「スキンウォーカープロジェクト」のネタバレあらすじと結末の感想

ホラー映画

スキンウォーカー・プロジェクトの紹介:アメリカユタ州に実在する超常現象スポット”スキンウォーカー・ランチ”で発生した怪現象の調査にあたった6人の恐怖を描いた、2013年製作のホラー・モキュメンタリー。原題は「SKINWALKER RANCH」。監督・出演は「邪神バスターズ」のデヴィン・マッギン。出演は「ブギーマン3」のエリン・ケイヒル、「96時間」のジョン・グライスなど。

予告動画

スキンウォーカープロジェクトの主な出演者

牧場主ホイト(ジョン・グライス)、リサ(エリン・ケイヒル)、キャメロン(デヴィン・マッギン/監督)、サム(スティーヴ・バーグ)、レイ(カイル・デイヴィス)、マット(マシュー・ロシュロー)、ブリテン(マイケル・ブラック/撮影)、MDE検査技師ミシェル(ブリタニー・ベイトマン)、レベッカ(テイラー・ベイトマン)、ホイトの妻リッシー(キャロル・コール)、ホイトの息子コディ(ナッシュ・ルーカス)など。

スキンウォーカープロジェクトのネタバレあらすじ

【起】- スキンウォーカープロジェクトのあらすじ1

「2010年。ユタ州の牧場で不可解な現象が続発した。特に、牧場主の8歳の息子の失踪は、マスコミを騒がせた。MDE(Modern Defense Enterprises 近代防衛社)は記録と調査のため、専門家から成るチームを現地に派遣した。MDEの撮影した映像は、何者かからジャーナリストのJ・ランデルスが入手、2013年1月18日、ランデルスは姿を消す」
警告:本作品は不快に感じる映像を含みます。

問題の映像。
2010年11月11日晴天。ホームビデオで撮影された牧場主ホイト・ミラーの8歳の息子、コディの誕生日の様子。撮影者は母親のリッシーです。自宅庭で行われた家族3人のささやかな誕生パーティーで、コディは、プレゼントを抱えて帰宅したホイトに大喜びで抱きつき、2人はその後、野原でかけっこを始めます。が、ホイトが肉離れを起こし、先に行ったコディが彼を振り向いた瞬間画面にノイズが入り、頭上に眩しい光が現れ、コディの姿が掻き消えます。
リッシーがビデオを投げ出し、叫んで走り出したところで、画面が乱れ止まります。

2011年8月1日。MDEによる近隣住民への聞き取り調査が始まります。マスコミに騒がれた後もコディは戻らず、リッシーは精神科に入院、ホイトは孤立無援となり、酒量が増えて気難しくなり、犯人とまで疑われる事に。町の人々は彼に概ね同情的で、コディもごく普通の元気な子供だったようです。また超常現象に関しては「ここらではありがちな話だが、実際には見てないし信じられない」と言う声がほとんどでした。

2011年8月2日。MDEの調査員や専門家が、事件現場であるホイトの牧場に集結します。
MDEの現地調査員で社会文化人類学が専門のリーダーサム・グリーン、その幼なじみでLAのジャーナリストキャメロン・マーフィー、超常現象の撮影経験もあるカメラマンのブリテン・スローン、長年この地域の動物の調査を担当し動物の変死に詳しい獣医助手リサ・モロー、元軍人で警備・監視機器のエキスパートのレイ・リード、MDEの現地調査員で食事や運転、雑用などを担当するマット・ジョンソンの6人が、プロジェクトのメンバーです。
牧場主のホイト・ミラーは、”特別な場所にしたい”と思って4年前にこの牧場を買ったと話しますが、話す気分じゃないと言葉に詰まります。
その後、皆はホイトのバギーで、彼が見つけた鹿の死骸を見に行きます。牧場の広さは約400ha(東京ドーム約86個分)、道中ではマットが超常現象について説明し、発生地域は主にアイダホ南部からカリフォルニア、19世紀に初めてUFOが目撃され、1947年にロズウェル事件、1967年には家畜の変死事件が相次ぎ、牧場にほど近い軍のダグウェイ実験基地では遠隔監視や心理戦の実験が行われたと話します。
鹿の死骸は小さな川のほとりにあり、リサは失血性疾患の病死と判定、サンプルを採取しますが、ホイトが嵐が来ると言いだし、早々に引き揚げます。

