映画:ザインフェルノ(TRAUMA)

「ザインフェルノ(TRAUMA)」のネタバレあらすじと結末

ザ・インフェルノの紹介:2017年製作のチリ映画。レイプ事件の裏側に隠された凶悪な事実を描いた、実在の事件を題材にしたスリラー。バカンスで別荘にやって来たアンドレアたちは、突然現れた男たちにレイプされてしまう。翌朝、彼女たちは警察に助けを求めるが、そこに犯人の男が現れ…。

あらすじ動画

ザインフェルノ(TRAUMA)の主な出演者

アンドレア(カタリーナ・マーティン)、ファン(ダニエル・アンティヴィロ)、カミラ(マカリナ・カレル)、フリア(シメナ・デル・ソラ)、マリオ(フェリペ・リオス)、マグダ(ドミンガ・ボフィル)、ペドロ(エドゥアルド・パヘコ)、ディエゴ(クラウディオ・リベロス)、ヨヤ(フローレンシア・エレディア)

ザインフェルノ(TRAUMA)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アンドレアたち女性4人が、田舎にある叔父の屋敷へやってきた。屋敷に深夜、ファンとマリオ父子の訪問に遭遇。ファンはピノチェト軍事政権下に暴力的な父親に育てられ、残酷な人間に成長していた。 ②乱暴され、歯向かう者は殺すファン。地元保安官も殺したファンにアンドレアが立ち向かって勝利するが、ファンの赤ん坊を見つけて殺そうとしたため、アンドレアも駆け付けた警官に射殺された。

【起】- ザインフェルノ(TRAUMA)のあらすじ1

ザインフェルノ(TRAUMA)のシーン1 (原題『Trauma』=『トラウマ』)

〝実話に基づく物語である〟

〔チリ 1978年〕

当時、チリはピノチェト軍事政権下にありました。
反体制派は、容赦なく叩かれる時代です。

妻が共産主義者と組んでいると気付いた夫は、妻をそそのかした共産主義者を射殺しました。
夫はピノチェド将軍に忠誠を誓っており、反政府勢力やゲリラ部隊に憎悪の念を抱いています。
妻を椅子にくくりつけた夫は、息子・ファニート、通称:ファンに注射を打ち、妻(ファンにとっては母親)を犯させます。
娘・カルメンを犯してやると言って、グスタボは妻の頭を撃って殺しました。

ファンはその後も、この情け知らずの、暴力的な父親に虐げられながら育てられます…。


〔チリ 2011年〕

民主化したチリは、大統領も選挙で決められる時代になっています。

サンティアゴから4人の女性が、叔父の別荘に行きました。
叔父の別荘は、アグスティナスという田舎にあります。


・アンドレア…車を運転する黒髪の女性。カミラの姉。妹のことを心配している。レズビアンではない。
・マグダ…アンドレアの友人の女性。金髪と黒のショートボブ。ニコという彼氏ができた。

・カミラ…金髪ロングストレートの女性。アンドレアの妹。フリアと同性愛の関係。
・フリア…黒髪ロングストレートの女性。カミラと交際して半年が経過する。


赤い車に乗り込んだ4人は、途中で道に迷いました。
アンドレアの判断で、地元のバー『グロリアの酒場』に行き、道を聞くことにします。
バーの中には、むさくるしい男ばかりでした。
女性が来る場所ではないと言われつつも、アンドレアは店主に道を聞きます。

店を出ると、店の娘とおぼしき幼女・ヨヤがいました。
地元の保安官・ホルヘとペドロにも「女が来る場所ではない」という注意を受けながら、アンドレアは屋敷への道を聞きます。
叔父であるグスタボは、かつての富豪でしたが、もう何年も姿が目撃されていないとのことでした。
このたびアンドレアたちは、遺産相続した叔父の家にやってきたのです。

【承】- ザインフェルノ(TRAUMA)のあらすじ2

ザインフェルノ(TRAUMA)のシーン2 叔父の屋敷は廃屋でしたが、屋敷の一角にはたくさんの鳥が飼われています。
掃除や鳥の世話をするための、管理人を雇っています。

屋敷へ着いた4人は、家で夕食を一緒にとります。
アンドレアはレズビアンの妹・カミラのことが心配ですが、カミラはフリアと順調だと答えました。
実のところ、アンドレアはカミラの現在の恋人・フリアを信用していません。
しかしふたりの仲は、順調そうでした。アンドレアが心配しすぎるので、妹のカミラは気を悪くします。


屋敷に停電が起きたので、フリアとマグダが見に行くことになりました。
そのあいだも、アンドレアは妹のカミラを心配します。
古い電気設備を直している最中に、フリアがマグダを誘惑しました。それを、アンドレアは目撃します。

電気が復旧したので、戻ってきたフリアがストリップまがいのダンスを披露しました。
その最中に、先ほど居酒屋にいた男性2人が、屋敷に入り込んできます。


・ファン…まゆの太い初老の男性。
・マリオ…やせぎすの男性。ファンの息子。
(ファンは、1978年の段階で息子だった男性。父親に育てられて、歪んで育っている。
マリオはファンの息子だが、母親は謎。妹・カルメンとの間の子である可能性もあるし、
ファンが過去に拉致した女性に産ませた可能性も大)


ファンはマグダを人質に取り、フリアに「さっきみたいに踊れ」と要求しました。マリオはアンドレアを人質にとります。
抵抗したアンドレアは、マリオに強く殴られました。耳の奥でキーンという音が鳴り、アンドレアは半分気絶したようになります。
ファンはカミラを、マリオはマグダをレイプしました。
マリオはマグダの頬を噛み、肉をひきちぎります。行為の後、傷口に塩を塗り込みました。

