映画:ステファニー死体と暮らす少女

「ステファニー死体と暮らす少女」のネタバレあらすじと結末

ステファニー 死体と暮らす少女の紹介:2017年製作のアメリカ映画。『ダ・ヴィンチ・コード』の脚本家、アキヴァ・ゴールズマンと『パラノーマル・アクティビティ』のジェイソン・ブラムがタッグを組んだホラー。両親に置き去りにされたステファニーは、森の中の一軒家で暮らしていたが…。

あらすじ動画

ステファニー死体と暮らす少女の主な出演者

ステファニー(シュリー・クルックス)、父(フランク・グリロ)、母(アナ・トーヴ)、ポール(ジョナ・ベレス)、テレビ・レポーター(ラサウンドラ・ギブソン)、医師(サマンサ・スミス)

ステファニー死体と暮らす少女のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①少女・ステファニーは兄のポールの遺体と共に、森の奥の一軒家でひとり暮らしていた。両親は逃げ出したのだが、戻ってくる。森の奥には謎の妖怪がいる様子。 ②宇宙人が全世界の一定の子に超能力を植え付け、ステファニーはそのひとり。感情が激すると周囲のものを破壊してしまう。両親が置き去りにしたのは、ステファニーの能力に対処する術がないため。両親はステファニーを安楽死させようとするが失敗、ステファニーは両親を殺し、ふもとへ移動を開始。

【起】- ステファニー死体と暮らす少女のあらすじ1

アメリカ。

人里離れた森の奥の一軒家に、まだ幼い少女・ステファニーはひとりで暮らしていました。
厳密には、ひとりではありません。
ステファニーの住む家には、兄・ポールの遺体がベッドに置かれたままでした。
ステファニーはウサギのホッパーもケージに入れて飼っていたのですが、ホッパーは脱走してしまい、今では半野生化しています。

ステファニーは本当に幼い少女なので、いちにちを気ままに過ごします。
緑色のカメのぬいぐるみに「フランシス」と名付け、フランシスに話しかけながら、生活をしていました。
テレビを見ては消し、ピアノを弾いたあと、お腹がすけば台所で調理をします。

しかし少女なので、できることはかぎられています。
ミキサーを出してコンセントに差し、冷蔵庫にあるものをありったけ、入れてみました。
仕上げにマーマレードを入れてみようと考えたステファニーは、棚の上の方にある瓶を取ろうとしますが、落として割ってしまいます。

マーマレードを入れてミキサーを回し始めたものの、固形物が大きいので、ミキサーがうまく回りません。
ステファニーは手を突っ込んで、中の固形物を潰そうとしました。
上階から物音がしたので、ステファニーは驚いて手を引っ込めます。その拍子にミキサーが回り始めました。
(ステファニーの手が裁断されないか、ひやっとする)

物音は、上の階からボールが落ちた音でした。
ステファニーは「冗談やめてよ」と呟きながら椅子の上から降りますが、はだしで割れた瓶を踏んでしまい、足の裏をケガします。
(これも、地味に痛そう)


夕食としてステファニーがクラッカーの皿を4人分、用意したのは、ステファニーがかつて4人家族だったからでした。
ステファニー、兄のポール、そして両親が家に住んでいたのです。
しかし両親はなぜか、ステファニーを置いて去りました。
(この理由が判明するのは映画の後半で、映画最大の見どころ)

鏡の前で歌ったり踊ったりしたあと、童話をフランシスに読み聞かせ、ステファニーは眠ります。


別の日。
フランシスとかくれんぼをしたステファニーは、兄の部屋に行きました。
兄・ポールの部屋には『姿なき者の侵略』という新聞記事がありますが、ステファニーは文字が読めても内容が理解できません。

