの元カレ、アンドレでした。(冒頭で拉致された男性のこと)
ロッドは興奮しており、「『アイズ・ワイド・シャット』的な状況だ」と言うのですが、映画に詳しくないクリスはぴんときません。
(注:映画には秘密結社が出てくるので、それをロッドは言いたい)
「黒人を性的な道具にするのが、彼らの目的だ!」
ロッドはそう考えるのですが、それを告げる前に電話が切れました。クリスの携帯電話の電池が切れたのです。

ローズの部屋の小部屋のドアが気になったクリスは、開けてみます。
中には小箱がしまわれており、そこにはローズが黒人男性と撮った写真のオンパレードでした。ジョージナやウォルターと一緒に写った写真もあります。
クリスが荷造りを終えてローズと帰ろうとすると、弟・ジェレミーが玄関で待ち伏せし、横では母・ミッシーがお茶を勧めてきました。
ローズが「クリスの飼い犬が急病になったのよ」と言い訳しますが、ジェレミーは持っていた棒でクリスを殴ろうとし、母・ミッシーがティースプーンでカップを叩き、クリスはフリーズします。
動けなくなったクリスを、家族が運びました。

ロッドが心配してクリスに電話しますが、ずっと留守番電話のままです。
クリスの愛犬に餌をやってから電話をかけても、ずうっと留守番電話のままでした。
おかしいと思ったロッドが、クリスが見たというアンドレ・ヘイワースでインターネット検索をかけてみると、アンドレは行方不明になっていました。
このままだとクリスも同じ身になると思ったロッドは、対処を練ろうとします。

目覚めたクリスは、革のソファに両手両足を拘束されていると気付きました。
拘束と解こうと暴れていると、目の前にあるテレビの電源がつき、ティースプーンがカップを鳴らします。その音を聞いた途端に、クリスの身体が硬直してしまいます。
テレビでは、ローズの祖父ローマン・アーミテージが説明をしていました。
ローマンは秘密結社の一員であり、創始者でもあります。「凝固法」という催眠術を編み出したと言って、またティースプーンがカップを鳴らす音がして、クリスは眠りに就きます。

ロッドは警察に駆け込み、黒人ばかりが狙われる事件について話しました。
ロッドは行方不明のアンドレの写真を見せて、倍の年齢の白人女性と一緒にいたという証言をし、「黒人を誘拐し、洗脳して性の奴隷にしているのだ」と訴えます。
(注:実はある重大な一点を除き、意外にもロッドはほぼ正解に到達している)
対応した女性警官は、男性の警官を2人呼びました。ロッドに先ほどの話をしろと促します。
捜査の見込みありかと思い、ロッドは熱弁しますが、話を聞いた後に3人の警官は大笑いしました。たまに駆け込んでくる、おかしな奴扱いされています。
「白人女性にからかわれているのよ」と言われ、取り合ってもらえなかったロッドは、帰宅後にまたクリスに電話をかけました。

すると電話に、恋人のローズが出ます。
ロッドが聞くと、ローズは「クリスは家のすべてを疑い始めて、2日前にタクシーを呼んで、ひとりで帰っちゃったわ」と言いました。
ロッドは執拗に食い下がり、なんというタクシー会社かと質問しますが、ローズは「覚えてないわ」と答えます。
保留にしたロッドは、ローズがデタラメを言っていると考え、録音をしてやろうと考えました。
録音を開始したロッドは保留を解除し、「催眠術のことを聞いたぞ」と揺さぶりをかけます。
ところがローズはもっとうわてでした。
「分かってるわ。あなたは私が好きなのね。私とヤリたいだけなのね」
電話を叩きつけたロッドは、ローズに録音を見透かされていたと気付き、憤ります。

【結】- ゲットアウトのあらすじ4

目覚めるたびに、クリスの目の前にあるテレビがついて、ティーカップが鳴らされます。
クリスは何か対策がないかと考えますが、両手両足を拘束されており、できることは限られていました。悔しさに、クリスは革の椅子に爪を立てます。

別の部屋では、弟のジェレミーと父・ディーンが淡々と手術の用意をしていました。
ディーンは娘のローズを評価し、「お前の誘拐は乱暴だから、うまくいかないことが多い」とぼやきます。
ジェレミーは冒頭のアンドレの時のように、街で見かけた黒人を拉致してくる方法を取ります。それに対し、ローズは目当ての黒人に接近し、ハニートラップ(色仕掛け)を仕掛けるのでした。
ディーンたちは黒人をこのアーミテージ家に連れてきては、母・ミッシーの催眠術によって動けなくし(凝固法)、最終的には「脳の移植手術」を行なうのです。
老いた身体から、若い黒人の身体へ脳を移植するというのが目的でした。

…同じ頃、クリスも自分を落札した人物ジム・ハドソンによって、その説明を受けていました。
フラッシュを焚かれたアンドレが、鼻血を出して取り乱したことを思い出します。
なぜ黒人を選ぶのか…それは「憧れ」からでした。身体能力の高い黒人に、白人は「乗り換え」たがるのです。
失明したハドソンは、クリスの身体を得て再び世界を見たがっていました。

