映画:サイコシスター呪われた修道女

「サイコシスター呪われた修道女」のネタバレあらすじと結末

サイコ・シスター~呪われた修道女~の紹介:18年前、女生徒に殺害されたシスターの悪霊が成人した元生徒たちを殺害するという2005年制作のスペインのホラー映画。監督はルイス・デ・ラ・マドリッド。原案/脚本は「REC/レック」「機械じかけの小児病棟」のジャウマ・バラゲロ。「死霊のしたたり」シリーズで知られるブライアン・ユズナが製作総指揮に参加している。

あらすじ動画

サイコシスター呪われた修道女の主な出演者

イヴ(アニタ・ブリエム)、シスター・ウルスラ(クリスチーナ・ピアジェット)、ジュリア(ベレン・ブランコ)、ジョエル(アリステア・フリーランド)、ガブリエル(Manu Fullola)、イヴの母マリア(ローラ・マルセリ)、ゾーイ(パウリーナ・ガルベス)、エウラリア(Oriana Bonet)、クリスティナ(Teté Delgado)、スーザン(Natalia Dicenta)など。

サイコシスター呪われた修道女のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ニュージャージーの女子高生イヴの母親マリアは、修道院の寄宿学校時代の重大な秘密を抱えたまま自宅で惨殺される。イヴはその殺害現場に居合わせ、シスター姿の犯人らしき人物を目撃するが、自殺とされてしまう。②葬式には母親の同級生クリスティナが来て、実はもう1人の同級生が亡くなったため近々マリアとスペインで会うはずだったと話すが、やはりイヴの目前で惨死する。③イブは、母マリアの過去を知るべく親友ジュリアとその彼氏ジョエルとともにスペインに行き、現地で出会った神学生ガブリエルが仲間に加わる。④間もなく母親の同級生エウラリアが殺害され、寄宿学校の廃墟に向かったイヴたちは、残る同級生2人と出会い、母親らの恐ろしい過去と同時に悪霊の思惑=殺害理由を知る事となるが…。

【起】- サイコシスター呪われた修道女のあらすじ1

サイコシスター呪われた修道女のシーン1 2005年、ニュージャージー。
深夜マリアは、悪夢を見て飛び起き、流れ出ていた鼻血を抑えます。
それは彼女がスペインのカソリックの寄宿学校にいた頃の夢で、彼女はもちろん同級生のゾーイ、エウラリア、ジャンヌ、クリスティナ、スーザンらは皆、規律の厳しい寄宿生活にげんなりで、中でも厳格な担任シスター・ウルスラを嫌っていました。ウルスラは彼女たちが自堕落な行動に走るたび、鋭く見抜いて厳しく罰していたのです。
夢の中でマリアは、凶悪な顔のウルスラにラヴレターを見つけられて口にねじ込まれ、首を絞められ、鼻血を流していました。
同じ頃、マリアの娘で18歳のイヴは高校のパーティで、親友のジュリアやその彼氏ジョエル、幼なじみのハーリーたちと盛り上がっていました。
ジュリアは近々ジョエルと一緒に故郷のスペインにバカンスに行く予定があり、イヴを誘いますが「近々スペインに出張する母親と鉢合わせするからイヤ」と断られます。

実はマリアは、イヴにも内緒で寄宿学校の同級生と会う予定でした。彼女は、箱に入れた学生時代の写真やノートを見ながら、クリスティナに電話しようとしますが、物音を聞いて様子を見に行きます。
彼女はイヴだと思って声を掛けますが誰もおらず、ベッドには水が染みだし、花瓶が倒れて玄関は水浸し、キッチンではシンクに水があふれ異様な空気が漂っていました。
彼女は怯えて包丁を構えますが、突然シンクの水が吹き上がり、水の中からシスターの悪霊が現れ、包丁で首を切り裂かれます。
その時、帰宅したイヴは、マリアの悲鳴を聞いてキッチンに行き、母親からシスター姿の何かが離れていく瞬間を目撃します。