何者かの気配を感じたステファニーは、机を横倒しにし、シーツをかけた避難場所に隠れました。
庭の向こうにある、森の奥に、何か怪物のようなものがいるようです。

庭に出ると、ペットのホッパーがいました。
ステファニーはトマトソースの瓶を開けて、ホッパーを呼び寄せようとしますが、ホッパーはそのまま森へ去っていきました。

夜、歯磨きをするステファニーは、人影を見たような気がします。
気配がしたので深夜に目覚めたステファニーは、何かを踏みました。
くさったカボチャだったので、外へ捨てます。
兄のポールの遺体に話しかけ、今日はここで寝ると言い、遺体のそばで眠りました。
その部屋には、包丁にナイフが刺さっています。
(天井のナイフ、伏線)

【承】- ステファニー死体と暮らす少女のあらすじ2

別の夜にディナーごっこをしていたステファニーは、突然、窓が開いたのでおどろきます。
窓を閉めようとした時、窓枠に血の跡がありました。
血痕をたどってみると、瀕死のホッパーが倒れています。

マーマレードを食べて眠ると、停電が起きました。
ステファニーは見よう見まねで、ブレーカーを上げようとしますが、無理でした。
仕方なくろうそくを部屋に配置し、そのあかりでやりすごします。

雷雨の日、背後に人影を見たステファニーは、2階のバスルームに逃げ込みました。
ステファニーは怯えて隠れますが、シャワーカーテンを開けて現れたのは、ステファニーの父でした。
ステファニーは喜びます。
母も戻ってきており、その日のステファニーは、両親に挟まれて眠りました。


翌朝。
目覚めたステファニーは、両親の姿もなく、兄の部屋にポールの遺体がないことにも気づきます。
両親は墓を作り、ポールを埋めていました。
ステファニーはポールに会えないのを残念がり、掘り返そうとしますが、母にさとされて帰ります。

父がブレーカーをいじり、電気が復旧しました。
ステファニーは両親に「なぜ私を置いていったの?」と質問しますが、両親ともに満足な答えを提示しません。
ステファニーは「森に妖怪がいて、私たちが不安になると、やってくる」と告げました。
父が家の外に、木で塀を作り始めます。


ステファニーの母は、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)の職員でした。
母はネット通話で、同僚から情報を得ています。
インド・ムンバイの施設が治療対策を試してみたものの、失敗したらしいという知らせを、母は受けていました。
母の部屋には、「子ども1人を除き、村が全滅」「隔離」という記事があったり、「脳松果体」の専門的な手術方法のようなものがあったりします。

通話を終えた後、母は落胆していました。
ステファニーは遊びで母の部屋に入ったのですが、母がいるので机の下に隠れていました。
母が去った後、ステファニーは出ていきます。


ステファニーは父に再び、同じ質問を繰り返しました。
「なぜ私を置いていったの?」
それに対し、父は「パパもママも怖かったんだ。お前は強い」と言うと、「気持ちの乱れを落ち着かせれば、頭の中の怪物を抑えられる」と言い聞かせます。

【転】- ステファニー死体と暮らす少女のあらすじ3

父と母が夜遅くに口論しているのを、ステファニーは盗み聞きをしました。
ステファニーが理解できる言葉は少ないのですが、手術がどうとか言っています。

不安なステファニーは、悪夢を見ました。
父の首が180度回転する夢を見たステファニーは、飛び起きました。
怖いので、地下室に隠れます。

やがて両親がステファニーを探しに来ました。
その時、父が何かにひきずられていきます。
母と一緒に別の部屋に避難したステファニーは、何かケモノのような鳴き声を聞きました。
ステファニーは不安になりますが、母は外を見て「もう大丈夫」とステファニーに声をかけます。
ところが母も何かにひきずられました。
2階から逃げようとしたステファニーは、母親に「ごめんなさい。怪物はあなたなの」と言いながら、布で口を覆われ、眠らされます。


…実はステファニーには、超能力に似た能力が芽生えていました。
この力をもたらしたのは、地球以外の星から来た者(宇宙人)によるものです。
その日、ステファニーはハロウィーン間近ということで、兄のポールと一緒に、かぼちゃを彫っていました。
その時に兄のポールがステファニーにちょっかいをかけ、怒ったステファニーが力を発揮して、ポールを殺していました。天井にナイフが刺さったのは、この時です。
ステファニーが怒りを放出すると、莫大なエネルギーを発し、周囲にいる者を殺してしまうため、それで両親はステファニーを置いて避難せざるをえなかったのでした。
ステファニーを見捨てた、置き去りにしたのではなく、置き去りに「せざるをえなかった」のです。
これが、ステファニーがひとりで暮らしていた、真相です。

