「シライサン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

シライサン

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飯豊まりえ（出演）,稲葉友（出演）,忍成修吾（出演）,谷村美月（出演）,江野沢愛美（出演）,染谷将太（出演）,安達寛高（監督）,安達寛高（Writer）

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価格・情報の取得：2020-07-15

画像引用元：YouTube / シライサントレーラー映像

2019年。

昼間のレストランで加藤香奈が親友の山村瑞紀に、怪談話を聞かせています。

結婚式に参加した人たちが新郎新婦に拍手を送っているところを、ある人が撮影したところ、たまたま全員の手が合わさっていて、お葬式みたいに拝んでいるような写真が撮れたそうです。

縁起が悪いなと思っていたところ、新郎新婦が直後、交通事故死したという話をした香奈は、店の外を見て目を見開くと、そちらを注目していました…。

（このシーンの後日談は、のちに出てくる）

夜のコンビニに立ち寄っていた鈴木春男に、弟の和人から電話がかかってきました。

和人は兄に、「もし俺が死んだら、あとのことはよろしく」といきなり電話で言います。

死ぬ前のようなことを言うので気になった春男は、これから和人の部屋へ行くと告げました。

しかし和人は聞いておらず、部屋の隅にいる黒い影を凝視しています。

和人の部屋に行った春男は、眼球が破裂した和人の遺体を見つけました。

和人は死んでいました…。

現場にやって来た警察官から、春男は「事件性なし」と聞かされます。

眼球内部の圧力が高まって眼球が破裂しているものの、死因は心不全で殺人ではないそうです。

春男は納得がいきませんでした。

弟・和人のスマホを見ると、バイト先の知人・加藤香奈が同じような状況で亡くなっているとSNSで判明しました。

それを見た春男は、和人や香奈の共通の知人・山村瑞紀を呼び出します。

瑞紀は20歳の女子大学生でした。

春男は、瑞紀が通っている大学に行き、会います。

春男は、弟の和人の眼球が破裂していたことを話しました。

和人は、香奈の死のわずか3日後に、他界しています。

それを聞いた瑞紀は、香奈とレストランで食事していたときのことを、思い出しながら話しました。

（映画冒頭のシーンの続き）

…瑞紀に怪談を語って聞かせていた香奈は、何かを見て怯えるようなしぐさをします。

席を立って尻もちをついた香奈は、店の客の注目を浴びていました。

香奈は何もいないのに怯えており、やがて和人同様、香奈も眼球が破裂して死んでいました…。

瑞紀は、香奈の死の直前に、すごい勢いで掴みかかられて爪を立てられたため、思わず香奈を振りほどいてしまったことを悔いていました。

瑞紀の左手の傷は深く、まだ包帯をしています。

弟の死因の謎を解きたい春男は瑞紀に協力を仰ぎ、瑞紀も春男に協力します。

春男と瑞紀は、さらに共通の友人である富田詠子から話を聞くことにしました。

詠子のところを訪問します。

詠子は香奈の死を知っていましたが、和人まで亡くなったことは知らず、和人の死を聞くと明らかにショックを受けていました。

春男と瑞紀に、詠子は「たぶん〝あいつ〟が来たんだと思います」と、心当たりがあるようです。

詠子、香奈、和人の3人は、少し前に温泉旅行へ出かけていました。

その宿泊先の旅館で、詠子たちは「目が異様に大きな女に捕まったら死ぬ」という怪談話を聞いていたのです。

…その旅館は『福美館』という温泉旅館でした。

旅館のロビーで詠子、香奈、和人の3人は、怪談話をします。

結婚式で写真を撮ったときに、全員がちょうど手が合わさった形で写ってしまい、新郎新婦が事故死したという話をしていました。

（映画オープニングで加奈が話した怪談と同じ）

旅館に出入りする酒屋の渡辺秀明が、そこへ居合わせて興味を持ちます。

その渡辺が、詠子たちに話して聞かせた怪談が、目の大きな女の話でした。

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