刑事に事情を聞かれたイヴは「犯人はシスター姿をしていた」と証言しますが、彼女は父親を知らず、親戚もいない母子家庭で、駆けつけたジュリアが「イヴの幼なじみから、彼女が幼い頃、母親のマリアが自殺未遂をしたと聞いた、(心の)病気だったようだ」と証言、凶器の包丁からはマリアの指紋しか出なかったため、イヴの証言は飲酒による幻覚だと決めつけられ、マリアは自殺と断定されます。
イヴは、幼い頃見た母のノートの首を切られる女の不気味な絵を思い出します。
その頃、スペインのバルセロナで愛犬と暮らすエウラリアは、ゾーイに「クリスティナと来るはずだったマリアが死んだ」と話していました。

NY在住のクリスティナはマリアの葬式に現れ、イヴに「1週間前、ロンドンで同級生のジャンヌが焼死したため、明後日からスペインに行き、マリアや寄宿学校の同級生たちと会う予定だった」と話します。
また「殺害現場にはシスター姿の何者かがいたが信じてもらえず、自殺とされた」と困惑するイヴに、「話があるから会いに来て」と言い、ホテルの場所を教えて帰って行きます。
自宅に戻ったイヴは、マリアの写真箱からミゲルという人物がマリアに宛てたラブレターを見つけ、引出しからはバルセロナ行きの航空チケットを見つけます。

その夜クリスティナは、ホテルからエウラリアに電話し、バルセロナで会う約束をしますが、荷物からは水が染み出し、トイレでは水が噴き出し、鏡には恐ろしいシスターの姿が映ってパニックになり、ガウン姿で逃げ出します。
しかし、廊下は水中のように音がくぐもり、不気味なシスターに追われたため、エレベーターに逃げ込んで降下ボタンを押します。
その頃、ホテルにやってきたイヴは、ロビーでエレベーターが降りてくるのを待っていました。
一方箱の中では、怯えるクリスティナの足元から水が這い上がり、箱は階の途中で停まって扉が開いてしまい、這い出そうとした彼女が床に手を掛けた瞬間箱が落下し、床には千切れた腕だけが残されます。
イヴの目前で開いたエレベーターの中には、腕が千切れ、血だらけで痙攣しているクリスティナがいて、間もなく息絶えます。
イヴは、悲鳴が響き渡るロビーの回転扉からシスターの悪霊が出て行くのを目撃します。

【承】- サイコシスター呪われた修道女のあらすじ2

サイコシスター呪われた修道女のシーン2 一連の事件が、母マリアの寄宿学校時代にあると考えたイヴは、ジュリアたちと一緒にバルセロナ行きの飛行機に乗ります。
彼女はマリアの古い写真を見ながら「スペインに着いたら寄宿学校の事を調べたい。クリスティナは何かを知ってた」と言いますが、ジュリアはこれまでの事を自殺や事故だと決めつけ、イヴの証言にも半信半疑でした。けれど異常な状況にあるイヴを心配し「調査には付き合うけど、終わったらビーチに行こう」と励まします。
到着寸前、イヴは悪霊の悪夢を見て飛び起きますが、街の図書館では、エウラリアや同級生たち、当時のシスターの名簿を探し当てます。しかし資料がスペイン語で困っていたところ、現地のイケメン学生ガブリエルと出会い、翻訳を手伝ってもらう事に。
一方、エウラリアはパリにいるゾーイとスーザンに電話して、クリスティナが死んだ事を話し、待ち合わせの約束をします。

