
「ストレイ悲しみの化身」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)
ストレイ 悲しみの化身の紹介:2020年2月7日公開のロシア映画。「裁かれるは善人のみ」のE・リャドワ、「サリュート7」のV・ウドヴィチェンコフ主演のホラー。最愛の息子が行方不明になった夫婦が、孤児院から少年を養子に迎える。妻は愛情を注ぐが、少年は次第に本物の息子に似てきて、やがて幸せは恐怖へと変化する。「未体験ゾーンの映画たち2020」にて上映。
あらすじ動画
ストレイ悲しみの化身の主な出演者
ポリーナ・イゴール(エレナ・リャードフ)、ウラジミロヴィチ・イゴール(ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ)、ストレイ&ヴァーニャ(セバスチャン・ブガーエフ)、ヴァーニャ(イェン・ラノフ)、セルゲイ・ヴィクトル(エフゲニー・ツィガノフ)、ターニャ(アンナ・ウコロワ)、シスター・イシドラ(ローザ・カイルリーナ)

ストレイ 悲しみの化身 [DVD]
DVD > 外国のホラー映画
インターフィルム
エレナ・リャドワ(出演),ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ(出演),セバスチャン・ブガーエフ(出演),イェン・ラノフ(出演),エフ…
ストレイ悲しみの化身のネタバレあらすじ
簡単なあらすじ
①イゴール夫妻の息子・ヴァーニャは行方不明、ある日施設で見つかった獣のような少年を妻は引き取りたがる。少年はヴァーニャそっくりに変貌していく。 ②「それ」は性別年齢容姿を変幻自在に変えられる怪物。相手の人間が欲する存在に変化して守られようとする。正体を見抜いた夫・ウラジミロヴィチは一度は手放すが、誘惑に負けて森深くでともに生活。
【起】– ストレイ悲しみの化身のあらすじ1

画像引用元:YouTube / ストレイ悲しみの化身トレーラー映像
ロシア・モスクワ。
夫・ウラジミロヴィチと妻・ポリーナの間には、ヴァーニャという息子が生まれていました。
ヴァーニャはイゴール夫妻の愛情を受けて、すくすくと育ちます。
ウラジミロヴィチは外科医で、ポリーナは教師でした。
夫妻はモスクワの高層マンションに住んでおり、豊かな暮らしをしています。
2016年。
ある日、6歳に成長した息子・ヴァーニャが、外へ遊びに行くと言いました。
夫妻は6時までに戻ってくるように言い聞かせて、送り出します。
ところがそれきり、ヴァーニャは戻ってきませんでした。
警察から知らせを受けたウラジミロヴィチは、遺体の身元確認に行きます。
いなくなったヴァーニャと同じくらいの年齢の、子どもの遺体です。
遺体の損傷が激しく、顔が砕けていて判別がつきませんでした。
ヴァーニャと一致するところがあるのですが、ウラジミロヴィチは息子の死を認めたくありません。
そのせいでウラジミロヴィチは、違うと否定しました…。
〔3年後〕
2019年9月。
ヴァーニャが行方不明になって、3年が経過しました。
妻のポリーナの悲しみが癒えないので、ウラジミロヴィチは車に乗って、モスクワからはるばる田舎の孤児院の施設へ見に行きます。
施設の横には、廃墟となった建物がありました。通りかかったポリーナは、興味を持ちます。
施設には、たくさんの乳幼児がいました。
しかしポリーナの目は泳いでおり、彼らに興味を抱いていないようです。
気持ちの整理がついていないポリーナは、中座して隣の廃墟へ行きました。
何かの気配に気づいたポリーナが建物の奥へ行くと、右目を撃ち抜いて死んでいる守衛の遺体があります。
横で物音がしたので、ポリーナは右手を見ます。
暗がりには、なにかがいるようなのですが、はっきりとは見えませんでした。
奥へ行こうとしたポリーナは、倒れている守衛が咳き込んだので、注意が守衛のほうへ向きます。
(自殺した直後か、はたまた悪魔的ななにかがそうさせたのかは、不明)
通報を受けて警察が現場検証に来ました。
死んだ男性は孤児院の守衛で、自殺だと分かります。
ポリーナと、施設の修道女シスター・イシビラが事情聴取されます。
守衛の男性は、子どもと暮らしていたようだという噂がありますが、シスター・イシドラは「分からない」と答えました。
施設の子どもたちのあいだでは、「死者が墓からよみがえる」という都市伝説があるそうです。
シスター・イシドラは、警察官に聞かれるまま答えました。
