映画:テリファイド

「テリファイド」のネタバレあらすじと結末

テリファイドの紹介:2017年製作のアルゼンチン映画。各国のファンタスティック映画祭で上映され、ギレルモ・デル・トロ製作でハリウッド・リメイクが決定したオカルト・ホラー。ブエノスアイレスの住宅で怪奇現象が発生。警察官マザはパラノーマル現象を研究するチームと共に乗り込むが、悪霊たちが襲い掛かる。

あらすじ動画

テリファイドの主な出演者

コミサリオ・フネス(マキシ・ギオーネ)、ハノ・マリオ(ノルベルト・アマデオ・ゴンサロ)、モーラ・アルブレック博士(エルヴィラ・オネット)、ローゼントック(ジョージ・ルイス)、ホワン・ブルメッティ(アグスティン・リッタノ)、クララ(ナタリア・セニョーラレス)、ウォルター・カラバハル(デミアン・サロモン)

テリファイドのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①妻が見えないなにかに殺され、夫・ホアンが逮捕された。ホアンの家の近所にはほかに、ウォルターが行方不明になったり、死んだ少年の遺体が墓地から出てくるという珍事件が発生。 ②ホアンとウォルターの家の壁のところが、異次元との共存の場所だった。怪奇現象は異世界の住人のしわざ。

【起】- テリファイドのあらすじ1

テリファイドのシーン1 アルゼンチン・ブエノスアイレス。

ある一戸建て住宅で、その家の住人の妻・クララが皿を洗っていると、声を聞きつけます。
皿を洗い終わったあと、流しの排水溝を覗いても、特に変化はありませんでした。
それでも人の声は聞こえ続けます。

夫のホアン・ブルメッティが帰宅した際に、クララはホアンに「台所から声が聞こえるの。午後ずっと話声が聞こえていた」と言います。
ホアンは「古い水道管がきしんでいるだけではないか」と言いますが、クララは「人の声で、『私を殺す』って言っていた」と答えました。


深夜。
クララがベッドから起きだして、どこかへ歩いていきます。
つづけて早朝に目覚めたホアンは、壁がドンドンと叩かれる音に気づきました。

最初は隣人のウォルター・カラバハルの仕業だと思っていたホアンは、家を出て隣の家に苦情を言いにいきます。
朝の5時に壁を叩くなと、ウォルター宅のインターフォンにホアンは苦情を言いますが、返答はありませんでした。
自宅に戻ったホアンは、ドンドンと叩かれる音が壁ではなく、別の場所から聞こえていると気づきます。

音の正体を探して家の中を点検したホアンは、宙に浮いたクララが浴室の壁に叩きつけられているのを見つけました。
クララは全身が血まみれで、もう、息がありません。
ホアンはショックを受けます。


クララが死んだので警察に呼び出されたホアンですが、聴取室に3人の男女がやってきました。
いずれも初老の男女、ローゼントーク、アルブリック、ハノ・マリオは、ホアンに対して「あなたが殺していないと知っている」と声をかけ、安心させます。

ホアンの家で起きた事件は、1998年にアメリカで起きた事件とそっくりであることを告げた3人は、「この2週間に周辺で起きたできごとの詳細を教えてくれ」とホアンに言います。
ホアンは「おとなりのウォルターが、リフォームしていたことくらいしかない」と答えました。


…少し過去にさかのぼって。
隣人のウォルターは、アルブレック博士と話をしたいと電話をしますが、研究所の女性が電話を取り次いでくれず、話ができません。
電話を切ったあと、ウォルターはベッドに入りました。

【承】- テリファイドのあらすじ2

テリファイドのシーン2 ベッドは下に何もいないのに、勝手に動きます。
怖い思いをするウォルターは、布団の中で手を合わせて祈るしかありません。

朝起きると、ウォルターの部屋の中はぐじゃぐじゃでした。
ウォルターはもう何週間も眠れず、薬も効かない状態です。
翌朝、ウォルターはまたアルブレック博士と話をしたいと電話をかけますが、取次の女性が相手にしてくれません。

仕方なくウォルターは、証拠を作るために自ら動こうとしました。
隣人のホアンが、連日続く騒音の理由をウォルターに質問しますが、ウォルターは「リフォームしてるんだ」とごまかします。


ウォルターはカメラを買ってきて、家の中に設置しました。撮影して証拠を得ようとします。
そのまま眠ったウォルターは、夜中に設置したカメラが落ちてきて目覚めます。
録画したカメラを再生してみると、壁に人の影が映っており、ウォルターはおどろきました。
のっぽの男性がクローゼットに入るという映像でした。

ウォルターはおそるおそる銃を持って、そのクローゼットを開けて探りますが、男性はベッドの下から出てきて、ウォルターの背後から襲います。

翌日。
ウォルターの家に近づいたある少年は、ウォルターの家の異常に気づき、うしろむきに後退します。
車道に出たところで、少年はバスに轢かれました。即死します。
その事故の一部始終を、ホアンは見ていました。


