映画:コックリさん(2004年韓国)

「コックリさん(2004年韓国)」のネタバレあらすじと結末

ホラー映画

コックリさん(2004年韓国)の紹介:コックリさんにより召喚された母娘の怨霊の恐怖を描いた2004年製作のコリアンホラー。監督/脚本は「ボイス」のアン・ビョンギ。原作はイ・ジョンホの「분신사바(コックリさん)」。原題は「分身娑婆 분신사바 Bunshinsaba」。

あらすじ動画

【お知らせ】Youtube動画でわかるネタバレはこちら!

定期的に動画をアップするので、チャンネル登録よろしくお願いします!

コックリさん(2004年韓国)の主な出演者

美術教師イ・ウンジュ/チュニ(2役/キム・ギュリ)、イ・ユジン(イ・セウン)、キム・インスク(イ・ユリ)、7組担任ハン・ジェフン(チェ・ソンミン)、その父元教師ハン(チン・ググァン)、占い師ホギョン(チェ・ジョンユン)、ユジンの母チョン・ヒス(イ・ウンギョン)、ユン郡長(ソン・ヨンテ)、キム校長(イ・スンチョル)、パク主任(キム・ギョンリョン)、いじめっ子/イロ(イム・ユジン)、ジェウン(タク・ソンウン)、ソジョン(カン・ジョンファ)、いじめられっ子/ヨンミン(ユン・ソラ)、ヒソン(ヨン・ソニ)など。

コックリさん(2004年韓国)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①韓国の閉鎖的な村イヌァ郡。30年前自殺した女生徒インスクの怪談がある女子高に転入したユジンは、早々にイジメられてコックリさん=インスクの怨霊を呼び覚まし、願い通りいじめっ子たちが次々と変死を遂げる。②同じ頃、美人美術教師ウンジュが着任し、担任のジェフンと占い師ホギョンと共に事件の真相を探り始めるが、学校関係者を含む村の顔役たちは動揺し、必死で何かを隠そうとしている。③インスクは盲目なのにものが見え、呪殺能力があった事からイジメられ自殺したとされていたが、怨霊となってユジンに取り憑き、30年前の事件の真相を知る村の顔役たちに狙いを定める。④顔役たちはインスク母娘への残虐な仕打ちが露呈する事を怖れ、30年前と同様ユジン殺害を企てるが、ウンジュの内に潜んでいたナニモノかが目覚め、暗躍し始める…。

【起】- コックリさん(2004年韓国)のあらすじ1

コックリさん(2004年韓国)のシーン1 韓国の山間の村イヌァ郡。伝統あるイヌァ女学校に、ソウルから大きな瞳の美しい転校生ユジンがやってきます。
彼女はよそ者として敵視されイジメられますが、いじめられっ子のヨンミンとヒソンに「”コックリさん”に復讐してもらおう」と持ちかけ、放課後の教室で実行する事に。
それは日本の”こっくりさん”に似た儀式で、呪いたい相手の名前を書いた紙の上で、リーダー役がボールペンを緩く掴んで「分身娑婆(ブンシンサバ)、分身娑婆(ブンシンサバ)、オイデクダサイ(ほぼ日本語の発音通り)…」云々と唱え、交信に成功するとボールペンが動き出し、自動書記が始まるというものでした。
また彼女は呪力を上げるため、学校怪談として語り継がれた”呪われた29番の机”を探し出して使い、怖気づく2人には「目を開けたら取り憑かれるから絶対に目を開けちゃダメ!」と言い、呪文を唱えたのです。
するとボールペンはいじめっ子たちの名を塗りつぶし、爪で引っ掻くような音がして、不気味な白い目をした少女が現れ、唯一それを目撃したユジンが絶叫し、儀式が終了します。

翌朝、29番の机に突っ伏して死亡していたヘジの死体が発見され、騒ぎになります。ヘジはいじめっ子の一人で、黒いビニール袋を被ってライターのオイルをかけ、自ら火を点けた自殺と断定されました。
校内は騒然とし、いじめっ子のイロ、ジェウン、ソジョンらはヨンミンとヒソンを脅しますが、ユジンは呪いが発動した事に怯えながらも、徹底抗戦の構えを崩しませんでした。
その一方で、キム校長とパク主任は事件が”29番の机”で起きた事を気にするばかりで、ユジンの担任ジェフンは、ソウルから転任したばかりの美術教師ウンジュに「ヘジは変わった子だったが、自殺の兆候はなかった」と話します。