夜も更け雷鳴が響き始めた頃には、監視カメラの準備が整いレイが説明します。モニターとコントロールは屋外のトレーラーで行い、リビングに設置された小型のタブレット端末でも確認できます。
画像はサーバーに直接録画され、同時にバックアップが残り、非常電源使用で24時間記録され、夜間は赤外線カメラに切り替わるシステムで、屋外カメラは、1が道路の遠景、2が家の正面外観、3が西側の牧草地、4が家畜の囲い柵、5が家畜小屋の外観、6が家畜小屋内部の6台です。
夕食の席では、レントゲン写真が回され、ホイトが「乾杯したい」と言い出します。「コディが失踪してから救いの手は何一つなかったが、(息子をさらった)”それ”が何であれ、まだここにいる、1人にしないでくれ」と微笑み、メンバーに感謝し杯を空けます。
PM8:47。マットが屋内の監視カメラを回り、レイがモニターで確認します。屋内カメラは、リビング、スタッフ用の寝室1、寝室2、ダイニング、キッチン、ホイトの部屋、コディの部屋、洗濯機のある地下室、その隣の家畜の解体室の9台です。
解体室の隅で作業していたホイトはマットに驚いて、振り向きざまにハンマーで殴りそうになり「黙って近寄るな!」と怒ります。
レイは、画像はいつでも取り出せる、動体センサーも張り巡らせたが、夜行性の小動物を避けるため、大物だけ感知するよう設定したと話します。

PM11:14。ダイニングではサムとキャメロンがチェスをしていて、ホイトが寝室に引き上げると、キャメロンは「問題映像はホイトの細工だと言う噂があるが、動機は不明で、逆の証拠が出たとしても彼は正気を疑われる」と小声で言い、サムは「懐疑論はつきものだが、だからこそ助けに来た」と話します。
PM11:52。キャメロンがビデオ日誌を記録しているところにリサが来て話をします。
AM3:10。突然ハウリング音のような怪音が響き、皆が耳を押えてもがきながらリビングに集まります。音は数分で止みますが、直後に屋根でバタバタと音がします。10分後、彼らは屋根を調べ、無数のコウモリの死骸を発見します。
リサは、コウモリは全て無傷で内臓も正常、怪音で方向感覚が乱れて落ちたと結論し、ホイトは「こんなことは初めてだ、始まったようだな」と呟きます。

8月3日AM9:02。ホイトの電話に、精神科医からリッシーの病状について話したいと留守電が入ります。リサとマットはコウモリの死骸の後片付けをしていました。
AM10:10。朝食中、サムが「40分ほど前から、道に車が止まっている」と呼びに来ます。それはナンバープレートが無い軍用車のようで、彼らが庭から観察し始めた途端、去って行きます。
キャメロンやレイはイヤな感じだと言い、ホイトも「こんなの初めてだ」と訝しがります。リサたちは「リーダーなら事情を知ってるはず」とサムを問い詰めますが、心当たりはないようです。
また、マットが怪音の分析を終え「甲高い音と可聴下音と呼ばれる低周波が混ざったもので、発信源も自然のものと人工音が混在していた」と報告します。
それは軍が応用実験に成功しているもので、めまいや恐怖・不安を誘発し、皮膚の損傷やのどの詰まりなどの副作用があるものでした。同様の音は、火山や地震、雪崩などの災害時に発生し、動物はその振動に反応するのだとか。また、リサは「クジラも超音波で獲物をマヒさせる、動物が発したのかも」と話します。

PM10:13。サムとマットは”謎の存在”に呼びかけ、接触のチャンスを得ようと、ネイティブの呪術師に祈りの儀式を依頼していました。
小さな焚火の周りにはメンバーとホイトが集まり、呪術師は「サムに呼ばれて、祝福しに来た」と言い、「この土地は、狩りに出た狩人が狂って戻ったり、突然部族全員が消えたりといった闇があり、我々が見捨てた土地なのだから、すぐに離れるべきだ。それでも残ると決めたなら小さな明かりを灯そう」と前置きをして、夜空を仰ぎ祈り始めます。
しかし彼は間もなく闇を見つめて黙り込み、画面にノイズが入った途端、胸を押さえてしゃがみこみます。
リサが駆け寄り声をかけますが、彼は「もう打つ手はない。とっとと帰るんだな」と言い捨て、去って行きます。