施設の子が集まった場所へ行ったポリーナは、そこでいじめられている幼い少年を見つけました。
少年は施設の子ではなく、廃墟で見つけられたようです。
がりがりにやせて毛髪もなく、少年は不気味な容貌でした。
少年を見た他の子どもたちは、口々に「悪魔」と呼びます。
助けに行ったポリーナが近寄ると、少年はポリーナに抱きついてきました。
発見されたその少年は、身元が分からないということで、モスクワの養護施設に送られることになります。
しかしポリーナは、少年が気になりました。
言葉もろくに話さず、見た目も獣のようで暴れる少年は、トラウマを持っているだろうと警察に言われますが、ポリーナは引き取りたいと食い下がっていました。
ポリーナにシスター・イシドラが「連れていってはダメ」と注意します。
守衛の遺体を積み込んだ警察は、その子をパトカーに乗せ、施設へ送るつもりでした。
しかし出発後、子どもは車内から忽然と姿を消します。
ポリーナとウラジミロヴィチは、帰宅しようとしました。
車で帰途についているとき、ポリーナが車を止めてくれと言いました。
車の外には、子どもがいました。
ポリーナは子どもを抱えて、連れ帰ると言います。
その日、ウラジミロヴィチとポリーナは子どもを連れて、近くの別荘へ泊まりました。
その別荘は、ウラジミロヴィチの祖父の所有の屋敷です。
連れてきたものの、ウラジミロヴィチは子どもを保護しているつもりでした。
きちんと警察に引き渡すつもりで、ポリーナにもそう説得します。
しかしポリーナは、わが子にしたいと主張しました。
屋敷には飼い猫のティホンがいます。子どもは、猫を見て嫌がりました。
子どもが虎のぬいぐるみに興味を持ったのを見て、ポリーナは喜びます。
自分の息子・ヴァーニャも虎が好きだったからです。
ポリーナはその子を、息子と同じ「ヴァーニャ」と呼びました。
「ほかの名前にしろ」とウラジミロヴィチが注意しますが、ポリーナは聞き入れませんでした。
翌日。
ウラジミロヴィチが台所へ行くと、少年が生肉を咥えて机の下に隠れていました。冷蔵庫から肉を取り出したようです。
肉を取り上げようとすると、少年は吠えてウラジミロヴィチに攻撃を仕掛けてきました。まるでケモノのようです。
それでもポリーナは、少年のことが気に入ったようでした。
次のページで起承転結の「承」を見る
「ストレイ悲しみの化身」と同じカテゴリの映画
-
「ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
-
「ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
-
「恋するけだもの」のネタバレあらすじ記事 hm-hm.net読む
関連記事はこちら
-
年間300本映画を観る映画好きが選ぶおすすめ【洋画】人気ランキング40記事 hm-hm.net読む
-
映画好きが太鼓判!おすすめ邦画人気ランキングTOP50記事 hm-hm.net読む
-
ディストピア映画のおすすめ人気ランキングTOP25!恐ろしい管理社会にゾッとする…!記事 hm-hm.net読む
-
大人におすすめの胸がざわつく映画人気ランキングTOP30記事 hm-hm.net読む
-
癒し映画おすすめ30選を日々映画に癒されるヘトヘト筆者が厳選!記事 hm-hm.net読む
-
是枝裕和監督映画おすすめTOP10を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
ヘレナ・ボナム=カーター出演おすすめ映画TOP15を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
パンデミック映画のおすすめ人気ランキングTOP15!ウイルス感染の恐怖を体感せよ!記事 hm-hm.net読む
-
お腹が空く!料理が印象的な映画おすすめTOP15を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
-
美女が登場する映画おすすめTOP20を年間約100作品を楽しむ筆者が紹介!記事 hm-hm.net読む
コメントのついた映画
「ドラえもんのび太と緑の巨人伝」のネタバレあらすじ
コメント数:2
「バトルシップ」のネタバレあらすじ
コメント数:2
「ホラーマニアvs5人のシリアルキラー」のネタバレあらすじ
コメント数:1
「ヘルプ心がつなぐストーリー」のネタバレあらすじ
コメント数:1
「きさらぎ駅」のネタバレあらすじ
コメント数:1