間もなく学校は平常授業に戻り、ヘジンら7組のホームルームにはウンジュがやって来て、着任の挨拶となります。
彼女は名簿順に出欠を取り始めますが、28番のユジンの隣、29番の”キム・インスク”を呼んだ途端、生徒らがざわつき、弱々しい返事が聞こえます。
ウンジュは、29番の席に座り、長い黒髪でうつむいていた少女を「声が小さい」とたしなめますが、生徒たちは悲鳴を上げて逃げ出します。
教室に残っていたユジンは「このクラスにインスクという生徒はいない」と言い、ウンジュの背後に現れた女性の霊を目撃します。ウンジュはハッとして名簿を見直しますが、29番は空欄で、席にも誰もいませんでした。
ウンジュは校長室に呼ばれ、校長とパク主任に詰問され謝罪させられますが、パク主任は”29番”にこだわって激高し、校長にたしなめられます。
ユジンたち3人はいじめっ子らに脅されますが、ユジンは「ヘジが死んで呪いが始まった。このままじゃ済まないはず」とほくそ笑んでいました。

一方7組の担任ジェフンは、山間の邸宅にウンジュを誘い、その家の主で霊感占い師の同級生ホジョンを紹介します。
彼女の帰りを待つ間、ウンジュは改めて”29番のインスク”とは誰なのか聞きますが、「ただの学校怪談だから気にするな。あの学校の教師は全て村の出身者で、僕もあの学校で教師だった父の勧めで村に戻った」と言われ、肝心のインスク母娘の話の途中でホジョンが戻り、うやむやになります。
ホジョンは明るく健康的な女性で、天気予報や占い、カウンセリングなどを生業とし、ジェフンの良き相談相手であり、可愛い妹のような存在です。

翌日は、いじめっ子のイロが校舎裏で焼死体となって発見され、騒ぎになります。
校長室には、村の顔役たち=校長やパク主任、ユン郡長(村長)、ジェフンの父で元教師のハン・サンド、警察関係者ら10人ほどが集まり、今回とインスク母娘の事件との関係を話し合っていました。それは30年前に村で起こった陰惨な事件で、誰もが必死で取り繕おうとしているようでした。
一方ジェフンは、ヨンミンからコックリさんの事を打ち明けられ「呪った相手はまだ2人残ってるから助けてあげて!」と言われますが、インスクの霊に足を掴まれゾッとします。
またインスクの事件を調べていたウンジュは、尾け回していたユジンに気づき、山中の火災現場跡(インスク母娘の家の焼け跡)で拾った鏡台の引き出しから、古びた女学生(インスク)の写真を見つけます。
ユジンは路地でいじめっ子たちに捕まって小突かれ「ヘジやイロと会ってただろう? 2人ともあんたと会った後で死んでる。2度と私たちに近づくな!」と脅されますが、2人に会った覚えなど全くありませんでした。
また家でも母親ヒスから「2日続けて深夜に戻り、パパに叱られたでしょ?」と言われますが、出掛けた事も叱られた事すら覚えがなく、初めて記憶が欠落している事に気づきます。
また一家は、村の出身者でイヌァ女学校の生徒だった母親ヒスの強い希望で、ソウルからこの地に戻ったのですが、母親はなぜかインスクの事を「知らない」と言っていました。

学校では欠席者が相次ぎ、ジェフンは個別に連絡して原因を突き止めようとしますが、パク主任に阻まれます。
その最中、通路でユジンと話していたいじめっ子のジェウンが、突然ビニール袋を被って焼身自殺を図り、死亡します。
その騒ぎは、気づいた教師や生徒たちが泣き叫んで必死に止める中で起こった事で、ユジンの眼は白濁してジェウンを睨みつけ、ジェウンはそれに操られるかのように袋を被って火を点け、火が点いた時点で正気に返り、暴れて泣き叫んだのです。
それを屋上から見ていたウンジュには、ジェウンにまとわりついていた不気味な女生徒の霊が彼女の手を握って火を点けさせ、ユジンが焼け爛れた女生徒の顔に見えていました。
また直後に正気に返ったユジンは、屋上にいたウンジュの背後にいた女性の霊を見て気を失います。
ユジンは刑事に尋問を受けますが「被害者3人と会ってたと言われたが全く憶えてない!これはインスクの呪いよ!」と泣き叫んで終わります。

最後に残ったいじめっ子ソジョンは、外出を禁じられ部屋にこもっていましたが、深夜表に現れたユジンに呼ばれ「私が怖いんでしょ?」と言われてブチ切れます。
彼女は憎まれ口を叩きながらも、結局怯えて荷物をまとめて逃げ出し、村境の道路まで逃げたところで立ち止まり「こんな村二度と帰るか!」と怒鳴っていました。
すると荷物を入れたビニール袋からインスクの霊が這い出して足を掴まれ、通りがかった大型トラックに撥ね飛ばされ、死亡します。

