「セルビアン・フィルム」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ホラー映画

【承】– セルビアン・フィルムのあらすじ2

セルビアン・フィルムのシーン2

画像引用元:YouTube / セルビアン・フィルムトレーラー映像

ミロシュが帰宅してマリアに話すと、報酬金額を聞いたマリアは「断ってないわよね」と目の色が変わりました。ミロシュが「金目当てで結婚したのか」と冗談っぽく言うと、マリアも「金が必要ならお兄さんと結婚したわ」と冗談で返しました。

出演作の内容が判らないながらも、ミロシュは契約書にサインします。そしてトレーニングを開始しました。ジョギングをして身体を鍛え、瞑想にふけってイメージトレーニングを始めます。

ミロシュが留守の家に、兄のマルコが訪ねます。マルコは弟の妻・マリアに性的魅力を感じているようでした。マリアはそれを感じながらもかわし、マルコは警官だからいい結婚相手が見つかるだろうと励まします。マルコは耐えられなくなって、トイレで自慰を行ないます。

送迎の車に乗ってヴックミルのところへ行ったミロシュは、恰幅のよいえらいさんのような男と、その護衛2人とすれ違います。

ヴックミルはミロシュに、撮影は3日後に開始すると言いました。ミロシュはどんな内容なのか質問しますが、やはりヴックミルは詳細を明かしません。

家ではペタルがミロシュに、輪っかの動かし方を教えてくれと言います。ミロシュは「自分で覚えないと意味がない」と答えました。

撮影初日、迎えの車に乗り込んだミロシュは耳栓と目隠しをしろと言われます。指示どおりにして車に乗り目的地で目隠しを取ると、車から降りるミロシュをカメラマンが既に撮影していました。耳にイヤホンを差し込まれたミロシュに、ヴックミルの指示が飛びます。撮影が開始しているので、ミロシュは自然な風を装って建物に入ります。

ミロシュが案内された館は、孤児院でした。孤児院の院長と思しき女性に案内されるままミロシュが館に入ると、奥の階段にジェカという少女が腰をおろしていました。しばらくするとジェカの母親がやってきて、ジェカを連れて行きます。

奥の部屋でジェカの母親が、孤児院の人と揉めています。母親は、ジェカは戦地で亡くなった夫・ライコとの娘で私が産んだのだと訴えますが、孤児院側はジェカを返そうとせず、母親は警備員に追い出されます。

母親を帰した院長がミロシュに近づくとハグをし、奥の暗い部屋に連れていきました。ミロシュは求められるままそこで性行為を始めます。暗い部屋に映像が映り、少女がアイスを食べる姿と化粧する姿が映されます。女性がミロシュを口で導く様子を、カメラマンたちが撮影します。

帰宅したミロシュがマリアに電話をすると、マリアはペタルの歌のレッスン後に仮装パーティーへ連れて行っていました。ミロシュは撮影で突かれたので先に寝ると言って電話を切ります。

ミロシュは続けて兄のマルコに電話をかけて、ヴックミルという男について調べてくれと頼みました。マルコは売春婦を買っており、その女性とベッドに入っていました。電話を切ったマルコは、弟家族のホームビデオを見たあと弟の出演作を見て、どうやったら弟みたいに女性を満足させられるのかとぼやきました。

ミロシュは堅実な職に就いている兄のマルコを尊敬し憧れていますが、マルコは弟のミロシュに性的な面でコンプレックスを抱いており、弟の妻・レイアによこしまな思いを抱いています。

ヴックミルが何を求めているのか判らないので、ミロシュは友人のレイアを呼んで真意を聞きます。どんな作品に出演したか聞かれたレイアは、動物と交わる作品だったと答えました。レイアはミロシュを誘いますが、ミロシュは応えませんでした。

ソファで眠り込んでいたミロシュを、仮装パーティーから帰宅したマリアが優しく起こします。ペタルが持ち帰った細長い風船を見て、ミロシュは性的なことを想像します。

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