その夜、イヴたちはガブリエルとバーで会いますが、ガブリエルが神学生と知ったジョエルが不躾な質問をして気まずくなり、別行動を取ることに。
ガブリエルはイヴに「僕も以前はジョエルと同じだったが、バイク事故を起こして彼女が亡くなり、飲酒運転を疑われたのがつらかった。だから牧師の道を選んだんだ」と打ち明けます。
また彼の翻訳によれば、マリアたちの寄宿学校は1988年に廃校となり、担任だったシスター・ウルスラは同年に失踪、逃亡したと思われているのだとか。
またエウラリアの住所も判明しイヴが一人で向かいますが、ジュリアたちが気づいてガブリエルに事情を話し、3人も後を追います。

その頃、エウラリアは風呂の準備をしていましたが、洗面台の水が噴き出し、バスタブにあふれた水からシスターの悪霊が現れ、襲われます。
イヴが彼女の部屋にたどり着いた時、玄関は開いたままで、エウラリアはバスルームで両手を吊り上げられて磔にされ、絶命していました。そこに3人が辿り着き、ガブリエルはイヴを抱きしめ室内に連れて行きます。
ジョエルは「警察に通報しよう」と言いますが、その時留守電にゾーイからのメッセージがあり、同級生らには警察には通報できない何らかの事情がある事、スーザンと共に彼女たちの”問題の場所”=寄宿学校の廃墟に向かっている事が判り、そちらに向かう事に。
しかし夜間でどしゃ降りの雨だった上、寄宿学校の場所も分かりにくく、ジョエルとイヴが言い争いになりますが、彼らはなんとか”温泉予定地”の看板を見つけて森の小道へと入って行きます。寄宿舎の廃墟は、現在温泉施設予定地になっていたのです。
けれど森の1本道を走り始めて間もなく、ジョエルは道を塞ぐように停まっていた車に驚いて急停車します。
車はエンストし携帯も圏外でしたが、彼らはぬかるみに残った足跡に気づいて後を追うことに。案の定足跡は、廃校となった寄宿学校の巨大な廃墟に向かっていました。

しかし荷物は車に残したままだったためライトも無く、廃墟の中は荒れ果て、ひどい雨漏りで水浸しでした。
イヴはそれでもスーザンとゾーイを呼びながら階段を上がり、3人もやむなくついて行きますが、イヴは偶然マリアたちの教室を見つけて一人で入って行き、窓からゾーイとスーザンの姿を見つけて呼びに行きます。
ゾーイとスーザンは、怯えながらエウラリアとクリスティナを探していましたが、現れたイヴを見て警戒し、この場所をなぜ知ってるのかと問い質します。
イヴは、自分がマリアの娘であり母を含めた3人が亡くなった事、そして「私は犯人を目撃した、犯人はシスター・ウルスラだ」と話しますが、2人は彼女が通報したかどうかを気にするばかりで「ウルスラのはずがない、彼女は死んだ」と言い、長年の彼女たちの秘密を打ち明けます。

18年前の深夜、マリアを除いた同級生5人は配膳室に忍び込んでつまみ食いをしていましたが、浴室からマリアの悲鳴がしたため駆けつけたところ、ウルスラが「この子を清める!」と怒鳴って、マリアに水責めの折檻をしていたのです。
5人はウルスラに飛び掛かってマリアを救出しますが、はずみでウルスラは気絶して浴槽に沈み、すぐに目を覚まして暴れ始めたのです。
事件が露呈するのを怖れた6人は、ウルスラを浴槽に沈めて殺害、6人の秘密にすると誓いを立て、宿舎の前にある大きな”聖水の池”にその遺体を沈めたというのです。

外は激しい嵐となり、ジョエルとジュリアは車に荷物を取りに行きますが、ジョエルは「街に戻って通報しよう」とイラつき、ジュリアに「街は遠いし、その間のイヴたちが心配だ」と止められます。
一方、配膳室で話を続けていたイヴは「犯人はウルスラだ」と言い張りますが、ゾーイとスーザンは「彼女は確かに死んでたし、復讐だとしてもなぜ今なのか」と考えるうち、温泉建設のため”聖水の池”の水が2週間前に抜かれた事、ちょうどその頃、一人目の同級生ジャンヌがパリで焼死している事に思い当たります。
つまり聖水の力で抑えられていたウルスラの怨霊が解放されて甦り、彼女が普段口にしていた「罰と痛みにより罪を清める」という復讐を始めたというのです。
そこに戻ったジョエルは、嵐で逃げ場も無い、車も動かない状況での悪霊との対決に勢いづきますが、スーザンは「あなたも罰を受けるのよ!」とひどく怯えていました。

