「ザ・ディープ・ハウス」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– ザ・ディープ・ハウスのあらすじ2

ザ・ディープ・ハウスのシーン2

画像引用元:YouTube / ザ・ディープ・ハウストレーラー映像

助手席のピエールが、運転席でハンドルを握るティナを無遠慮に見つめています。ベンは後部座席でのんきに目的地の湖に期待を寄せていました。途中に見えた看板には「フォーレスト・カンタロープ(歌うオオカミ)」という文字がありました。

フレー湖の界隈は50年ほど前に何度も洪水に遭った地域でした。子どもが行方不明になったこともあり、その後1984年に河川管理の工事が始まって村から人が去り、谷間が水没して人工湖になったのでした。

ピエールは、アメリカ人なのにティナのフランス語が上手だと褒めました。ティナの母親はフランス人で、イリノイ州の大学で教鞭をとっていると答えました。ベンはイギリス人で、ティナは大学の歴史学部でベンと出会ったということも教えます。ベンは廃墟をめぐって動画を撮影し、YouTuberになりたいのだということも言いました。

目的地の湖には、最後の数キロは車をおりて歩かないとならないと聞いたベンとティナは、重たい器具を抱えて歩きます。荷物持ちを手伝うわけでもなく軽装のピエールは、「遠いが行く価値はある」と2人に話しました。苦労して歩きましたが、森の奥深い場所にある湖の景色は美しく、ベンはすぐドローンをセッティングして撮影をしようとします。

ティナの潜水ボンベに貼られた逆さ十字のステッカーを見て、ピエールがセンスいいと褒めました。ベンとティナはダイビングの装備をつけると、ピエールが湖のほとりで見守るなか2人は湖に入ります。ヘルメットにつけた無線機能で2人は会話し、「100万回再生されたら結婚しよう」とベンがティナにプロポーズしました。ピエールは「階段を降りていけばいい」と説明します。

階段を降りて行くという説明に首をひねった2人でしたが、潜るとすぐ意味が分かりました。水没した一帯に階段があったのです。ベンたちがデスメタルの曲を流しながら階段に沿って降りて行くと、水深30メートル強の場所で魚が急にいなくなりました。そして屋敷が現れます。屋敷の庭には霊廟(墓)があり、モンティニャック家と書かれていました。そこに入ろうと近づくと、音楽がおかしくなったのでベンは消します。ベンは霊廟を開けようとしましたが、ティナが縁起悪いと言って止めました。

屋敷は鋼鉄の扉で、なぜか完全に封鎖されていました。どこからも入れないので2人は手分けして探します。探しているとある場所でナマズのような大きな魚が出てきたので、ベンもティナもびっくりしました。2人は屋根裏から入ることにします。

まずはドローンを下ろしてみて、屋根裏のなかをチェックしました。ドローンに続き、2人も屋根裏に入ります。スノードームや家財道具が、沈んだまま時間の経過を忘れて置かれています。

エア(空気)の残量はベンが87%、ティナは84%でした。2人で扉を開けて、別の部屋へ移動します。

ベンはドローンを先に行かせて、ソナーで探ろうとしました。ティナは、ベンとは違う誰かの声が聞こえたように思いましたが、ベンはエコーがないから進もうと言います。

奥の居間と思しき場所には一家の肖像画がありました。動物の頭蓋骨が壁に飾られており、ベンはそこでセルフィーを撮ろうと提案します。ティナは屋敷のなかがなんとなく気味悪いと思いますが、ベンはそういう気味悪い映像のほうが動画再生回数を稼げると言いました。

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