【承】- コックリさん(2004年韓国)のあらすじ2

コックリさん(2004年韓国)のシーン2 翌日、ソジョンの死を知った7組の生徒たちは、ユジンを取り囲み、ビニール袋を被せて火を点けようとしますが、すんでのところでジェフンに止められ事無きを得ます。
彼女は保健室で保護されますが、ジェフンに「得体の知れないモノが私の中にいて操られてる。呪った4人は死んだが解放されるとは思えない。イ(ウンジュ)先生が好きなら彼女に近づかない方がいい。彼女には…」と言いかけたところで、ウンジュと交代し話が途切れます。
ウンジュはユジンに尾行のわけを聞き、「気づいてないの?先生がインスクの名を呼んだ時、あなたの後ろに霊がいた」と言われます。
一方、ジェフンはホジョンに相談し「父が精神病院で亡くなる間際『チュニ』という名を口にして『故郷に帰り永住しろ』と言われた」と打ち明けられます。
チュニはインスクの母親で「村では『母娘心中』とされてるが、真相は違うし皆がその事を隠そうとしてる。カギはユジンが握ってる」とも。

その晩、村の集会所には顔役たちが集まり、事態を話し合っていました。彼らによれば、今回の一件はユジンがインスクの霊を呼び覚ました事が原因で、ユジン一家を村から追放すれば終結すると言うのです。
ジェフンの父親のハンは、居丈高に我を通そうとするユン郡長を「あなたは自分の地位を守りたいだけだ!」と怒鳴りつけますが、彼の味方をする者は一人もいませんでした。
同じ頃、ユジンはようやく母親ヒスからインスクの事を聞き「私も彼女と同じく”死を招く”から留学させて(この村を離れたい)!ママも私といると危険だわ」と言いますが、逆に「何があっても村を出ないで」と言われてしまいます。

女学校時代のヒスは28番の生徒で、隣の29番でのけ者にされていたインスクに分け隔てなく接した唯一の友人でした。
インスクは彼女に、緑内障で眼球が白濁し失明しているが、なぜか健常者と同じに見えるため、周囲の人々に怖れられて転校を繰り返し、その村に流れ着いたと打ち明けたのです。
けれどインスクには危害を加えた人間を自殺に誘導する能力があり、ヒスは、授業中に突然いじめっ子が窓から飛び降り死亡するのを目撃して以来、インスクを怖れるようになったそうで、村に戻ったのもそれが理由のようでした。
その晩、ヒスは追い詰められ豹変したユジンとインスクの霊に襲われて目をつぶされ、入院する事に。
一方ジェフンも、父親ハンから真相を聞き出そうとしますが、関わるなと言われます。

学校では欠席者が続出し、ユジンはクラス全員からボイコットされ、やむなく美術室でウンジュと共に過ごす事に。
ユジンは彼女の母親を襲ったのが自分自身だと知らず、母との「絶対に村を出るな」という約束に、ただ涙を流すだけでした。
またウンジュは、ユジンの内なるインスクから「忘れずに…覚えていなさい」と言われ嘔吐し昏倒します。

ユジンは内なるインスクに抵抗できず追いつめられ、ついにジェフンと共にホジョンの元に駆け込みます。
ホジョンはユジンを催眠術で誘導し、彼女がインスクと化して同級生らを自殺に導いたビジョンを見せられるうちに操られ、幻覚のライターに着火した直後にタイマーが鳴り、事無きを得ます。
ユジンは座ったまま意識を失っていましたが、インスクの能力に気づいたホジョンは「インスクはユジンを操ろうとしてるが、抵抗され思い通りにできないでいる。インスクを祓うには、まず彼女の死の真相を知らなければ」と言い、そっとユジンの手を握り、内なるインスクに「あなたを助けたいの」と語りかけます。

