映画:ザカニバルクラブ

「ザカニバルクラブ」のネタバレあらすじと結末

ザ・カニバル・クラブの紹介:2018年製作のブラジル映画。イタリアのルッカ映画祭など、ヨーロッパの映画祭を中心に話題を集めたブラジル発のホラー。素性の不確かな人物を使用人として雇い入れ、快楽のために殺害を繰り返す大富豪オタヴィオとジウダの夫婦。2人は人肉食を楽しむ秘密クラブにも加わっていたが…。

あらすじ動画

ザカニバルクラブの主な出演者

ジウダ(アナ・ルイザ・リオス)、オタヴィオ(タビンホ・テイクセイラ)、ボルジェス(ペドロ・ドミングス)、ジョナス(ゼ・マリア)、ジョジマール(ブルーノ・プラタ)、クロヴィス(ロドリゴ・カピストラノ)、アベラルド(アルカントラ・コスタ)、ラミレス(LC・ガレット)

ザカニバルクラブのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①オタヴィオとジウダ夫婦は、使用人を殺害しその肉を食べる趣味を持つ夫婦。オタヴィオは秘密クラブにも所属している。そのクラブ仲間のボルジェス議員の男色趣味をジウダが知ってしまい、狙われるように。 ②侵入者を殺したオタヴィオとジウダは、ボルジェス議員を呼び寄せて返り討ちにした。使用人・ジョナスに罪を着せようとしたが、ジョナスがたまたま夫婦を殺す。

【起】- ザカニバルクラブのあらすじ1

ザカニバルクラブのシーン1 ブラジル。

南国の青い海に面した豪奢な屋敷を警備する、警備員ルシヴァウドは、銃を持ちながら転寝をしています。
海もありますが、プールもあります。
プールのそばではこの屋敷の人妻・ジウダが日光浴をし、プール掃除のお手伝い男性・ジョジマールは、ジウダの身体をちらちら見ていました。

屋敷の主人・オタヴィオが、ジョジマールに囁きます。
今から仕事で、警備のルシヴァウドを連れてフォルタレザへ出かけるから、ジウダと共に留守番をしておいてくれとオタヴィオに言われ、ジョジマールは期待に胸を膨らませました。
今日は人妻・ジウダとひとつ屋根の下、ふたりきりなのです。

予定どおりオタヴィオはジョジマールを連れて出かけていきました。
夜、ジョジマールはジウダとベッドインします。
ベッドの上の様子を、戻ってきたオタヴィオがこっそり見ていました。
そしてここぞという瞬間に、オタヴィオはジョジマールの頭部に、斧を振り下ろします。


…実は、オタヴィオとジウダ夫婦は、恐ろしい趣味を持っていました。
身元がいまひとつ分からず、いなくなっても探されないような人物を使用人として雇い、殺害するというものです。
殺害の手口も決まっていました。
主人のオタヴィオが留守にすると言い、妻のジウダが男性を誘惑するのです。
そしてベッドインの最中に、背後からオタヴィオが男性を斧で襲う…というものでした。
殺した男性の肉は、調理して食べます。

食事を楽しんだジウダは、夫のオタヴィオに「レストランを開くべきよ」と褒めました。
オタヴィオはその言葉を喜びながらも、警備員のルシヴァウドが遅刻していることに苛立ちます。
11時半に来ると言っていながら、ルシヴァウドは来ていませんでした。

遅れて来たルシヴァウドは、遅刻しただけでなく、イヤホンで音楽を聴いていました。そのため、主人であるオタヴィオが近づいたことに気づくのが遅れます。
オタヴィオは肉を渡しながら、ルシヴァウドに使用人を辞めさせたことと、次に遅刻するとお前も解雇すると注意しました。

【承】- ザカニバルクラブのあらすじ2

ザカニバルクラブのシーン2 オタヴィオはフォルタレザで、民間の警備会社を経営しています。
ボルジェス議員に会ったオタヴィオは、議員の妻・エレオノーラの調子はどうかと話を振りました。
オタヴィオもボルジェス議員も富裕層で、あるクラブに所属している仲間です。

ボルジェス議員はオタヴィオに、「水曜日の同じ時間に開く」と言いました。
メンバーの中に、クラブのことを他言する人がいることを噂します。疑いが濃厚なのは、クロヴィスという男だと、ボルジェス議員は断言します。
当日の見張りのためにも、クロヴィスに護衛をつけろと、ボルジェス議員はオタヴィオに命じました。オタヴィオはそのとおりにします。

そのパーティーの日。
オタヴィオはさりげなく会話しつつ、クロヴィスについていました。
酔ったジウダは、涼むために庭に出て歩きます。
自宅の警備員のルシヴァウドが、裏手にある小屋の中で、ボルジェス議員と男同士、性行為に及んでいるところを目撃しました。ジウダは驚きます。