【転】- サイコシスター呪われた修道女のあらすじ3

サイコシスター呪われた修道女のシーン3 外は激しい雷雨となり、廃墟の中には不気味な物音が響いていました。
スーザンとゾーイは配膳室に残り、2階のウルスラの部屋にはイヴとガブリエル、また廃墟の明かりを復旧させるためジョエルとジュリアは玄関脇のブレーカーを直しに行く事に。
その途中イヴは「あなたの交通事故の話を聞いて身近に感じた。私もママと上手く行ってなくて色々話したい事があったのに後悔してる」「ママに何かあったに違いないのに、子供の頃の事が思い出せない」と打ち明け、ガブリエルは「思い出せない事はそのままでいい。自分を責めないで」と励まします。
一方、ブレーカーを見つけたジョエルは、ガブリエルに嫉妬してイラつき、ジュリアに「男ってバカなの?イヴの力になってあげようよ」と窘められます。

ウルスラの部屋に着いたイヴは、ベッドに置いてあった聖書の「シスター・ウルスラへ ミゲル神父より」というサインを見つけ、”ミゲル”という名を思い出しかけますが、ガブリエルにキスされベッドに倒れ込んだところで、ブレーカーが直って廃墟に明かりが灯ります。
ガブリエルはそれでもキスを求めていましたが、イヴがエウラリアの名を口にするうち何かに思い当たり、彼女を残して出て行きます。
イヴが一人になって間もなく、灯りが消えてベッドに水が染みだし、蠢くベッドからウルスラが出現し、悲鳴を上げるイヴの身体をすり抜けて部屋から出て行きます。
その瞬間、彼女は幼い頃の記憶=ミゲルはマリアの彼氏でしたが上手く行かず、八つ当たりで虐待され、マリアが自殺未遂に至るほど思い詰めていた事を思い出します。
その時「わかったんだ!」と叫びながら戻ったガブリエルは、「子供の頃の事を思い出した」と泣き出したイヴを抱きしめ、「シスターの意図が判ったんだ。答えはすぐそこにあった。一緒に来て」と話します。

一方配膳室では、スーザンが「みんな報いを受けるのよ。イヴもね。彼女があの青年と一緒なのを見てピンときた。同じ事の繰り返しよ」と言い出し、それをイヴに打ち明けるべきかどうかを話していましたが、ジョエルとジュリアが戻ったため話を止め、すぐ後にイヴとガブリエルが呼びに来ます。
ガブリエルが見つけたのは、廊下に飾られた数点の守護聖人の聖画で、聖ジャンヌは火あぶり、聖マリアは喉を切り裂かれ、聖クリスティナは腕を切断され、聖エウラリアは磔刑に処せられていました。
つまりシスター・ウルスラは、その聖画になぞらえて4人を殺害、残る2人にも聖画の通りに罪を贖わせようと目論んでいるのです。