ホジョンが見たのは、インスクが同級生たちに殺害された時の光景でした。
ビジョンの中のインスクは、黒いビニール袋を被って顔を隔し、たいまつを持った同級生らに取り囲まれて追い立てられて泣き叫び、その一人に「チョン・ヒス!顔を隠しても分かる!」と掴み掛ったのです。それは友人であったはずのユジンの母親ヒスでした。
インスクはその裏切りの絶望の中、生徒らに捕まってビニールを被せられて火を着けられ、転げまわって絶叫し、苦悶の末に絶命したのです。
その間現実のユジンは、顔に焼けて貼りつくビニール袋を引き毟ろうと絶叫して暴れ、間もなく焼け爛れた顔のインスクに変わり、歯を剥いて威嚇し、昏倒します。
ホジョンは、「インスクの死の間際、なぜビニール袋を被ったヒスの顔が見えたのかが分らない」と話します。
そこにウンジュから「助けて」と電話があり、ジェフンはウンジュの部屋に駆けつけますが、ベッドで倒れていた彼女は彼を見るなり「傍にいると災いが降り掛かる…」と呟き、妖艶にキスを迫ったのです。

翌日、学校ではパク主任がユジンの事を嗅ぎ回っていましたが、ジェフンが「彼女は登校して美術室にいるが追い出させない!」と追い払います。
彼は、インスク母娘の家の焼け跡に父親ハンを呼んで真相を話すよう迫り、ハンはようやく30年前その村で起こった忌わしい事件を語り始めます。
その土地は、代々村出身者という閉鎖的な村でしたが、そこにインスク母娘が流れ着いてから、村人たちが狂ったと言うのです。
やって来たのは盲目のインスクとその美しい母親チュニで、よそ者を嫌う顔役たちは早々に追い払おうとしたのですが、チュニが村の顔役たちに身体を与えて関係を持ち、居住権を得たのです。
インスクの担任となったハンは真面目な教師でしたが、雨の夜更け「娘が仲間外れにされている」と相談に来たチュニの色香に狂い、彼女をレイプしようとしたのです。しかし直前で用務員が来たため未遂に終わり、以来、自らの野蛮で浅ましい行動に恥じ入り、後悔の日々を過ごしていたと話します。

当時の顔役たちは全員がこの秘密を共有し”役得”を得ていたのですが、秘密が漏れて均衡が破られた時、顔役たちの先導でインスクは同級生に襲われ、大人たちはインスク母娘の家に火を放ったのです。
しかしずっと家にいたはずのチュニは、なぜかインスクが殺害された事を知っており、焼け爛れた顔で燃え盛る炎の中に立ち「たった今、お前たちの子供が私の娘を殺した!ユン郡長、キム校長…みんな呪ってやる!この村に宿った命は抹殺する!死にたくなければ絶対に村を出るな!」と呪い、凄まじい絶叫とともに焼け死んだのです。

【転】- コックリさん(2004年韓国)のあらすじ3

コックリさん(2004年韓国)のシーン3 その頃学校では、校長がウンジュを呼び出し、美術室に匿っているユジンを差し出し、追い出すよう迫っていました。
それは30年前のインスク母娘を追放する時と同じで、ウンジュは知らぬ間に彼を軽蔑のまなざしで睨めつけていましたが、ふと正気に返り部屋を出て行きます。
また美術室では、ユジンがコックリさんでインスクを呼び出し、解放するよう迫っていましたが「お前にはまだやらねばならない事がある」と言われ、脅されます。
ユジンは絶望し、手首を切ろうとしますが、ビジョンで知ったウンジュに止められ、事無きを得ます。
一方でパク主任はウンジュの事を嗅ぎまわり、彼女が大学時代、周囲にいた村出身者5名が不審死している情報を得てほくそ笑み、ウンジュの帰りしな「イ先生とユジンは、どことなく似てますよね」とカマを掛けます。

その日、ホギョンの元にはウンジュがやってきて、これまでの奇妙な感覚を打ち明けます。
彼女もユジンと同じく、大学時代、周囲にいた村出身者が次々と変死して行く中で「(殺害した)記憶は無いが、何かに操られている気がしていた。その正体を知りたい」と言うのです。
ホギョンは「あなたの内なるモノの正体が分かれば、あなたに危険が及ぶかも」と警告しますが、ウンジュの覚悟は揺るぎませんでした。
催眠術に掛かったウンジュは、悪霊と化したインスクを見て怯えますが、一方で『幼い頃からずっと傍にいた誰か』を思い出し、苦悶して昏倒します。
その直後、その存在に変貌したウンジュに睨まれてホギョンも意識を失い、遅くにやって来たジェフンに頬を叩かれ正気に返りますが、ウンジュの姿はありませんでした。

ホギョンは、ウンジュに見せられたビジョンから、彼女が転生したチュニだと確信します。チュニもインスクと同じく特殊な能力の持ち主で、彼女が失明した愛娘インスクの目の役割を担っていたと言うのです。
インスクが出掛けている間、チュニは家にこもってインスクの目となり、インスクが見た全ての情報を母娘で共有していたと。
だからインスクの殺害時には、必死で逃げ惑うインスクの眼となっていたため逃げ遅れ、娘が炎に焼かれると同時に自らも炎に焼かれ、互いにその苦痛を共有しながら亡くなったのだと。

