「セイント・モード/狂信」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– セイント・モード/狂信のあらすじ2

セイント・モード/狂信のシーン2

画像引用元:YouTube / セイント・モード/狂信トレーラー映像

アマンダの看護を献身的に行なうモードに、アマンダも気を許し始めます。部屋を去らずにここにいてくれと言い、アマンダはモードのことを聞きました。住み込み看護師歴はまだ1年のモードは、以前なにをしていたかと聞かれて「病院で看護師をしていた」と答えます。どうして辞めたのかと聞かれ、「気分を変えたくて」とモードは答えました。「仕事に疲れたときに神様を見た」とモードは言います。

アマンダはモードに、死への恐怖と不安を訴えました。それを慰めたモードは「神がいて見守ってくれる。ひとりじゃない」と言いました。救われた気持ちになったアマンダは、モードに「あなたは私の救い主ね」と言いました。それを聞いたモードは感激し、これこそが神のお告げかもしれないと思います。

アマンダが寝付いてから部屋を出て2階の自室へ戻ったモードは、階段の途中でそのまま仰向けに倒れます。身体を横たえてくねらせるモードの表情には愉悦が浮かんでおり、モードは神と魂が通じたと感じるときに、精神的な快楽を感じるようでした。

モードが祈りを捧げるとき、自傷行為が伴うこともあります。モードは自分が痛みを感じることで、神に仕えた気分になるようです。

モードは看護を続けます。

ある夜遅くに、キャロルという女性が訪ねてきました。モードは入れるのを嫌がりますが、キャロルは強引に屋敷へ入ってくるとアマンダの部屋へ入りました。

翌朝、キャロルが帰っていくのをモードは見ます。どういう存在か知らないながらも、モードはキャロルにいい印象を抱きませんでした。

アマンダがモードに、いっしょに食事を食べようと誘います。モードが食前の祈りを捧げると、アマンダも倣って手を合わせました。それを見たモードは神への祈りを唱え「彼女の病んだ身体を祝福してください」と言います。それを聞いたアマンダは、モードが自分を思いやってくれていると感じます。

祈り終えたモードが声もなく感じている様子を見て、アマンダは「神様が?」と聞きました。モードがうなずくと、アマンダも「私も感じる」と言いました。それを知ったモードは陶酔し、アマンダの緩和ケアこそが自分が神に任された使命だと確信します。

モードは以前よりいっそう、アマンダへの看護に力を入れます。

アマンダの看護を熱心に行なうモードは、それにより快感と充足を得ていました。ベッドに横たわるモードの腹には、無数の自傷の痕があります。以前は自傷行為を行なうことで、モードは神への信仰心を見せていました。

次のページで起承転結の「転」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「セイント・モード/狂信」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×