また、子どもが超能力を持つという現象は、ステファニーだけにかぎらず、全世界で同時多発的に起こっていました。
CDCはじめ世界中の研究者が研究をし、ムンバイには能力者を封じ込め、施設で治療を開始していました。
ところが研究は失敗し、200名以上の研究者が死亡するという事件も起きています…。

【結】- ステファニー死体と暮らす少女のあらすじ4

ステファニーを気絶させた両親は、家で急きょ、手術を行なうことにします。
今までの研究では、うなじのところから穴を開け、脳の中央にある松果体になんらかの操作を施すと、無害化できるという研究結果が上がっていました。
ステファニーの両親はステファニーをうつぶせにし、局部麻酔をかけて手術をしようとしますが、ステファニーが目覚めてしまい、周囲にあったガラスが一斉に割れます。
これ以上ステファニーに何かすると危険なので、両親は手術を断念しました。


困った両親は、安楽死しか手段がないと考えます。
翌朝、ステファニーが起きると、両親は元の優しい状態に戻っていました。
父はステファニーを果樹園に誘います。
いっぽうで両親は、毒入りの飲み物を作り、水筒に詰めました。父の分と、ステファニーの分があります。
飲ませられなかった時のため、拳銃を持って父はステファニーを連れて、果樹園に行きます。
母は留守番として、残りました。

ステファニーを果樹園に連れていった父は、ホットチョコだと言って水筒を渡します。
父はステファニーに、よその星から来た得体のしれない者が、ステファニーの身体をこじ開けようとしており、ステファニーは決して悪いわけではないのだと言いました。
父はその話をした後、「乾杯」と言って飲み物を飲ませようとしますが、ステファニーは飲み物に毒物が混ぜられているのに気づいており、水筒を落とします。

自分を殺そうとした父を見て、ステファニーの形相が変わります。
顔が黒く変色し、目の周囲が白くなったステファニー(宇宙人っぽい形相になる)は、それでも感情を自分で制御して元の顔に戻ると、「ほらね、私は止められる(感情を制御できる)」と言いました。
しかし、こんな状態のステファニーをそのままにしておくことは危険だと感じ、父は拳銃でステファニーを射殺します。


帰宅した父は、わが子を殺害したことを悲しみました。夫婦は抱き合います。

ところが、ステファニーは死んでいませんでした。
家に戻ってきたステファニーは父を吹き飛ばすと、母親を探します。
バスタブに隠れた母を見つけたステファニーは、宙に浮かせるとさば折りにして殺しました。
父親の背には、ナイフを突き立てます。
(すべて自分の手ではなく、超能力でおこなった)

父親の背に刺さったナイフは、そのまま縦に移動させられ、腹が引き裂かれます。
ステファニーの能力のせいで、家は崩れました。

ステファニーは両親の遺体をポールの墓の両脇に置くと、ふもとへ降りていきます…。

(エンドロール)能力が芽生えた子どもにより、壊滅する各都市。
イギリス、フランス、インド、オーストラリア、アメリカなどの都市が映し出される。

みんなの感想

ライターの感想

DVDのパッケージに映っているかな。
ステファニー役の子が、年齢の割に賢い。演技も達者なので、ころっと騙されてしまう。
なぜ置き去りにされたのかという疑問や、ただならぬ不穏な空気、それは非常によく出ていた。
それが前半「森の外に何か怪物がいる」という演出になっている。
ところが後半「実はステファニー自身が怪物だった」という展開。よかった。
宇宙人がなぜそんなことを人類に施したのかは謎だけれども(地球乗っ取りをたくらんだのか?)
最後に両親が超能力で襲われるシーンも含め、非常にナイスな作品。不穏で物騒なムードがよく出ていた。

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