またそもそもウンジュは、自らの希望で転任してきた教師でした。
生前のチュニはその死の間際まで娘を救おうとしていた、つまり今回の事件は、全てがユジンに取り憑いたインスクの仕業ではなく、チュニ=ウンジュが加担もしくは実行した可能性があり、彼女はユジンを操りインスクを転生させようと目論んでいるのではと言うのですが、その方法は謎のままでした。
最後にホギョンはジェフンに「もしかしてあなた、ウンジュと何かあった?」と聞きますが、否定されます。
その夜、ホギョンは、チュニと化して現れたウンジュに首を絞められ、亡くなります。

【結】- コックリさん(2004年韓国)のあらすじ4

コックリさん(2004年韓国)のシーン2 翌日、校内は異様な気配に包まれ、完全にチュニと化したウンジュは念入りにメイクをし、気づいたユジンの内なるインスクを呼び覚まし「怖がらないで。あなたは転生するのよ。この身体はもういらない」と呟きます。
同じ頃、集会所には顔役たちが集まり対策を練っていました。中でもユン郡長は、よそ者ユジンを排除する事に躍起で、彼女を自殺に見せかけて殺害すれば事態が終結すると頑健に言い張っていました。
ハンは「それでも貴様人間か!」と激怒し掴み掛ろうとしますが、時すでに遅く、チュニと化したウンジュがあらかじめ撒いておいたガソリンに火を放ち、集会所は一気に炎に包まれ爆発します。
森でインスクと化したユジンを見かけて怯えたヨンミンとヒソンは、通りがかったジェフンに「ユジンの様子がおかしい!集会所に行った!」と言いますが、彼が集会所にたどり着いた瞬間、目の前で爆発が起こったのです。
その炎の中、チュニと化したウンジュは艶めいた笑みを浮かべ、インスクと化していたユジンは、正気に返ってガクガクと震え、絶叫していました。

外はどしゃ降りの雨になり、ジェフンは学校に駆け戻りますが、校内にはチュニと化したウンジュがうろつき、美術室ではパク主任、校長室ではキム校長をハサミで突き刺し、殺害していました。
彼が校長室にたどり着いた時、血飛沫で真っ赤に染まった室内では、チュニと化したウンジュが校長に馬乗りになり、その腹をハサミで何度も刺していたのです。
その光景を目にした彼は腰を抜かし、止める事も逃げる事も出来ずに去っていく彼女をただじっと見つめていただけでした。
事件の唯一の生き残りとなったジェフンは「チュニが殺害した」と証言し、「彼女は君が生まれる以前、30年前に死亡している」とは言われますが、凶器の指紋はチュニのモノでした。

ほどなくして、砂浜には、幼い少女と楽しげに散歩するチュニ(ウンジュ)の姿がありました。
少女の眼は正常ですが、明らかに転生したインスクと思われる不気味な笑みを浮かべていました。

【お知らせ】Youtube動画でわかるネタバレはこちら!

定期的に動画をアップするので、チャンネル登録よろしくお願いします!

みんなの感想

ライターの感想

30年前、村人に弄ばれ殺害された母娘の復讐劇を描いたコリアンホラーです。
大きな瞳のユジン役イ・セウン、清楚な大人の色香漂うウンジュとチュニの2役を演じたキム・ギュリの人間離れした美しさがなにより見どころですが、その瞳を美しくも恐ろしくも撮り上げるカメラワーク、黒いビニール袋を被せて火を点けるという残酷な殺害方法や火災シーンもある意味美しく大迫力で、とても印象的でした。
登場人物が多く一見複雑な人間関係に見えますが、善玉悪玉は明確で、復讐の理由も意図も方法もかなりわかりやすい構造になっています。
またラストシーンの少女役には、同監督のヒット作「ボイス」の絶叫少女ウン・ソウがゲスト出演しています。
韓国の「女高怪談シリーズ」=「囁く廊下~女校怪談~」(邦訳版はセルビデオのみ)「少女たちの遺言-MEMENTO MORI-」「狐怪談」「ヴォイス(2005年)」「女子高の怪談5:心中」(未邦訳)とは別物ですが、セオリーは完全に踏襲されているので、合わせてご覧になるのも一興かと。

映画の感想を投稿する

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

映画「コックリさん(2004年韓国)」の商品はこちら