「サンゲリア2」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

「スプラッター映画のマエストロ」と呼ばれたルチオ・フルチ監督による、1988年製作の作品です。「2」と銘打っていますが前作とは関わりなく、軍の研究所が開発していたウイルスが漏れたことにより、ゾンビ化した人々が巻き起こす惨劇を描いています。監督は諸事情により、フルチから制作途中で多くのB級映画で腕を振るうヴィンセント・ドーンに交代したとのことで、フルチ作品ではあまりお目にかかれない「早い動きをするゾンビのアクション」が見られる作品になっています。

あらすじ動画

サンゲリア2の主な出演者

ケニー(デラン・サラフィアン)、パトリシア(ベアトリス・リング)、ロジャー(オッタヴィアーノ・デルアクア)、ホルダー(ロバート・マリウス)

サンゲリア2のネタバレあらすじ

【起】– サンゲリア2のあらすじ1

サンゲリア2のシーン1

画像引用元:YouTube / サンゲリア2トレーラー映像

フィリピンに駐留する米軍の指揮下にある、軍事研究所で。研究者のホルダーという男が、助手の女性と共に、ある実験を試みようとしていました。軍の要請で開発した「デス・ワン」というウィルスを検体に注入し、反応を見ようというものでした。しかし注入後に目立った反応は見られず、ホルダーは「実験は失敗だ」と嘆きますが、その直後に検体がブルブルと震え始めます。

検体は何かしらの理由で亡くなった人の遺体で、見る見るうちに顔がドロドロと溶けだし、口からは緑色の体液を吐き出します。そして遺体が叫び声と共に起き上がったところで、ホルダーは実験を中止し、軍にデス・ワンの研究自体を中止したいと申し出ます。研究対象であるデス・ワンは「非常に危険なウィルス」であるため、軍に引き渡すことが決まります。

兵士たちが警護する中、ホルダーは助手と一緒にデス・ワンを入れたジュラルミンケースを持ち、ヘリポートへ向かいます。しかしヘリに乗り込もうとしたところで、研究員に化けた一団が潜入してきて、警護の兵を撃ち殺してケースを奪っていきます。一団の何人かはその場で射殺されましたが、ケースを持って森の中へ逃げ込んだ犯人を追うため、ヘリが追跡を始めます。

ヘリポートでの銃撃戦の影響か、デス・ワンを納めたケースは密閉状態が破れ、こぼれ出たウィルスが犯人の手に付着してしまいます。ヘリの銃撃を受け、犯人はケースを置いて逃げ出します。ヘリはケースを研究所に持ち帰り、ホルダーたちは他の研究員たちと今後の対策について話し合い始めます。そこに、駐留米軍の責任者であるモートン将軍がやって来ます。

モートンは他の研究員を追い出し、ホルダーと助手の2人だけに、ケースが発見されたことを伝えます。ケースの密閉が破れていたことも伝えると、ホルダーは「デス・ワンは酸素に触れるとすぐに死滅する、心配ない」と言いますが、逃げた犯人が感染したらしいと聞き、顔色が変わります。人間に感染したら、汗や血液などあらゆる経緯を伝って感染が広がる恐れがあるからでした。

その頃犯人は、海沿いにあるリゾートホテルへ逃げ込んでいました。しかしデス・ワンの感染力は強く、すでに犯人の顔もおぞましく変形し始めていました。犯人は、助かるにはやるしかないと、ナタのような大きなナイフで最初に感染した手首を切り落とします。

そこにハウスキーパーの女性がやって来ますが、化け物のようになった犯人に捕まり、惨殺されてしまいます。この報を受けて、防護服を着た軍の一団がホテルに到着、宿泊客たちを強引に追い出して、ホテルを隔離しようと試みます。犯人は地下室で息絶えていましたが、連絡を受けたモートンは、「そこにいる者は全員始末しろ」と非情な命令を伝えます。

モートンは感染した犯人の遺体を焼却炉で焼き払い、全てを終わらせるつもりでした。しかしホルダーは猛然と反対します。焼却炉から散布された感染者の灰が、新たな感染者を生む可能性があると考えたのです。しかしモートンは「そんなSFみたいな話があるか」と、独断で焼却を強行します。

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