4人の女性を支配下に置いたファンは、「明日は全員で遠足だ」と言います。
ファンは女性たちの携帯電話を燃やしますが、ファンたちが入ってくる直前に、マグダが自分の携帯を隠していました。

【転】- ザインフェルノ(TRAUMA)のあらすじ3

ザインフェルノ(TRAUMA)のシーン3 ファンとマリオが眠っている隙に、マグダが机の上にある拳銃を取ります。
マグダは最初、拳銃を咥えて自殺をしようとしますが、思い直してファンたちに向けて引き金を引きました。
ところがファンは予測していたらしく、拳銃には弾が入っていませんでした。
鍵と隠していたスマートフォンを手に取ったマグダは、外へ通報に出ようとしますが、起きたファンに背後から撃たれて死亡します。
ファンは3人に、死にたいかと脅した後、マリオを連れて去っていきました。


アンドレアが通報をして、2人の保安官がやってきます。
ファンとマリオの犯行だと知ると、ホルヘは騒ぎを恐れました。若い保安官のペドロは、ファンとマリオ親子を検挙しようと考えます。
パトカーで3人の女性を乗せ、保安官たちは移動しますが、『グロリアの酒場』まで差しかかった時、店主が立ちはだかりました。
店主いわく、娘のヨヤがファンにさらわれたそうです。

保安官2人はバーの店主とその息子とともに、合計男4人で銃を持ってファンのところへ行きました。
ホルヘがファンを逮捕しようとしますが、ナイフで刺されました。
さらにバーの店主も首を切られ、息子は足を刺されます。
ペドロはマリオに殺されました。
男たちを殺害した後、ファンはヨヤを抱えて立ち去ります。

ペドロに当たった弾は、肩を貫通していました。アンドレアはペドロを介抱します。
アンドレアは「サンティアゴまで戻って警察に知らせる」と言いますが、ペドロは都会の応援を待つよりも、行くべきだと言いました。
サンティアゴに応援を頼んだうえで、アンドレアとペドロはファンの家に乗りこみます。


…1978年から2011年のあいだ。
ファンは歪んだサディストの父親に育てられ、自身も歪んだ価値観の持ち主になっていました。
妹・カルメンとも関係を持つファンは、謎の女性を拉致し、家に監禁状態にしています。
(女性は最後に分かる)
マリオは誰に生ませた子か分かりませんし、女性は赤ん坊を生んでいます…。

【結】- ザインフェルノ(TRAUMA)のあらすじ4

ザインフェルノ(TRAUMA)のシーン2 ファンの家に侵入したアンドレアたちは、フリアにマリオを誘惑するよう頼みました。
フリアはマリオを誘惑し、背後からアンドレアが殴って気絶させ、素早く縛ります。
マリオは、ヨヤとの人質交換に使った後に、殺すつもりだとアンドレアは言いました。

その時、屋敷の奥で爆発が起こると、ファンが襲ってきました。
アンドレアたちは逃げますが、部屋に閉じ込められてしまいます。
部屋にガスが注入され、ペドロとカミラがファンに撃たれました。

ファンはガスマスクをつけて部屋に入ると、息子のマリオを助けます。
ガスは過塩素酸(強酸性のもの)で、ペドロの顔が溶けて死にました。

生き残っているのはファンとマリオ、アンドレアとフリアと、負傷したカミラです。
屋敷の死角からマリオが襲ってきて、アンドレアが受けて立ちました。
揉み合いになった時、フリアが窓から外へ落ちて負傷します。
マリオもダメージを受け、瀕死状態になりました。

虫の息のマリオを見たファンは、銃で撃って安楽死させます。
負傷したフリアを拷問装置に取り付けたファンは、装置を作動させてフリアのアゴを引き裂きました。

アンドレアは部屋を見回り、赤ん坊を保護します。
ところがその間に、負傷したカミラがいなくなりました。
アンドレアが探しに行くと、カミラが惨殺されていました。


ファンがアンドレアを襲います。
過塩素酸のビンを見つけたアンドレアは、ビンに発砲して割りました。
アンドレアも液体を浴びますが、液体の大半はファンが浴びて死亡します。


…生き残ったアンドレアは、監禁されていた女性の教授ブランカ・エネディナを見つけました。
少女・ヨナも、ブランカが生んだと思しき赤ん坊も保護します。

警察が駆け付けた時、アンドレアは赤ん坊に銃を向けていました。
赤ん坊がファンの子であることは明白で、このまま生かしておくと、いずれこの赤ん坊もファンのようになると思ったアンドレアは、引き金を引こうとします。
アンドレアは発砲する前に、警察に射殺されました。

ヨナとブランカは解放されます…。
(赤ん坊がどうなったかは謎。女性4人は全員死亡)

みんなの感想

ライターの感想

原題『TRAUMA』その名のとおり、なんかトラウマになりそうな映画。
1978年から時代は一気に2011年に飛ぶ。
そのあいだにファンのあいだで何があったかは、多くは語られず。想像するしかない。
ところどころで、ファンが監禁している女性・ブランカの映像が挿入されるが、これも若干説明不足。
ブランカがどう拉致され、どのくらいの期間拉致されているのかも判らず。
妹のカルメンがどうなったのかも不明のまま。
グロテスクな描写が多いので、苦手な人は避けてください。

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