「ディープ・ブルー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

「ダイ・ハード2」や「クリフハンガー」で知られるレニー・ハーリン監督が1999年に手掛けた、アニマルパニック映画です。海洋の真っ只中にある研究施設の人々が、遺伝子操作により知能が発達した凶暴なサメに襲撃され、必死に立ち向かう様を描いています。

あらすじ動画

ディープ・ブルーの主な出演者

スーザン(サフロン・バロウズ)、カーター(トーマス・ジェーン)、ラッセル(サミュエル・L・ジャクソン)、ジャニス(ジャクリーン・マッケンジー)、スコギンズ(マイケル・ラポパート)、ジム(ステラン・スカルスガルド)、ダドリー(LL・クール・J)、ブレンダ(アイダ・タトゥーロ)

ディープ・ブルーのネタバレあらすじ

【起】– ディープ・ブルーのあらすじ1

ディープ・ブルーのシーン1

画像引用元:YouTube / ディープ・ブルートレーラー映像

太平洋上に浮かぶ巨大な海洋研究施設、アクアティカ研究所。第二次大戦中には潜水艦の補給基地として使っていた場所を改築して作られたこの研究所で、医学博士のスーザンが、巨大な施設内のプールに泳ぐサメを用いて医療実験を行っていました。

サメの脳は年老いても衰えることがないという特徴があり、スーザンはこれを利用して人間のアルツハイマー治療に役立てようと考えたのです。しかしある日、施設内のサメが逃げ出し民間のボートを襲うという事件が起きます。サメの「監視人」であるカーターのおかげで死傷者は出ませんでしたが、スーザンはこの責任を問われることになります。

研究に出資しているキマイラ製薬の本社に呼び出されたスーザンは、事故を受けて社長のラッセルから研究の中止を言い渡されます。しかし、肉親がアルツハイマーで苦しんだ経験を持つスーザンは、研究の続行を強く主張し、48時間以内に結果を出すとラッセルに宣言します。

ラッセルはスーザンと共にアクアティカ研究所へ向かい、「研究の成果」を確認することになります。初めて研究所を訪れたラッセルを、女性海洋生物学者のジャニスが案内します。週末を迎え多くのスタッフが家に帰る中、研究所は少数精鋭で新たな実験に臨みます。

研究所に残ったのは、スーザンやジャニス、カーターの他、施設に詳しいスコギンスや、ジャニスの恋人で変わり者だが頭脳明晰な医療学者のジム、管制塔で通信係や天候チェックなどを担当するブレンダ、所員の食事を作る信心深いコックのダドリーら数名だけでした。

スーザンは早急に結果を出すため、ジムの心配を他所に予備テストを飛ばしていきなり本番の実験を行うことを強行します。ちょうどこの日はスーザンの誕生日で、研究所ではサプライズパーティーが催されますが、そんな華やかな空気の中、カーターも実験への危惧を口にします。

サメが逃げたのはスコギンスが柵を閉め忘れたせいかと思っていたカーターでしたが、スコギンスはそれを否定しました。また、所内のサメに餌をやったところ、所内にいる3匹のサメが共同で狩りをするようにエサを捕えたのです。サメに何か異常が起きているのではと、カーターはスーザンに訴えます。

しかしスーザンは、カーターが密輸で捕まった服役から仮釈放されたばかりで、ここを辞めたら次の仕事を見つけるのは難しいことを匂わせ、実験の強行を認めさせます。そして次の日、施設の海中にある実験室でラッセルも見守る中、実験の成果を確認する時がやって来ます。

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