当初こそ驚いたジウダですが、関係を悪化させたくないので、ボルジェス議員の事務所へ赴きました。
昨日の夜の話をさりげなく出して、「私は偏見を持っていない」とジウダは言います。
しかしボルジェス議員はしらばっくれました。まったくわけが分からない振りを装います。
困惑したジウダはボルジェス議員に話を合わせ、結局何も見ていない振りを装って話を切り上げ、帰宅しました。

ジウダは帰宅後、夫のオタヴィオにパーティーへ連れていってくれと頼みます。
しかしオタヴィオは、厳格なルールがあると言い、無理だとなだめました。

クラブに参加したオタヴィオは、クロヴィスが「悲惨な事故に遭い、回復の見込みがない」と聞かされます。
事故ではなく、何者かの手が入っていることは明白でした。しかしオタヴィオは何も言えません。

【転】- ザカニバルクラブのあらすじ3

ザカニバルクラブのシーン3 その後、オタヴィオの家にいた警備員・ルシヴァウドも姿が消えました。
(注:危険だと思ったオタヴィオが殺害したか。あるいはボルジェス議員が殺害したか。後者の気がする)
オタヴィオは代わりに、ジョナスという男を雇います。

ジウダはオタヴィオに、ボルジェス議員がルシヴァウドと関係を持っていたことを話しました。
オタヴィオは失笑して聞きながらも、「ボルジェス議員を甘く見るな」と警告します。
秘密を知っていることで、ボルジェス議員から狙われる可能性も指摘しました。

ジョナスが家にやってきました。オタヴィオとジウダが雇います。
オタヴィオはジョナスを信頼している振りをして銃を渡して、「このあたりには強盗団がいるから、いざというときには守ってくれ」と言います。
スキンヘッドの男性も、警備員として雇いました。

夜、ジウダは早速、ジョナスの部屋に忍び込み、関係を持ちます。
深夜、警備員の男性は背後からナイフで首を切られました。死亡します。

忍び込んだのは、覆面をした2人の男性でした。
彼らはオタヴィオとジウダの寝室へ行くと、発砲しますが、ベッドには誰もいませんでした。
オタヴィオが1人をナイフで殺します。

もう1人の覆面男は、ジョナスが発砲して仕留めました。
ジョナスは母屋に移動して、オタヴィオと会います。


ジョナスに穴を掘らせ、侵入者2人を埋めさせたジウダは、計画を練ってオタヴィオに話しました。

家に侵入者が現れて、警備員と管理人とジウダを殺したことにするのです。
オタヴィオは、侵入者の1人は殺したものの、もう1人は生け捕りにしていることにします。

【結】- ザカニバルクラブのあらすじ4

ザカニバルクラブのシーン2 そのうえで、「送り込んだ人物の名前を吐かせるため、拷問をする」と、ボルジェス議員に告げろというのが、ジウダの作戦です。

そうすれば、自分の名前を吐かれたくないボルジェス議員は、この屋敷に手下を始末しに現れるでしょう。
そこを、ジウダとオタヴィオが返り討ちにして、最終的にはジョナスに罪を着せるというものです。
ジョナスを殺害し食べて、警察には「ジョナスが逃げた」と言えばいい…そう夫婦は相談しました。


夫婦の狙いどおり、ボルジェス議員はやってきました。
部屋まで通したところで、ジョナスが背後から斧で殺します。
オタヴィオは「遺体運びを手伝ってほしい」と警備員に声をかけ、彼らも殺します。

指示されたとおり議員を殺害しましたが、ジョナスはひそかに悩みました。
殺人をすることに恐れを感じたジョナスは、自分の部屋のベッドの下に、犬の死骸を見たような気がします(この死骸は、オタヴィオ家に来る前に路上で見たもの)。
ジョナスはそんな悪夢にうなされました。


ジョナスのところへオタヴィオがやってきて、出かけるので留守のあいだ、妻のジウダの面倒を見てくれと頼みます。これは冒頭にあるとおり、いつも夫婦で殺人を行なうときの手口です。
ジウダの誘惑に乗って関係を持ったジョナスですが、違和感がありました。
ジョナスは体位を変えようとしたのですが、ジウダが「そのままで」と言ったのです。

違和感を覚えたジョナスがふっと身体を避けると、オタヴィオが斧を振り下ろしました。
オタヴィオの斧は、ジウダの胸に刺さります。
ショックを受けたオタヴィオに、ジョナスは正当防衛のため発砲しました。

(エンド途中)朝、プールのそばで茫然と座っているジョナス。通報して警察の到着待ちか。(詳細は不明)

みんなの感想

ライターの感想

タイトルはまんまですが、描写としては「間接的な」もの。過激な描写はない。
残酷なシーンはせいぜい「斧が振り下ろされた」程度。
ベッドシーンがあるからR15指定があるのかな。
食人を扱った内容ではあるものの、どぎつくない。むしろそういう趣味嗜好を「嘲笑する」感じ。
最終的には食人趣味の夫婦を、一回の元配管工・ジョナスが返り討ちにしたという内容が、まさしく如実にそれを物語っている。

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