それによれば聖ゾーイは炉で焼かれており、動揺したゾーイは口汚い言葉でウルスラを罵り、聖ウルスラが胸を矢で射抜かれていた事から「その通りにしてやる!」と言い、皆と一緒にその場を離れます。
しかしスーザンは、首を切り取られた聖スーザンの聖画の前で愕然として動かず、戻って必死でなだめていたイヴに「こんな死に方したくない!もうお終いよ!これは罰だわ。中でもあなたが一番重い。全部あなたのせいよ!あなたの存在が罪なのよ!近寄らないで!」と怒鳴って礼拝堂まで後ずさり、ガラス扉を閉めて閂をかけてしまいます。
その部屋は、朽ちた机が散らばった円形の部屋で、周囲の壁には十字架のライトがあり、割れた天窓からは滝のような雨漏りがしています。
イヴは懸命に扉を開けるよう叫んでいましたが、スーザンが別の扉から出ようとするたび次々と扉が閉まって完全に閉じ込められ、追いつめられた彼女はロザリオを握りしめ祈り始めます。
一方、ゾーイは配膳室にあったジョエルのリュックから水中銃を取り出して銛を仕掛け「同じ目に遭わせてやる!(ウルスラの悪霊の)胸を射てやれば満足するんでしょ?!」と言ってジョエルに手渡し、出て行こうとします。
けれどジュリアが、イヴとスーザンがいない事に気づいて、皆で探しに戻る事に。

祈り続けていたスーザンの周りは雨漏りで水浸しで、その水たまりの中から悪霊が出現し、彼女の身体に体当たりして突き抜けます。
しかしスーザンは無事で、一度はロザリオにキスをし至福の笑みを浮かべますが、壁にぶち当たった水の中から再び悪霊が現れて、彼女の身体を突きぬけます。吹き飛ばされたスーザンは、イヴがいる扉に頭から突っ込み、落ちてきた割れガラスで首を切断されます。
イヴの悲鳴で皆が駆けつけ、礼拝堂の扉を開けますが、割れた天窓に昇っていく悪霊を見たイヴは水中銃をひったくって悪霊を撃ちますが、逃げられてしまいます。
しかしその姿を見たのは彼女だけで、ゾーイは「信じるわ。あなたにだけ見えるのね。スーザンが言ってた通り、あなたも見てたから」と言い、事情を話します。
18年前の事件の日、マリアはバスルームで妊娠検査薬を使い、妊娠が判明したところでウルスラに見つかり、「あなたは大きな過ちを侵してしまった。清めてあげるわ」と言われ、堕胎のため下半身に冷水を浴びせられていたのです。
イヴは父親の名を問い質し、ゾーイはマリアとの約束があるからと口ごもりつつも「寄宿学校に懺悔を聞きに来ていたミゲル神父だ」と打ち明けます。

【結】- サイコシスター呪われた修道女のあらすじ4

サイコシスター呪われた修道女のシーン2 頼みの矢も効かず、幽霊は殺せないのでは?と皆が絶望感に打ちひしがれる中、ガブリエルが「あなたは塵であり塵に還る」という聖書の一節を思い出し、「ウルスラは水死したため水を媒体にする。つまり実体化するには水が必要で、水中におびき寄せれば矢が有効となり、撃てるかもしれない」と言い出します。
ゾーイは、彼らを地下の広い浴室に案内します。そこは18年前の事件の舞台となった浴室で、入口は細い階段の通路となっていて、内部は全面タイル張り、床には造り付けの浴槽が数台並んでいます。
一同はその部屋に水を貯める(=部屋全体をプールにする)準備を始めますが、貯水タンクの水栓が閉じていて水が出ません。
そこでガブリエルとジョエルが上階にある貯水タンクの水栓を開けに、ゾーイとイヴは浴槽の排水溝に詰める布を取りに配膳室へ行き、ジュリアはバスルームに残る事に。