【承】- スキンウォーカープロジェクトのあらすじ2

8月4日AM1:01。レイが、西側の牧草地の死角でヘリコプターほどの大きさのモノを感知したと言い、皆で様子を見に行きます。
そこは古いコンテナやパレットなどの廃品置き場で、生い茂った雑草の中で子牛の死骸を発見します。死骸には鋭い断面の切り傷があり、血が一滴もありませんでした。彼らが死骸を持ち帰ろうとした時、遠雷に混ざり動物の悲鳴が響きます。
8月11日PM11:10。黒い車が柵の手前まで来て止まります。その1分後、キッチンを子供と思しき人影が走り抜けますが、洗い物をしていたリサは全く気付かず、直後に鼻血を出します。
8月12日PM11:09。リサの一件からビデオの異常に気づいたサムは、ホイトを除く皆に相談し、レイに「7日から毎夜11時11分に同じ事が起ってる」と言われます。
現象が起きる時間まであと2分。皆はその一瞬を捉えようと慌ただしく準備しますが、ホイトが来て問い詰められ、サムがやむなく「11時11分に”生命体”が通り抜ける」と打ち明けます。皆はいきなりライフルを持ち出したホイトを必死でなだめ、カウントダウンが始まりますが、数秒遅れで子供の影が走り抜けます。
ホイトは「コディ!」と叫んでその人影を追い、古い小さな納屋の横の小窓に入るのを見て、入口をツルハシで壊し中に入ります。中は真っ暗でコディはおらず、ホイトは肩を落として戻って行きますが、内部の地面には何かの足跡が残されていました。

PM11:34。ホイトは1人ダイニングで酒を飲み座っていましたが、皆は小屋の捜査を続け、リサは、足跡がイヌ科の巨大な動物のモノと言い、型を取ります。また、マットが小屋の隅に埋まっていた”緊急時用””MDE”と書かれたスチールの空箱を発見します。
それはサムが知らない物で、本部に問い合わせた彼は「MDEは1967年にここに来た。電話では自分なりの回答を得たし、資料もくれる。コディの失踪とは無関係だ」と言い、具体的な説明は一切ありません。
リサは怒って席を立ち、ホイトは「息子が失踪する何年も前に、あんたらがここに来ていたと言うのに、本当に無関係なのか?!」と詰め寄り、それでも「あなたを助けたい」と言い張るサムに「あんたらは一体何を調べてるんだ?息子を探すより、自分を助けたいだけなんだろ?」と怒鳴って出て行きます。
その頃、マットが60年代に使われていた古いビデオテープを持ってモニター室に来て「小屋からあと2個箱が見つかり、1個は空で1個にはこれが入ってた」と話し、レイが分析する事に。
キャメロンは、ビデオ日誌に「ホイトの息子の幻影が駆け抜け、納屋に消えた事が気になる」「サムは証拠を見つける事に固執していてMDEを問い質しもしない」と話していました。

8月14日AM1:47。牧草地に2個の光が現れ、複数の光と共に飛び回り、画像が1秒間クラッシュして元に戻ります。また1:48にはコディの部屋にコディが現れ、寝ているリサを見下ろします。
その直後、リビングが眩しい光に包まれ、ソファで寝ていたブリテンが目を覚まし、ハンディカメラで撮影しながら、暗いダイニングとキッチンを見て回ります。その間、電灯が瞬きノイズが走り、ダイニングの窓に近づいたところで、獣のような唸り声を聞き飛び退きます。
AM1:53。家の画像にはダイニングの外を歩く巨大な生物の影が映っていて、リサは生物の特定が出来ないと言いますが、ホイトはライフルを持って、皆と一緒に牧草地に痕跡を探しに行きます。
それは間もなく道に現れホイトが発砲、草むらへと追い詰めますが岩場で見失います。その姿は巨大なオオカミのようで、低い唸り声を上げるたび、画像が乱れます。
岩には小さな隙間があり、巨大な生物が逃げ込んだとは考えにくい状況でしたが、奥が天然の洞窟になっている事が判明し、捜索に入る事に。その奥には大昔に描かれたと思しき壁画があり、その前には成人のガイコツが転がっていましたが、間もなく奥から獣の唸り声が近づいてきたため、皆一斉に逃げ出します。
その直後のキャメロンのビデオ日誌は、画像や音声が乱れほとんど聞き取れません。

マットはその壁画を、インドの6000年前の乗り物らしきモノを描いた壁画”ヴィマーナ”に似ていると言い、乗り物=宇宙船だと言う専門家も多いと話します。ホイトは、サムが「オオカミや子供より大発見だ」と呟くのを聞き、無言で出て行きます。
間もなくサムは、キャメロンと共に、家畜小屋の外でバギーの手入れをしていたホイトに謝りに行きます。ホイトは謝罪を受け入れながらも「誕生日あの日、コディは野の花を摘んで花束にして妻に渡し『あなたの誕生日なのになぜ?』と聞かれ、『僕を生んでくれたから』と言った…そういう子だったんだ」と寂しそうに話し、先日の暴言を詫び、「希望を捨てずにいられることを感謝する」と言います。
その時、家畜小屋の電気が強く光って消え、画像が乱れます。サムとキャメロン、カメラマンのブリテン、ホイトが慌てて見に行きますが、変わった様子はありませんでした。