手術が始まります。
先にハドソンに麻酔をかけ、ハドソンの頭皮を剥いだ後、頭蓋骨を切断して脳をむきだしにしました。
その作業を父・ディーンがおこなっている間に、弟のジェレミーがクリスを迎えに行きます。
ぐったりしているクリスを車椅子に移そうとしたジェレミーは、クリスに殴られました。
クリスは催眠術にかからないよう、椅子の革の中身の綿をほじり出し、耳栓にしていたのです。

鉄球で何度もジェレミーを殴ったクリスは、ジェレミーの帰りが遅いので手術室から廊下へ出たディーンに、壁のはく製のシカの台座ごと持ち、角でディーンの腹を刺します。
包帯に付着したアルコールが引火し、手術室は炎が上がります。
ジョージナと母・ミッシーと出くわしたクリスは、先に動いてカップを割りました。これで催眠をかけることはできません。
母・ミッシーがナイフで向かってきますが、左手でナイフの刃を受け、それを右手で抜くと、クリスはミッシーを刺します。

ジェレミーが追いかけて来てタックルし、クリスの首を絞めて落とそう(気絶させよう)としました。
ドアノブをジェレミーの足に刺したクリスは、ジェレミーを何度も蹴ります。
車のキーを手に入れたクリスは、脱出しようとします。

2階の自室ではローズがイヤホンで音楽を聞いているので、1階の出来事を知りません。
全米大学体育大会の選手を調べるローズは、早くも次のターゲットを物色していました。
車に乗り込んだクリスは、脱出しながら警察へ電話しようとします。
車の前にジョージナが現れ、クリスは轢いてしまいました。母のことを思い出し、気になってジョージナを助手席に乗せ、逃げようとします。
起きたジョージナは「私の家を壊したわね」と言うと、暴れ始めました。ジョージナは脳の移植手術を受けた、ローズの祖母でした。
ジョージナが暴れ、車は事故を起こします。

事故でジョージナは死にました。クリスはふらふらですが、なんとか無事です。
そこへ猟銃を構えたローズがやってきました。(やっと家の異変に気づいた)
庭師のウォルターが、クリスにタックルすると、眼つぶししてきます。ウォルターは脳移植を受けた、ローズの祖父でした。
クリスはウォルター(ローズの祖父)めがけ、フラッシュを焚きます。すると動きが止まります。
動きが止まったウォルターは、孫娘のローズから銃を奪うと「私がやる」と言いました。言いながらローズを撃ちます。
(フラッシュを焚かれた時だけ、元の黒人の意識が浮上してくる)
さらに猟銃で自殺しました。クリスはあっけにとられます。

ローズがまだ生きており、銃を手に取ろうとしていました。クリスが取り上げます。
ローズはここに至ってもまだクリスを操れると考えており、「クリス、ごめんなさい、私よ。愛してるでしょ」と懇願します。
ローズの首を絞めようとしますが、ローズが笑うのでクリスはできません。

そこへ警告灯がともった車が到着しました。
クリスはローズに馬乗りになった状態です。
はためには「クリスが暴れたあげく、女性のローズを殺そうとしている」ようにしか見えません。
それを計算したローズが、警察に芝居を打とうとして「…助けて…」と言います。
まずいと判断したクリスは、両手を上げました。

車から降りてきたのは、ロッドでした。ロッドは促してクリスを車に乗せ、そのまま立ち去ります。
放心状態のクリスに、ロッドはわざと明るく茶化すように「行くなって言ったろ」と声をかけました。
「よく見つけたな」と、クリスは返します。
「TSA(運輸保安局)だぞ。それが任務だぞ」と言い、ロッドは笑いました。
立ち去る車を倒れたまま見つめるローズは、静かに死にます…。

(タイトルにもなった『ゲット・アウト』=『出て行け』。
・クリスに対し、「危険だから、この屋敷から立ち去れ」という警告
・フラッシュを焚かれたアンドレが束の間正気に戻り、自分の身体を乗っ取っているローガンに対して「身体から出て行け」と拒否
両方の意味があると思われる)

みんなの感想

ライターの感想

いやあ、想像の斜め上をいく展開。まさかの、サスペンスからのホラーへの移行がすごかった。
この作品は、ネタバレを知ってからでも楽しめるとは思うが、ネタバレなしの白紙の方が、より衝撃度が高いと思う。
特にアーミテージ家に行ってからの、最初の違和感がうまい。
話題は人種のことばかり。しかも、むしろ黒人礼賛しているのに、なんか微妙に空気がへん。
黒人である主人公クリスが、だんだん気づまりになっていく過程が上手に描かれている。
終盤は色彩をかえての、まるっきりのホラー展開。
すべてが判ったときの納得の度合いもよい。

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