その少年は、アリシアという女性の息子でした。
そしてアリシアはフネス刑事と現在、交際しています。

パトリシオの葬儀、埋葬のあと、アリシアの家に少年が死体のまま、帰ってきました。
椅子に座っている遺体を見て、フネス刑事は愕然とします。

グスマン巡査たちは「少年が動くのだ」と言いました。
フネス刑事は最初、巡査たちの言うことを真に受けませんでした。
しかし、アリシアの家には少年の足跡が点々とついており、死体が歩いて帰ってきたというのは、うそではなさそうです。

【転】- テリファイドのあらすじ3

テリファイドのシーン3 検視官のハノ・マリオは、ともかく遺体を埋葬しなおすことを提案しました。
遺体が動いたことに関しては「死後の痙攣」と取り繕うことにします。
家の外にある冷蔵庫に少年の遺体を隠した後、ハノはフネス刑事に驚くべきことを報告しました。


…実は昔から、検視官のハノは幾度も、戻ってきた死体を見たのです。
死体が戻ってきても、してやれることはありません。
最初のころ、ハノは遺族にそれを報告していましたが、無用な混乱を招くだけでした。
そこでハノは、死体が戻ってきても何かの間違いだとごまかし、また埋葬するようにしていたのでした…。


冷蔵庫の死体を後日、ハノとフネス刑事は埋葬しました。
しかし、少年の友人、パトリシオが目撃しており、鹿もカメラで撮影をしていました。
パトリシオの撮影した映像を見たアルブレック博士は、ローゼントック博士の協力を仰ぎ、この件に関して調査をしようと考えます…。


(ここが時系列的に、妻・クララが死に警察署にいるホアンのところへ、3人の初老男女がやってくるシーンにあたる)


ホアンは無実だと踏んだローゼントック博士、アルブレック博士、ハノ、フネス刑事は、ホアンに許可をもらうと調査を開始しました。
フネス刑事とローゼントック博士はウォルター宅へ、アルブレック博士はホアン宅で、ハノはアリシア宅で調べます。

ローゼントック博士は、戸棚から下がっているナイフに自分の手を刺すと、「棚の中のものが血を吸っている」と言います。
同行しているフネス刑事が棚を開いてみますが、中にはなにもいません。
それでもローゼントック博士は「巣だよ」と答えます。

【結】- テリファイドのあらすじ4

テリファイドのシーン2 アルブレック博士は壁の割れ目を凝視し、ローゼントック博士に電話しました。
アルブレック博士の下した結論は、「2つの次元の共存する場所が、ここだ」ということです。
異世界との境界線が壁の割れ目のところに当たっており、人体に巣くうものがそこから出てくるとアルブレック博士は言いました。
直後、アルブレック博士は壁から伸びた手にまきこまれます。

アルブレック博士を襲ったものを見たフネス刑事は驚き、心臓発作を起こしかけますが、なんとか落ち着きました。
フネス刑事のところへ、アリシアが戻ってきます。
アリシアは息子の死を憂い、病院に入っていましたが、近所の子・パトリシオの撮影した映像を見て、自分の息子がよみがえったことを知っていました。
アリシアはフネス刑事を責めます。

フネス刑事は警察署に無線連絡を入れますが、警察署ではエンリケという男性が、「警察でも騒動が起きている」と答えました。
死体が戻ってくるという事象を受け、警察も騒ぎになっているそうです。
エンリケは、騒動が起こっている住宅街へ行くと、無線で答えました。
フネス刑事たちがいる場所のことです。

それを聞いたフネス刑事はアリシア宅へ戻り、家の中に油をまきました。
家を燃やしてしまおうと考えています。

アリシアに声をかけると、アリシアは吊られたまま死んでいました。
ハノは両眼をえぐられています。
フネス刑事は発砲して火をつけました…。


後日。

ホアンが別の人たちに、事情聴取を受けています。
ホアンは、フネス刑事たちの書類にサインをしたかと聞かれました。
ホアンはフネス刑事がそこにいると、検事に告げます。

検事はホアンが指した場所を見ますが、なにも見えません。
しかし椅子がなにもないのに動き始め、壁に向かって飛んでいきました。
検事は驚きます…。

(ホアンやウォルターが住んでいた家は、異次元とつながっている場所であった。
そこから流れ込んでくる異世界の怪物が、死体を動かしている、という設定)

みんなの感想

ライターの感想

インパクトの強い映画。DVDのパッケージにある老人のような映像は、出てこない。
けれども冒頭で「宙に浮いたまま壁に叩きつけられるクララ」は、かなりインパクトが強い衝撃的な映像。
さらに、バスに轢かれて死んだはずの少年が、死体で現れて椅子に座っている…これも衝撃。
どす黒い死体がじーっとしてるんだけど、動いてるというのが、もうなにやら不気味なのだ。
正直なところ「2つの次元の共存が」とか説明されても、どうでもいいかな(笑)。
最後まで見たけれども、けっきょく正体は判らず。それでも不気味さはじゅうぶん味わえた。

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