8月16日AM1:03。家畜小屋内部の画面が乱れて、地べたで寝ていたホイトの愛犬が飛び起き、激しく吠え始めます。画面の乱れは徐々に激しくなり、犬が悲鳴を上げて空中に吊り上げられ、首をへし折られ、画面が途切れます。
その頃モニタールームでは、レイが牧場のカメラが壊れたと言い出し、マットに無線機を持って様子を行くよう命じます。彼はサムに一緒に行ってくれと頼みますが怒鳴られ、やむなく一人で向かいます。
AM1:34。マットはカメラの位置を直し、離れるように言われて草原の中央に立ち手を振りますが、間もなく画像が乱れて草が空中に舞いあがり、彼が両手で耳を押えて苦しみ始め、うずくまろうとした瞬間、吹き飛ばされ画面から消えます。画面はすぐに元に戻ります。
翌朝、ホイトは愛犬の亡骸を庭に埋め、ケガを負ったマットは激怒してサムを罵り、車で出たきり帰りませんでした。

【転】- スキンウォーカープロジェクトのあらすじ3

レイはサムを除いたメンバー、キャメロンとリサ、ブリテンをモニタールームに呼び、マットが見つけたビデオテープがデータ化できたと打ち明け、多くを語らないまま再生します。
それは古いビデオ映像で、防毒マスクに防護服の男たちが、牧草地に立つ1人の少女を、車で連行するシーンから始まります。少女の名前はレベッカ。10代の至極普通の少女に見え、動揺する様子はありませんが、男たちはひどく警戒している様子です。彼らはピストルを携帯し、彼女を現在ホイトの自宅や畜舎となっている場所と思しき場所に連行します。

そこには、黒いシートの巨大なテントのような物が設営され、レベッカは着くなり怯えたように母親を呼びますが、逆に「今探してるところだ。最後に会ったのは?」と聞かれて無表情に戻り、自ら中に入って行きます。
テント内は全てシートで覆われ、彼らはその奥で防毒マスクの女性検査技師ミシェルにレベッカを引き渡し、エアシャワーを浴びて防護服を脱ぎ、隣室から透明なビニールシート越しに中の様子を窺います。
中には数人の助手とミシェル、ベッドに座ったレベッカがいましたが、ミシェルが注射器を用意し、レベッカと言葉を交わした直後、振り向いて自らの首筋に注射して倒れ、駆け寄った助手も何かに弾き飛ばされ倒れます。
隣室にいた男の一人が慌ててその部屋に駆け込みますが、彼も頭を押さえて叫び声を上げ、間もなく頭がはじけます。レベッカはその間、身動きひとつしませんでした。
カメラは、怯えながらもその部屋に入り惨状を記録しますが、レベッカは彼をじっと見つめたまま、間もなく大きく口を開いて怪音を発し、その顔が黒くひび割れて行きます。
カメラは後ずさり、部屋から逃げますが、間もなく目の無い死体のような背の高い怪物に襲われ止まります。
キャメロンは、直後のビデオ日誌に「テープがもし真実なら”未知の存在”が調査員を皆殺しにしたという事だ、ならばなぜ我々はここに?、サムとホイトにテープを見せるのは躊躇われる。ここを出よう…逃げなければ」と話します。

深夜、キャメロンとレイとリサとブリテンの4人は、サムとホイトを見捨て、ホイトのトラックで逃げ出そうとしますが、そこに件の獣が現れ近づいて来たため、ピストルで撃ちながらトラックに逃げ込みます。
獣は、異常に巨大な黒いオオカミの姿で、周りをうろついて威嚇し、凄まじい力で体当たりをしてきます。トラックはその一撃で反転しますが、画面は激しく乱れ、獣がその瞬間掻き消えます。助手席のキャメロンは、運転席にいたリサに大丈夫か?!と声をかけますが、彼女は奇妙な声で喚きながら、キャメロンに殴り掛かります。
4人は脱出を諦め、一旦家に戻りますが、リサは「全く覚えてない!」と動揺し怯えています。
サムはそれでも「前代未聞の映像が撮れる!」と興奮し、「これらは全て一つの知能だ、あと一息だったんだ!”それ”が光やオオカミやコディに化けたんだ!」と叫んで、皆と決裂します。
ホイトはそんな彼を「イカレてる!」と罵って出て行き、深夜2時になっても、1人玄関でコディを待ち続けていました。

