映画:ダムドファイル2

「ダムドファイル2」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

ダムド・ファイル2の紹介:2003~2004年に放映された名古屋テレビ=メ~テレ制作の名古屋/東海地方の都市伝説を元としたTVドラマ。三池崇史監督によるオープニングも圧倒的な世界観を醸している。「あかね雲」「ekiden[駅伝]」の浜本正機監督による「少年・南区」「墓地・千種区」「埠頭・港区」「学校・熱田区」の4作品を収録。

ダムドファイル2の主な出演者

相島一之、稲田英幸、小松みゆき、草村礼子、伊吹康太郎、山崎満、村山竜平、三浦卓造、上原袈裟俊、芦沢孝子、吉満涼太、川嶋朋子、三谷昇、並樹史朗、草野康太、田山涼成、高橋雅之など。

ダムドファイル2のネタバレあらすじ

【起】– ダムドファイル2のあらすじ1

◆file no.5「少年・南区」

監督/浜本正機、脚本/井川耕一郎、出演/相島一之、稲田英幸、小松みゆき、松田明、山内雄一郎、山口正義、西村いづみなど。

-視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚。人には、五感というものが備わっている。ごく稀に、その五感を超える第六感を備えた人が現れる事がある。ここ、名古屋 南区にも…-

その少年は、雑踏の中で首の無い血まみれの赤ん坊を抱き、通行人に必死で「誰か助けて下さい!」とすがる防空頭巾にモンペ姿の女の霊と目が合い、慌てて目を伏せ、震えていました。

「…その少年は、ずっと一人ぼっちだった。幽霊が見えてしまう目を持ったため…だが、どうしてそんな目に遭わなければいけないのか…あの少年は、俺と違って何の罪も無いのに…」…

近藤直樹は、15年前、遊ぶ金欲しさに民家に押し入り住民を殺害した犯人ですが、事件は未解決のまま間もなく時効を迎えようとしています。

彼はその後、真面目な修理工として暮らしていましたが、暇つぶしで付き合い始めた女=紗枝には小学生の息子ヒロシがいたため、成行き上「気にしないから一緒になろう」と口説く羽目に。

時効8日前。近藤は紗枝親子と動物園に行きますが、ヒロシは彼を見るなり身を強張らせ、一切触れさせなかったのです。

近藤は、ヒロシには自分の手に着いた15年前の血が見える=自分の罪に気づかれたと直感します。

後日、紗枝から「ヒロシには幽霊が見える」「あの日以来『おじさんに近づくな、汚れるから』と言ってる」と聞いた近藤は「子供の作り話だ」ととぼけますが、手が血だらけになっている幻を見て動揺します。

時効2日前。彼が勤める修理工場に、子供が描いたと思しき告発状が届きます。

それは画用紙にクレヨンで描いた被害者と殺人犯で、被害者は血まみれで彼が実際にそうしたように袋を被せられ、血まみれの彼の似顔絵の下には”ころした人 こんどう”と書いてあったのです。

彼は一瞬蒼褪めますが、社長は取り合わずホッとします。けれど作業中には被害者の亡霊を目撃し、彼にだけその手や顔が血まみれに見える怪異が続くうち、突然紗枝が仕事場を訪ねてきます。

その夜、彼は改めて紗枝と会い「あなた、殺人犯なの?」と聞かれます。

彼女は、ヒロシの書きかけの告発状を見つけ、ニュースで見た時効間近の殺人事件と彼の部屋のカレンダーの×印が一致してたと言うのです。

近藤は再び子供のウソだと言いますが、紗枝は「前の人がヒロシの目にキリを突きつけ『そんな目で俺を見るな!』と脅した事がある。あの目で一番苦しんでいるのはヒロシよ!そんな子が嘘つくはずない!」と言うのです。

彼は観念して殺人を認め「あと2日で時効なんだ!お願いだから黙っててくれ!お前を愛してる…」と口説きますが、紗枝は「ヒロシにあなたが触ったところを言い当てられたの」と怯え、懸命に自首を勧めます。

けれど近藤は、彼女に渡されたケータイを踏み壊し、凶悪な顔で振り向きます。

時効前日。近藤はヒロシを山奥に連れて行き「そんな目で俺を見るな!殺してやろうか?」と迫りますが、ヒロシは「僕は殺してもいい。母さんは助けて下さい」と言い、身を委ねます。

近藤はただ「今日明日大人しくしてろ」と脅しただけでしたが、彼は藪の中に佇む15年前の被害者に気づいて、腰を抜かします。

ヒロシは「おじさんもあの人が見えるの?!」とどこか嬉しそうに聞きますが、近藤は15年前と同じくただがむしゃらに、手直にあった石で被害者の頭部を殴りつけます。

15年前、彼は死んだはずの被害者が、血まみれの袋をかぶされたままゆらりと立ち上がったため、怯えて殺し直した事が忘れられないのです。

ところがその被害者の顔は知らぬ間に彼自身に変わっており、何度殺し直しても別な場所に現れ、彼をただじっと見つめていたのです。

近藤は狂ったように殺し続けますが、やがて疲れ果て、暴れる間に出来た傷からも大量に出血して倒れます。

そして傍らにいたヒロシに「殺せよ、ママを汚したやつを…」と言いますが、ヒロシは自分の上着で彼の顔の血をぬぐい「『自首すれば死なない』ってあの人が言ってる」と言い、被害者の霊を指差します。

近藤はついに「自首する。もう疲れた…」と言い、その瞬間、被害者も彼の顔の血も消え去ります。

「幽霊が見えるってどんな感じだ?」と聞かれたヒロシは、近藤の手を取り「苦しいよ。目、潰そうとしたけどできなかった。…あと、さみしい」と応えます。

近藤は「そうか、苦しくて寂しいか…ちょっと似てるな、俺の15年と…」と笑い「死ぬな。苦しくて、寂しくても死ぬな。…お前のママは生きてるよ…」と呟き、遠くを見つめます。

彼はその後、約束通り自首したそうです。

「だが少年の目は、今も幽霊を見ている…どうしてあの少年だけ、そんな目に遭わなければいけないのか。俺と違って、何の罪も無いのに」…

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