貯水タンクは狭い石造りの通路の両側にあり、ハンドル式レバーを回すとすぐに復旧しますが、パイプはひどく老朽化していて所々破損しています。
ジョエルはそこでもまだ「悪霊なんて信じられない」とこぼし、ガブリエルに「君は何も解ってない」と往なされます。
その時突然ハンドルが壊れ、ガブリエルは勢いよく噴出した水に押され、破損して尖ったパイプに背中から突き刺さって絶命します。
また、ゾーイとイヴは配膳室で布を集め、急いで戻ろうとしますが、ゾーイが水中銃を取りに戻り、仕切りガラスの向こうに映ったシスターの影を追って調理室へと入って行きます。そこには大きなオーブンがあり、通電した事でスイッチが入り熱せられていました。
間もなく水たまりからウルスラが現れ、ゾーイはじりじりと後ずさりますが、彼女の後ろでオーブンの扉が開くと同時に、ウルスラが襲い掛かります。
イヴはゾーイが消えた事には気づかないまま浴室に戻って、ジュリアと共に排水溝に布を詰め、水を貯め始めます。
全ての作業を終えた時、ようやくイヴがゾーイが消えた事に気づいて戻ろうとしますが、ジュリアが「あなたしかシスターを倒せない!」と言って戻り、調理室のオーブンの中で焼死体となっていたゾーイを発見します。

一方、浴室にはイヴの背丈ほどの水が溜まり、出口は1階に上がる階段のみとなっていました。彼女が数個の水中ライトを点けたまま水に沈めたところでジュリアが戻り「ゾーイは亡くなってた」と話します。
その時、プールと化した浴室のライトが、水面に付きそうになっている事に気づいたジュリアは、ブレーカーを落としに走ります。
彼女は手際よくブレーカーを切って戻り、浴室のライトは無事消えますが、イヴに「シスターが私を追ってくる、あなたは逃げて」と言われてやむなく従います。
2人は上り口のドアを挟んで分れ分れとなりますが、泳ぎ続けるイヴの周囲には不気味な視線がつきまとい、不気味な声が響いています。
一方ジュリアはやはり逃げる気になれずその場に留まっていましたが、間もなくジョエルが戻り、彼女を抱きしめます。

2人はまずガブリエルとゾーイの死を報告し合いますが、ジョエルは、涙声でイヴを心配していたジュリアに「わかった気がする、落ち着いてくれ、彼女は大丈夫なんだ」と話し始めます。
彼は「イヴは幼い頃、マリアの写真箱のノートを見て母親が殺人を犯していた事を知ったが、直後にマリアが自殺未遂をした事でその記憶を自ら封印したんだ。けれど18年経った今、ウルスラの悪霊が甦ると同時に彼女の記憶も甦った」と言い、「(第一の犠牲者=ロンドンで焼死したジャンヌを除いて)イヴは全ての殺害現場にいたにも拘らず無傷だった、彼女しか(殺害を実行できる人間は)いないんだ。シスターの悪霊は、イヴの身体を乗っ取ったんだ。イヴとシスター・ウルスラは同一人物だ」と言うのです。

その頃浴室では、イヴとシスターが水中で死闘を繰り広げ、イヴの撃った矢がシスター・ウルスラの腹に命中、イヴは勝利の笑みを浮かべていました。
しかし、イヴを救出に行ったジュリアたちが見た現実は違っていました。
腹に矢を受けて絶命し、水中を漂っていたのはイヴだったのです。
ジュリアは、青白いライトに照らされ漂っていたイヴの遺体を抱きかかえ、引き上げて行きました。

みんなの感想

ライターの感想

「REC/レック」「機械じかけの小児病棟」で知られるジャウマ・バラゲロ監督の原案、脚本のスペイン産のサスペンス・ホラーで、謎で始まる前半、イヴたちが一見巻き込まれたかに見える中盤の淡い恋、そして母親たちの悪行が明らかとなり悪霊と対峙する後半と、かなりハラハラさせられるエンターテインメント作品です。
しかしながら、そもそも18年前の6人の素行が悪すぎたし、あちこちに粉かけるミゲル神父にも問題ありだし、実行犯がイヴだったというラストにもかなり無理があるのは否めないかも。 せめてイヴには最悪の宿命や自らの状況をきちんと把握させ、抗うチャンスくらいは与えて欲しかったと思わずにはいられませんでした。
謎解きが秀逸だった「時計じかけ~」のパラゲロ監督自身によるリメイクを気長に待ちたい1本だと思います。

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