【結】- スキンウォーカープロジェクトのあらすじ4

8月17日AM12:23。家の入口で佇んでいたホイトの前に、コディが現れ、牧草地を指差し駆け出します。彼は息子の名を呼びながらその後を追って行きます。
サムを除いた4人は再び荷物を持って逃げ出しますが、外で銃声のような音が響き駆けつけると、トラックは囲い柵の前で凄まじい力で捻じ曲げられひしゃげていました。
彼らは再び家に戻りますが、サムは「翌朝、迎えをよこすそうだ」と落ち着き払って、酒とグラスを用意しています。
キャメロンは「トラックが捻じ曲げられているのに物音一つしなかった、僕らが来てから怪奇現象もひどくなってる」と言い、リサは「私たちが実験台にされてる」と怒り、サムを問い詰めますが聞き流されます。

AM3:22。リサがレイの様子が変だとキャメロンを呼びに来て、皆がキッチンに駆けつけます。
レイはキッチンで泣きそうな顔で立ちつくし、彼らにピストルを向け「もうイヤだ、もうこんな…」と呟くと、いきなり銃口を咥え、頭を撃ち抜き倒れます。
リサは叫んで逃げ出そうとしますが、玄関では唸り声と奇妙な軋み音がし、皆がリビングに移動したところで窓に凄まじい光が射します。
彼らは思わず身を伏せ、壁沿いにキッチンに戻りますが、キッチンには身の丈2mを越えるビデオのあの怪物が出現し蠢いていました。
怪物は彼らを追い、リサは洗面所に、サムとキャメロンとブリテンは寝室に逃げ込みます。怪物は寝室のドアに体当たりをし、ドアが破壊されそうになりますが、キャメロンがサムにバギーをこっちに回せ!と叫んで窓から追い出したところで、リサの悲鳴が響きます。
洗面所ではリサが決死で抵抗しているようでしたが、隙間から光が漏れ、キャメロンがドアを破って入った瞬間、激しい光とリサの絶望的な悲鳴がして、彼女は消えていました。

2人が外に出ると、サムから無線で「家畜小屋だ!急げ」と連絡が入ります。キャメロンとブリテンは必死で走りますが、カメラの画像は乱れ続け、小屋の裏手のバギーにたどり着いた途端、運転席側に着いたキャメロンは暗闇に吹き飛ばされます。ブリテンはカメラを助手席の足元に置き、運転席に乗りますが、外に怪物が現れ掻き消えます。

8月18日PM2:04。道を捉えた監視カメラに、草原に立つコディが映っています。
夜になり、カメラが赤外線カメラに切り替わっても、コディは身じろぎもせず立ちつくし、19日AM3:03、画像が乱れ、空に巨大なUFOが現れます。”それ”はいくつものサーチライトのような光で地面を照らし、やがてコディだけを照らし、3:03:58にビデオが途切れます。

エンディングでは、その牧場”スキンウォーカー・ランチ”で起った数々の怪奇現象を伝えた記事が映し出されます。

みんなの感想

ライターの感想

いわゆるPOVモキュメンタリーですが、キライじゃないです(笑)
原題の「SKINWALKER RANCH」とは、「スキンウォーカー」=ネイティブ・アメリカンの伝承に出て来る邪悪な精霊=”獣に変化する者”(UMA)、「ランチ」=大牧場の事だそうで、ユタ州バラード南東に実在する牧場名(通称)で、実際に起こった超常現象(噂も含めた事件等々)を指すのだとか。
軍人上がりの俺様なのにメンタルが弱いレイ、超常現象オタで結構使えるマット、サムの使えなさは後半病的になって行くし、紅一点のリサ(エリン・ケイヒル)は美人の上にリアクションが最高、家族崩壊の上ついには愛犬さえも殺害されるホイト(ジョン・グライス)の孤独感もひとしおでした。映画よりドラマで活躍している俳優さんが多いようで、本作の隠れ主人公キャメロン役デヴィン・マッギンは本作の監督で「NCSI~ネイビー犯罪捜査班」にも出演している俳優さんだとか。
ツッコミどころは多々ありますが、アルバトロス作品としては上々の出来で、CGも不自然さがなく、”スキンウォーカー”の怪力も大迫力です。「ブレアウィッチ・プロジェクト」「4thカインド」「トロールハンター」等々、UFO・UMA・超常現象系POVがお好きな方はぜひ。

映画の感想を投稿する

映画「スキンウォーカープロジェクト」の商品はこちら